え、東京??
古ぼけたマンションの管理人になった若者、九朔満大(みつひろ 菊池風磨)
小説家になる夢を叶えようと、管理の傍ら執筆に専念する筈が初日から奇妙な出来事に巻き込まれ、街にはモンスターがうろつき不思議な幼女(川上凛子)に救われ、カラスを操る女(青野楓)には襲われ……。
ビルの屋上から落ちた、筈が『元の世界』に戻っていた満大。一体何が起きているのか?
深夜ドラマの常で台詞に字幕がつきません。しかし誰かが原稿用紙に綴っている文章がナレーションされている演出のおかげで耳の悪い主人でもなんとか物語についていけ……たのかなw 突飛過ぎる展開を理解するのは途中で諦めた様です。なにしろ主人公だって何も分かってない(^^;;;;)
4階が事務所の探偵四条(池田鉄洋)に始まり、地下スナックの知加子ママ(佐津川愛美)1Fの市川(アキラ100%)と、階と名前がリンクする『めぞん一刻』方式は覚えやすくていいですね。だったら5階の管理人室にすむ主人公に5がつけばいいものを、それは一緒に来た友人の後藤(髙地優吾)の役回り。88年前にこのビルを建て、自分の名前をつけた高祖父『大九朔』と同じように、もっとシステム全体に関わる別の役割が九朔家の者にはあるのでしょう(正直、同じ年頃の若者が2人居て区別しづらいので後藤はデブか金髪にでもしてて欲しかったですが)
万城目学原作だというので、異世界がありモンスターが現れるのは想定内。むしろ関西じゃないことにびっくりでしたw 最近は関西縛りをやめてきているのかな。
さてそのモンスターだらけの異世界にビルのテナントさん達もいて、満大と普通に会話もして、モンスターに驚いている状況がよく飲み込めませんでした。『異世界の四条さん』じゃないんだ?でも娘さんと居るのは現実と違うところ……。
とりあえず2話も見てみようかと思います。