か、カッコいい〜!
穢刃(けがれやいば)鎮冥鞘(しずめさや)と専門用語が厨二でナイス。これ世界でウケるのでは。

 早乙女太一が黒コートで日本刀……の、鞘を!振り回すファンタジー東京。受けて立つ女刑事も本格空手家武田梨奈で殺陣が見応えありますよ!

「穢刃、封刃つかまつる」
 の決め台詞と共に、封刃師駆(かける、早乙女太一)が手にする鎮冥鞘に黒い妖刀を収めれば、それを振るっていた殺人鬼=穢刃(けがれやいば)は黒い塵になって消える。
 祓っても祓ってもまた現れる穢刃を追い続ける、駆と五百津堂たち(橋本じゅん、遠藤雄弥、中村ゆりか)

 ある日、女刑事神代(武田梨奈)が穢刃となり、ヤクザ事務所を殲滅。死んでいい人間しか殺してないと嘯く神代だったが、そのうち狂うと知る駆との激闘の末、彼女は塵になった…。

 警察は出血しない刀傷という穢刃被害者の特徴も、祓った加害者の消失も分かってて事件を隠蔽してる様子。なんなのか穢刃?

 3話の終わりに黒いフードの男に刺され、死んだはずが穢刃になって息を吹き返した神代。
 え、それ、封刃師的に初耳なの?

 そこからは、そのフードの男を追うことに。しかし男は逆に、神代と連絡を取り合っていた記者(深川麻衣)の背後に迫る……。

「ワカコ酒」とは全然違う顔の武田梨奈の殺陣が見事なんですよ。早乙女太一は逆にびっくりするほど朝ドラのトランペッタートミーまんまな髪型ですが、刀の扱いはさすが慣れたもの!
向けられた刃を、戦いながら自分の持つ鞘に収めるってちょっと不思議な殺陣ですがカッコいい〜。