あれれ・・・相馬晴美って、本人だったんだ。

 てっきりマダムと身元入れ替わっているとか、最低でも論文書いたのはマダムだったかと思っていたのになぁ。でも、産んだのがマダムという可能性は残っているか。

 きらきらした学生時代、日本を変えるのよ!と本気で語っていたあの頃。
 そんな自分を憧れのまなざしで見上げる可愛い女学生。
その相手に今、哀れまれて蔑まれて、代理人にまで駄目押しされたら、そりゃあ生きているのがイヤになるよね・・・。(こういう田辺誠一はイイ! 同じ日の「南くんの恋人」でのダメっぷりと大違い)

 自殺の前に、金と論文を焼く。これでまたマダムに捜査の手が届くのが遅くなるんだわ。
 でも、バカ息子のクマから幼稚園の名前は出たし。あちこちで広がる波紋の輪の全てが重なるところに犯人はいるわけよね。(卒園記念??遠足に連れていったのに??)

 全共闘の時代を、警察の人達が皆懐かしそうに語るのが可笑しかったです。敵ながらあいつらには骨があった、なんてさ。 それもまた青春なのね。

 アメリカに旅立つ夏川結衣!
 タクシーに追いすがった棟居は、何を言いたかったのかな♪ この関係が、全然恋愛じゃないところがいいんだよねー。損得抜きというか。