ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

「監察医朝顔2025新春sp」

 つぐみちゃんがお姉さんに〜!
ダイエットしたりパパ(風間俊介)にツンケンしたりしつつも、妹里美ちゃんをさりげなくお世話する姿に成長が嬉しいやら悲しいやら……。

 さて今回描かれるのはじいじこと平さん(時任三郎)の偉業と闘病と死。

 連続不審死の共通点は、小1女児の誘拐殺人⁈
なんと平さんの捜査ノートには犯人の目星まで書き込まれていて正解だったし!弁当のデザート枇杷が芽吹くのを想定して万木家の庭に育てられていた枇杷の木のサイズを参考に、遺体が発見されましたよおおお 遠く老健施設に暮らしながらも捜査に大きく関わっちゃう名刑事ミラクル!
 しかも「なんかじいじに似てた」とつぐみちゃんが会ってた男が、被害女児の父親で復讐のための連続殺人犯。「あんな大きな人滅多にいない」と朝顔笑 でも酒向芳でしたから〜大きさは確かに〜 そして当時の娘と同じ年頃のつぐみちゃんに会って自害をやめ、生きていれば同じ年頃の朝顔から遺骨を見せてもらう巡り合わせにまた泣かされるのでした。

 そんな間にもじいじは1人施設で闘病し、内緒で死んで行こうとしている。あんなに仲良し一家だったのになんで?黙っててと頼まれてる桑原くんも可哀想よ!と視聴者にも気を揉ませるわけですが、そうかーお母さんは1人で死んでいったんだから自分も、となっちゃうのかー。そしてどうせ桑原くんが我慢できずに言っちゃうのも想定内かあー。

 吹き抜ける風に、母が父がいるかのように話しかける朝顔。そうだね、心の中にみんないるね。それがわかる年齢に私もなっちゃったなあ〜
(線路に自ら横たわった若者の自殺の一件だけは、最近のとんでもブラック会社での自殺強要案件がよぎって事実はドラマより奇なりでしたぞ)

「日本一の最低男」1☆☆

 今のところ別に最低ではない親戚。

 急死した妹(向里祐香)の遺族に同居をもちかけ、保育園のお迎えや食事の用意もしちゃうよーと軽く請け負う独身の大森一平(香取慎吾)
 引っ越し早々物は壊れる、アレルゲン忘れて救急車騒ぎ、と双方ダメージありつつも保育園のお遊戯会を乗り越えて、同居生活は続くのか。
実は一平にとってこの同居、選挙に打って出るためのSNSイメージアップに欠かせない戦略だったのだー!

 ってさ、園児と小学校低学年を子育て中に、棲家と人手の提供ってマジ助かりまくりでしょう?そこに多少の下心なんて、むしろ幼女幼児を性的に見てない保証あっていいのでは。
 いきなり子供可愛い、子育て素晴らしい、ではないのは全方面見やすそう。問題は子役が、泣き虫な下の子も小賢しく懐かない上の子もパッと可愛くはないことかなあ。 あとめんどくさい香取慎吾を別に見たくない笑 パパな志尊淳を見たい人もそんなにいる?
 そうだ志尊淳の役名が小原正助……昭和のおばさんには自動的に節がつく♪小原正助さん♪なんで身上つ〜ぶした♪朝寝朝酒朝湯がでェ好きでそれで身上つ〜ぶした♪な命名ですが、普通に働き者のシングルファーザー。むしろ自称フリージャーナリスト一平の名前をそっちにしておけば、実際ほぼ無職なことを表せたのにねえ⁈

 近所のカフェオーナーが小雪、議員秘書のパイプに安田顕。
 保育園の出し物がお花の歌でした。そこはいっそ「世界に一つだけの花」でいいのに〜

 近所のカフェオーナーが小雪、議員秘書のパイプに安田顕。

「東京サラダボウル」1☆☆☆

 40年前のNYなのか東京⁇

 『人種の坩堝(るつぼ)』と言えるほど混ざり溶けてない、ただ一緒にいるだけ=『サラダボウル』とは元々、多人種問題を抱える大都会ニューヨークを揶揄した言葉だったものなのにしれっと東京問題にされてます。去年の「新宿野戦病院」しかり、私たちの知らないところでもうインバウンドじゃない多国籍問題がドラマになるほどあるのねえ。

 でもそこに感情移入はしたくない、中国語は話せるけれど通訳するだけの元刑事有木野了(松田龍平)は、ゆきずりの緑の髪の女鴻田こうだ真理(奈緒)に頼まれて言葉だけ訳している筈が人助けに力を貸すことになる。
実は鴻田も国際捜査係の刑事。とはいえ多国語パンフを作るなど地道な雑用ばかりしたがる役立たず扱いだったのだが……。目の前の困っている人を放っておかないパワフルレタス頭に誘われて有木野は、人情派国際捜査に復帰するのか?

 蠍の串焼きだの豚の脳みそやチンチンの料理だの、限界グルメもいい味付けかも笑
鴻田の上司に皆川猿時、有木野の通訳センター同僚に武田玲奈イモトアヤコ関口メンディー。

「2024年秋ドラマ 総括」

 年末だ〜!を放ってたらもう新年だ〜
 秋ドラマはホント久しぶりに気合い入れて、10月放送の第一話は全部見たんですよ!記事書かなかったけど「Qrosの女」「モンスター」「オクラ」「宙わたる教室」「若草物語」「ライオンの隠れ家」も!「嘘解きレトリック」なんて2話も見たのにねえ。母の葬式で全部吹っ飛びましたわあ。
 気持ちの面もですが、関西から駆けつけて3週間ほど詰めることになった実家暮らしって…チャンネル権が無いんですよ。そしてTVerどころでは無く老父こき使われまして、あれなら介護の方が楽だったかも〜

 それでも最後まで見たのが
「海に眠るダイヤモンド」「全領域異常解決室」「3000万」「無能の鷹」「ベイビーわるきゅーれエブリデイ!」そして始まりが遅かった「一橋桐子の犯罪日記」「下山メシ」かな
あ、wowow「ゴールデンカムイ」!変態の再現度がもう別格に素晴らしく大満足の映像化でしたね

 で、個人的に恒例なランキング
1位 「海に眠るダイヤモンド」
2位 「3000万」
3位 「全領域異常解決室」
4位 「一橋桐子の犯罪日記」
5位 「下山メシ」
  「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」
  「無能の鷹」

主演男優賞賞「海に眠るダイヤモンド」
   鉄平&玲央 神木隆之介
   難しい2役を見事にこなして泣かせました
主演女優賞「無能の鷹」鷹野爪子 菜々緒
   ハマり役すぎてやばい笑 他にいない笑


「海に眠るダイヤモンド」1〜最終回☆☆☆☆☆

似てなかった。
そう、鉄平(神木隆之介)とホスト玲央くん(神木隆之介)実は似てなかったのね……だよねorz

実生活で、神木隆之介似の知人がいると聞いたってまあそこそこ割引して聞くのが通常でしょうに、ドラマで一人二役となるとハイハイ血縁ね?と大人しく飲み込んでしまってましたよ!
いずみ(宮本信子)が朝子(杉咲花)だったっていうのに!
てか、玲央が進平兄ちゃん(斎藤工)の孫だとしても、みんなで守った赤ちゃん誠くんがクズに育ったことになっていやーんと思ってたのでサワダージお前か!立派に大きくなって!……え、あの美男美女の…いや背も高いし若い時は…←ここででも気がつけって?

 てなわけで、今や世界遺産な観光地である軍艦島が端島と呼ばれる炭鉱の島だった時代に。5000人の島民の暮らしを守る『外勤さん』だった鉄平と食堂の娘朝子の素朴な恋を描く過去パートと、女社長いずみが底辺ホスト玲央を拾って、昔の恋人そっくり……と思い出話を始める現代パートとが絡み合う今作。
 金髪に死んだ目をした玲央とやる気でキラッキラ鉄平の2役は混乱することもなくどのパートも飽きることはなく、で、どうなるん?とぐいぐい惹きつけられましたね。特に前半は、いずみの立ち位置が不明でそりゃ朝子かもだけど百合子(土屋太鳳)やリナ(池田エライザ)な可能性もあれば近所のモブ子供かも知れず笑 結ばれていないことや日記の存在で、鉄平は故人だろうと、炭鉱の事故でかと思いきやむしろ危険な組織や日記の改竄とサスペンス要素まで出てきて…!

 進平の忘形見誠の急病で、出生届どころか進平とリナの婚姻届も出ていなかったと焦る場面で。てっきり鉄平との婚姻で届けちゃって結婚出来なくなったかと。ところがそこは、事故死を受け入れられないまま死亡を届けていなかった前妻の戸籍が役に立ち! 逆に進平の殺人を引き受けて囮になった鉄平がそのまま身を隠し逃げ回る暮らしを余儀なくされてしまうとは……。朝子に贈る手製のギヤマンと朝子にもらったコスモスの種&日記を持ったままで、いつかは帰れるといつまで信じていたかと思うと…悲しすぎて辛い。その間、結婚して子育てして笑っている朝子も何も悪く無いしなあ…。朝子の旦那さんだって、2人の恋路を邪魔したり日記改竄したりなんて全然していなくてただ、朝子の横で気を揉んで見守っていただけなので余計に。

 そんな日記を手に入れても、裏切られた過去をただそっと撫でるだけだった年寄りと違って、ぐいぐい行動する孫世代のパワーで朝子はまた端島にも行くし、鉄平にはもう会えなかった(うう…泣)までも晩年を過ごした家を訪ねて、満開のコスモス畑を見て。完全に他人だった玲央が知り合った意味が爆発していて見ているこちらまで救われましたわ。

 そしてツアーコンダクターになって、これからも人と人を、人と土地を、無数の思い出を結んでいくだろう玲央。ただ鉄平と朝子が再会していたよりも、玲央が親戚だったりしていたよりも(それって会えなかった時期への齟齬や恨みがのちに生まれそうでもあるし) 素晴らしい未来に続く終演でした。
しまったまた泣けてきたわ


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