うわーアウティングorz

 いろいろ辛くて後回しにしていましたが、他が最終回を迎え時間もできたので録画消化。
紗絵とは性行為こそ不発でも、段々と本当に好きかもと思えてきたりして。幸せ……ってところから急転直下の、紗絵にゲイばれ&学校でもバレて日常がハラスメントにorz そこからまさかの自殺騒ぎだったし、逆に嬉しいまさかは、純が変態だキモいと級友が騒ぐ中、親友亮平の態度が変わらなかったこと(さすがに股間揉みは自粛w)と、紗絵が意地でもカノジョであり続けたこと! そして責めずに、ただ知ろうとするお母さん。周囲に恵まれましたね。

 亮平と紗絵が連れ立って純との思い出の場所を巡り、病院にも連れ立って見舞いに行く場面は本当に、友達っていいなーと胸熱でしたよね。そして、このまま転校してしまいそうな純に『終業式だけは来て』と頼む理由も、紗絵が絵画コンクールで入賞し表彰されるから。うん、行けるかも。友達の為なら。さてその壇上の表彰で、紗絵がとんでもないスピーチを始めちゃうのは、ドラマの伝統手法として覚悟してましたけどねえ。紗絵ちゃん……やりすぎよ。
 もっと別方向、BL=ボーイズラブが好き、でも素敵なファンタジーとしか思わず身近に実在した同性愛者を傷つけた。そんな不明を恥じる告白で啓蒙なのかと思いきや、ただただ赤裸々な暴露! 自分のBL好きはいいのよ叫んでも。亮平だって、飛び降りる純を止めようと自分の恥ずかしい話したもんね。しかし……『勃たなかった』のは純くん側の超個人情報!SEXって、そんな数々の秘密を共有するってことなのに。それを勝手に全校にお知らせは違うでしょ……。同じように、純がゲイなことだって、本人から言うか、せめて言っていいのか許可とって欲しかったです。アイコンタクトでもいいから。
まあ本人、驚いただけで怒ってませんでしたけどねえ……。

 そしてネット友の遺志を叶えたり、紗絵の入賞作を見に行ったりと穏やかな時間を共有する二人。海で、
『私たち、別れよう』
と今更なことを、紗絵が言い出してw これで私がフったんだからね、の念押しに微笑む純。いい場面でした。そういえば紗絵がBL萌えしている少年漫画を、亮平と純が普通に愛読していたの、なんか笑えました。入院土産がBL本で、しかも一緒に読もうとするのもw いい子なんだよね、腐萌え優先でおかしなことになるけれど。その腐萌え故に近づき、こうして絆が育まれたんだからもうチャラですかね。
『僕と奥さんが溺れていたら』
と純に問われ、結局は奥さんを助けると答えて別れた彼氏も。結婚した経緯は似た様なもので(腐女子じゃないけど!)やはり奥さんとの間には絆があるのでしょう……。

 その後、大阪で大学生になって自己紹介に挑む純。カミングアウト、するにしろしないにしろ幸せに生きてほしいものです。