やっと見ました。面白かったーっ!!
 落語のドラマ化ってのが、まさか主人公と一緒に古典をかみ砕く話だったとは。考えてます。

 でもやっぱとっつきにくいのかも。
こんなに面白いのにっ。落語知らなくても大丈夫に作ってあるのにっ。「ナン」でもう、同居人どっかに行ってしまいました。

 楽しむには「予備知識が必要」という古典落語への師匠の言葉が、そのままクドカンドラマの解説に聞こえますです。でもでも「誰でも知っている話を、自分しかできない面白い話に」するのが落語・・・って、やっぱりそれもこのドラマのことだよねぇ。(^^;;;)


 ヤクザな長瀬クン、暗いわ重いわ滑舌悪いわ。でも、だんだんそれが笑えてきます。弟子なのに偉そうだったり、台車だったり。
「無理だわ」
「えーーーーーーーーっ」
って、暗い生い立ちがギャグになるとは(^^;;;)
 死にそうで叫ぶ「かぁちゃーん」が「(お前の)かぁちゃーん」だなんて告白、お調子者に言われたって笑えないモンね。スゴイや。

 西田敏行もいいし、岡田くんもいいし。
小虎(長瀬智也)のクソつまんない初落語からめぐみちゃん(伊東美咲)登場のあたりとか。すっごく引き込まれました。

 もちろん、古典の「三枚起請」をキャバクラ嬢と刺青で再構築してどうだっと突きつけられるメインの展開も快感♪
「お前花魁にあったことあんのかよ」
なんていう、ジュゲムすら知らない小虎の視点がすっごく新鮮。

 連ドラになるそうで、すっごく楽しみです。
でも、・・・・コレを10回続けて&シリーズ全体を通しての起承転結なんてどうなるんでしょうか(^^;;;) 想像もつかないでっす。
 落語界のうけとり方にも興味津々!
 さてさて・・・・。