セミの地上生活、実は30日ぐらいあるらしいのですが……人語を解す新種は7日、と思っておくねw しかし「インハンド」といい、勝手に虫系を禁忌にしてアニメキャラで見せてくるの、虫好き細胞好きにはがっかり案件です。いやリアルに長々見せる必要もないけど、今回は特に主人公がセミなのに!それを気持ち悪がっていいの?セミの着ぐるみ山田涼介だってきっと可愛かったよ?
ヒロイン木南晴夏じゃなかったら、開始早々切ってたかも……。
そんなわけで、前半は引っ込み思案でコミュ障ヒロイン由香(木南晴夏だけど「この世界の片隅に」の松本穂香思い出す~)の、地味で不器用な生活が描かれます。職場の弁当工場で持て余され、販売に回されても戦力外。呆れ果てた先輩(佐藤仁美)に
「何が楽しくて生きてるの?」
とキレられて、訥々と語る半生がもう、長いけど面白いんです……あだ名がつかない件は切ないし『伝説のヤンキー』兄(三宅健)はヤバイw 思わず引き込まれていましたが……先輩はやっぱり寝てましたねw
そんな由香を、地下からずっと見守ってもとい聞き守って?きたセミくんが、ついに羽化だと地上に出たその時!由香がもたれていた窓が壊れて転落。そのままなら押しつぶした筈が、とっさに避けてくれたおかげで生き延びたセミくんは、溢れる感謝の想いをパワーに変えて……
人間のイケメンになりました!
由香の部屋のポスターを参考に、って実在のスターに激似ってことでしょ、それまずいのでは(^^;;;;)
そして、マンション2階の部屋に窓から侵入し『命の恩人』だと好意をあらわにしてくる好みのイケメンに当然ながら戸惑う由香ですが
1、宇宙人
2、未来から来た
と、なかなか斬新な反応を見せてくれますw 部屋にあったメイプルシロップ=樹液w をがぶ飲みするセミくんを止めながらも、じゃれ合うその状況が
「楽しい……」
って、普段どれだけ友達いないの。おばちゃん泣けてきちゃったよ。
アパートの老婦人×2大家に阿川佐和子と檀ふみ。息ぴったりw 悲観しかしない北村有起哉。やついいちろうとシズちゃんとの夫婦。くせの強い住人ばかりで群像劇も楽しめそうですね。
7日じゃないんだけどね←仕方ないけど、しょっちゅう強調されるのでその度、気になる(^^:::)