あれ、脚本が雑で野暮じゃない?
パティシエ嬢が倒れノロ感染。
これってミシュラン審査を目前にして、まさかgakuの嫌がらせか~?
…と、若いのが騒いでオヤジたちがたしなめるなら分かるんですよ。なのに、まさかの相沢さん(及川光博)が率先して陰謀説を。それも、身内カンナの犯行だと言い出すんですよ、がっかり。
カンナ(中村アン)送別会の生牡蠣に当たったかも、だけならまだしも。生牡蠣の管理をわざとどうこうしたんじゃないか、とまで。
まあ実際彼女はリンダ(冨永愛)の手先。小瓶は本当にやばかったのですがw その時点での根拠は不審な様子と、ポーチの小瓶。それだけで、何人もの前で疑いを披露しちゃう? 相沢ってそんな、軽々しく探偵ごっこをする人だっけ?
さて、尾花が憎いでしょ、恨んでるでしょ、とリンダに言われていたカンナの正体は、外務省お役人の娘。例のフランス外相接待を、エスコフィユですると決めた父親は失脚し……僻地に飛ばされたんだそうですよ。え、それだけ?失職でも自殺でもない。当時すでにワインを嗜む年齢で親の勤務地が変わっても、別に大したことなくない? ←それより問題は、事情を全て京野が語ったことw
たった今、履歴書見返して父娘とわかった途端に個人情報を、大勢の前でペラペラとw 本当にずっと心に留めていたなら「久住」と名乗ってフランス語ができる時点で。その後もせめて面接時には気付きましょうよ!父親の名をわざわざ履歴書に書いたんだから!(そしてまた、尾花は気がついてたのに黙ってるw)
リンダの計画では、退職間際のカンナが食中毒事件を仕組み、隠そうとしたところを暴いて炎上!だった様ですが。躊躇している間に(そこを相沢が目撃w)パティシエが倒れ、さも実行した様になってしまったんですねえ。
「私がやったのよ!」
と開き直って父の無念を語りましたが、途中からは自分も父にエスコフィユを推薦したと、エスコフィユの料理がどんなに美味しくてワインと調和していたか語りにw ああ、この人も料理バカのお仲間で、ワインバカなんだなとw そしてもちろん、保健所の検査結果はシロでしたからね。
はい、ホールスタッフ退職のはずがソムリエとして正式採用になりました!
そういう流れ、リンダの手先が寝返ってメンバーになるのは大歓迎で、待ってました! 更にgakuを追われた平古を、呼び止める尾花。これも待ってた待ってた! 来るんでしょ? 最終回を前にして、やっとメンバー勢揃いです。「裏切り者」と「主犯」が加わって、これもう絶対、リンダに全力で星取りの邪魔されるやつ! それでも本当に美味しかったら、その政治的取引を乗り越えて星取っちゃうぞって、うわーやりすぎじゃないのw
と、盛り上がる大事なところで雑は困ります。それとも最初からずっとこうだったっけ?
ワイナリーを見て回る場面は屋内場面との変化が楽しいし(後半にロケに行ける予算とスケジュールの余裕w)、カンナが因縁や恨み云々をさておきワイン好きとわかる場面でもあるし、そうそう、尾花の料理を「ワインを引き立てるか」の視点から強烈ダメ出し、そこを尾花がツッコむのも楽しいじゃないですか。
ただ、今回やめるとなって急にクローズアップ。あれ、フードライターやたら店にいると思ったら、いつ入店したんだっけってなりましたよw
スタッフがノロと知った尾花の対応も、速攻保健所に連絡。検査を依頼し、結果が出るまでは臨時休業。更に来店されたお客様全員を、京野が訪ねて事情説明。体調が悪い方はいらっしゃいませんかと聞いて回る、業界標準を超えた神対応、だそうですけども。 もしも京野が既に保菌していた場合、駄目押しで感染を広げて回ることになるのでどうかと思うわ〜。
あとそうだ、今回の料理「白子のポッシェ」影が薄いw ミシュランに向けて全メニューを見直して新しくするとか、無謀ですよー。さて後2話楽しみです!