ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

黒木華

「みをつくし料理帖」1 ☆☆☆☆

「見事な下がり眉だな!」
そう、そうです! これぞお澪坊(黒木華)ですよ!
「こんなにも作り手の顔立ちと同じ料理を食うのは、初めてだ」と言うその心は、なんと「面白い」なのですから。民放での2度のspドラマだって悪くはなかったですけどね、主演北川景子は美しすぎてなんか違ったので……。周囲の笑顔にますます垂れる、黒木華の澪の下がり眉に今回大満足です。

江戸まではるばる来た『天満一兆庵』主人夫婦と使用人の澪だったが、頼りの息子は謎の失踪。失意のあまり倒れ亡くなった主人嘉兵衛の代わりに、ご寮さん(大店の奥様:安田成美)を支え長屋で暮らすこととなった澪は、生来の気働きを気に入られ「つる屋」で働くことに。
ですよね、生い茂る草で隠れ苔むしてぼろぼろのお稲荷様をせっせと綺麗にする働き者の澪を見ていたら、事情があるなら力になってやりたいと思うでしょう!しかも実は料理もできる、大阪の名店『天満一兆庵』育ちですからね。 腰を痛めた店主種市の代わりに板場を預かり、「つる屋」は蕎麦屋から飯屋になったのです。
今は江戸の好みを知らずに、ありえない料理を作ってしまう澪なのですが……。 食べてさえもらえれば美味しいはず、の心意気とちょっとしたヒントから、「はてなの飯」と謎を仕掛けての味見が当たり、あっと言う間につる屋はガラガラから満員に!
さてここから、お江戸の料理番付でしのぎを削るようになり、一兆庵の再建を願い、幼馴染との再会を誓う大きな大きな夢に向かう澪の明日はどっちだ!

江戸ではカツオは「目には青葉山ほととぎす初鰹」とうたわれる春の象徴。大阪では好まれる脂がのった秋の戻り鰹もここでは、猫も食べない『猫またぎ』と別名をとる野暮なのだとか。鰹と気付くと、皆口もつけずに出て行ってしまうとは、もったいない……。
常連の侍小松原(森山未來)を前に、その嫌われた鰹のしぐれ煮を出すの出さないので
「『あれ』を出せ」
「『あれ』だけはだめです~」
と揉める種市と澪に
「いいから、その『あれ』を食べさせろ!!!」
と小松原がキレる場面が愉快でした(^^)

しかし、種市だって猫またぎと知っていたはず。なぜ損を承知で止めなかったのか……といぶかしむ澪に、そりゃあ「盛大に恥をかかせたかったんだな」と返す小松原。澪はそれを口が悪い、ととりますが。その話にご寮さん芳が思い出す、亡き嘉兵衛の言葉がいいんです。
『才のある者には、盛大に恥をかかせろ』
凡人には手助けして失敗させないのが肝心だけれど、才人はしたい様にさせ失敗もした経験でまた育つ。人を使う側の心得に納得しつつ、澪が嘉兵衛も種市もそして暗に小松原も認める料理の才の持ち主だと、自然にわかる話運び。ナイスですね。

お稲荷様で知り合った医者の源斉(永山絢斗)も、うん、すきっ腹に美味しいご飯で、もう胃袋つかまれて惚れ始めてますよねw
一方、下がり眉と呼んでからかう小松原とでは、澪があまりに小娘なのですが……。
「料理の基本がなっていない」
と突き放され、この味の何がいけないの?どうしたらいい?と、悩みつつ進む料理の道は小松原の傍へと繋がっていくのかいないのか(><)

関西と関東に人生半分ずつ住んでる身としては、味の違い習慣の違いが見にしみて分かるのも味噌で、大好きな作品です。本当は朝の連ドラや大河みたいにゆっくり描いて欲しい話なのですが、さて今回はどこまでドラマ化するのでしょう。
まだ全然語られていない澪の出自や、稲荷の狐に似ているという幼馴染との因縁やらも含め、これから先が楽しみで仕方なくなる第1話でした!

そして物語が終わっての、澪の料理コーナーには驚きましたよ。

「はてなの飯」の作り方を教えてくれるのに、なぜ現代風のキッチンでw そこは「つる屋」の台所でいいじゃないですか。視聴者が参考にし易い配慮なのか笑いどころなのか一体(^^;;;)


「重版出来!」最終回 ☆☆☆☆

出た、重版出来ダンス!バージョンアップされてひねりが入ってるー(^^)

「ピーヴ遷移」の初単行本が、初版3,000部かと怒り出す編集長。よく見てくださいよ、50,000部ですと返す営業くん。
いやー美しきベタ展開ですねえ。
初版をそんなに刷っちゃったら、重版かけにくくなっちゃうよねとちょっと心配になりましたが、どーんと山積みになることで目を引いたり購買欲がある時期を逃さないというメリットもあるわけで(ドラマだしw)
そこに至るまで、作画に没頭し生活習慣をおろそかにする作者中田を心配するあまり、彼の一番嫌いな<支配>をしようとしてしまった…となるあたりが、有能新人こころ唯一のお仕事上の失敗でしょうかw 
帯に三蔵山先生コメント、表紙デザインを実力者に、サイン会も開催、そうやって皆が盛り立てて初めて漫画はファンの手に渡っていくのだと、ずーっと何話もかけて描いていたのがこのドラマだったのに
「そんなの要らない」
俺の実力を信じろ!と、最終回に来て全否定って画伯w  いくら中身勝負だからって、初単行本の表紙イラストは皆楽しみにしてるんだから書き下ろししてくださいよー(><) コラージュとかありえない…。

でも勿論、そんな行き違いも三蔵山先生に諭されて終了。神様のような人だわ。結局アシスタントも使えるようになるんかーい!
サイン会では、集まるファンを見てやっぱりサインに絵も添えて書くと言い出しましたよ(原稿用紙とは違う材質の色紙や単行本に一発勝負になるので、上手くても嫌がる作者は多いそう。上手いなりにこだわりも強いし)でも書くのはキャラじゃなくチビキャラピーヴ。大正解でしょw その辺こそ、どうしよう何かしたい、でも絵が下手だし時間かかるしと狼狽える中田くんに、編集が『ピーヴ描きましょうよ!』と提案してやるポイントだったのではw
表紙をキャラでなくピーヴにするのは、「寄生獣」の表紙が新一じゃなくパラサイト、進撃なら巨人側になっているようなものと思うとむしろ定番ですもんねえ。

そしてなんちゃら漫画大賞を、「ツノひめさま!」でなく同じヴァイブス誌から「ドラゴン急流」が受賞するのもベタなら、老先生の引退宣言、と思わせておいて新たな挑戦をぶちかますぜイエーイ!というのもこれまたベッタベタにお約束に盛り上がる展開で嬉しかったですよー。何しろ三蔵山先生、パソコン作画に投資したところなんですから!辞めませんよねえw
パーティ会場に酒もってくる沼田さんに泣けたし(結婚おめでとうございます!)、いちいち自作のワードで反応するイケメンにもメロンヌ黙れと笑えましたよねw
まあツノひめはまた来年再来年でも受賞したらよろしい。ということでw ドラゴンシリーズの方で受賞資料の用意をしていた五百旗頭の有能さもピッカピカに光ってました。

いままでとびとびで通りすがりに視聴していた娘、最終回だけ最初から最後まで見た挙句に一言
『え、最終回だったの?』
そうですよ、お手本の方に伏線回収しまくり風呂敷きれいに畳まくりでしょう!…その分、地味だったのは否めず&来週からでも続編始まりそうだったのも否めませんがw
パート2がもしあるのなら、中田さんとサッカー漫画の幸せ作者を歩み寄らせて。ヒロインモデルのJCとも接近かなw 営業さんとこころの関係も進展して欲しいです。東江さん再度連載なるか?
それと、ずーっと絵だけだった「作曲家物語」も気になってます。

エンペラー誌との戦いを繰り広げながら、目指せ重版出来! あー楽しかった!


<追記>
初稿、中田の心変わりがなんとなくとか書いてましたよ。三蔵山先生の魂の説教がどこにとんだの、恥ずかしー(><)直してます。

「重版出来!」8、9  ☆☆☆☆

「生きてて良かった……生まれてきて良かった」
雑誌連載が決まって出てくるセリフがこれって。しかも報告して喜びを分かち合う家族もいない、中田の生きてきたこれまでを思うと怖すぎます。

幸せに育ち、いい人ばかりの幸せな物語を紡ぐいい人な作家。
生死ぎりぎりに育って、漫画に救いを求めるぎりぎりな作家。
空想世界に遊ぶ幸せを、それで大丈夫と肯定してくれる作家。
……そのどれもが作家本人にとって真実で、そのメッセージの受信アンテナを持つ読者にとっても真実で。身を削って描き続ける彼らの生殺与奪権を持ってしまう編集人は、謙虚であれと、五百旗頭さんをみていると思いますねえ……。
そんな理想の編集ばかりじゃないでしょうけど。

そんなわけで面白さの続く「重版出来!」、漫画で成功したい若者から、その成功で身を持ち崩した爺さんまで、相変わらず 業界周りいろんな人がでてきます。

漫画家だった父を嫌い、漫画を読んだこともなかった娘さんが、自分から棚の本を手に取る場面では涙がでました。こころがプレゼントした本が気に入ったんだね。思春期、そうやって世界が広がっていく出会いって宝物。
更には、出版社を訪れたその鮎ちゃんと中田との出会い
「印税は貯金するといいと思います」w なんちゅー魂の助言w
ピコーンと閃いて床でスケッチをしだす画伯!模索していたヒロインのモデルは鮎ちゃんで決まりでしたねえ。その昔は梨音を見た高畑にもそんなピコーンがあったのかもしれません(時期的にモデルじゃないにしろ、なんか似てるもん)別れちゃったけどねえ。 
自分の中から溢れ出た描きたいもので連載をとれた中田くんと違い、「ツノひめさま」は決して彼の描きたいものではなかったはずだったのに。引き抜きを誘われた他誌のためにネーム切ってもやっぱりツノひめネームになっちゃってるとかもうどれだけの虜に(^^;;;) その高畑さんと、いつか来る「ツノひめさま」最終回まで一緒に駆け抜けていこうと誓うこころちゃんだったのでしたー。
うわ、今回もこころ挫折知らずw 
周りの漫画家さんたちがさんざ悩んで苦しんでるから、主人公は元気やる気勇気で突っ走ってればいいのかなあ。あと何回あるんでしょうねえ。このまま最後までこころ無双でいっちゃうのかな?

中田は連載が取れたとはいえ、ゴールじゃなくただのスタートですもんね。
きちんと描いて、ちゃんと人気保って、きちんと終わらせて、次回作につなげてまたきちんと描いて、ちゃんと……とループしてこその漫画家。あんな不安定で大丈夫なのか中田画伯w でもどヘタからちょいヘタにと言われてたほど、画面に出てきた絵は綺麗になっててびっくりでしたよん。

五百旗頭さんの過去話でもあった今回。逆にいつにも増して穏やかだった五百旗頭さんが 、高畑さんの引き抜きに動揺したり、全力ダッシュで現れて愛の告白するところ可笑しかったです!

「重版出来!」7 ☆☆☆☆

ペロ……犯人は奥さん! ってw コナンじゃないw
全てを見抜いていた三蔵山先生と、チーフアシ沼田さんが酌み交わす最後の杯。寂しくも美しい場面でした。

複雑な環境で成長、もう帰る家もないと語る天才・中田くん。凡人・チーフアシ沼田さんからしたらそのいちいちが、自分がデビューできなかった理由を並べられている気がするのかもしれません。曰く幸せに普通に育ち、戻れる場所があって、漫画以外の生きる道もあって……「いつか」と思いながら勝負してこなかった、と。メレブやHK悪役と悪目立ちする役が多いムロツヨシが、特別じゃない人を好演。
しかしその沼田の嫉妬も理解できない様子の中田くん。ネームノートを汚したのは、優しい言葉を拒絶された奥さんかもってびっくりw 実は俺がと沼田に打ち明けられた後も
「俺の絵が下手すぎたから……?」そんなわけあるかーいw
ここまで他人の気持ちがわからなくって漫画が描けるんでしょうか。落語もわかるのかなw いやでも、沼田さんのボツになった力作は、ただの恋愛ドラマなんかじゃないんだと中田だけが読み解いて、涙まで流してくれたんですよ。そんなすごいネーム、書き上げて同人誌でいいから形にしたらやっぱりなにか変わったと思うのになあ。中田が泣いてくれただけでいいと、沼田さんは故郷に帰って実家の酒屋を継ぐことにしたのでした(ポップの絵が上手すぎて悲しい。近所にもあるんですよ、間取りに添えられる絵が上手すぎる不動産屋が……あれももしや……orz)
天才の前には、足掻くのすら許されない凡人の山が築かれるのか。でもその中田くんだってまだまだ海のものとも山のものとも分からないのにね。

そんな騒ぎの間、出番少なめのこころはアーカイブのお仕事で過去の名漫画家を訪問します。
Web掲載許可をもらうだけの簡単なお仕事で、あちらは小金が入りこちらはコンテンツが増えるWINWINな企画のはずなのに派手な拒絶を受けてしまいます。JCの娘は絶賛非行中。さてどうなる。
今は呑んだくれてるこの親父さんだって、昔は先生と呼ばれ、才能を羨まれた成功者だったかと思うと対比の辛辣さが恐怖です。

「重版出来!」6 ☆☆☆☆

やられたー(><)

『潰しの安井』とさんざ悪者の様に描いておいて、実は彼もやり方が違うだけ、実利を取っただけで、同じく漫画を愛するものだったよと見事描いてくれました。そうか、あのどヘタ伯をデビューさせるという冒険も、話題作のコミカライズ、しかもアイドルタイアップと確実に稼げる企画で「バイブス」屋台骨を支える安井がいるからこそ出来ることだったんですね。編集長のたった一言でそれを分からせ、誰も泣いてないのに泣かせてくるとは。

その昔は熱血で、まさにこころの様だった安井さんを変えたのは廃刊。

ネットでもドラマを機に漫画家さん編集さんたちが、廃刊に際した経験を語られていてなかなか興味深いです。編集者はそれこそ隠すものらしいですねえ、信頼云々より、そんなショックを与えて原稿が落ちるのが心配で、とりあえず脱稿してからってw そりゃそうかも。
しかし劇中の場合、安井さんは廃刊を回避する手立てを模索していたのに、早く連絡しなかったと担当漫画家に見限られてしまいます。自由業の漫画家、生活かかってますからね。お互い二人三脚で歩んできた相手だったからこその揉め事で、さらに離婚の危機まで招く弱り目に祟り目(><)

そこで生き方を変え、漫画家との付き合い方を変えた彼を責められる人なんていませんねえ……。

まあ、もうちょっと新人ゆえの不安や体調管理は気にしてあげてもいいかなと思いますが線引きが難しいのも事実。髪型が変わったら服も、仕草も、構図も変わらなきゃ……と作家が手を尽くしたいのは分かりますけど、読む方はどっちでもいいかもしれない(「ラジオの時間」を思い出しましたよw) 単行本の表紙だけは、アイドル写真の横に漫画絵を少し入れてもバチは当たらないでしょうけど。


そんな安井を睨むことしか出来ないこころ。でもやきもきはしても、東江さんのところに勝手に駆けつけたりはしないところは好感が持てました。しそうだったけど周囲が止めたよねw お友達じゃないんだから、内緒で相談にのってベタ塗ってトーン貼りするわけには。担当外ったら担当外なんですもんねえ。そして辛い思いをした東江さんですが、だからこそ彼女も次の原作付きオファーはきちんと断ることが出来た。そしてまたいつか、手を繋ぎ直して心と仕事を、もしかしたら安井とだって仕事することが、あるかもしれませんよね。
編集と漫画家が仲良しこよしならオッケーって訳でもなく。頼り切ってしまっては成長がない、と三蔵山先生が語る場面もあって考えさせられます。じゃあこころを『女神様』なんて言ってる画伯、大丈夫なのかw
 

編集長命令で、SNSを活用することになったバイブス。

こころもなんと『小熊』のアカウントをとり、安井が1話からずっと匿名でつぶやき、こころを『小熊』と呼んでたSNSも書店員さん経由でバレそう……となった途端に秒で削除!仕事が早いw あれはいつか同僚に直に、語れる様になればいいんですけどね。

直に語るといえば小泉さんもね。とっとと告白だw


「重版出来!」~5 ☆☆☆☆

理想の漫画編集部あるある。毎回楽しく見ています。

私も昔オリジナル漫画の同人誌に参加して、コミケもコミティアも行ったものです。
超上手くて多作で学生時代から有名人だった先輩。ファンも列をなし、絶対プロでそれもメジャー少年誌で活躍すると思ってたのに、エロ青年誌にちょこっと書いた後は……「まんがナイチンゲール」的な学習まんがの人になってた、のって残念だったけど、業界でプロで居続けていると思えば良しなのか。持ち込んだ雑誌、出会った担当さんが違ったら……なんてifがあったんでしょうか。
4話でこころがお断りした老作家も、高齢者向け雑誌から超人気になってましたよね。

さてこころが初めて担当することになった二人 、「ドヘタ伯」と編集部で陰口たたかれながらも、自分の作風には絶対の自信を持っている新人♂と、絵が上手いけれど目指すところのない新人♀。同じように問題点を指摘、本人比ベストに仕上げて新人賞に応募させてあげよう!と何度も何度も書き直しを指示するわけですが……。

もう作品が映画のように脳内に流れ、紙に写す技量が問題なだけ(書き分けが出来ず別人が同じに見えたりするので、髪の色や服の柄を変えろと指示など)なので直される度同じものが良くなっていくフリーター♂くんと、エピソードや台詞を直されるので毎回違うものを書き直すうえに、就活期で親と揉めたりする大学4年の♀さんとでは、なんというか必要なフォローが違いすぎて。
絵の上手い彼女の方が、原作付きでチャチャっとデビューしようよ!と声を掛けられたら揺れるの、わかる気がします。

問題は、その声をかけたのが同じバイブス編集部でも「新人潰し」の異名をとる安井さんだってことで、その後もうちあわせは30分きっかり、ネームチラ見ハイOKと7話まで描かせておいて電話一本でオール没orz こころが『失恋した』とまで言うほど気合入れていた新人さんだったのに、このまま潰されてしまうのか(><)
一方の画伯が、この絵で掲載なんて前代未聞!の評を逆手に、前代未聞いいじゃないかと新人賞受賞でデビューが決まっただけに、あのままこころと組んでいたら……と後悔するんだろうなあ。


その『失恋』が誤解され、営業で安井とこころが噂にw それは否定しつつも、いや相手は五百旗頭さんか?とドギマギする営業の小泉さん。もう告白しちゃおうよw
そして断裁、不良在庫の処分に立ち会う社長とこころと小泉さん(「黄昏ボンベイ」が流れてきて辛い!) 
自分たちが売り切れなかった本の最後を
「忘れません」
と誓うこころたちと、奇しくも同日、初単行本が店頭に並ぶ感激を同様に
「忘れません」
と胸に刻む新進作家さん。終末と誕生とを並行して描かれて、実に泣かせます。
またこの社長さん、貧しい生い立ちでヤクザになりかけたところを、不思議な出会いと本が、人間にしてくれた、と語る人です(高田純次なのに!) これもまたいい話。
限られた「運」を仕事にこそ活かすために、ゴミを拾い、人を助け、自転車が倒れたら直すと日々善行を積む人。あげく宝くじが当選しても受け取らないw そこまで徹底している成功者、なかなかいるもんじゃありません。善行は真似している五百旗頭さんでも、当選金はもらうんじゃないかな。(更に、編集長はくだらない運試しをずーーーーっとし続けてますよ! 全部外れてるから運たまってる?)

密度濃く、あれもこれも盛り込んできて、しかもきちんとエピソードとして成立している。ほんと突っ込みどころがなさすぎて感想が書きにくいぐらいです「重版出来!」w

初単行本ができるまでも実に興味深かったです。
ページ割を見ながら打ち合わせ、希望通りにレインボー印刷したら「一冊3000円」買えないよ!
表紙絵3案から売りたい年齢層で絞り、採算がとれる計画を編集者が決め、表紙はデザイナーが。そして書店員にだって意見はあって『その発売日なら」とずらっと並べてくれた競合作は「亜人」「白暮のクロニクル」「カイジ」etc暗色が強いシリーズ本です(あれれバイブス世界で出版されてる本じゃなくていいんだw)比較で目立たせようと白ベースに決まった「Kicks」、サッカー漫画でベース白、プレー姿の表紙ときたら「フットボールネーション」を思いうかべましたが、仕上りは随分違いましたね。

さて次回は「新人潰し」安井さんの真意と、新人賞の報せに表情を曇らせたアシスタント長ムロツヨシの動向と。その他またどっさり詰め込んでくれるのでしょう。期待してます!

「重版出来!」3 ☆☆☆

3話になっても絶好調!

売れっ子漫画家高畑(滝藤賢一)の担当になった心、さっそくアオリを100本書き、読者アンケートを熟読!そして女も締め切りもピンチのマジ修羅場に巻き込まれw それでも週刊連載は続く。届いた次回ネームは……正直つまらない。『緩急が大事』と言う作家に一旦は言いくるめられる心だが、五百旗頭の助言で「私も読者です!」とガンガンと意見。
そんな心にひっぱられるのは、今回はギャグ漫画成田メロンヌ(要潤)担当の壬生(荒川良々)。無駄呼ばわりだった読者アンケートを読み直し、ギャグ不発の原因を探ることで改めて作者との絆を深めるのでした。

アオリ、単行本には載らないもんねえ。ネタバレ厳禁は勿論のこと、変にウケを狙われても寒いし。目立たないのが一番むしろなくていいぐらいに思ってましたけどw 今回みたいに勝手に新展開を思わせるアオリを入れたことで、漫画家が発奮してくれるんなら素晴らしい合いの手ですよねえ。恋人の失踪も単に一人温泉で、締め切りでほっとかれる日を文句言わずに楽しく過ごしただけだったというオチw 
優しい世界だわあ。 

イケメンなのにキテレツギャグかましてる要潤先生もなかなかw ガンジスwムンバイw わっかりにくいギャグを本気で面白がり「わからないやつはわかんなくていい」と思っていた壬生担当でしたが、結果がアンケート最下位続きからの打ち切り。そこは読者との架け橋になるべきだったと。なんだろ、それこそアオリで解説?柱にインド地理豆知識? 
新企画のあらすじを担当が丸っと提案してるって衝撃でしたが、無事ボツになってましたよ、良かったw

大ベテランの売れっ子でも、枝葉や寄り道が長すぎて本筋がなにかわからなくなってきたり、全員の反応を丁寧に描きすぎでごちゃごちゃしてきたり、好きに描けるようになるのが最善じゃないなあということってありますよねえってブリーチとかワンピースとかのことですw 映画のディレクターズカットもだいたい公開版の方が見やすくて「シックスセンス」の監督なんか「自分が好きな場面ほど、全体を考えると要らないので切ることになる」と言ってたけど、それを自分からできる人はなかなかいないでしょうから。仕事として作品に意見を述べらえる編集という立場は、上手くまわっていけば有効なのだなと改めて思います。

次回は同人誌即売会で新人発掘なのかな。いまだ挫折知らずの心ちゃん、またもや絶好調快進撃の予感しかしません(^^) ほんと元気でるわこのドラマ。
唯一文句いうなら「小熊」にはちっとも見えないところですかw 黒木華。 そして滝藤先生の全裸はなんでしょう、原作通りなのかな(^^;;;;)

通りすがりの息子が「ツノ姫さま」に興味深々でしたよ。若者はそりゃ「たんぽぽ鉄道」よりそっちかw

「重版出来!」2 ☆☆☆

た、試し読み小冊子って、出来上がってる単行本をバラして作るんですか?まさかの資源再利用&人力(^^;;;;)
昨今は店頭で立ち読みできませんからね。あの小冊子を読んで既刊全部買って帰ること、結構ありますよ。最近では「フラジャイル」「孔子の嫁」などなどw

今回は、幽霊くんとあだ名をもらうほど影の薄かった営業くん(坂口健太郎)が、黒沢心にひっぱられ、ここ一番で頑張る様子に胸熱でした。まだまだいい人しか出てこないよー!
作中で営業プッシュの「たんぽぽ鉄道」、まんま読んでみたくなりましたよ。

営業の仕事を学ぶべく、店舗周りに帯同する心ちゃん。移動はきびきびと階段です。なんでもトライ、駄目元でまずお願い、パワフルです。途中、疲れた……のではなく、お腹が空いてへたりこむw あの情熱はカロリー消費しますよね。
書店員さんが飾り付けた「たんぽぽ鉄道」コーナーも素敵でしたけど、その後ろにちょこっと映る看板や他の漫画の背表紙、作者名の差し込み板までちゃんと「ドラゴン急流」だったりして思わず棚をじっくりみちゃいますね。
プッシュの秘策、鉄道旅行の漫画を鉄道コーナーに。いいですね!サッカー漫画をスポーツコーナーに、料理漫画をレシピ本コーナーにw 担当者の縄張りなど現場の事情はあるようですが、送り手受け手だけ考えたらwinwinではありませんか。

そして見事に<重版出来>! あの地味な作品がw
「勝手に売れる作品なんかない。売れた作品の裏に、必ず売った人間がいる。俺たちが売るんだ!」
けだし名言です。いいですねえ

次回はアンケートの闇、打ち切りになる作品が? それも心の前向きパワーがどうにかしちゃうのか、そんなことできるのか?


「重版出来!」1 ☆☆☆☆

面白かったー(^^)
文句のつけようもないウェルメイド、家族で楽しめるドラマです。しかしヒロインが元オリンピック代表アスリートなんて設定なら、武田梨奈、ヒロインやりたかったでしょうねえw

怪我でオリンピックを諦めた柔道選手が、第2の目標に定めたのは『大好きな漫画に関わる道』だった……!
てなわけで、大手出版社に入社を決めたヒロイン黒沢心に黒木華。
面接時、廊下で掃除してるおじさん(高田純次)が実は社長でw 殴りかかってきたのを見事に投げとばすw その辺はもうお約束です。
でも、新人あるあるの寝坊や伝達忘れなんてありゃしませんよ。心の新社会人生活は順風満帆。男所帯の編集部に配属になってもコミュ力高くどんどん親睦を深め、率先して仕事を見つけ、訪問先では柔道の話で気に入られます。その前の研修に行った本屋でも力持ちの気働きで高評価。体育会系を企業が採りたがるのはこれなんですねえ。

大物漫画家(小日向文世)の断筆!という事件が起きますが、新人になんの責任もないものねー。
それどころか、問題の根本に気づくのはヒロインで、改善策まで打ち出せちゃったんですよー!すっごいよね。
大先生、確かに出てきたときからすっごい猫背で、画板の下から見上げて書いてるなー変な姿勢、とは思っていましたけどw まさかデッサンの狂いがそのせいだとはねえ……。書き上げてから別の姿勢で原稿を見返さないのかなw でも本当に好人物でしたから、屈折したバカなアシスタントの暴走で傷ついても、立ち直る道があって本当にホッとしました。オワコンとか囃してたネット住民は、絵がまた変わったことででも騒いで欲しいものですよ。

松重豊の編集長に、オダジョーが副編。荒川良々に安田顕。曲者ぞろいですが基本いい人達な編集部、ヒロインの周りは平穏です。……同期の妬みや足の引っ張り合いなどはこれから出てくるのかな。それを心ちゃんが真正面から受け止めて、笑顔でえいやっと乗り越えていくのが楽しみです。嘉納治五郎の標語が炸裂だ!


ところで、使われている原稿がもしやもしやと思ったら、本当にゆうきまさみでw 『絵が古い』だのボロクソ言われる設定のベテラン画家原稿ですよ、誰が頼みに行ったんでしょう、勇者ですね(^^;;;)
仕事場の場面ではNHK「漫勉」思い出しましたw
一緒に見てた旦那は、大学教育関係者として日本体育大学がヒロインの出身校として実名登場、柔道部選手も建物も撮影協力していることに興奮でした。すごい宣伝ですものね。

で、武田梨奈。
心の親友で、日体大柔道部時代の仲間。試合の回想場面にも道着姿で華を添えます。もちろん空手と柔道じゃえらい違いとはいえアスリートですから、開脚しての柔軟もお流石で、こんな人がチームメイトなら…とヒロイン心の強そう感まで増しませんか。演じる沙羅は、リオ五輪代表だそうで現役で強いのはこっちですけど! 最近は「ワカコ酒」などアクションだけでなく演技の幅を広げている武田梨奈、案外黒沢心役でもはまってたのかも〜?

「真田丸」〜13決戦 ☆☆

梅ちゃん、何故死んだ!

坊やだからさ……もとい親だから、と言われましても(><) 鉄火起請だなんだで上杉に気に入られて帰ってきた信繁でしたのに、愛妻とはきちんと時間を過ごせぬままに永遠の別れとなってしまいました。
女の細腕、それも授乳中。なのに戦場でなにをするのかと。むしろ真田家の嫁として生きて人質要員に数えられ、娘という大事な人質要員を育て上げる立派なお仕事があったじゃないですか。そのうち男も産むかもだったし。
なんか同じ女として書いていて嫌になりますが、ほんとお味噌な戦いでの無駄死にですからしかたがありません。

妊娠が嘘……というか「そんな気がする」レベルで祝言に持ち込んだという告白には梅ちゃんのイメージ急変。旦那以上の策士かとおののきましたが、今回の無茶はむしろ無策ですよね。戦場で信繁に鉢合わせて二人とも殺されかけてた時に、誰か本気で止めなきゃダメでしょう……。真田方、わずか50しか死ななかった戦い、昌幸パパがせっかく策を弄してうまく戦ったのに嫁が死ぬなんてorz

そして何故か「私が育てます!」と亡骸に誓うキリにびっくり。え、いや、薫も源三郎の妻もいるのに?そこはせめて「みんなで立派に育てるから安心して」くらいでは?
こんな感動を呼びそうな場面でもきっちりうざいキリw 狙ってるなら凄いですよ三谷さん。

そんなわけで物語は一区切りな様子。次からはやっと秀吉が出てくるんですね!


「真田丸」11 祝言 ☆☆☆☆

室賀どのぉぉぉぉぉぉぉ(><)

さて信繁の嫁とりです。
身近な菊との縁をみんな喜んでくれましたが、京から正室を迎えたかった母だけはぶんむくれ。説得しようとした信繁、花を贈るのはまだしも天井裏からいい香りを流させるような小細工で更に怒らせてしまいます。母向けの策に出来ないあたり、まだ父には勝てませんってw
まあ身分をわきまえている梅は、側室なのは納得づく。内々に祝えればよし、のはずが突然、大々的に祝言を!となったのはなんと。ネズミをおびき寄せるためだったとは……どこまで鬼畜なのか昌幸パパ(^^;;)
徳川から昌幸暗殺をぐいぐい推されていた室賀どの、葛藤を抱えつつもこの好機を逃す手はなく。懐に匕首を忍ばせ徳川方の供連れでのこのこやってきてしまうのでした……。

笑顔と酒と歌と、賑やかに沸く祝言の席の陰で、昌幸と室賀、静かに碁を打ちながら命のやりとりが始まる様子。震えました。


もう供は始末され、裏切りもばれ、真田の手下にさえなれば生かしておいてやろうという手詰まりな局面で、碁だけは室賀の勝ちなんですよね……(><) 
劣っているとは思わぬ昌幸にどうしても勝てずにきて、勝負に出たこの一番。問答無用で斬られるでなく、手下につく選択肢を与えられたことこそ屈辱だったことでしょうよ。

碁盤に小刀叩きつけ「帰る!」と去っていきがてら、わざわざ背後から「おぬしの手下にはならぬ」と囁く下りはもう、西村ファンとしては生唾飲むわ金縛りのようだわと忙しいことこのうえない夢のような時間で……ひいい、脚に仕込が~!!

って修羅場に居る邪魔なキリ。ついでに斬られるなり気絶するなりすればよかったのにw
足掻いた室賀の最期を変に見届けた挙句に、なんでわざわざ信繁を連れてくるんですかー!祝言を利用はしても、せめて信繁には知らせまいとした兄の配慮が台無しですよ(言いつけ通りに、踊りまでした義姉さんの努力も!)まだ宴会場に駆け込んで泣くだけ騒ぐだけなら、怖かったんだねと同情もできたのに。
他人の旦那の手をひいて釣れだすなんて「卒業」かと(違)

しかし、出来た嫁の梅が『酷い、せっかくの祝言が』なんて文句いうわけありません。まして信繁はもっと、父の計算も利も即座に理解してしまうタチですからね。
めでたい日になんてことを!だの。嫁が来る=人質資源が増える、なんて思っちゃダメだの。現代人権意識目線を一身に背負って代弁してくれるのがキリなのでしょう。わかっちゃいるけど、うざ~い(^^;;;)
このキリの『自分にはない素直さ』を、信繁が愛しく思う日も来るのでしょうねえ。側室にするんですもんねえ。正室もこれ以上の側室も絶対とらないから梅が実質正室!なんて今は言っていますけどねえ……。

それにしても面白い回でした。
「祝言」と銘うつからには、口吸いだ懐妊だの下ネタなざっくばらんや、キリの涙、梅からの釘さしぐらいまでは予想していましたよ。でも祝言を罠にする腹黒、かと思うと病弱義姉で笑わせにきたりする、いつにも増したシリアスと笑いの振れ幅の大きさは意外で、それが余計に室賀の死を鮮烈にしてくれたかと思います。もう室賀の大舞台と熱演に胸熱。
あの盤面はどうなっていたんでしょう。本当に室賀勝っていましたか?セリフだけでなく棋譜も覚えての演技だったりしたのか?気になりますねー。

ああ、室賀どの肌がつるつる☆もありましたっけ。苦し紛れに何を言うかと思いきや、美肌の秘訣からちゃんと鰻→浜松→徳川とつながるところもさすがでした。 


それと楽しい忍者活用法。私用のムード作りにまで屋根裏で働かされる斬新なサスケから、掛け軸浦隠し部屋の出浦や、襖の引き手から覗ける細工などの正統派まで!


「真田丸」9、10 ☆☆☆

信繁がパパに!
えー!もっと幼い恋だと勝手に思っていたので、びっくり。来週は「婚礼」で、キリ荒れるんだろうなあw

真田生き残りゲームの方も、これ以上はあるのかという混乱ぶり。上杉を裏切って北条につき、更にそれを裏切って徳川についたというのに、あっという間に北条と徳川が和睦って(^^;;;) 
昌幸の口車にのって、国衆をまとめるぞキャンペーン頭を嬉々としてつとめてくれていた室賀様も、さすがにこりゃなんだとキレまくりです。フレームアウトしてもまだ声が聞こえる大騒ぎw

更に策を練る昌幸は、名代源三郎を徳川に送り込み……願い出るのは要所に城を建ててもらって、そこを真田が守りますという提案。真田は城を建てる財力はありませんからねえ~。しかし昌幸が考えることがそのまんまのわけがないw 実はこれ、建てた徳川を防ぐための城になりえるのだとか。鬼ですねw
その点、上杉をどうにかしろまかされた信繁の策は、裏切りでなく信頼を基にしていて優しいのですが……『戦のふりをしてください』なんてよくも真顔で提案できましたよねw それも、先だっては信尹の息子だと出自も名も偽って乗り込んだ上に裏切った、その上杉にですよ! いい声の直江兼続が怒ってるじゃないですか。
後日、両軍わざわざ法螺貝吹いて篝火焚いて、銃の火縄に一応点火までして、戦のふりw (「天地人」ではこれありませんでしたよねえ?) バカバカしい絵面でしたが『真田を破った勢いで、上杉が来る』と北条に思わせて沼田城から手を引かせるためにも、敵の見張りや忍びが信じるぐらいには兵を動かす必要があったんでしょう。

梅が信繁に吹き込んだ、誰も死なない戦という考え。
よくある、女主人公に声高に戦を否定させて女性目線だと歌う時代劇には鼻自らみますが、こんな風に策を練り、損得や達成感や身内恋人への想いのために命を賭けて非戦を目指すのならば、有りですよね。
そうそう、人質のばばさまはたらい回しで、いつの間にか徳川にいてw 名代源三郎と一緒に戻ってきたようでしたが。源三郎の妻は病弱でおばばは老齢、薫さんはほらアレだしw 人質要員が少ないから信繁も嫁を取らなくちゃ…と言い合うんですよ。現代の感覚では、キリが言うように何それって理由なんですけど! 当時は切実だったんでしょうねえ。


そして真田が恨みを買ったことで、狙われるのは室賀な様子、どうなるのか来週……。 

「真田丸」3 ☆☆☆

真田兄の嫁が出てきましたが、毎回
「あなたは真田の嫡男、ご武運をゲホッゴホッ」を天丼ってコントw

そして真面目で演技のできない性分を利用されての、偽密書配達係。そりゃ嫡男が運んでいるとなったら大切に見えますしね。殺されたと思ったサスケも当然ピンピンしていて、兄大ショックです。
上杉への偽密書は、真田家をひっぱりだこに見せようという父の策略でした。
父ちゃん……お国衆に団結を説いてみたのも、あわよくばそのトップにたってしめしめだったとはw ほんとに一筋縄ではいかない男です。その父が織田詣でには自分でなく弟を連れて行くと知り、ついに反抗する悲しい兄。そんなに弟が有能か、自分はダメなのかと思ってしまいますよね……。それを、嫡男だからおいていくのだ、二人とも殺された時にはお前が真田を継ぐのだといい含める父ですが……今までの言動を見るだに腹の中で「ち、気づいたか」ぐらい思ってそうですからw 
この策略家の父との相性が悪いだけで、一般的には無能なわけではなさそうなだけにかわいそうな兄です。小山田義兄の生還も、腹を召せとしか言えない融通の利かなさで……いえいえ、ちゃんと「昼まで寝ている」と言えるじゃないですか(その目こぼしを分からない小山田もどうなんだかw)
 

そして騙された室賀様(西村雅彦)、来週ピーンチ!西村ファンとしてはお髭を愛でつつ画面に釘付けですよ。
 

そうそう、信繁少年の恋も描かれていました。
新府で櫛を買ってきたとな。お梅ちゃん(黒木華)には漆塗り箱入りの櫛に手製の組紐がけ。きりちゃん(長澤まさみ)には木肌の櫛を紙包みw 分かり易すぎるw でもその梅ちゃんだって、足を挫いたと演技して、負ぶってやると並ぶ背中二つのうち、華奢な信繁の方に行くんだからやっぱり分かり易いですよ。さて三角関係? お梅ちゃんもいい子で、争いになれば滅法強い武家の妻向きなだけにどっちを応援したらよいのかw(え、二人とも未来の側室?)
更にこんなエピソードにすら「次男だから暇」と信繁の立場をサラッとだめ押ししてくる。冒頭で叔父に「次男の心構え」をきかせるだけじゃなく世間での信繁の立場を浮き彫りにするとはさすがですよね。

今回も楽しい大河でした。そしてきっとあの櫛はまた何度も出てくるのでしょう(「新撰組」でのコルク思い出しましたw)
そして父昌幸の茶室の壁が、手元操作でガバッと開く仕掛けも楽しかったですw レバーが骨か角製なのも毛皮をまとう山国の武将昌幸らしくてナイスw 


映画「シャニダールの花」 ☆☆

綾野剛鑑賞映画。

劇場で見た予告だけでも萌えましたが、本編ではなお良いです。


しかし、若い女子の体に咲く花を集める研究所……という思いつきだけが突っ走っている様で、その花の生態を考え出すと突っ込みどころ満載です。

後半では地面で咲いていたじゃないですか。 じゃあもっと普通に育てればいいのにw

それとも、人体に寄生した時だけ薬効があると仮定して。

すでに社会にそれが知られているからこそ、寄生された娘さんたちやその家族が連絡をとって研究所にやってくるのだと思ってみていたのですが。実はニュースになり始めたのが物語終盤でした。じゃあ、なんで娘さんたちは自宅で面接受けた後に研究所にw

花を取ったら死にましたってのを病死と隠蔽しても、家族の承諾とって入院させてたなら管理責任が生じるでしょう。むしろ直前まで健康だった記録がバリ残ってるのに病死ってw


そこは、研究所で花を植え付けて咲かせて収穫するという『人間農場』にしておけば矛盾なかったし、家族に言わずに来てたバイト場の死亡なら、隠蔽=失踪事件てことで更に悪質にできたのに。


でもあの精神世界なラストをみるだに、細かいことはどうでも良さそうです。

研究所で宿主嬢たちが着ているビニール服が蒸れそうだし動くとバリバリ鳴ってて着心地悪そうなのも、ビジュアル優先でいいんです。

見る人を選びそうなので人にはすすめませんが、深夜に放送してたらつけて流しておきたい感じに好きです。そして一人で画面に突っ込むw

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