展開がのろい!事情がさっぱり分からん!
と文句言いつつ最後まで30分見ましたw だって気になる~。
コンビニ店員の主人公薫(中島裕翔)が持つなんらかの超能力、売れない小説、若いのに痴呆症の母、血まみれの遺体、墓前で銃を突きつけられる薫。そしてヤクザの組長藤原(間宮祥太朗)が引き受けた胡乱な依頼…。あれもこれも思わせぶりな断片だけ見せて次へ!
いっそ若年性痴呆症の母と丁寧に暮らす壮絶介護エッセイの方が売れると思うのですが…、それは置いといて。
料理するどころか胡椒も忘れ、食事にも介助が必要な母(仙道敦子)家中「トイレここ」等の張り紙だらけorz 夜うなされたら駆けつけてなだめ…と、家に帰っても休まらない苦労の中でよくぞ仕上げた小説だというのに、どれも誰かのコピーみたいなんだとか。
雑な手書きの地図。目的地は読み取れないのに、それを薫が持つと情報が溢れ出して把握。ってサイコメトラー? いや書き写すのがポイント?と思ったら、次の「能力」発揮は、プロ級の調理の腕前でした。え、それで稼ごうよ?
とにかく1話ではっきりしたのは、薫と組長藤原が知り合いで。学生時代薫に小説を書けと勧めたのが藤原だったこと。そして、主人公が困窮していると知った上で訪れて、あの能力はまだ使えるのかと尋ねるのです。
「他人の思考を使う能力」
は?
そこまで知っていて、パクリでは世に出せない小説書きを勧めるとは。当時はバカだったか、もしくはいつか都合よく使う時まで、薫を貧乏なままでいさせたかったとか??
組長が抱える大きなシノギ、誰もが嫌がる先生の依頼、にその能力はどう効力があるのでしょう。そして、協力したら母の入院費個室代やらに困らないくらいの支払いは、ちゃんともらえるんでしょうね??
というか母の若年性痴呆はもう診断もされているようなのに、介護と結びついていないことが気になって仕方がないですよ。鑑賞のポイントが我ながらずれている気もしますが、とりあえず次も見ます。