これはいい実写化(^^)
実はアニメ全部見てまして、息子にも勧めて一緒にはまっております。原作本もまとめて購入(^^)さてアニメ以上の何を見せてくれるのか、辛口になってしまうかなあと思いましたが、違うのは違うなりに楽しめましたよー。
まずは部活が多すぎw 陸上部、にいいタイミングでドリンクを差し出す補給部、を応援する応援部!には予算が降りず(グローバル生徒会は原作通りなのがまた愉快) 野球部は外野と内野が『野球観の違い』で分裂w
「外野は黙ってろ!」
を本当の意味で使う場面、初めて見たぞ!
その辺をコントとしてみると長尺ですが、これから主人公たちが『映像研』を結成するにあたっての下敷きになっていますよねー。
そして謎の山奥財閥令嬢水崎(山下美月)を追う黒服黒メガネの男たち(「逃走中」か!)
その追いかけっこが、2階から飛び降りたり応援部を巻き込んで大騒ぎにと、派手に華やかに変更になっているんですよねえ。
しかも、それを妄想中継する浅草氏(齋藤飛鳥)のすごさと奇妙さw 追っ手を振り切る水崎の行動力!&予測して水辺で待ち構える金森氏(梅沢美波) と、変更に伴う主人公たちの行動が魅力的かついかにもやりそうなこともポイントですよね。このスタッフなら推せる感!
そして、ついに集ったアニメ好き2人と金儲け好き1人は空想の翼を羽ばたかせ
「アニメを作りませんか?」
と切り出して、次回に続くのでした。やっちゃえ~!!
ここで今更の人物紹介。
ミリタリー帽に「そうなんじゃ」な語尾で話す女子高生、浅草氏は設定厨。物語の世界観や歴史から建物や街全体を構築するのが得意。でも超絶人見知りで臆病者!
読モの水崎氏は、両親が俳優。なので自分も俳優になれとアニメ禁止令を出され、嫌だアニメが描きたい!と大立ち回り。描くのはキャラクターの動作や演技メインで、設定は考えたことがなかったと浅草氏の背景に自分のキャラを重ねた「合作」で色めき立ちます!
それを見ていた金森氏は金儲けの鬼! アニメ自体には興味なく同中浅草氏の絵だって見ていないかったものの「読モが描くアニメ」の価値は見過ごせないw
さあ3人でアニメを作るよ~! ああ楽しみです。妄想が爆発して登場する線描きの飛行物体!こう表現してくるのか~。乗り込んで空を飛ぶ3人、眼下に広がる廃墟都市…! くうう!
ただ1つの問題は、浅草氏が可愛すぎ金森氏が美しすぎてw 3人組の中で「美しさ」が個性だったはずの水崎氏のそれが目立たないことw ドラマに出てくる人って基本みんな美しいからなー。
そうそう生徒会を牛耳るソワンデ役のグレイス・エマちゃん。このドラマと映画のためにオーディション受けて、これが演技体験初めてと何かで読んだのですがいきなりの長ゼリフをしかも貫禄たっぷりに演じて堂々たるもんです。