4「夜逃げする女」☆☆
 なるほど、踏切の情緒って別れの時にMAX発揮されるんですね!高架や地下鉄にして『開かずの踏切』を無くすと便利にはなるけれど、追うに追われず別れる時にカッコつかないよ!

 てなわけで、シモキタで古着屋を共同経営するルイ(緒川たまき)と照美(酒井若菜)は、姉妹かと思いきやただの女友達!
怒鳴り込んできた男(山西惇)を、うっかり殺しちゃったら、まず店の片付けを始めるルイw それを非難しつつ、やはり片付けを手伝う照美もまた謎です。そんな2人の共依存は、踏切なしに断ち切れるのか? って、案外男は生きてるし、あっさり別れたし、結局近所に住んでるし、これまた人生そんなものなのかも。 あと志尊淳。衣装のおしゃれ古着感がお素敵でした。

5「最高のSEXをする女」☆☆☆☆
 スーベニアセックスw 何言ってんだか(^^;;;;;) 体当たりの夏菜が、めちゃ魅力的でした。

 バンドマン彼氏(和田聰宏)が、売れた途端に浮気。そろそろ結婚じゃなかったのかと悔しい麻子(夏菜)ですが、しがみつくより最高の女のまま別れようと、彼氏好みのセックスを仕掛けます。部屋のあちこちから出現した何人もの麻子が、口々に助言する様子がイカれててナイス! また内容がw 突然ギター弾く、伸びたTシャツの胸元から押しつぶされた胸が覗くのがいいんだってさw また彼氏がまんまと反応する情けなさよw 真夜中の騒音に怒鳴り込む隣人(柄本時生)、シャワーを浴びたがる彼、背筋がつる激痛、次々と襲い来る障壁を乗り越えて、いざ最高の!一生思い出に残る!スーベニアセックスを!
 いやー笑いました。
 売れた基準が、放映枠テレ東深夜ドラマの主題歌採用で、喜びながらも「でもテレ東だよ」と謙遜する自虐w あ、彼氏って懐かし「東京湾景」の人か!

6「未来から来た男」☆☆
 ダダッダダッダ♪
 ターミネータならぬシーモキータ(佐藤二朗)が、下北沢に降り立ちます。全裸でw
そう、未来の覇権を守る為 田舎者コヤマ・サラ(松本穂香)がビレバンでサブカルにハマるのを防ぐのだ!でも何度繰り返しても、店員の加藤諒殺しても、サラはサブカルに出会ってしまうのだー!
松本穂香の田舎訛りが衝撃ですw 猿w 片桐仁w そして過去を知りすぎて、いい加減サブカルに詳しくなりすぎたシーモネータが、むしろハマれよとサラにサブカル差し出す展開には胸熱でしたw でも出落ち要素も、繰り返しも多くて後半飽きてしまったので要工夫。