毒舌ユーチューバー、タイガ(瀬戸康史)に殺害予告!
年齢差バディものですねw 殺されかけた、でも警察には言いたくないタイガの依頼を受けて、ヤメ検弁護士岩井(高橋克実)はネット民と対峙する羽目になります。
さて次々と相手を特定しては自宅訪問する岩井! 罵倒、逆ギレはもちろん、格闘にまで。最初のVチューバー(って言うんですって!自分の動きをアニメにさせるタイプの顔出ししないYouTuberを!しかも男が美女キャラをぶりぶり演じてるw)には悪意ある書き込みの削除依頼だけでしたが、明らかに殺意を見せた相手の訪問は、警察にまかせたほうがよろしいのでは(^^;;;;)
タイトルの「デジタルタトゥー」は犯歴や個人情報など、ネットに拡散され消えない履歴。それを示す様に、人物の顔に浮かび上がる『人殺し』『傷害事件』などの文字が衝撃です。また場面を細かく巻き戻してセリフを繰り返す演出も、印象的。
書き込み犯特定のほとんどの行程はタイガがしても、最終的に身元開示を要求できるのは弁護士だけ。そこで岩井に声をかける関係は面白かったです。また、実は国会議員の息子なタイガ。父親(伊武雅刀)の収賄疑惑を、検事時代の岩井が担当したと知りつつ近づき、親父はどんな奴なのか?と知りたがるのも興味深いです。優等生で秘書だった兄(竹財輝之助)と違い、落ちこぼれの彼は期待されずに、父との接点がなかったのね……。
でも、動画で世界を変えられる、と心躍らせる様子は実に政治家向き、父譲りなのではw いつか父の地盤を継いで、出馬しちゃったりしますかー?
しかし、闇サイトでタイガ脅迫を依頼したアドレスは……父の選挙事務所?タイガの活動の、選挙への悪影響を心配する秘書の暴走か、それともまさか父本人が?
常に正論まっすぐな岩井は、親父さんに直接聞けとタイガを叱り飛ばすのですが。そんな確認が必要って、既に破綻家族ですよ(^^;;;)それに親父さんは『長男が死んだのは岩井のせい』と、タイガに告げるかもしれませんよ。それでもタイガと岩井は今のままでいられますかねえ……。
続きが楽しみです。