眞島秀和に「親友でしょ⁉︎」と詰め寄る矢田亜希子、しんどい。
 男女の友情成立可否を40代で? それとも20年ぶりに会う人と燃え上がったりするのかと半ば諦めの境地で見ていたのですが、待ち合わせに女子高生が現れて恋バナ臭かま消えてからが俄然、面白かったです!

 それにしても、20年前好きだった人が実は自分を好いてくれていたのに、先月亡くなっている。それってどんな気分なんでしょう。

 若いつもりでも、もうおじさんかと老いを感じ始めている40代の筒見拓郎(眞島秀和)
 なのにSNSに懐かしい名の友達申請が来て、淡々とした日々が一変します。学生バンドで一緒だった谷村杏奈(中田青渚)、マルチか宗教の勧誘か?と悩みつつも待ち合わせ、現れたのは……瓜二つの娘くるみ(中田青渚二役、そりゃ似てる笑)

  ママが好きだった人に会いたかった、ですと?

 遺品のカセットテープに残る若い日のやり取りと拙い演奏。録音を止める直前の杏奈の
「好きなんだなあ」
と呟く声… なんとも甘酸っぱくノスタルジィ。しかもこちらは筒見脳内の思い出の映像も見えてますからね!
当時、最後の呟きは彼には聞こえてなかったのねえ……。

 いやしかし、録音だよ?
なんでデッキが遠いの。ギター弾いて歌う人の真ん前に置くでしょうが。もしくは人が寄って近くで弾くでしょうが!とツッコミはさておき。

 せっかく会っても、いえ会ったからこそ余計になんでこんな男?と納得がいかない様子のくるみ。弱そう!私でも倒せる!と幼馴染男子に愚痴る愚痴る笑
お母さんも大事な思い出を美しく脚色して語っていたのかも。

さてここからどんな話に?