蟹窯ジョーのブレなさ、ストロングw

「わたし巴よ、蟹窯ジョーなのよ…!!」
と涙でぐしょぐしょのオヤジ(井浦新)にすがられるわ、でも先生らしきご遺体も見てしまうわで、大混乱の桃地。
のりうつりなんて、信じられない。なのに命じられると断れず、自称蟹窯ジョーを先生宅に入れるわ、通夜にも同伴するわ。
入れてから『泥棒だったら??』って遅いよ?通夜は変質者乱入で大騒ぎよ?
 でも先生と出会い気に入られたのも桃地の押しの弱さ故なので、歯痒くはあっても納得です。むしろ、早く先生を信じて差し上げろよw  普段は井浦新な謎の男が、たまに麻生久美子に見える場面、胸熱です。

 結局、最後の一押しは最新原稿!
死亡を公表され、家に帰れず、実母にも信じてもらえない苦境の中でも創作をやめない先生が産み出す「SEIKAの空」は、変わらない輝きを放っていたのでした…!
「先生だ!」
と抱きしめて、でもキスは避けちゃってぶっ飛ばされる桃地くんw  細身の巴ならぬ男性の力でふるう暴力はキツそうです。
と同時に、編集部は幽霊騒ぎ。ネットのストレージに原稿が上がるのね、今時です。

 その後も、あちこちで「本当のこと」を告げるのに当然ながら信じてもらえない2人。
巴母には詐欺団扱いされ、肉体の持ち主田中の妻(MEGUMI)の解釈は『桃地と不倫で家出』、巴の生存を信じて探す元旦那編集者(三浦翔平)とは「教えてくれ!」「信じてください!」の土下座合戦w
 それでも段々に誠意?が通じていくのもまた、面白かったです。
不器用な桃地が真っ直ぐに語る
「先生のいいところ」
ほぼ悪口なのに、まさに巴w 半信半疑ながらも、娘の好物を用意していたお母さんの気持ちに泣けました。気持ちよく食べてもらえて良かったね…!
妻には「好きだから言えない事もある」との巴の離婚体験が炸裂(嘘つき疑惑は拭えない気もしますが??)
最後の編集氏が信じたのは、やはり原稿執筆絡み。こちらはもうストレートに喜んで、男の姿でも構わず抱きにかかっていてw ショックでお盆を取り落とす桃地!
 おっさんな蟹窯ジョーを、イケメン2人が取り合うBL地獄の始まりか??

 桃地へのデート指南で盛り上がるパートさん達(猫背椿、阿南敦子)は愉快でしたわ〜 でも片方はネットで蟹窯ジョー批判を繰り返しているのよね??

 さてどうなる。戻るべき巴の肉体はもう無いんだもんなあ…。