「父ちゃんも母ちゃんも兄ちゃんも死んじゃって」
うわ、来たよ。

 ”空気が読めない”小雪先生と、”するっととけ込んだ”次郎。
2人の対比をいい感じに描いた第2回だったのに、次郎が孤児だったとなったらその差は個人の資質じゃなくて育ちの差になってしまうじゃないですかー。

 もっとも
「可能性はゼロじゃない」
という言葉を届けるためには、”なんちゃって優等生”ちゃんに共感を抱かせる必要もあったわけで・・・・わかるんだけどなぁ。がっかり。
 そういうことってセリフのみじゃなくて、写真をみつけてとか、それなりのエピソードをきっかけにしてほしかったです。

 そこを棚上げすれば、必死になるほど空回りの小雪ははまり役。堺さんもいい感じにちょっと嫌なヤツ。
自分のことだけ必死な次郎がまわりの空気を変えていく様子は、ドラマの王道ですよね。子供と共演するキムタクって光ってます。
 バスの修理場面、なにしてるか全然わからないんだけどあれは、「恋におちたら」でクサナギ君がみるみるウィルス退治しちゃうみたいな、”うわー、すごーい”って場面なんですよね??

 そしてそしてウフフ。西村さんが社長だったわ。次郎の元パトロン♪
「個人的に応援」
ということは、もうレースに会社の金を使ってくれないんでしょう。出番はこの先なさそうで残念でっす。