秋田発地域ドラマ。うーん無難。
大潟村の魅力は稲穂と家族と、小さなバンドだけ? 観光地じゃなくても土地の味や地域の子どもたちが愛する生き物とか、もっとあるのでは(ex「いとの森の家」のニッキ、オケラw) あまりに淡白な紹介で勿体無く感じました。

 仕事に疲れた妻早苗(岸井ゆきの)を連れて、大潟村で米農家をしている実家に戻る真治(上川周作)
祖母も両親も優しく、不慣れな農作業にも楽しさを見出していく早苗だが、肝心の真治は都会での仕事に未練があり東京に戻ってしまう。
 秋田にいる意味を見失う早苗。
そこで村のバンド「ハチロウボーイズ」に誘われ、八郎潟の干拓入植の歴史や減反政策への賛否で、平和に見える村にもかつて対立があったことなどを知る。それでも『やりたいことをやればいい』と気負わないバンド仲間八木(川口覚)に励まされた早苗は……真治とは別居のまま、来年は田植えからここで米作りに関わると宣言する。

 とりあえず離婚は回避w
離婚して、でも婚家で米作りだったらびっくりですが。別居でも嫁のままならまあ分かるかな。しかし田舎らしく噂が姦しいと描写しながら、バンドに誘うのが若い男なのはどうなのか。嫁友達じゃダメですか。そしてバンドで鈴係…。「君の足音に恋をした」で加藤清史郎くんが音響係をしていたのと被ります。楽器が出来なくても仲間になれるよーと、誰にでも共感できる形にしたいのでしょうが、逆に無理ある感。
料理が好きだから、運動が好きだから、絵を描くのが好きだから、と興味あることのサークルに誘われる方が興味持てるでしょう?  高校生で親に連れられて引っ越してきた「君の足音…」と違ってもっと選択肢はある大人なのだから。せめて音楽が好きぐらいの描写はあって欲しいですよ。それとも、それだけ人付き合いに飢えていた? 
 八郎潟干拓、教科書にも載ってることで旦那実家に関係するのに、早苗が初耳風だったのも、知らない視聴者に説明する為かとはいえ気になりました。