大団円!

 最後は、学園の売却陰謀合戦はあるわ、隠し球にガッキーは登場するわ。製作者自らが、 受験の合否だけじゃ盛り上がらないと諦めていた感w
 仕方ないですよね、時の運である受験の結果がどうなるかは、ドラマでならどうにでも出来ちゃうんだから。

 そんなわけで楓(平手友梨奈)は合格。あの成績優秀羽生結弦ですらなしえなかった東大生オリンピアンになれるのかもw(世界的にはトップ選手のトップ校進学とか引退後医者にってある話なので、日本のシステムの問題だと思われますが)
虫小僧健太(細田佳央太)も順当に合格。一次メンバー最低点、足切りかと思われた瀬戸(高橋海人)も、コロコロと出願先を変えたことで結果オーライの合格!
 一方で、小細工は無しに行きたいコースを受験したい!と直談判してきた藤井(鈴鹿央士)には
「お前の人生だ」
と意思を尊重する桜木(阿部寛)たち。しかし、当日虫小僧のゆらゆら〜と独り言が目障りだと難癖つけてきたグループと揉めて利き手を怪我。 だから言わんこっちゃない、自分のことだけに専念しろって言われてたのにといいたくもなりますが、彼の人生には『友達を助けた』という経験がより大切だったことでしょう。実際、後悔より喜びでその後舞い上がって試験どころじゃなかったそうでしたw  まあ君は来年受けて受かればいいよね。

 そんなこんな、受験に小細工を持ち込んだこのコンテンツw  そうまでして…という思いも湧くし、これやってもダメなやつはダメだろとも思ったりで、ほとんどの視聴者には関係ないことなんですけどね。実際進学校で難関校目指している生徒にこそ役に立つのかも。原作は漫画好きとしては逆にあの絵が受け付けなかったのですが、息子に読ませといたら良かったかなあとは思いましたよ。
何しろ進学校では
『国公立最高峰以外は存在しない』
『滑り止め私立受験は敗北&時間の無駄』
と教育されしたからねー。それでも浪人は絶っっっっ対に無理!と主張していた次男は、2次で合格した大学に(むしろ合格者2名な結果、東大より難関倍率w)行きましたが。作中でもう1人不合格だった早瀬(南沙良)が利用した「共通テスト利用」のだったら、私立大向けに勉強し直す必要もない、どこそこに手続きして共通試験の点数を登録しておくだけ! これすれば良かったのにと見ながら思いましたよ。

 作中では、先生はそんな選択肢を教えなかったから彼女はそれを自分で調べて出願したんですよ…。まさに情報は力!その先就活にも転職にも、起業にだって役に立つかもしれない力は実は、物語の端っこのコレだったんじゃないかと思いましたですw (まあ息子もシステムは知っていたかもしれませんけども。受験料が一学部出願ごとに約5万円、合格したらもっと目玉が飛び出るほどかかるんですから、親がどうぞと言わなきゃ勝手に出来ませんよね)

 そろそろ、就活でドラゴン桜みたいな秘訣を教えるドラマ出てきそうw こんなガクチカ(=学生時代力を入れたこと)じゃだめだ!とかw  

 そうそう 、結局はガッキーだった最後の隠し球。旦那はずっと山田…もとい仲間由紀恵が来る来ると言い張ってましたがw  どう考えたってシーズン1出演者で今回出てなかった新垣結衣が順当でしょうが!