北海道ローカルTV局を舞台に、おばかな新人リポータがおばかなりに成長していく様子を描いた人気コミックのドラマ化です。
ヒロイン雪丸を芳根京子が演じると聞いて、朝ドラの清楚イメージがあってびっくりしたのですが。なんとハマり役。口を引き結んだ表情など、時折びっくりするほど雪丸です!しかも声質が穏やかなので、叫んでも暴れてもうるさくない。叫びがちな雪丸にナイス配役でした。
字幕がうるさいけど。
実は2話視聴後、画面に字が多すぎるだろう~という文句だけの感想を一旦書いたのですが。原作通りといえば原作通りなので、寝かせてましたw
例えば北上くん(永田拓郎)が登場すれば、『編成部1年目 北上隼人』と紹介テロップ。その後ベテラン扱いされる度、画面を埋め尽くす縦書きの
『いや今 1年目なんです。』
『←老けて見えますけど。』
我が家は更に、難聴の主人のために日本語字幕出しながら見てますのでねー。もう場所がなくて、顔の上に字幕出ちゃってますw ドラマ化したんだから、この『いや今 一年目なんです。』は北上くんが喋る演出にしてもいいはず。心の声でもいいはず。でもやっぱり、原作通りにするとああなるでしょうよねえ。
そんなわけで、野球延長。ニュース番組をずらすか、そのまま放映か。ずらせば、雪丸初取材のコーナーがお蔵入りに……と胸を痛めつつ。その雪丸すら涙した勝者の校歌とヒーローインタビューは全道視聴者が見たいはず!と判断する、編成というお仕事がよく分かる回でした(お蔵入りに気づいた雪丸は騒いでましたけどw)
3話では更に広げて、CMをとってくる営業服部(島太星)と、その稼ぎを使うばかりと非難される報道山根(飯島寛騎)の対立。スポンサー企業に傷がつくニュースでは、看板をどーんと映さないとか3回も名前言わないとか(他局では2回だったそうw)配慮しろ、とか出来ない、とか言い争いになる青い同期会です(^^)そこに笑顔で割って入れる無遠慮雪丸の存在、マジ潤滑油ですよ~。あと、放送事故がないか映像をずっと見守る部署マスターにいる橘(瀧原光)の紹介も。そこにも入りこみ、ティータイムにちゃっかり居る雪丸、和みますわあ。
でも自分の仕事はもちろんポンコツw ヘリ空撮で噛みまくり、もうカメラマンさんが喋っちゃえばいいのにw それか音は後入れでw フェアの生取材、スポンサー企業のホタテ長靴(ホタテの貝殻砕いて滑り止め!いいね!)を写すはずが、迷子に気をとられる雪丸……orz 社長さんが怒らない人だったから救われたものの。がっかりさせちゃったじゃないですか。
次回は、大泉洋がスキャンダルか。そう、北海道俳優の大泉洋がもちろん出ています。取材のアポに「水曜、どうでしょう」だなんて愉快w ほかの若い俳優さんたちも、これを書くために調べていたら北海道出身多いですねえ(^^)