全編ローテンション↓↓↓

 推理小説家の香月(瀬戸康史)は、後輩結花(田辺桃子)の霊を降ろした霊媒師翡翠(清原果耶)の断片的な言葉から殺人犯を導き出す。

 かがみ込んで何か探していた、犯人は女…… 

 ハッタリ無し、淡々と分かることだけを告げる霊媒師ってドラマでは結構レアでしょうが、あのキラキラ笑顔を封印し真顔でボソボソつぶやき続ける瀬戸康史もなかなか珍しいのでは。訪ねた相手が死んでいても、かなり冷静です。

 いろいろ『見えて』いる翡翠。絡んでくる輩には「水子がいる」「女性に暴力を?最低…」と忌憚なく言っちゃいますが、普段は変な人だと思われない様に抑え気味。そのせいで、凶兆を分かっていたのに救えなかったと、結花の死に責任を感じて香月の調査に協力します。
死者が、死の直前に見た光景や考えていたこと。翡翠に見えるそれらが断片的なだけでなく、穏やかな死でない場合同調した翡翠も取り乱すので、1人ではどうにもなりません。でも、普段から警察に捜査協力までする香月なら読み解いてくれる。今回ならば、犯人が探していたのは眼鏡のかけら。拾いきれずに逃げた犯人は、香月も知る結花の友人だった……。

 そんなふうに毎回の事件の謎を解きながら、最後には連続猟奇殺人事件を解決するのでしょう。
 髪の長い若い女の子ばかりを狙う事件……なんと翡翠は、自分が狙われ殺される未来を予見している⁉︎
その事件捜査に香月を伴い、推理を頼っているのは捜査一課の鐘場警部(及川光博)   部下の雨野刑事(田中道子)がはっきりそれを嫌がっているのも珍しいかも。

 ちなみに、霊媒師として仕事中の翡翠はアシスタント嬢(小芝風花)の勧めでそれらしく振る舞い、オフの時とは違うそうですが…。ごめん、あんまり差が分からなかったわw  ああ、ここの笑ってない小芝風花も珍しかったです。