ん?それはDNAではなく染色体の説明では?などと呟きながらも、我が家の科学者も楽しく観ていますw

 遺族の気持ちと勘を大事にする、旧時代の刑事安堂源次(安田顕) ひょんなことから知り合った、DNA研究の世界的権威神保仁(田中圭)とペアを組むことに??
「DNAで全てがわかります」
が若き神保博士の口癖。犯人特定は勿論のこと、人DNAなら性格も、遺留品菌類DNAからは居住地まで分かっちゃう??
 あと安堂の娘がウサギを刺してないのもDNA量で分かりましたってさ。血膿が潰れただけ。お父さんも先生方も、騒いで怒る前にどうしたか聞いてあげてよ…。

 1話のターゲットは「X」印を被害者に刻んでいく連続殺人鬼X。実はXに妻を殺されている安堂刑事は、男手ひとつで娘を育て、10年ぶりに「X」が復活したと知らされれば捜査班からは外されながらも追うしかないのです!
 少しでも手がかりをと呼ばれた博士は、犯行現場のDNAの少なさや安堂妻の遺品から、意図的に次亜塩素酸ナトリウムで汚染されていたと気付きます(鑑識……)なのに、再検査で今更発見される全現場共通のDNA。
 犯人だ!となる安堂ですが、首を捻る博士は混入を疑い……。

 もうほんと、ドラマの突き飛ばしたら死んだ場面には「※救急車を呼びましょう」ってテロップ入れよう? 「X傷をつけたら殺人鬼のせいになる!」と真似している場合じゃないのよ。以後罪に怯え、警察関連の職で捜査進展を探る人生ってどうよ。
 そんな模倣犯をあばいたら、次は真犯人に拐われる先生。こんな二転三転が、しかも主人公刑事の過去にまつわる事件が最終章でなく初回でいいのかな?
 監禁されながらも、安堂刑事は絶対に来る!と自信たっぷりの神保先生。もう2人はバディならしいです。い、いつの間に!
安堂はカン以外の捜査法を、神保はDNAで解決できないものを、お互いから学びながらこの先も捜査は続いていく様です!

 神保を尊敬する鑑識乱原さんに倉科カナ。神保先生方二階に間借りするカフェバー「ゲ呑む」(ゲノム=全遺伝情報w)のママに松坂慶子。