ミニスカじゃない! 悩める婦警さんの奮闘記。
警察学校ドラマ「教場」以来、どの刑事さんも「あれを乗り越えて警察官に……」と思ってしまうのでwぽわんぽわんに見えてもこの娘、体力も根性も並じゃないはず!

 ヒロイン川合麻衣(永野芽郁)は、交番勤務の新人婦警。
でも何に憧れたわけでもなく、ただ手当たり次第受けた公務員試験でこれにしか残らなかっただけ!駐禁を取り締まれば罵声や謝罪で凹み、意味不明の通報でも無視できず、 24時間勤務でヘトヘト。凶悪犯を追いかける……のはいいけれど、追いついても逮捕出来るのか私?
 勤務初日から「辞めたーい!」と、辞表を書いても上司(ムロツヨシ)に渡す暇もないバタバタっぷりw こんな仕事あんな仕事がユーモラスに描かれて飽きさせません。
 そんなな中組まされたバディ、元捜査一課の藤(戸田恵梨香)に導かれなんとか辞めるのを辞めた第一話……。交番女子の明日はどっちだ?

 UFOの確認までして、報告書書くんだw
町のお巡りさんのお仕事は多岐にわたっていて、いや大変です。駐禁や交通安全なんて、取り締まると逆ギレされるのねー
「どうせ来るならクソ野郎」
藤先輩がつぶやく呪文、確かにw  ざまーみろって思いながらの方がブス呼ばわりでもスルーできるというものかも。ゴロは悪いけど。(麻衣の「藤さん」の発音が富士山なのも気になるw)

 倒れているお年寄りを介抱しながらも、自然に靴底をチェックする藤! 常習空き巣犯のゲソ痕と一致……と連行、さすが元捜査一課、バリバリ優秀じゃないですか。更に、凄腕、レジェンドと空き巣を持ち上げ「新人に胸を貸してやってください〜」と、ぽよんぽよんの麻衣をぶつけて自白を引き出すところなんて、麻衣のダメっぷりとの合わせ技で見事でしたわw  
 麻衣ちゃん、それじゃ取調べじゃなく就活の模擬面接w  空き巣にやり甲斐を聞くかw   でもそこから自慢話が滑らかに始まっちゃう! 「すごーい☆」って可愛い合いの手入れられたら、ますます楽しく喋っちゃいますよねえ。

 そして商店街で追いかけっこ。
麻衣ちゃんのあの走りを、引き離せない強盗ってw 足に怪我でもしてたんかw  は、さておき。強盗を追って走れば写メられ、デート中の友人には目撃され。本人的にはカッコ悪いったらないわけですねえ。SNSにでも上がったら頑張れーって言ってもらえたかな?
でもそれを待たずにw
気軽な死にたい通報を繰り返す若者の、今度こそ本当に死んじゃった事案を助け。ご家族に直に礼を言われて、やっと、少しは報われた麻衣ちゃんだったのでした。  
 その救助だって、藤さんがいなかったら十中八九死なせてたわけで本当に何もできていないのですが、そこはほら新人だもの。藤にだってそんな時期が、もっと優秀だったにしろきっとあって、今があるのよね?

 その優秀な藤がなぜ捜査一課から交番に。その辺がこの先のドラマの柱になるのでしょうけれど、別に何もなくても楽しく観ていられそう。