飛んで火に入る柿野さん。正隆……マジ使えない……。
雪映妹(西川可奈子)にも全力で嫌われていて、そうだそうだーと同調してしまいましたw

 冒頭の独白がなんと、そっくり同じ台詞で雪映(中村ゆり)のターンに!
「私は孤独だった。
 もう2度とつらい目にあいたくなかった。
 ただ、それだけだった。 それだけだったのに……

 正直、正隆(北山宏光)にもピンと来なかった繰り言が、雪映だと更にしっくり来ません。これがハマるのは、萌(萩原みのり)なんじゃないのかな? 働き盛りの男が日がな一日2階の窓から外を眺めて虚無の眼をしてる、そんな正隆に惚れちゃう淋しい女、萌。でも死体に語られるのは怖いデス。

 殺して埋めた衝撃が薄れ自首も諦めると、心配になるのは事件の発覚。産婦人科では、姉はどこだと弟(北川拓実)が暴れ。しまってあった萌のスマホを取り出せば安否を問う着信の嵐。これはヤバいですねえ。
 雪映の折り合いは
『正隆さんの子供とは限らない
 誰とでも寝る、殺されても仕方のない女だった』
と唱えること。共犯者として正隆と生きていくならそれぐらい正当化ができないと心壊れちゃうものね……。
 そうもいかない正隆は。
黒づくめで新聞社の様子を伺うって、逆に目立ってますよw不審者w  更には萌が働いていたガールズバーに、何故わざわざ行くー!!(犯人は現場に戻る、の類なの?) せめて知らんぷり新規客でいればいいのに、萌の苗字は出すわ、カウンター嬢(大原優乃)とライン交換はするわ。
「ずっと会っていない」
と言うほどに怪しいでしょうが! もっとダメなのは、なぜかポケットには萌のスマホ! 音も消さずに!!バカか、バカなのか?
欠勤の萌に元カレオーナー(深水元基)がコールすると、カウンター客のスマホが鳴りだし、切ると黙るw しかもライン交換でバレた名前は、萌宅で見つけたメモと同じ! (嫌がらせ無言電話の時のw)

 追いかけっこの末に萌スマホはオーナーの手に渡り。まさか殺したとは思わずとも事件の匂い。借金まみれのオーナーが脅迫電話をかけるには十分ですねw
 雪映の勤務先に押しかけて騒ぐも「柿野先生」の顔も知らず。
「全部分かってるんだ」
だなんて見え見えのハッタリに、金を払うと応じてしまう正隆。やっぱりバカなの?  ちょっと脅したら一千万円支払いを受け入れる金蔓を、一度で逃すわけがないでしょうがー! せめて値切れ!

 あんな浅く適当に埋めて一ヶ月、虫は集まるカラスはほじる、異臭もするはずですがそこは置いといて。
 正隆が金策に走り回る間、耐えきれず萌弟に会いにいった雪映は。望んだような萌を責める答えは手に入らずに。むしろ『正隆が孕ませて捨てた』確信と、保護者を失った彼の未来まで背負い込んで(ゴロ寝の不良だったくせに、急に「大学に行って、姉孝行したい」とか言い出す!
 自宅庭に倒れていたのは、……?? 自殺??

 駆けつけた救急隊が、庭の異臭に気付いて通報する展開は、まあないんでしょうねえw  でもそろそろ警察が来るのでは?
 折しも柿野製薬は収賄がバレて大変な苦境。その裏をスクープできたら金になるってよ?恨みしかない正隆なら、それは願ったり叶ったりなのか。流石に踏みとどまるのか? 

 萌と弟が暮らしていたアパートの、窓に貝のモビール。箱根旅行土産、お揃いで買う?とはしゃいだ萌を思い出して視聴者の胸は痛みます。うう。

 昨日からめっちゃはまってますが、最後に正隆にどうなって欲しいのかなあ……。死んでいいい人だった感じで終わるのはやめてねw