何これ、面白いw 一挙放映を録画しました、本放送時なんで見てないの! あ、テレ東ドラマ24か、大阪で日本語字幕が出なかった頃ですかね(^^;;;)
今も昔の演劇の街、下北沢。
でもなんでって……小劇場がたくさんあったから?学生が住んでたから?今日もその下北沢で呑む男(古田新太)に言わせたら、
「街自体が、劇場」
で、そこかしこで芝居以上にお芝居な事件が毎日起きているんだそうですよw ほんまかいなw バーカウンターの色っぽいママ(小池栄子)に、あんな面白いことが、こんな可哀想な男が、とほくそ笑みながら語り出すとドラマが始まり、最後にまたバーに戻る。二人が狂言回しでまとめ撮りな構成ですねw そして毎回の脚本は、それぞれ違う小劇場作家が担当しているんだとか。うわ楽しい。
1「裸で誘拐された男」 ☆☆☆☆
SM風俗にハマっている代議士(神保悟志) 昼間っから女王様(柳ゆり菜)のお仕置きで、素っ裸(+スマホ)トランク詰めで連れ出され、興奮しています(^^;;;;) が、お約束の取り違え!屋内に置かれ聞こえる会話は……幼女誘拐?身代金? 犯人逮捕のついでに保護されて代議士とバレても困る〜そうだ、誘拐されたことにしよう(裸で?) しかし聞き覚えのある声、なんと犯人は息子(吉沢亮)です。 寂しい人妻と不倫、誘拐を共謀、夫(村杉蝉之介)から金をせしめて逃避行のはずだったのに、と逆上か?
たまらず飛び出した代議士さん、素っ裸のまま得意の熱弁を振るいます! 計画を知って、お前を止めるためにここに来た!裸で!罪なら俺が全部被ってやるぞ!
戸惑う息子と夫婦……と、観客に照明さん。演技プラン変わったの?聞いてないよー。そう、息子は小劇場で舞台劇「誘拐」に出演の真っ最中だったのでした~!
とんでもハプニング、その後もどんな言い訳したんだかですがw 奥さん(高橋ひとみ)と息子はちょっと嬉しそうだから結果オーライかもw
2「違法風俗の男」☆☆
空き時間に風俗店に来てみた光石研(本人)、運悪くガサ入れが来て開演時間に間に合わない! 居合わせたロバート秋山(本人)に協力を頼んで抜け出そうとするも、変人秋山の思考についていかれずw 結局秋山だけが外に出て、光石の服をきたままどーでもいい用事に向かいw 哀れ研さんはネットにさらされ警察にも取材TVにも身バレした上、舞台に穴をあけたのでした~ って、救いがないorz
光石に店を勧め、風俗で遅刻ってwと連絡してくる後輩に池田鉄洋(本人) 風俗嬢ユイに川栄李奈
3「夫が女装する女」☆☆
夫(野間口徹)の女装癖に、困惑の妻(麻生久美子)
それでも女装の旦那と(距離をおいてw)外出してたら、ママ友とばったり。お茶する流れに。「先に帰って」連絡も虚しく、旦那も同じ喫茶店に来てしまい、無視すりゃいいのに、どこに座った、トイレに立ったとガン見の妻w ママ友の話は上の空で、奇行を繰り広げ……もうなんか、女装旦那を最後まで隠し通したとしても、二度と話しかけてもらえないレベルにやらかしていて、いたたまれません(^^;;;) しかも、人生最大目標が『父の女装が息子にバレない、影響しないこと』だったのに、とっくに手遅れだったとはorz
だったらいっそ、息子の女装はもう同級生もその親にも有名で、むしろその話を聞きにお茶に誘われてて、え、お母さん知らなかったの?やだー、となってくれた方が後味が良かったのに(^^;;;;)
野間口徹の女装がカバちゃん似w ずっとクールな店員に波瑠でした。
共通テーマが「人生最悪の日」なんですね、なるほどw 1と3、よく考えるとどっちも本人以外の家族はちょっと幸せで、でも私には1はいい話、3は大修羅場感。奥さん目線で見てるからですねーw