控え室のドアが開いて「キャー」って、それ被害者血まみれのリアクション!(←東京ホテイソン調w) 実際は外傷なし凶器なし、寝てるだけにしか見えないのに……病院にも運ばないまま
「北見永士が控え室で死亡し」
と即TVニュースで流れてるw 蘇生の努力しないんだ、死亡確認の医師は出張してくれたのかな(^^;;;)

 というわけで、国民的アイドル北見永士(横山涼)がコンサート後の楽屋で死亡。
国家機関『日本法医学研究所』に運ばれ、所内の解剖医柚木(大森南朋)が担当する筈が、警察は外部の伊達教授(仲村トオル)執刀を指名。証拠隠滅を疑った柚木は、勝手に遺体を持ち出して解剖!証拠の繊維を発見し
『死因は窒息、他殺!』
と断定するも、医師免許剥奪騒ぎに。せめて所見の正しさは検証しようと、再解剖をした所長の兵藤(西田敏行)も圧力に負け、伊達の説を支持する虚偽報告。引責辞任。防犯カメラには、立ち去る怪しい女(森川葵)が映っていたのにね。 新所長には伊達が就任し、失意の柚木は民間の医大に飛ばされるのでした。

 と、のっけからアクが強い!
初回向けに賑やかしのアイドルエピソードでもなく、警察ぐるみの隠蔽と脅しで主人公失脚、敵昇進ですからね。この恨みはらさでおくべきか…となるんでしょうか。
遺体誘拐w 運搬を急ぐあまり、進路上の新人医中園(飯豊まりえ)を解剖室に押し込んで中から施錠w そのまま助手&証人にさせちゃうの上手いなと思いました(しかし、ストレッチャーから解剖台に移すのが二人がかりなのに、保管引き出しから移すのは一人でいけたんでしょうか…気になるw) 
捜査一課刑事和泉(松雪泰子)が、なんと柚木の元婚約者! でも粛々と上に従い、隠蔽に加担してますねえ。

 僻地(でもないか、埼玉だったw)にとばされた柚木を訪ねる中園。なんと手には、証拠品のあの繊維! 伊達が捨てさせてた筈なのにw さて美女と野獣コンビで真実を暴くのか? うーん。

 『口の悪い解剖医』枠では、完全に「アンナチュラル」井浦新に軍配が上がってます。柚木の暴言を同僚が話のネタにし、モノマネまでしてみせますが、逆に本人の印象がそこまでないかな。兵藤所長相手には丁寧にしゃべるじゃないですか。それより、兵藤には『たーかし☆』と下の名前で呼ばれ、職場では止めてと文句を言うふたりの仲が気になってしまいましたw

恋人か!