タクシーを追って激走するリカ(高岡早紀)に爆笑w あそこだけはコントでしたねえ。
ラストシーンに触れています。ネタバレもへったくれもないとは思いつつ読みたくない方はご注意を。

 というわけで、リカに粘着されるタカオさん(大谷亮平) 探偵(柏原収史)は殺され、警察は事故で処理し、社内には盗聴器が!(殺人事件にも関わる話を内密にしているのに、お茶を持ってくる女子社員を気にしないところ。カジュアルに物扱いでいやんでしたねw)
そのうち娘(稲垣来泉)が誘拐されて、捜査のための着信拒否取り消しなのに。また電話をくれたと有頂天のリカは、早速押しかけてきてお泊まりセットを置いておこうとかもうグイグイ。恋人気取りを通り越し、妻に、母親になる気満々です。でも、マンションの前で張り込んでくれていた刑事さん(藤岡正明)はどこ?←またもやリカに背後を取られてグッサリやられてますよ!エントランスのど真ん前で人が倒れているのに騒ぎにもならない薄情&人通りのないマンションですから、騒いでも隣近所は助けてくれないでしょうねえ。
 しかし、愛だ運命だと勝手にうっとりしている問題点以外は、暴れるでもない現状のリカ。刺激せず、子連れデートでも提案すれば秒で連れてきたでしょうに。生きてるのか、どこにいると恫喝し暴力振るったのは悪手ですよねえ。過去に何人も殺している筈、と知っていてもそれって、力でねじ伏せられるとどこかで思っていたんでしょうけどねえ。追い詰められた愛は危険ですってば。怪我を負い泣きながら、グサッとやばい薬を射ってきたきたリカ。目を、手を足をダメにしたって、私が一生介護してあ・げ・る☆ って本気ですよね。お金にだって困っていないんですから!ひいいいいい…。

 すんでのところで救出され、刺された刑事さんは防刃チョッキで無事でしたよーん、逆にそれでリカ犯人説が上に通りましたよーんて、だったら倒れてたカットが長すぎるだろーとツッコミつつw まあいっか! 娘さん視点では、リカは優しいお姉さん。むしろ両親の不仲がきっかけでいじめられているなんて親に言えない話を聞いて慰めてもらったぐらいで、怖い想いはしていなくてホッとしましたよ。
 絶対殺されてる~と思ってた千秋(夏菜)も逃げただけw  脅されてました!と謝ればチャラなんだ…タカオ心広すぎるw まあリカの親が医者だったの、やっぱり殺害された疑惑だのを視聴者に聞かせるための話し相手として大事ですもんねえ。
 ずっと「雨宮さん」と呼んでいるのに、決め台詞「恋愛モンスター」発言の時だけ「リカ」呼びって違和感でしたw

 さて、リカの危機で別居妻(徳永えり)とよりを戻してまた3人で暮らすことになったのは皮肉でした。 でもそこに!来るぞ来るぞ、来たー!笑顔のリカが!更に被害者を増やして!

今度こそタカオはやんわりと時間を稼いで助けを呼べるんでしょうか? 妻逃げて! 娘も逃げてー! 一番楽しみなところで、余韻を残して終わりw 満腹ですw