去年の12月、待望の大阪上映&舞台挨拶の回を見ました♪
唄う少女と花、童話のような日常が紫煙に侵され窓が閉ざされて泥沼の団地ご近所トラブルが始まります。年金生活故に転居もできず、妻子の病は階下の喫煙のせいだと、訴訟までおこす父親を推しの西村まさ彦氏が熱演。
追い詰められていく看護日記…ツライ。
とはいえ相手も悪役ではなく、なんと監督はその被告側のご子息。反論の描写に、対話の難しさを思います。
母MEGUMIの態度はふてぶてしいものの、周囲に味方もおり。何より原告父……あんたが喫煙者なのかーい!
真実は家族ごとの窓の数だけあるのかも。
四角い画面、鮮やかな色彩、普段はCM畑という監督の手腕を感じる、社会派らしからぬ美しい映画でした。
(ところで日々の風向き記録の撮影に、写るんですが山積みに。そのお金でスマホを、せめてデジカメを買ってはどうなのか〜 デジタル映像だと証拠にならないの?)