またテレ東はグルメドラマかい!
でもおしゃれでもない街の定食屋を女子が1人で食べ歩く動機が成る程で、ひと味違います。

 コンビニバイトの川本つぐみ(飯豊まりえ)は恋人に振られて不幸のどん底。そんな時、たまたま見つけたSNS、白馬の王子様……ならぬ@White_horse が綴る長いポエムに共感し、彼が癒されるというランチを食べに行くのだが、そこはただの定食屋だった⁉︎

 実はそれ書いてるの、柄本時生だから!もとい冴えない会社員白石一馬(柄本時生)だから!

「忘れていたわけじゃないのよ」
と、ささやいた「君」は全然恋人じゃ無くて、取引先の人! そう彼は、自分の昼メシ写真に添えてただ営業の愚痴を、気取った文体で書いているだけw 
「絶対連絡するから!」
と言ってくれたのに音沙汰ない相手だって、取引先のオヤジなんですよ…。 道理で女子には入りにくい店が続くはずです。

 でも毎回ちょうど似た状況が思い当たるつぐみは「同じだ」とつぶやいては初めての店に突撃し、王子(と、心の中で呼んでいるw)と同じカツカレーや生姜焼き、もつ煮込みと、がっつり食べ応えのあるメニューをかっこんで満たされるのでした。うん、人間お腹いっぱいだとめんどくさい悩みは棚上げだよね!

 一方一馬の方も、愚痴SNSにいいねがつく事でやっぱり励まされていたりしていい関係です。
 しばらくは誰か分からず引っ張るのかと思いきや、1話の終わりでもう中の人判明でした。でも黙読するつぐみの脳内では、王子様なイケボ(下野紘)で別人ですから!

そしてつぐみの目当てはグルメで無くSNS追体験。スプーンを水に入れるかドレッシングかけるのかの方が大事で、食レポなくて見やすいです。

 さて、最終回までにこの2人出会うのか? SNSのあの人だと認識しちゃうのか?

一馬の営業成績は、つぐみの再就職は、うまく行くのか?いろいろ楽しみです(´∀`)

 コンビニ店長にダンディ坂野、同僚に片桐はいりと、マスクがっつりでもわかる個性的な配置w   一馬の上司には川原和久。
あ、「街中華で行こう!」の玉袋筋太郎やら、旦那大好きな街ブラグルメ番組の人たちが店の客であちこち出ています(笑)