「証拠は、私が捏造しました」
警察官が堂々と言いきるw

 警視庁版「白い巨塔」かねぇ、と見始めたものの親父てんこ盛りで誰が誰だかorz しかし、椎名桔平吉田鋼太郎光石研と、警視総監をめざす派閥争いの大事なところはちゃんとアクの強い面々。覚えにくい薄い人はサクッと失脚していきましたので、出てくる人全員覚える気で挑まなくても大丈夫そうです!

 主人公上條漣警視(玉木宏)は有能キャリア!
今回も得意のプロファイリングで、銀行立てこもり犯蒲生を見事に自白に追い込みました!

 と大手柄ですが、証拠品がちょっと妙。犯行は認めた犯人蒲生も、凶器は壊して捨てたと言うのになんで指紋付きの銃が見つかるのか……って、冒頭の捏造だからです!それどころか、銀行強盗のきっかけになった紹介金が要る大型取引ってのから、上條の作戦orz

 悪を潰すためならば、手段を問わぬ。それこそ市民の巻き添えすらやむなし、が信条の上條。ただ実直にお巡りさんを務めた挙句に自殺した父の轍は踏まないそうですよ。……これはきっと自殺は偽装で、きな臭い真実が暴かれて復讐って話になるのでは?? 今は味方の千堂警視監(椎名桔平)が絡んでたりすると尚腹黒くていいぞ?

 そんな上條漣の幼馴染、ノンキャリ水樹爽警部補に広末涼子。毒舌で、現場で嫌われている漣を心配してるのに邪魔扱い。警察官同士の設定とはいえあの体格差で、畳でもない場所で背負い投げってヒドいw ここ、ラブ来ます?

 通常の警察ものよりは、旦那が興味を示していますよ。見続けるかな?