ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

麻生久美子

「MIU404」10,最終回☆☆☆☆☆

 わー騙された!すっかり騙された!!
ナニが起きたかと思った! でもやたら日付が映されるのはなんだろうと思ってた(娘の誕生日頃だしw)そういうことだったのかあああああ!!

 久住を探せ。
全ての痕跡を絶って、いきなり消えた久住(菅田将暉) 追う警察。
でも顔写真もなし本名不明じゃ、違う名乗りで携帯も変えられたらどうしようもないじゃないですか。伝手は成川(鈴鹿央士)が覚えていた「65」からの六郷wの工場と、『確かな情報』とやらをもらってアクセスを稼いでいたナウチューバーREC(渡邊圭祐)  RECの罠で久住をおびき出す……まで行かずとも、せめて騙されていると分からせたかったわけですが、敵は何枚も上手。カメラオフの筈が志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)の同席も観られていたし、久住(仮名)の居場所を割り出したことも知られてしまう!(ビバ、出前太郎!)
逃げのびるために久住(仮名)が選んだ手段は……同時多発爆弾テロ!!! 各地から爆発の通報が寄せられ、SNSにも書き込まれ、ニュースでは速報が流れ、久住を追うよりも爆撃された病院に向かう機捜任務を優先した404。
 でもそれは、フェイクだったorz

 もうね、そこは仕方が無いじゃない?
ちょっとしたキー操作でそこまでの仕掛けが起きてしまうなんて。「お前らのせいで」と久住はうそぶいたけれど、それが無くともそのうち勝手なタイミングで発動し、RECは煙幕に利用されたんでしょうね。別名義の人脈やパスポート等々の様に。
でも警察や救急が混乱したせいで、亡くなった胎児もいれば(この件辛い……)ドーナツEP運搬車に轢かれた陣馬さん(橋本じゅん)は手当が遅れて意識不明に。メロンパン号はすっかりテロ車両と拡散されてお蔵入りに。そして何より、404の絆にヒビが入ってしまいましたよorz
久住を追わずに病院に行こうと決めたのは志摩だった。
その他、伊吹を責めて切り捨てるような言葉を志摩が吐きましたが、ち、違うから!伊吹が盗聴(コラw)を止めた後からが神髄で、伊吹大絶賛、真っ直ぐな相棒を巻き込みたくないだけなのに。というか、伊吹がガマさん(小日向文世)の

『刑事だった自分を捨てても』

発言をなぞったのと同様に、志摩も警察には出来ない方法で久住をあぶりだそうとしている。互いに相手に黙って、同じことをしようとしているんですよ?気付いてよー!

 挙げ句、久住=トラッシュの潜伏先に単独で先着する伊吹orz 腹の探り合い、欺しあいの様な会話で何を分かり合うわけでもなく、煽られた挙げ句にやっぱり罠にかかる伊吹と、助けに来た筈がやっぱりややこしいことになる志摩orz 銃なんて向けちゃダメだってば。そして自分も銃を向けられているのに、意地を張っちゃダメだってば……! 以前なら死ぬのも怖くなかっただろうに、今はそうじゃないでしょう、トラッシュは死なずにきちんと捕まって欲しいし、伊吹や志摩にも傷ついて欲しくない。なのに、なのに! 

死なないでーーーーー!
 え、オリンピック開催?

 もうこんな記事、ドラマを見ずに読んでいる人はいないでしょうから書くけど(まかり間違って未見ならここから読まないで本編を観てください)


 息絶える志摩も、正義を手放してトラッシュ久住を撃ち殺す伊吹も、バッドトリップの産物でしたわorz  そうだったそうだった、2人とも薬物吸って昏倒していたのだし。そこで武装解除もせずに銃持たせたまま放っておく間抜けじゃないでしょ久住は!!!……でも、両手両足拘束したら、近くに携帯置いたままでもいいやーと目を離す程には暢気でしたけどね!(2人を起こしたのが、陣馬さん覚醒報告だったミラクルに乾杯!!!)
 無事に洋上に逃げ出して、船に救助されたのか泳ぎきったのか……いくら近海とはいえ着衣で命がけ(まず、靴は脱ぐべし^^;;;;;) そこからの九重くん(岡田健史)も加わった追いかけっこはまさに手に汗握りました。伊吹が走る!跳ぶ!志摩は自転車だ!!メロンパン号にも行く手を阻まれ、追い詰められた久住は。
 いやー死に逃げも覚悟したorz 多分本人、昔の志摩と一緒でそれでも構わなかったのでしょうが。死にきれないなら今度は、警察に暴行された被害者だと訴える方向に!とことんクズ!……しかし目撃者になってくれるはずの友人達は、久住自身がばらまいたドーナツEPでラリラリで、証言できる状態じゃありませんでしたw なんて皮肉な地獄。

 さて久住(仮名)は誰だったのか。
天王寺育ち、貧しくて母と死別? いやいや、相手によりなんとでも自称して取り入っていたヤツでした。システム開発に関わった云々のエトリ情報も伝聞な上に、本当に久住のことだった確証もなく、本人はただ黙秘。貧しければ世間を恨み云々、恵まれていたのなら愛情不足で歪んだ等々と、とかく世間が型にはめて消費しがちな『物語』の提供を、一切拒み続け名無しのままで……。薬物製造の証拠はあるとして、エトリ殺害は立件できるのでしょうか。できたとしても、死刑や一生檻の中にいるには不足なような。いつかまた娑婆に解き放たれるのでしょうか、身元不明のまま?
(とりあえず、安いサイドストーリー『久住の過去!』なんて配信されるよりは不明で良し。限定しない方が視聴者それぞれで身近に受け止められるでしょうし、いつか判明するのならUDIラボ絡みであって欲しいよw)

 ああ、メロンパン号テロ犯説の拡散を、これまでに接触したたくさんの人たちが否定してくれたエピソード。素晴らしかったです。世間は時に美しくもある。久住もそれを知れたら良かったのに。

 ラストはマスクで機捜任務中の志摩と伊吹。
ああ、このオリンピックが中止になった2020年の夏に、確かに2人は居るんだ。そんな喜びを、邪魔な筈のマスクが噛みしめさせてくれました。 
機捜404フォーエバー! 

ちなみに放映前に菅田将暉Boxのミスド食べてましたw 最終回放映日に菅田将暉がドーナツEPならぬミスタードーナツの宣伝を始め、GoTo強盗!の放映日がまさにGoToトラベル。新型コロナウィルスで放映日がずれた故のそんなミラクルも楽しみましたよ!!
異動になっちゃった桔梗さんとの恋は……生きてるチャンスを、いつか活かせるといいね志摩!

「MIU404」~9 ☆☆☆☆

「間に合った……!!」
そう絞り出した伊吹を、ハムちゃんごと抱きしめる志摩。もちろんBGMに「感電」もう胸熱×胸熱でしたね!

 伊吹(綾野剛)が志摩(星野源)を闇からすくい上げた6話。
でも以後、それが尾を引いたのは
「俺が眼を離したから」
「それは俺が電話をしたから」
と盗聴器問題であったり、『相棒殺し』への反論だったりと、改めて感謝を述べるような繊細なことでなくw 反面、立ち回りの共闘などバディみは増し増しで嬉しくなっちゃいましたよね。
7話、逃げ続けた10余年を服役にあてていたらとっくに新しい人生を踏み出せた、という逃亡犯の吐露に、視聴者は隠れ続けるハムちゃん(黒川智花)の無念や、3話以降逃亡中の未成年成川(鈴鹿央士)を重ねたり。そして8話、猟奇連続殺人と、伊吹の恩師ガマさん(小日向文世)と。次は伊吹のターンとは予想できたものの、過去のやらかしでも、志摩のような後悔ですらなく、まさかのガマさんが(直近の一件だけとはいえ)犯人だったとはorz
 何が出来たのかな、と泣きじゃくる伊吹。
伊吹がもっと無能なら、聞き込みはガマさんに及ばず。志摩ももっと無能なら、騙されたままだったでしょうにね。気付いてしまったら、見過ごせない。悲しく辛いエピソードでした。

 そんなこんなを!たくさんの点を、どんどんとつなげて線にしていっての9話!
沈む伊吹を、今度は自分から盛り上げ励まし、共に前に進もうとする志摩がいるんですよ!

 久住(菅田将暉)に拾われていた成川がいっちょまえな顔で裏社会に足突っ込んでしまっていて。『女詐欺師』を探して賞金ゲット!と、何も知らずにハムちゃんを追い詰めていく。
『孫を探しています』
と、善意に偽装しネットに拡散されてしまう写真。接触してからも、
『不登校で』
『住むところも、未成年は契約が』
と、家出人としては決して嘘じゃない哀れげな相談で気を引いて、善意のハムちゃんをおびき出そうとする卑劣。それでいて、探されている女の命の危険は想像も出来ない無邪気さorz
挙げ句、
『狭くて暗くて冷たいところ』
にハムちゃんと一緒に堕とされてしまう成川なのでしたが。
そもそも、出歩けないハムちゃんが成川と出会えた理由がエトリ証言が疑われ警察に再度呼ばれたからなのだから。とっととエトリを捕まえられないことに端を発し、元から全て警察のせいだろうがよーorz
 とはいえその警察にだって、全力で誰かを救おうとしている人たちがいる。

 ハムちゃんの危機に野獣と化した伊吹と、冷静に監禁場所を探った桔梗(麻生久美子)と志摩に、以前成川にした対応を猛省する九重(岡田健史)も加わった必死の捜査で……見事!無事に!井戸の底の二人を発見!!!

「間に合った!」

それは実際に死に瀕した二人だけでなく、今度こそ救いたかった機捜メンや成川家も含めいろんな人のためになったんです(><)
そして本名不詳実存不明のエトリも、ついに逮捕され……。

 た、と思ったら爆破かい!

 気さくな大阪弁で家出少年を取り込み、使えなくなると切り捨てる久住。クズを見捨てるからクズミ、とうそぶく顔のいつになく不細工なこと。演技力で美しさって消せるんですね。そしてまさかのエトリ殺害。そんな大それた悪人だったのね?

 そういえばUDIラボまで出て「アンナチュラル」世界と更につながり、連続殺人犯はまだ野放し。ナウチューバーがどうしてたっけ、とこの先の展開も気になりすぎる今作。やっとこれ書けたから、さあ今から10話観るぞー。怖いけど観るぞー。

「MIU404」2~6 ☆☆☆☆☆

 救われた。

 初回からずっと面白いんですよね。まさかのメロンパン販売車で街を流す機動捜査隊、かけっこ勝負、制服でレジ打ちしつつコンビニ強盗警戒。そんなクスッと笑える要素を随所に入れつつも虐待や共依存、学生の薬物に性犯罪、女性差別、家出、賭博、搾取、外国人労働者と、重苦しい深刻なテーマに果敢に挑戦し続ける良ドラマ。その事件事件の合間にも、チラチラと顔を見せる隊員たちの生活と過去の影。
面白すぎて、逆に見守るだけになるかなーと思っていたのですが、志摩の相棒殺しがついに伊吹の耳に入って迎えた6話。いやもう、この回のためにいままでの話が在ったのかと膝を叩いて立ち上がるほどの(比喩ですw)衝撃でしたので駄文をぽちぽちと。

 まずはまさかの
「よ、相棒殺し☆」!!!
いくら野生のバカ伊吹(綾野剛)でも、本人にこんなことorz
さすがに本当に志摩(星野源)の相棒が死んでいることも、そもそも当時捜査一課だったことすら知らなかった情弱伊吹くんですよ。とはいえ、知った以上は周囲が止めてもぐいぐいと教えろと迫ります。
相棒だから。
その聞き方に工夫が無い、とつっぱねる志摩w またぞろ掛け合い漫才の結果
出来るもんならな
と、伊吹の調査を容認しつつ、志摩は知っている筈です。志摩自身ですらもう信じられない自分を、伊吹は疑いもせずに助けようと駆けつけることを。

 さて九重(岡田健史)も巻き込んだ調査で分かったことは、6年前香坂刑事(村上虹郎)が自宅マンション前路上で死亡。第1発見者は志摩。駆けつけた機捜は陣馬(橋本じゅん)と桔梗(麻生久美子) 脱げた靴の片方と香坂は呑まない酒のボトルが屋上に。自殺か他殺か事故か。
軽率な輩(酒向芳)は前日の言い争いだけで『殺してもおかしくない』と証言、昵懇の機捜と証拠隠滅したと志摩を疑うのですが。実際は、香坂は怒られて当然。証拠をねつ造したんですから! 家宅捜索で毒物がみつかるならきっかけが嘘でも、と熱弁を振るっているところへの真犯人逮捕の報。それも別人のorz
 犯人を装う女(北浦愛)に単独で接触し、からかわれ、女の犯行と信じた。可哀想ではありますが、動機が正義ならねつ造が許されるわけじゃなし。志摩は「進退は自分で決めろ」と言い、香坂は辞表を書いた。それだけ。それだけだったんですよ。
ただ翌朝の香坂死亡で、辞表もねつ造も公表されることはなくなり、当然前日の争いの真意も知られることなく『相棒殺し』の噂だけが広がってしまいました。志摩は志摩で、それだけ 以上が出来なかった自分を悔い、慰めていれば、呼ばれた屋上に行っていれば、と責め続け、悪評を受け入れてしまった……。そんな悲しい自己否定にはもう、泣くしかないじゃないですか。 
 悔やみ続けた6年。
なのに2話、逃亡殺人犯(松下洸平)に伊吹がかけた言葉「殺したら取り返しがつかない」を、どんな想いで聞いたのか。そして3話、伊吹をけなす九重(岡田健史)にどんな思いで、あいつは自分が出来ないことをする、と告げたのか。4話「撃ってみろ」とヤクザの銃口を頭に押しつけて煽るほどの自暴自棄とは……。なのに今、伊吹がよこすくだらない電話に、非番でも必ず応えるのは相棒のSOSを逃さないため。 辛い。

 ところがまだ、先があったんです!ギャフン!
現場の屋上から見えるマンションに、伊吹は垂れ幕をみつけます。事故当日の深夜、侵入事件の通報者は誰だったのか。警察に残る通報の記録。志摩を待つ屋上から、香坂が通報。更に駆けつけようとして脚を滑らせての、転落だったんですね。絶望の末の自殺なんかじゃなかった、彼は最期まで刑事だったんですよ……!
垂れ幕の主は妊婦さん。結婚&引っ越しが決まったから、と命の恩人を探すことにしたそうで、野生のバカがこのタイミングで知りたがったからこそ起きたミラクル!!!生命線の長い、殺しても死なないいい相棒が来ましたね(しかし事件後も住み続けるとは、鬼メンタル^^;;;;)

 ……これだけで終われたら幸せなのに。
母子家庭桔梗(麻生久美子)家にかくまわれている羽野、もといハムちゃん(黒川智花) 水道工事ひとつにも非番の志摩が立ち会うほど、付け狙うヤクザを警戒していたはずなのに……。まんまと盗聴器を取り付けられてましたよ!ああ、香坂のことで気がそれていた間に。 ハムちゃんが危ない(><) そして無事解決しても、住み込みベビーシッターがいなくなったら桔梗家は立ちゆくのかもちょっと心配(^^;;;;) 志摩はパパになれるのかw
 そうそう、4機捜に伊吹が来たのは『突然一人増えて』バディが足りなくなったから。 それって九重に何が起きたのか。 伊吹は伊吹で、酷いやらかしで僻地に飛ばされていたはず。そして5話の元警察恩師(小日向文世)が伊吹に言った「人を信じすぎる」の真意は。 各員それぞれ人生がありますよ……。

 3話でちらっと出た菅田将暉、来週やっと再登場。薬物事件とどうつながるの?? 2話も松下洸平と、かくまった夫婦との交流は優しく美しくも、やはりいびつで恐ろしく。3話の部活ができない子供達は不憫で。4話の逃げる女(ミムラ:美村理恵)もめちゃ良くて、空港バスが郵便車に追い抜かれていくとき震えたし、5話の留学生マイちゃん(フォンチー)も熱演。やっぱり一話ずつ書けたら良かったのですが、一週間はあまりに早く過ぎるのです。
 同脚本家のドラマ「アンナチュラル」世界とのつながりや、主題歌「感電」の良さも言わずもがな……。

「MIU404」1 ☆☆☆

 まずはオーソドックスなバディもの感。

 班ごとにめぐる24時間勤務。二人組の車で街を流し、有事の際には真っ先に現場に駆けつけ手がかりを集め、捜査や逮捕は他に譲る部署、それが機動捜査隊、略して機捜。について、SPドラマシリーズ「機動捜査隊216」(弊レビューこちら)のファンにはお馴染みでも、連ドラの警察ものでは目新しいところなのでしょうか。 
かの名作「アンナチュラル」(1話弊レビューこちら)の脚本&スタッフで主題歌も同じく米津玄師の触れ込みでしたが、まずは脚本よりも俳優の魅力で見通した初回1時間。終盤に流れてきた主題歌「感電」も、まだ感極まるような使われ方ではないですよねー。

 3班で3日に1度だった24時間勤務を、4日に1度と働き方改革するべく新設された4班。そこに呼ばれたのが、元捜査一課で何かやらかした志摩(星野源)巡査部長と、もっと何かやらかして田舎に飛ばされていた伊吹(綾野剛)巡査部長、若きエリートで真面目なのにやはり左遷くさい九重(岡田健史)警部補と、ベテラン(橋本じゅん)警部補の4人。特に伊吹がめちゃくちゃで、後ろからあおってきた市民に嫌がらせはする仕返はする、喧嘩も吹っかけるw 傷害事件の聞き込みではメモを取らない! 見越した志摩は伊吹の服に録音機を忍ばせて対応、
「人の記憶はゆがむ」
と、ただきちんとするためのメモでないことも説明できる、出来る男です。何で花形捜査一課から外されましたかね。
でも伊吹もそれなりに情熱を持った正義漢、悪者は撃ちたい派なだけでw 老女行方不明の入電に、自分が事故に巻き込んだ人だと気づいたのも、みつけるまで諦めないのも伊吹の方。初めは、引き継ぐだけで捜査しない機捜がつまらない、やり甲斐がないとぼやいていた伊吹でしたが、24時間勤務の終わりにはいい笑顔で、いい職場だと得心した様ですよ。
「何か起きる前に、止めることが出来る!」
確かに刑事ものでは珍しいことかも。
上司桔梗(麻生久美子)警視に伊吹の評価を問われた志摩が、思い浮かべるのがその笑顔。1話でのとりあえず保留から、理解しあい尊重しあう相棒へと絆を深めていくのでしょうか。ふふふ。

 傷害事件の被害者が朝のあおり運転の男で、防犯カメラで加害者を追えば老女も探せる展開になったのはあまりにドラマ的展開ですが、面白いからいいですw 劇中であおり運転の厳罰化が語られ、実際の施行は6月末から。当初の予定ではちょっと先取りの脚本が、結果ギリギリで放映w 声取り直しにならなくて良かったですね~。
 しかし機捜、隊で自炊して一緒に食事。一緒に仮眠!←これは216にはなくてびっくりしましたよw そして志摩も伊吹もラフな私服(夏ドラマには暑そうw)ですが、制服に準じる格好しなくていいのかな。銃は持たないの?? とにかく足が速い設定の伊吹。横転した車から降り立った足元が、駅伝やマラソンでよくみるあの靴で笑っちゃいました。
そう横転、勤務1日目にして一台廃車。予算的に後がないそうですw 今時珍しくカーアクション激しい連ドラになるのか、後がないからもうやらないのか、どっちかな? あとそうだ、志摩の目のふちがずっと赤いw

「時効警察 復活スペシャル」☆☆

 あの時効警察が帰ってきた!

 ドラマ中では、アメリカに派遣されていた桐山(オダギリジョー)が戻ってきた!
12年ぶりにw 長すぎでしょう~。なのに誰一人として面変わりしていない恐ろしさ。離婚歴は増えてたりしても、部長ですら禿げても太ってもおらず、三日月(麻生久美子)なんて婦警のミニスカ制服に二つくくりがまだオッケー!再放送でさっき見た感じプラスαぐらいのキープ具合、芸能人ってすごい(^^;;;;;)  
 それと呼応するかの様に、物語の核は美魔王(武田真治)、戸籍上60代なのに激若くムキムキでバラエティに引っ張りだこの有名人!(12年前には、武田真治が筋肉ムキムキで人気になるとは思ってなかったことを思うと胸熱)
一方で、24年前のガソリンスタンド爆発&高校生が焼死したという時効事件を調べ始めた桐山と三日月は、その焼死した高校生の叔父が美魔王藤原で、容貌が生き写しだったことを知ります。て、ことは、藤原は入れ替わった甥ではないのか。あの手この手で藤原に近づく二人。さて。

 関係者に、甥のことを尋ねる度にガーッと開くエントランスドアw  最新式は体温変化を感知して開ける様になっている=その質問に平静でいられなかった証拠、だそうですが。それって、日々普通に帰宅した時には何を感知して開けてくれるのか、謎ですw
まあ新シリーズもゆるっと見ますわ。

「下北沢ダイハード」1~3 ☆☆☆☆

 何これ、面白いw 一挙放映を録画しました、本放送時なんで見てないの! あ、テレ東ドラマ24か、大阪で日本語字幕が出なかった頃ですかね(^^;;;)

 今も昔の演劇の街、下北沢。
でもなんでって……小劇場がたくさんあったから?学生が住んでたから?今日もその下北沢で呑む男(古田新太)に言わせたら、
「街自体が、劇場」
で、そこかしこで芝居以上にお芝居な事件が毎日起きているんだそうですよw ほんまかいなw バーカウンターの色っぽいママ(小池栄子)に、あんな面白いことが、こんな可哀想な男が、とほくそ笑みながら語り出すとドラマが始まり、最後にまたバーに戻る。二人が狂言回しでまとめ撮りな構成ですねw そして毎回の脚本は、それぞれ違う小劇場作家が担当しているんだとか。うわ楽しい。

1「裸で誘拐された男」 ☆☆☆☆
 SM風俗にハマっている代議士(神保悟志) 昼間っから女王様(柳ゆり菜)のお仕置きで、素っ裸(+スマホ)トランク詰めで連れ出され、興奮しています(^^;;;;) が、お約束の取り違え!屋内に置かれ聞こえる会話は……幼女誘拐?身代金? 犯人逮捕のついでに保護されて代議士とバレても困る〜そうだ、誘拐されたことにしよう(裸で?) しかし聞き覚えのある声、なんと犯人は息子(吉沢亮)です。 寂しい人妻と不倫、誘拐を共謀、夫(村杉蝉之介)から金をせしめて逃避行のはずだったのに、と逆上か?
 たまらず飛び出した代議士さん、素っ裸のまま得意の熱弁を振るいます! 計画を知って、お前を止めるためにここに来た!裸で!罪なら俺が全部被ってやるぞ!
戸惑う息子と夫婦……と、観客に照明さん。演技プラン変わったの?聞いてないよー。そう、息子は小劇場で舞台劇「誘拐」に出演の真っ最中だったのでした~!
とんでもハプニング、その後もどんな言い訳したんだかですがw 奥さん(高橋ひとみ)と息子はちょっと嬉しそうだから結果オーライかもw

2「違法風俗の男」☆☆
 空き時間に風俗店に来てみた光石研(本人)、運悪くガサ入れが来て開演時間に間に合わない! 居合わせたロバート秋山(本人)に協力を頼んで抜け出そうとするも、変人秋山の思考についていかれずw 結局秋山だけが外に出て、光石の服をきたままどーでもいい用事に向かいw 哀れ研さんはネットにさらされ警察にも取材TVにも身バレした上、舞台に穴をあけたのでした~ って、救いがないorz
光石に店を勧め、風俗で遅刻ってwと連絡してくる後輩に池田鉄洋(本人) 風俗嬢ユイに川栄李奈

3「夫が女装する女」☆☆
 夫(野間口徹)の女装癖に、困惑の妻(麻生久美子)

それでも女装の旦那と(距離をおいてw)外出してたら、ママ友とばったり。お茶する流れに。「先に帰って」連絡も虚しく、旦那も同じ喫茶店に来てしまい、無視すりゃいいのに、どこに座った、トイレに立ったとガン見の妻w ママ友の話は上の空で、奇行を繰り広げ……もうなんか、女装旦那を最後まで隠し通したとしても、二度と話しかけてもらえないレベルにやらかしていて、いたたまれません(^^;;;) しかも、人生最大目標が『父の女装が息子にバレない、影響しないこと』だったのに、とっくに手遅れだったとはorz
だったらいっそ、息子の女装はもう同級生もその親にも有名で、むしろその話を聞きにお茶に誘われてて、え、お母さん知らなかったの?やだー、となってくれた方が後味が良かったのに(^^;;;;) 

野間口徹の女装がカバちゃん似w ずっとクールな店員に波瑠でした。

共通テーマが「人生最悪の日」なんですね、なるほどw 1と3、よく考えるとどっちも本人以外の家族はちょっと幸せで、でも私には1はいい話、3は大修羅場感。奥さん目線で見てるからですねーw

「dele」最終回 ☆☆☆☆

なーんていい子なんだ佑太郎!!

dele.lifeで他人の暗部や秘密ばかり覗く様な仕事をしながらも『自分なら何を消し去りたいか』を考えることなく、彼が自分ならと思っていたことって
『大事なものを俺に託してくれ、命がけで守る!』
だったんですよ! ……もっともそのためのノウハウがあるでなし、ただそう思ってるだけ、なんですけどね(^^;;;)
そして明らかになった二人の過去の絡み合い。
若くして亡くなった佑太郎の妹は、新薬投与で死亡した事実を改ざんで伏せられ、家族はクレーマーとしてネットに晒され世間から叩かれ、壊れた。一方のケイが、亡父のデジタル遺品にみつけて思わず消去したものは、その改ざんを指示した議員仲村(麿赤兒)を守る不正の証拠。こんなこと偶然と思えない、出会いは仕組まれていたのかとか思っちゃいますよねえ……。そうじゃない、そうじゃないんだってば!

父に『正しい人』のままでいて欲しかった想いと、あの時事実を明らかにしておけばという後悔の中、佑太郎の復讐にデータを差し出すケイ(後日、最後まで見たら自分の病状への新薬データもあり、自分のためもあっての不正だったかと語るケイが切ないです)でも、世間からの非難がどう襲ってくるかを身をもって知る佑太郎は、ケイや舞の仕事にまで差し支えることが明らかな公表を望みません。その代わり、シンプルにぶん殴ってやる、とw いや確かに葬儀中は警備も手薄でしょうけどね。そして当の故人、dele.lifeの依頼人だった辰己弁護士(大塚明夫!)は、佑太郎がそこに居ると知りつつ、数々の証拠を託して亡くなっていったわけですが……。それでも建前としては消去を委託されたデータを見ちゃダメだし、公表なんてもっとダメ(^^;;;)

てなわけでケイが企んだのは、佑太郎と仲村議員のやりとりのライブ放送!
お葬式で関係者が出揃った中での、故人への中傷と改ざんの肯定。もうこれ証拠なんかなくても感情的にお仲間にそっぽを向かれますよね。そこにダメ押しで、亡父の不正も公表。舞が継いだ弁護士事務所もdele.lifeも、大幅に顧客を減らしながらも姉弟はどこかすっきりした表情ですが……佑太郎は辞表を置いて去りました。寂しいけれど仕方がないですよね。
ヒマな時間に『最期に誰かに情報を贈る』システム開発を始めているケイ。それは『バラの花を贈って』と頼まれたあの一件にも、先日の佑太郎の言葉にも少し似ていて。舞が目論んだように佑太郎はケイを良い方に少し変えて去って行ったんだなあ……。

と、思わせてからの普段通りの佑太郎登場が嬉しかったこと!
給料払えなそうだから一旦やめるけど、経営を二人で立て直したらまた雇ってくれってw ビラ配ろうかってw 更に怪しい事件ばっかり集まっちゃうよそんなの(^^;;;;)

この世にデジタル情報が溢れ、誰もがいつかは死ぬ限り、二人の優しい活躍は続くのかも。原作も続きが出るそうで、こりゃ続編を待ちかねます! 素晴らしきかなdele.life!

「dele」7 ☆☆☆☆

えええ、結局犯人は誰なの?次回に続くの?続かないの???

例によって死亡確認から始まったものの、依頼人が死刑囚笹川の身内だと姉さまから横槍が入って削除は棚上げ。デジタル遺品はなんと、笹川ではない男が容器に粉を入れている証拠動画じゃないですか。渡せ、いや消すの押し問答をなだめ、8年前の祭りで毒物混入事件が起きたという街に調査に赴く佑太郎です。

現場近くのレストランで味を褒めちぎり『この人のブログで見て来た』と、佑太郎が見せるのは混入動画からの画面摂り。運びが上手い! 警戒もされず判明した身元はなんと、市議会議員宮川ですよ。そりゃ、こっちは疑われずに前科者だった笹川が逮捕されるわけですねえ。

とは言いつつ、粉の匂いを嗅ぐ仕草が気になりますよね。毒物を持った人物のすることじゃないでしょw
そこに視聴者同様に気付いていたケイは、宮川に大胆接触。宮川犯人説で裏を取る佑太郎と姉を横目に、レストラン主人だって動機はあると妻と宮川が浮気していた証拠を集めてるしw あ、この動画を撮った人物はどうなの、ってもうその先はこっちでドラッグ、あっちでDV 笹川の息子も疑い、宮川の娘も怪しければ近所の八百屋もやりかねない!
ほんと、なんなのこの街は!どこでも同じと言われても!

「僕も妹を亡くしていて……」
と、事件で幼い娘を亡くしたレストラン店主につい肩入れをしてしまう佑太郎でしたが。偏向を攻めるケイが、佑太郎の事情を知っていることがショックな様子でしたよ。え、こんなに毎日個人情報漁ってる相手が自分のことは調べないとでもw 信頼というよりは、深く考えてなかったのかな……。雇う時に調べて当たり前だろう、と言い放たれるまで、友人気分でいたのかもと思うと切ないです。
そしてまた、問題動画を撮影した依頼人の経歴を洗ううち、交流があった女性に声をかけられて。死亡をふせたまま情報をもらう佑太郎。『みつかったら、教えてくださいね』ときらきらした瞳で言われても、もう死んでいるんですよ……。辛いじゃないですか。

そしてトドメのように、全てが無駄に。
今までだったら、死者の秘密を暴いてあれもこれも解決したのに。明るみに出さないまでも事情が判明したのに。今回は積み上げた山にハシゴをかけて登ったら、そのハシゴを蹴倒されて降りもそれ以上登りもできなくなったような中途半端で。笹山の死刑が執行されてしまいました。あああ。
いっそ、カウンターな調査などせずに議員が怪しいぞっとすぐ訴えれば少なくとも死刑は棚上げになったでしょうか。それとも、再調査がむしろ死刑を早めたでしょうか。

8年ぶりの祭りで「飲んだら死ぬって言われた」と、当時のことをつぶやく少女。外の人だった……って、誰なのー!勘違い、忘れなさい、と肩を抱く手に思わず力が入りすぎな女性は、何を思うのー!
「気持ちが悪い」
と吐き捨てた佑太郎は、もう同じようには仕事に取り組めないのでは?

ああ、最終回を早く見たいような見たくないような。終わりが怖くて、この宙ぶらりんなままでいたいです。

「dele」5、6 ☆☆☆

相棒って、ケイが佑太郎のことを相棒って呼んだ~!!
もちろん面と向かってではなく、クソ野郎を脅している最中に「俺の相棒が」って表現しただけといえばだけなのですが。その前の5話では「猫」呼ばわりだったことを思うと、胸熱。

お姉さまが持ってきた6話の依頼はいつもと毛色が違ってデータの主は既に死亡。雪山で自殺をした愛娘純子の気持ちが知りたい。遺品のパソコンと携帯のロックを外してほしい、のですと。不機嫌なケイさんは、どーせイジメの証拠をつかんで訴訟の相手をみつけたいんだろ?と両親を罵倒するだけして、お断りの姿勢。でもほだされた佑太郎が突っ走るのには、中学校の住所を送って支援してくれるのです。

この中学女子純子ちゃんのパソコンがね、可愛いんですよ。携帯カバーとお揃いの赤背景にすっくと立つ一輪のデイジー。ああ女の子の持ち物!
真面目でいい子、と親が語る女子中学生が隠していた秘密なんてさ。イジメの延長で援交とか。結局は自殺じゃなかったことになるのではとイヤな感じでみていたのですが。佑太郎とケイの窃盗&不正アクセス調査は、メッチャ違法ながらまず、現在イジメられている子を救います。ホッとしました。
そして最初の自殺の子がイジメられてはいなかったことも判明。むしろ真面目でいい子だったが故に、思うようにならない恋愛、人間関係に焦れて自らグループを離れ、ネットの闇に足を踏み込んでしまい←ここで、相談できる人がいれば違ったのかなあ。キレイな彼女は、汚い世界に絶望し死を選んだのでした。

身近な人がする自分の噂や、秘密を暴いて送ってくる男。
もっとひねくれてたら、その送られてくるデータが捏造かもと疑って画像加工技術に興味をもつとかさ、別の道があったのでしょうけれど。父不倫、母も担任教師と不倫ってダメすぎw 合成、きっと合成画像ですよ~。もういろんな意味でご両親にもお友達にも知らせられない結果に(^^;;;)

5話での虚々実々、意識不明の契約者の代わりに、データ消去を断ってきた婚約者百合子(高橋愛)が自称の騙り(映画「あなたが寝てる間に…」をちょっと彷彿w)だったのを、怖いと思ったものですが。そんな嘘が可愛く思えちゃいますね。婚約も交際も嘘でも、そこに愛はありましたもの。


その百合子と過ごすうち、妹を亡くしていると語った佑太郎。今回、中学生のために必死になるのは、つい妹が重なったのでしょうか。ケイも、いままでも言動や姉と言い争う内容から親と何か確執がありや、なしや。そしてまた、5話でオフを過ごした元カノ(柴咲コウ)とは、教育実習の先生と生徒~! いろいろ過去が見えてきました!
歩くケイ、階段を駆け上がるケイを覚えている人。という表現も切なかったですが。もし足がこうじゃなかったら、二人に違う現在があっただろう示唆もまた切なく。そのうち依頼人になるかも、その時は他人。と言い置いて去っていく彼女が、ドラマ内でまた訪れる時は来るの?

そんなこんな、すっかりナイスバディものになってきた二人。ネットで病んでる子を探しちゃ、周囲の悪意を送りつけていたクズ野郎を捏造の罪で通報……って、倫理的にはスレスレな正義ですが。ターゲットの子を救いに歩く佑太郎を「相棒」と呼び始めたケイの表情もまた明るいのでは。そうやって人を救って、自分たちも救われていくんでしょうか?

「dele」4 ☆☆☆

ガンで孤独死をした依頼主日暮は、ケイの子供時代のヒーロだった。
といっても、スポーツ選手とかじゃなてく当時TVを賑わせた霊能力少年。写真に触れるとその人に関連する風景が浮かぶので絵に描く、そんな千里眼の持ち主だったようですね。彼に憧れ、今でもスプーン曲げにトライしてみるケイと、超常現象には懐疑的な佑太郎。なのに、気軽にかざした手で触れもせずスプーンを曲げたのは佑太郎だし、山中で霊に導かれたのも佑太郎なんだから、皮肉なものです。

さておき孤独死。
現場にあった絵はもちろんお持ち帰り(^^;;;) 削除依頼のデータを、今回は率先してチェックするといいだす圭司です。そして、依頼主がマスコミの前から姿を消すことになった事件では、失踪した母親がみつからないままとわかりその家族に会いに行きます。例によって『友人でーす』てなもんで。
そこで得たヒントから、どんどんと核心に迫っていく二人。最後に残った絵は、閉鎖されたキャンプ場とラムネの空瓶で……その下に埋まっているということ? 車椅子は無理な山中に、圭司を負ぶって分け入って行く佑太郎。呼び寄せられるように迷いもなく進み出し、ついに立ち止まった場所にはラムネの空瓶と、白い人影!ひーーーーーorz
もしやお盆だから幽霊譚に?
ともかく掘り進めたら本当に人骨が出、泥だらけのまま警察に留め置かれる二人を守ってガンガン戦う舞子さん。カッコイイ。しかし、霊視のこともdeleも表に出さないで、という念押しはまるっと無視され、新聞ネタになってしまうのでした。その報道をみてまた、依頼が増えるのかしら。

母がみつかって良かった、と語る娘さんにも、警察にも、二人が伝えなかったことがひとつ。穴に一緒に埋まっていたのは、父親の名刺入れ。娘が修学旅行で不在の日、ささいな言い合いから突き飛ばして死なせてしまった。処分に困って埋め、失踪届けを出したと父親。看破できなかった警察の捜査も杜撰でしたし、霊視でそれを知ってしまった日暮少年は、娘さんに悟らせないために失敗を装ったのですね。
でもそれを裁く立場にはないdeleは、ただ立ち去るのみ。

また日暮が死の間際まで描いていた絵の場所には、彼の母親が住んでいました。そこでも、ただ立ち去るだけのふたり。母をみつめる幽霊を残して。ひぃぃぃぃぃぃ


1話に比べるとどんどんウェットに、圭司と佑太郎の思い入れに左右されているdeleのお仕事ですが大丈夫なんでしょうか(^^;;;) そして佑太郎の謎って。霊能関係じゃないはずですからね、そろそろ事件に出自が絡んでくるのでは。楽しみです。

「dele」3 ☆☆

赤い薔薇を5本送る意味は。
「ロマンチストだな!」と言わせるのに、その意味はドラマ内では見せないのねw しましたよ、検索w


今回の依頼主は、依頼たった3日後に自殺。薔薇の花を添えて幸子さん(余貴美子)に渡してくれ、と頼まれたデータは怪しい男にラップトップごと盗まれる(遠隔のコピーと削除、間に合いましたけど) ……怪しいことこの上ない依頼人の素性は、なんと公安のエスだった……!
自分が不在の間に勝手に依頼を受けた佑太郎に怒っていたケイでしたが、自殺の後始末に使われたと怒りはシフト。寂れた港町で、28年も監視を続けていた経緯が判明するころにはフェイスブックで幸子さんの同窓生を探し『生き別れの息子です』と連絡までとってるんですから、もう調査の主体はケイにw そしてもちろん、息子になりすまして励まされに行くのは、佑太郎くんのお仕事ですよー。

掲示板上で連絡を取り続けていた男女。見逃し続けていた監視する男は、監視への報酬を打ち切られて死を選ぶ……海に飛び込むなんて、不確実なやりかたで?(海辺育ちなんだもん、泳げたよね。それだけ死ぬ意思が強かったともいえますが)

ちなみに5本の赤い薔薇は『あなたに巡り会えた幸せ』 幼馴染をただみつめるだけの28年が、彼を支えていたという悲劇。素敵な物語でしたが、壮大すぎて身近に潜む恐怖感は薄かったですよね。

事件のために撮影をしようとするたび、ストレージ不足のエラーで頭を抱える佑太郎w 私も古い機種使ってるから分かる分かる! 

「dele」1、2 ☆☆☆☆

死後にデジタルデータを削除する。確かにそんな契約はこれから必要かも……。

『依頼人の死亡を確認、デジタル情報を削除する』
dele社を営む圭司(山田孝之)の元に、やってきた祐太郎(菅田将暉)はするすると懐に入り込み、片腕のように働くことになりました。送り込んだ弁護士の姉舞(麻生久美子)曰く『人を少し、優しい気持ちにできる』そんな男、祐太郎w

おかげで、ただ機械的に死亡を確認し削除、それだけだった圭司の仕事に、なぜ、どうしてと依頼人の人生を振り返る時間が入り込みます。

1話では、ゴシップ記者が命をかけた警察汚職の証拠を入手。
情報のため、スラスラと嘘を重ねる祐太郎にデジタル機器を駆使する圭司。対比が鮮やかです。そして自分はただのプログラマだ、という圭司。デジタルの扉を開けるためハッカーに必要なのは、社交性と機動力なんだとか。なるほど息子と仲良くなってパスワードになる愛称を仕入れてきたのは祐太郎でしたw そしてカード会社へのハッキングに、警察に侵入してハードディスク持ち出すって完全に犯罪(^^;;;;) いくら人殺しに追われたからって、窓から隣のビルに跳ぶ祐太郎も命知らずの無鉄砲ですが、追う刑事(般若)を通りすがりの無辜の障害者のていで足止めする圭司もけっこうなタマではw
経理の薫(江口のりこ)が無事、汚職を告発できて。
息子くんには祐太郎が無事、誕生日プレゼントを届けられての一件落着です。実はゴシップを捏造したゲスな証拠も山ほどあったそうですが消去消去(悪用する人なら、とんでもなく稼げる仕事ですねdele!)

2話では、勘当娘の生前葬を、両親に見せることに。
そもそも「弟です!」と嘘ついて入った部屋で依頼人詩織(コムアイ)が死んでいて。警察来る前に消えた祐太郎、怪しいわ指紋残してるわ、殺人事件だったら容疑者ですよ。おまけに遺書を持ち出して(^^;;;)
依頼していたデータの削除を『しないで』と書き残した絶筆。それを知っても、平然と消そうとする圭司。せめて確認しようと止める祐太郎。そもそも圭司ひとりだったら、そんな走り書き手に入らないのですが。
『彼女の人生を背負えるのか』
と問い詰める様子では、その実圭司の方がナイーブなのではと思いますよね。祐太郎と二人、友人として葬儀に参列する羽目になっても親御さんと喧嘩始めるのは圭司の方だったりw そして詩織が実は、大ファンのバンドの関係者と知ってころっと態度変わったりと案外、衝動的w
親が潰したと思っていた人生を、娘は仲間に囲まれて幸せに生きていたんです。それを最期に知らせたくなったのは、愛か。それとも復讐なのか……?


どうやら親と何かあったらしい圭司。でもそれを言ったら、今は陽気な祐太郎こそ驚きの大きな過去を抱えているんだそうで。
誰でも秘密がある。
それを消したり暴いたり、なにが最善かもっと答えがでない事件がやってくるのではと今からハラハラと次の回が楽しみです。

「この声をきみに」~最終回 ☆☆☆☆

誕生日に贈るものがないから、貴女の耳に口を寄せて
「この声を君に」
って、っっっっっっっって!! うおー(訳のわからない滾りw) 「おめでとう」でいいじゃないですか、なんだって声を贈るだなんて気障をささやいたうえに、照れてまで見せるんですか、も、萌えてまうやろー!

<深呼吸>

辞めないで、と京子先生に誰も言えないまま迎えた発表会。
片桐はいり女史はヨガで知り合った彼になんと愛の詩を送り(行替えを工夫して、全体がハート型になっている詩です。それを会場にも映像で見せないと、朗読だけでは……と気をもみつつ、彼が喜んでるならいいか)、杉本哲太氏はカエルになり。穂波氏は娘息子の前で、予定を変えて自身が小六時の作文を読むのです。
『僕の心にはぽっかりと穴があいている……』
でも数学の魅力に目覚めた、いつか数学オリンピックで優勝しフィールズ賞を取りたい。いや名文、穂波少年は数学の才だけでなく文才もたいしたものでした!勿論その幼い夢は叶わずにこうして大人になりましたが、皆に支えられて幸せ。そんな風に締めくくったんじゃなかったかな。 今は別々に暮らす子供達に、いい思い出になったと思いますよ。
そして朗読というより寸劇「大きなかぶ」では、サプライズで舞台にあがる京子先生。う、うん、元奥さん来てないし、 穂波氏は京子先生好きだけどまだ何もないし、時期的にも浮気じゃないし、ギリセーフかな?

時は経ち、以前とはずいぶん違った様子で授業を進める穂積氏。生徒の評判も上々です。訪れた京子先生とそぞろ歩いて通りかかるのは、なんと初めて会った教会。その頃にはお互いに別の婚約者がいたのかと思うと実に微妙な思い出ですがw 大人だもん、そんなこともあるさ。 そしていまだ本名も年齢も教えてもらっていないことが明らかに。え、付き合ってるんじゃないの?
大人だからはっきり言えることもあり、でも大人だからゆっくりしか近づけないこともある、のかしらん。

年齢が素数かどうか知りたい、という穂積氏らしい興味は却下され、代わりに明かされたのが今日が誕生日という情報で冒頭に至るわけですがw<深呼吸>

時折微妙な気持ちにさせられつつも、素晴らしいドラマでした。番組内で朗読された本がめちゃ売れしているそうですね。私はJCOMの「いとおかし朗読会」を録画して楽しんでおりますw 会場になるお寺や、周りの町の紹介もいとおかし。

人生はいつでも変えることができる。豊かな方向に。


「この声をきみに」~6 ☆☆☆☆

なにこれ、エロい(><)

具体的には肉体関係どころか、キスもなし。ただ性愛を想起させる短歌を交互に読みあっただけという、いい年してなーんにもなかった夜なのですが、妙にエロい。10代の恋愛でこんな描き方されたら笑っちゃうでしょうにねえ。いい年の男女だからこそ、部屋まで送って上がりこんでもガツガツ押し倒すわけじゃなく朗読になる。艶めいていく内容に、内心焦りながらも読み続ける。
もともと具合が悪いから送られてきた京子先生は、どうやらそのまま眠ってしまったのでしょう。寝ている病人をどうこうするほど下衆でなく、その間に逃げ帰るほど子供でもない穂積氏は溢れかえる本を片付けながら彼女の目覚めを待ち、もそもそとイケてない釈明を交わしてもまだもつれた気持ちは収まらず。
「もっと知りたいんだ、あなたのことを」
後日また話してのこれは、なにもう、愛の告白ですかorz 離婚が決まったばかりでもう。

一方で、教室の青年にもちかけられて朗読したのは親和数の話。もとい友人が恋人になる話。
数学好きの青年が友に『約数の和が互いに等しくなる、特別な数の組み合わせ』だと親和数を教え、古くはカップルが果物に親和数を刻んで贈りあったと語った時の友人は反応薄く編み物を続けていただけだったのだけれど、後日小物にその親和数を編み込んでプレゼントしてくれたのだとか……。
別に男女でもいい話が、なにゆえ男同士で語られるかというと実話だからで。それを選んだ彼もトランスジェンダーなのだと皆に告白。失恋しちゃった声優志望嬢以外には、さらっと受け入れられます。
以前はきっと皆目不明だったろう心の機微が、すんなり入ってくると驚く穂積氏。それは朗読を通じてあなたが変わったから、と指摘する京子先生です。

また、穂積父の入院先で行われたボランティア朗読会。
大事な大事な傘を雨でもささずに持ち歩く男をユーモラスに描いた絵本を朗読。穂積氏のようだ、とこれを渡す哲太さんたらなにげに失礼w そして先日喧嘩をした父のいる前でわざわざそれを読む息子。意固地さに父を思ったのかと思いきやなんと。最後に出てくる「妻」に、亡き母を思い出したんですと。そしてそれは父親もですって。先日の不機嫌のぶつけ合いはどこへやら。穏やかに、退院したら一緒に住もうと話し合う父と息子。朗読はこんな素敵な贈り物にもなるんですね。

次回は先生の衝撃の過去が語られるようですよ……。金持ち男と結婚したけど別れた、以上のことが何かあるんでしょうか。
あと佐久良先生の奥さんは、姿がないのに毎度消息が語られすぎでドキドキします。実は意識不明だったりしませんか(^^;;;)

「この声をきみに」4 ☆☆☆

き、キス? キスが好き?ええ?
と最後、次回予告に心をもっていかれて動揺しつつw くじらが無事に空飛んで、子供達も喜んでくれて良かったです(^^)
 

面会日、教科書の「くじらのうんどうかい」を朗読するという穂積パパ。
目を輝かす息子(^^) 「そんな1年生向け…」とバカにした娘も、広場で声を張り上げるいつにない父の様子にだんだんと引き込まれ、空のくじらを見上げたり、一緒に空を飛んだりと想像の翼を広げて楽しいひと時を過ごすのでした。良かった……、やっと父親らしいことが出来ましたよね。
でもそれを見守る奥さんの胸中や如何に。
通りかかった京子先生はともかくさ。奥さんは複雑でしょうね。ずっと子育てノータッチで『娘が喘息になったことすら何ヶ月も知らなかった』というとんでもない実績まである父親なんて、いっそ子供達からも嫌われりゃいいのに。ちょっと本を読んでやっただけで楽しく過ごしているだなんてね。
でも父親を慕う子供達というのも、貴女が余計な愚痴を吹き込まずに優しく育てた結果なのだから誇ってほしいです。
「ずっとお母さんがかわいそうだった」
と言う聡明な娘に、そのままお母さんの味方でいて、と言える穂積氏は、ダメな夫でダメなパパだったけれど、人間としてはそんなにダメじゃないよね。自分の無関心が奥さんを傷つけてきたと、やっと自覚して反省し始めているのですから。遅いけどw 

少なくとも不貞はないわけで、自分も相手も結婚式の時のまま変わらないと思ってたんだとしたら超純粋。
空に浮かぶくじらぐもの動きを、海の本物でしか想像できずに「動かない…」と悩むところなんて真面目すぎて、いっそ微笑ましいです。でも今回くじらのくもを思い描けたんだから、要は経験? これからは周囲の気持ちをもっと汲んでいかれるのでしょうか。 数学で4次元だ5次元だとイメージを膨らませられるなら、本来そのくらい楽勝という佐久良先生の意見ももっともだし、立体交差で興奮する様子だって十分いろいろ下地がありそうですけどね。
面会日とオーディションが同日など、穂積氏曰く『人生がリンクしている』声優志望っ娘。これだって以前なら抱かなかった想いかも。彼女の進路に何か決着がつく時、夫婦のことにもなにかが起きたりするのでしょうか。


どこからかの電話に激しく動揺する京子先生。それって、元婚約者からですか?今頃?
『京子先生のことを、なにも知らなかった』
という穂積氏の独白で今回は締められましたが、趣味の仲間の社会人同士なんてそういうおつきあいで普通でしょう。 

キスにおんぶに……次回は一体(><)

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