駄目ピン芸人が、コンビを組んだら?
それでもダメなのが8割方の現実でしょうが、ドラマですから!ここからの急上昇を期待しちゃいます。がんばれ。


 Syonanならぬ「遭難」と揶揄される湘南劇場は、関東芸人にとって地の果て。
楽屋泥棒の疑いからそこの所属に落とされた主人公時浦可偉(荒牧慶彦)は、2人しか客のいないガラガラの客席や、出番直前まで賭け事に夢中の芸人たちにドン引き。だだ滑りだった出演後、俺と組もう!と陽気な島世紀(和田雅成)声をかけられるも、そいつは受付のお姐さんまで誘ったことがあると知って我に帰る時浦。しかもまた泥棒扱いをされた上、公開裁判だと舞台の上であることないこと証言されて……
「そうだ、俺だよ!」
と空気も読めない逆ギレ!だが割って入ってきた島がその場を笑いに変えてくれた。こいつとなら、できるかもしれない……?


 言い訳にすら弁が立たない、どうせ俺なんか、と辛気臭い主人公ですが、世の中を斜めに見てネタ出す系は暗い人多いわけで(マイ推しインパルス板倉俊之もそっちw)社交的な相方と組んでみるの、いいかもしれません。ただ、実は消えたシェーバーを持ち出していたのこいつで、手癖悪いらしいからそこは気をつけてねw
(時浦のフリップネタ、いきものがかり=放牧やSHISHAMOはまあいいとして、ポケットビスケッツは……古すぎない??)

 海からすぐの湘南劇場。サーフボード売ってそうなログハウスで、舞台後おちこむのも海に向けて座る堤防で。おしゃれじゃーん、いい場所じゃーん。なんなら芸人も、サーフィンや釣りが趣味なら天国顔ですが、客がw  海を目当てにくる人は、お笑い興味ないのかもですね。
 芸人を演じるのは舞台で活躍する若手俳優だそうで、皆イケメンで(ドラマコラボの舞台ももうチケット販売中w)都会の劇場なら顔ファンの出待ちがうろうろしそうですのに。なのに掃き溜め遭難劇場にきてしまった癖の強さを、来週からもっと見られますかね。