いやあもう、実写化大満足!

 そういえば感想忘れてましたが、リアルタイムで3日間見ましたよ。今度再放送があるんですねえ。
あの露伴さまを高橋一生が演じることに、なんの不安もありませんでしたが。蓋を開けたら予想を超えるクオリティ。語尾に欠かせない「ッ」が聞こえるw  原作で目に焼きついたあのポーズこのポーズも見事に具現化!それもそこだけの不自然な止めでなく、流れるように決めてくる、Eスコア高さw  衣装も白黒でスタイリッシュながらヘアバンドと筆先ピアスはそのままに! あと幼女のワンピのラインも見事に荒木飛呂彦! 各部署の本気が見えます。 (露伴邸も有名な名建築と建物マニアな友人談)

 またジョジョに欠かせない要素「スタンド」の説明をあえてせず「ヘブンズドアー」を露伴個人の超能力として描写したのもナイスでしたね。 人間が倒れ、ペラペラと顔がめくれて本になる場面のインパクトを、初見でもそのまま受け止めるために最適だったのでは。 
  狂言回し編集嬢のゴージャスふりふり鈍感力MAXも愉快。漫画家志士十五とのやりとりでは、禁止で逆に問題が拡散する矛盾や,禁止への不満を作品に昇華させたのか。実際にそんなリストがあったのか,ニヤリ案件ですね。

 違和感があったのは唯一、記憶をなくしたカメラマン平井太郎周りでしたが。3話の繋がりを持たせるためでまあいいかな。頭がふわっとしている恋人=事故前から恋人で世話し続けているに違いない、と思い込んでしまったのは私の偏見でw  実際は事故後に出会っていると3話で分かりましたよね。転生それでいいのか問題もまあいいやw 
 あとあの幼女は、日清の坦々麺CMで商品名言えてなかったあの子よね!可愛い。

<物語> 
 岸辺露伴(高橋一生)は、大人気漫画を連載し続ける売れっ子漫画家。脇役のたった一言にも下調べの手を抜かない露伴には、ある特殊能力があった。
「ヘブンズドアー」
そう唱えると、人間は一冊の本となり、本人すら忘れた記憶の全てを露伴の前に曝け出すのだ。

★今日も、空き巣を捉えその人生を生きた資料として読む露伴の前に、新人編集者泉(飯豊まりえ)が現れて……。山奥の不思議な物件、住む人は必ず成功するという豪邸を買う自分を、取材しないかと持ちかける!
 マナーに厳しい売主との面会は、一つ失敗を犯すたび『大切なものを一つ失う』恐ろしいチャレンジだった(「富豪村」)
★編集部がよこした使用禁止語リストに、わからない言葉がある。幻の言葉「くしゃがら」を求め、廃人と化していく同僚漫画家志士十五(森山未來) 言葉は文字通り彼に取り憑いたのだ(「くしゃがら」)
★ある日、出会った『逆さにしゃべる幼女』 しかし問題は子供でなく、その子を世間から執拗に隠そうとする母親(瀧内公美)の方にあるのでは。 皆が見守る前で姿を消した子供を追いかける一同。 居合わせた、泉の恋人(?)太郎(中村倫也)も母娘と一緒に「ヘブンズドアー」で本になるとそこには。信じられない調和が広がっていた(「D.N.A」)

 ああ、再放送また見ちゃうかも。続編に期待です。