さあ、トップ4が決まりました!
と言っても、家に帰って準備したものからまず3着選んでプレゼンをして。その結果何人がファッションウィークに参加できるのかは……最終回で発表します!って、おいー!

 遡って9回は、楽しみにしていたオリンピック回。
2020開催が1年伸びたことで、日本でもオリンピック直前の放送になり……タイミング的には丁度よかったんですけどねえ。ああ今からでも中止にならないかなあ今年の東京開催。 と愚痴はさておき。
超小柄な義足選手に車椅子選手、長躯&妊婦のバレーボール選手にがっしりラグビー選手、逆に肉体は鍛えられてない射撃選手wにと体型バラエティ豊かで、なるほど『ピッタリした服がない』人たち大集合です! 祝賀パーティでのオーダーメイド服はドレスじゃなくて、オフィシャルブレザーになっちゃうんでしょうねえw  (小柄で子供服はともかく、長身ならアメリカにはサイズあるのかと思いましたわ〜 太い服ばかりになってしまうのかな)
あの霊長類最強吉田沙保里を破ったマルーリス選手も参加。ちょうど吉田沙保里特集番組でマルーリスのことも長々と見たところだったので嬉しいな。試合の編み込みじゃない髪型も素敵(あの編み込みは吉田沙保里発信なのかなw)
 さすが皆さん、注目を浴びるのは慣れたものでウォーキングも堂々としたものです。あえての義足見せも自信あればこそ。そして多少丈が短かすぎても、鍛え上げた太ももなら露出も無問題w   いや選手が退場してからの協議では「短すぎる」「胸のフィット感が」といつもの審美眼で揉めていましたが、選手たち相手には褒め称えオンリーでしたよ! そして結局、誰も落ちず! 当初の時期的に、国威発揚かな。
「なんてコンペでしょう?」とビクトリアw   次の週には2人落ちるんだもんね、全くですw
車椅子選手に当たったナンシーさんが、得意の工夫やたなびく美しいシルエットでこの回優勝。色々天啓を受けたそうで、ファイナル用にも車椅子デザインを準備していてライフワークになっていくのかな。

 というわけで6名で競った、10回のアヴァンギャルドは見応えありました。
何より会場になったランドマーク、ヴェッセルがゴージャス!!!  これまでの2着と新作を並べて評価、というのも面白かったですよね。足元が見えなかったりする服にハイヒールで階段を降りる羽目になったモデルたちは大変だったと思いますがw

 この回のセルジオの服は、なんと日本の女武者がモチーフw
例によってジェンダーレスだとか言ってますけども。いや全く一般的じゃなくてジャンヌダルクの方が有名だよ? そしてまたもや◎◎のコレクションと同じ!と怒られています。 同じく日本をモチーフにして、化粧や髪型が似てしまうのは「真似した」とは違う気がしますが。とりあえず彼はファッション史に気を配るべきですね。あと、ファイナルの準備には『温暖化で氷山が溶ける』と言い出して、服にメッセージを込めるのはいいけど、もっと分かりやすく&コロコロ変えるな、と指導されていて笑いました。ですよねー。

 指導と言えばビクトリアは、ブランドロゴを使ったデザインを持ち込んだのに、それは売れてからでいいと言われていたのもw 確かにそうだけど、キツいですよねw  また、お母さんが手編みしてくれた鞄にキャップ。 キャップを毎回取り入れてアイコンにしろ、という意見もあれば、小物が全部要らない〜と反対のことを言われたりもして、難しいですね

 ジェフリーはと言えば。アイロン汚れに血のしみにと、よく完成間近の服を汚すイメージw   更には帰宅しての準備期間にはなんと、足を痛めて動けないって。おまけにパートナーと別れて。ついてないのか、なんなのか。生活費稼ぎに「リトルマーメイド」ミュージカルの衣装協力をしたというから、ある程度成功はしているでしょうに、常に追い詰められてる感がありますよね。時間ギリギリでも急いでタバコ吸わなきゃやってられなかったり、ファイナル前プレゼンの服を選ぶのにもクリスチャンの前でおろおろしたりw  あのいかつい見た目なのにねえ。セルジオの無駄な自信を少し分けてあげたい。

 そんなわけでトップ4は、ジェフリーにナンシー、セルジオ、ビクトリアでした。
最終回でここから何人がファッションウィークに出ることになるのか。果たして誰が優勝か? 誰でもいいからみんな頑張れー。