何これ、メチャ面白〜い

 まずはヒロイン麻美(安藤サクラ)の何でもない日常が延々。
重箱の隅をつつく脚本の面白さも相まって、ただの職場への送迎も、その職場での愚痴も、ぐだぐだなディナーもカラオケもいつまでもみていられ…ますけど、長い。流石に長い。
 でもその中に後々のヒントがちゃんと入っているのだよ!

 お役所での窓口業務。
市民の不満に、出来ることは少ない。難癖を回される上司は、胸ぐらを掴まれシャツが破れるので職場にはワイシャツの替えが積んである……。
そんなの、嘘かもしれないけどキョーレツで。死んだ麻美に生まれ変わり先を案内する、窓口係(バカリズム)の背後のワイシャツの山がチラッと映されたら、ああこの人(人?)もどんな文句言われても胸ぐら掴まれても、淡々と同じことを言うしかないんだろうなあと諦める麻美の胸中を、納得しちゃいますよね。

 そう!麻美死にます!
そして生まれ変わります!

 左の扉から出れば南米でオオアリクイにw 右の扉なら同じ自分でやり直し。
じゃあ自分の人生で2回目をしてみるわ!と決めた麻美、記憶を保持したままの乳児から幼児へ笑

 驚かれない様、喋るのも歩くのも解禁時期を調節してw  妙に大人っぽい字を書く保育園児になり、昔は分からなかったお友達のパパと保母さんの不倫を大人の目で察知!!
 この先の離婚騒動をまだ止められると、保母さんに渡された番号のメモを……そっけないお礼メモ(字も文章も大人〜笑)にすり替え、当の番号には必殺メッセージ「フリン シタラ バラス」を送信!
そこでずっ友(夏帆、木南晴夏)とのカラオケ時のポケベル懐古話や、妹(志田未来)とした公衆電話無くなったねー話が蘇るわけですよ〜。更には、電話代の小銭をどこで手に入れたらいいのか情報まで!まだ産まれてない妹に感謝!笑
 しかし、1人で夜歩きする幼児は警察に追われて逃げ惑う〜だよね〜💦 うちの幼児、早朝に抜け出して始発電車乗ろうとするやつだったから親目線で考えると肝が冷えるわ。こっちの幼児は中身大人だけども!

 そんな介入も、徳を積んでヒトに生まれ直すため! ミュージシャン目指して結局デキ婚フリーターになった同級生(染谷将太)の進路も変えちゃうか??

 これこそ、一週間に一話見るより配信でまとめ見に向くドラマなのかも。忘れちゃうからね。

 舞台が北熊谷の設定で、熊谷が母校の旦那ウキウキ笑 あと、麻美の職場北熊谷市役所の同僚(佐々木史帆)、「ワタシってサバサバしてるから」でもヒロイン同僚でしたよね。
さあ2話見るぞー♪