童貞、処女は高校生活やり直し!
……って、高校生に性交渉しろと言っているようなものでなんだかなー。とはいえ、作中の指摘はかなり一理あります。
どうせおバカドラマ、見かけない俳優がやたら脱ぐのかと思っていたら、三浦春馬に黒木メイサ、高橋克実と普通に連ドラ級俳優じゃないですか。枠も1時間。 誘い方、接し方のどこがダメで何が間違っているのか、自分の勝手なイメージを相手に重ねるな等々、身に覚えがあったら反省すべき駄目出し満載です。外見が三浦春馬であってすら玉砕。じゃあ具体的にどうしたらいいのかは次回からかと思うとワクワクしませんか。
以前から冗談で『少子化対策ドラマ』の分類してましたけど、これは本気でそうかもw
『余計なお世話』になる心配は、そもそもアンケート(どこのw)で童貞/処女と答えた者の中から更に、それでも性交渉結婚子育てを熱望している者を選んだそうなので。同性愛者無性愛者が子作りを強要されるわけではないですよ。
主人公荒川英人(三浦春馬)は東大卒のイケメンエリート銀行員。
仕事も順風満帆、大きなプロジェクトをまかせてもらえそう……という夜、突如現れた怪しい男に『オトナ高校』への入学を勧告されます。第二義務教育法案設立に伴い、30歳以上の童貞処女の中から第1期入学生として選ばれたので、期日までに童貞だったら週3日は強制的に高校に通い性交渉について学んでもらう、と。
もちろん風俗経験はノーカウント!
慌てて手近な女性を誘う英人、下心のばれない昼デートから、部屋に誘おうと人気映画のDVDも準備! なのに話すことは仕事と自慢、映画も見ちゃったと言われてがっくり(面白かった?とか、一緒に見ようと思ってたのに!とか、広げようよ、黙るなよw) その後も順調に盛り下がり、呆れて帰る彼女(松井愛莉)を呼び止めて言うことにゃ「ヤラせてください!」ってw 最低w
見事入学することになり、思いがけない顔見知りには出会うわ、チェリーのエリート=チェリートくんなんてあだ名もつけられてプライドはズタボロ。それでも授業のお見合いパーティでは、選ばれる自信満々で態度悪い悪い。こんな輩が、きちんと心を入れ替えて男女交際できるのかー?
結構前のめりで視聴の1時間でした。
もちろん文句もあって、教師陣の描きかたはどうかと思います……。百戦錬磨のモテ男!って、誰とも長続きしてないのではw でも5人の子持ち、とフォロー。ふーん。 もう一人は低学歴低収入でハゲ、でも妻が美人! それだけで勝ち組認定かw 美人の基準ってw と半笑いで見ていたら後半で
「8人の愛人がいます」
って、それは奥さんへの裏切りじゃん。トロフィーワイフがいてこその自分じゃないのかよ。
あとね、童貞処女って別に可笑しくも恥ずかしくもないでしょう。
男同士で見栄を張るのはご自由にですが、そういう話題だと必ず出てくるクスクス笑う女子。ああいう妄想を垂れ流してはいかんと思うのですよ。女性からしたら、人数や風俗体験を誇られるぐらいなら童貞であって欲しかったりしませんか。ご縁がなくて未経験と言える正直さもまた魅力だったり。