ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

麻生久美子

「この声を君に」~最終回 ☆☆☆☆

誕生日に贈るものがないから、貴女の耳に口を寄せて
「この声を君に」
って、っっっっっっっって!! うおー(訳のわからない滾りw) 「おめでとう」でいいじゃないですか、なんだって声を贈るだなんて気障をささやいたうえに、照れてまで見せるんですか、も、萌えてまうやろー!

<深呼吸>

辞めないで、と京子先生に誰も言えないまま迎えた発表会。
片桐はいり女史はヨガで知り合った彼になんと愛の詩を送り(行替えを工夫して、全体がハート型になっている詩です。それを会場にも映像で見せないと、朗読だけでは……と気をもみつつ、彼が喜んでるならいいか)、杉本哲太氏はカエルになり。穂波氏は娘息子の前で、予定を変えて自身が小六時の作文を読むのです。
『僕の心にはぽっかりと穴があいている……』
でも数学の魅力に目覚めた、いつか数学オリンピックで優勝しフィールズ賞を取りたい。いや名文、穂波少年は数学の才だけでなく文才もたいしたものでした!勿論その幼い夢は叶わずにこうして大人になりましたが、皆に支えられて幸せ。そんな風に締めくくったんじゃなかったかな。 今は別々に暮らす子供達に、いい思い出になったと思いますよ。
そして朗読というより寸劇「大きなかぶ」では、サプライズで舞台にあがる京子先生。う、うん、元奥さん来てないし、 穂波氏は京子先生好きだけどまだ何もないし、時期的にも浮気じゃないし、ギリセーフかな?

時は経ち、以前とはずいぶん違った様子で授業を進める穂積氏。生徒の評判も上々です。訪れた京子先生とそぞろ歩いて通りかかるのは、なんと初めて会った教会。その頃にはお互いに別の婚約者がいたのかと思うと実に微妙な思い出ですがw 大人だもん、そんなこともあるさ。 そしていまだ本名も年齢も教えてもらっていないことが明らかに。え、付き合ってるんじゃないの?
大人だからはっきり言えることもあり、でも大人だからゆっくりしか近づけないこともある、のかしらん。

年齢が素数かどうか知りたい、という穂積氏らしい興味は却下され、代わりに明かされたのが今日が誕生日という情報で冒頭に至るわけですがw<深呼吸>

時折微妙な気持ちにさせられつつも、素晴らしいドラマでした。番組内で朗読された本がめちゃ売れしているそうですね。私はJCOMの「いとおかし朗読会」を録画して楽しんでおりますw 会場になるお寺や、周りの町の紹介もいとおかし。

人生はいつでも変えることができる。豊かな方向に。


「この声をきみに」~6 ☆☆☆☆

なにこれ、エロい(><)

具体的には肉体関係どころか、キスもなし。ただ性愛を想起させる短歌を交互に読みあっただけという、いい年してなーんにもなかった夜なのですが、妙にエロい。10代の恋愛でこんな描き方されたら笑っちゃうでしょうにねえ。いい年の男女だからこそ、部屋まで送って上がりこんでもガツガツ押し倒すわけじゃなく朗読になる。艶めいていく内容に、内心焦りながらも読み続ける。
もともと具合が悪いから送られてきた京子先生は、どうやらそのまま眠ってしまったのでしょう。寝ている病人をどうこうするほど下衆でなく、その間に逃げ帰るほど子供でもない穂積氏は溢れかえる本を片付けながら彼女の目覚めを待ち、もそもそとイケてない釈明を交わしてもまだもつれた気持ちは収まらず。
「もっと知りたいんだ、あなたのことを」
後日また話してのこれは、なにもう、愛の告白ですかorz 離婚が決まったばかりでもう。

一方で、教室の青年にもちかけられて朗読したのは親和数の話。もとい友人が恋人になる話。
数学好きの青年が友に『約数の和が互いに等しくなる、特別な数の組み合わせ』だと親和数を教え、古くはカップルが果物に親和数を刻んで贈りあったと語った時の友人は反応薄く編み物を続けていただけだったのだけれど、後日小物にその親和数を編み込んでプレゼントしてくれたのだとか……。
別に男女でもいい話が、なにゆえ男同士で語られるかというと実話だからで。それを選んだ彼もトランスジェンダーなのだと皆に告白。失恋しちゃった声優志望嬢以外には、さらっと受け入れられます。
以前はきっと皆目不明だったろう心の機微が、すんなり入ってくると驚く穂積氏。それは朗読を通じてあなたが変わったから、と指摘する京子先生です。

また、穂積父の入院先で行われたボランティア朗読会。
大事な大事な傘を雨でもささずに持ち歩く男をユーモラスに描いた絵本を朗読。穂積氏のようだ、とこれを渡す哲太さんたらなにげに失礼w そして先日喧嘩をした父のいる前でわざわざそれを読む息子。意固地さに父を思ったのかと思いきやなんと。最後に出てくる「妻」に、亡き母を思い出したんですと。そしてそれは父親もですって。先日の不機嫌のぶつけ合いはどこへやら。穏やかに、退院したら一緒に住もうと話し合う父と息子。朗読はこんな素敵な贈り物にもなるんですね。

次回は先生の衝撃の過去が語られるようですよ……。金持ち男と結婚したけど別れた、以上のことが何かあるんでしょうか。
あと佐久良先生の奥さんは、姿がないのに毎度消息が語られすぎでドキドキします。実は意識不明だったりしませんか(^^;;;)

「この声をきみに」4 ☆☆☆

き、キス? キスが好き?ええ?
と最後、次回予告に心をもっていかれて動揺しつつw くじらが無事に空飛んで、子供達も喜んでくれて良かったです(^^)
 

面会日、教科書の「くじらのうんどうかい」を朗読するという穂積パパ。
目を輝かす息子(^^) 「そんな1年生向け…」とバカにした娘も、広場で声を張り上げるいつにない父の様子にだんだんと引き込まれ、空のくじらを見上げたり、一緒に空を飛んだりと想像の翼を広げて楽しいひと時を過ごすのでした。良かった……、やっと父親らしいことが出来ましたよね。
でもそれを見守る奥さんの胸中や如何に。
通りかかった京子先生はともかくさ。奥さんは複雑でしょうね。ずっと子育てノータッチで『娘が喘息になったことすら何ヶ月も知らなかった』というとんでもない実績まである父親なんて、いっそ子供達からも嫌われりゃいいのに。ちょっと本を読んでやっただけで楽しく過ごしているだなんてね。
でも父親を慕う子供達というのも、貴女が余計な愚痴を吹き込まずに優しく育てた結果なのだから誇ってほしいです。
「ずっとお母さんがかわいそうだった」
と言う聡明な娘に、そのままお母さんの味方でいて、と言える穂積氏は、ダメな夫でダメなパパだったけれど、人間としてはそんなにダメじゃないよね。自分の無関心が奥さんを傷つけてきたと、やっと自覚して反省し始めているのですから。遅いけどw 

少なくとも不貞はないわけで、自分も相手も結婚式の時のまま変わらないと思ってたんだとしたら超純粋。
空に浮かぶくじらぐもの動きを、海の本物でしか想像できずに「動かない…」と悩むところなんて真面目すぎて、いっそ微笑ましいです。でも今回くじらのくもを思い描けたんだから、要は経験? これからは周囲の気持ちをもっと汲んでいかれるのでしょうか。 数学で4次元だ5次元だとイメージを膨らませられるなら、本来そのくらい楽勝という佐久良先生の意見ももっともだし、立体交差で興奮する様子だって十分いろいろ下地がありそうですけどね。
面会日とオーディションが同日など、穂積氏曰く『人生がリンクしている』声優志望っ娘。これだって以前なら抱かなかった想いかも。彼女の進路に何か決着がつく時、夫婦のことにもなにかが起きたりするのでしょうか。


どこからかの電話に激しく動揺する京子先生。それって、元婚約者からですか?今頃?
『京子先生のことを、なにも知らなかった』
という穂積氏の独白で今回は締められましたが、趣味の仲間の社会人同士なんてそういうおつきあいで普通でしょう。 

キスにおんぶに……次回は一体(><)

「この声をきみに」3 ☆☆☆

「どうすりゃ良かったっていうんだ!」
そりゃ、食卓で広げてる新聞を畳んでね。息子に「こぼすなよー」って声かけながら一緒に牛乳飲むとか。それでもコップ倒したら、奥さんが発見してキレる前に拭いてごまかしてやるとか。いろいろすることはありますよ。それが育児、それが家族というものであって。そばにいるのになにもせず、ただ怒る声に文句言うだけのやつ、そりゃ要りませんって。

子供を連れて家を出た妻と、やーっと面談がかなった穂積氏。とにかく何故だと問うばかり。でもすでに離婚の意思が固い奥さんが言うことにゃ、決意したのはとある朝ですと。机に床に息子の膝にこぼれた牛乳を、拭くのも、叱るのも、着替えさせるのも奥さんがしてるのに、同じ朝食の席にいた穂積氏は新聞を広げたまま
「そんな言い方しなくてもいいだろう~」
と妻を責め、ヒステリーだとまで言ったそうで、カチンと来て以来もう声を聞くのも嫌なのだとか。夫婦の会話が喧嘩になる頃には、叱られて泣いてた子もお姉ちゃんもいつの間にか消えているのが、かえって怖かったです(^^;;;;)

この辺、一緒に見ている旦那のオロオロっぷりときたらw 確かに同じ研究者タイプで、拭くのも着替えさせるのも全部私でしたよねー。身に覚えありすぎるのではw でもとりあえず我が家では、私に難癖つけることはなく。むしろ旦那も一緒にこぼして怒られたり、バスタオルで床拭いて更に怒られたりしてましたっけ(給食参観でも二人三人牛乳瓶倒すよね、低学年男子の牛乳こぼす率は異常w)

仕方なくぽっかり空いた心の穴を朗読で埋めようとしてみる穂積氏。サークルでは発表会が近いと浮かれ気味で、『朗読カフェ』なる未知の空間に誘われます。参加もどうぞと、新米に優しく声をかけてくれるのに、なんと独演以外は固辞する穂積氏。当日、群読に欠員が出てもまだ嫌がる理由は……声が重なると、夫婦喧嘩を思い出してしまうからw なんて豆腐メンタルw 
それでも、先輩に
「あなたが必要です」
と懇願されて、登ったステージでの「アメニモマケズ」は ……。

本当は5人並んで立ち1行ずつ本を読んでいるだけなのに、いつの間にか穂積氏一人だけころげ落ち、穴の中や暗い森で彷徨いながら響いてくるみんなの声。いざ自分の番になると喉がつまって声が出ない! でも仲間が促して支えてくれると、イメージのさまよう穂積氏も盛りを抜け明るい場所に。最後にはたどり着いた岬から海に向かって、笑顔で、仲間みんなで唱和する
「そういう人に、私はなりたい!」
いやー感動的でした。
これは見ているより語る方に回りたいと思わせるハラハラドキドキ感w 上手くできなかったことを先輩にわびる穂積氏ですが、責めるでなく褒めてもらったりして。いい夜ですね。
この朗読姿を、いつか朗読を息子さんに、奥さんに見てもらえたら。それともいっそ、一緒に朗読するぐらいでないと関係は変わらないかなあ……。 息子さんには次回「くじらのうんどうかい」を読んであげるみたいで、楽しんでもらえるといいですね(^^)

実は穂積氏と江崎先生 、教会で式をあげるための勉強会で出会っていたんですね。同じくパートナー不在でカップルに間違われた二人だったのに、かたや先生はどうやら破談になり、ちゃんと結婚をした穂積氏に引け目があったようですが……逆に別れに関しては先輩。愚痴をたれる穂積氏をばっさりなのでした。

エンディング、Jujuの歌にあわせて口パクで戯れる出演者が楽しいです。

「この声をきみに」1、2 ☆☆☆☆

かっこよくない竹野内豊とは、なんてレアな。ぽっかりくんが可愛いです。

数学者の穂波(竹野内豊)は、幼少期より『ぽっかりとした穴のような』不安を抱いて育ち、それを埋めてくれる数学に傾倒するも、人付き合いの下手さが災いしてまだ准教授。教え子だった妻ともうまくいかずに2児を連れて出て行かれてしまう。
そんな折、上司から勧められた「話し方教室」に嫌々参加し、臨時講師の江崎(麻生久美子)と大げんか。なのにひょんなことから江崎の朗読を聞いた穂波は、心の穴が埋まっていくのを感じていた……。
朗読教室に参加するも、文句ばかりの穂波。特に童話は子どもの下らない読み物と抵抗を示すが
”かえるくんがかたつむりに託した、がまがえるくんへの手紙”(by「ふたりはともだち」)の行く末を誰よりも気にしたのもまた、穂波w 朗読が彼をどう変えるのか。


というわけで、あのイケボイス竹野内豊に、朗読をさせようとはニクいじゃないですか。
なのに髪型メガネ服の趣味、口の利き方、どこをとっても面倒臭いしょぼくれおやじでびっくりです。逆に言えば、我が家の旦那も磨いたら竹野内豊に??と氣が迷うほど竹野内豊がイケてませんw 低学年の息子の読み物にまで「非論理的だ」だのとバカな難癖をつけるの、ああやだやだ。

しかし、夫婦の縁はそれと別のはず。何かと数学の話になっちゃうのは結婚前からで、それが専攻で大好きなんだから仕方なくないですか?
家族の年齢が素数だ、すごい!
って喜んでるなら、遮らずにウンウンスゴイねって聞いてあげるものでしょうこちらだってきっと、相手が興味ないことで喜んでるんだから(そもそも私は数学に美を感じる派ですがw 琴線に触れることは人それぞれ)……それとも、自分勝手に数学の話だけする奴だったんでしょうか、それは許せんな。

『なんで出て行ったか、分からないことがそもそも原因では』
 と弁護士さん。確かに。


穂波には、くだらないと一蹴された国語の教科書ですが、面白いのになあ。「ごんぎつね」「春の雪だるま」(でた擬人化w)といった 泣かせる物語からサラダのレシピや戦争体験、詩に評論にとバラエティに富んでいるんですよ。保護者に音読して聞かせる課題を8年間こなしてきましたからね!

でも、別居され忘れ物の教科書を届けて初めて、子どもの本を開いたらしい穂波。うまく読みたい、という小さな息子にすら筋立てが荒唐無稽だのと難癖。この様子じゃ絵本を読んでやるのはおろか、高学年の姉の音読を聞いてやったことも、まして褒めたり内容の感想を語り合ったこともないでしょうねえ……。

そうして届けたものも弁護士を通じて返されて。一人の家で教科書を開き、朗読しながら涙にむせぶ穂波はやっと、同じ家にいながら一緒に暮らしてはいなかったと思い至ったのでしょうか。

朗読に引き込まれ、ないはずの風景が広がった穂波のアハ体験。理系脳で詩心など皆無の旦那にもそんな体験が一度だけあるそうで、お茶の間でつかの間思い出話に花が咲きましたよ。 また、本屋で童話を探した穂波のように、朗読の続きが読みたくなるなど世界が広がるドラマになるのでは。

そして穂波が物語を、朗読を、仲間と楽しめる人間になったなら奥さん(ミムラ)と子供は帰ってくるのか? それとも江崎との新しい関係が……??
秋の夜長にぴったりの大人のドラマなのでは。朗読サークルには演技派が勢ぞろい、この先も楽しみです。


「ナポレオンの村」~最終回 ☆☆

「好きです!」

って、浅井にラブかとギョッとしちゃったけど勿論そんなことはなくw 冷めた女が一人、職場の神楽村を大好きになって独り立ち。旅人浅井は去っていくのでした。
 

いい最終回でした。でも録画を溜めてしまっていたのも事実(^^;;;) 
滝壺レストラン大絶賛の次の回で「虫がいてイヤ」とかw 意見様々は当然ですが、とびとびの放映でぶれぶれなことされると戸惑いますよね。まあ間が空いたことで逆に、急展開度もごまかせたので狙い通りだったのかも?


ずーっと廃村を狙い暗躍してた市長の心変わりで産廃処理場の計画は白紙に。風評被害も収まって、やーっと神楽村にも落ち着いた日々が……と思いきや、内閣府国家戦略特別管理官だとか大仰な肩書きの役人桜庭さん(西村雅彦)が。


そりゃ浅井の手作り村おこしはいろいろ危うくて、お見合い作戦でも川で溺れかけたし、洞窟探検で崩落ごっこは洒落にならないし(^^;;;) 一度専門家にきっちり診てもらう必要は絶対ありましたけどねー。成功した結果だけ横からさらわれるのはイヤンですよね。

国の助成金をあてにした道路整備、クーラーのきいた新しい直販所、人任せになっていく村人たち……。

もう浅井さん要らないのかも、となったところで、なんと助成金おりず(><)工事途中でほったらかされた土砂の山をみたら、もうがっくりきちゃうよね。ところがやんちゃな浅井&村人&村役場の愉快な面々は、じゃあ自分で片付けよう!と立ち上がってしまうのでしたー!

いやあ重機一発で済むんだから、泥まみれで無茶しなくても。とツッコミいれたいところですけどね。みんなが自然に力を合わせ、立ち上がる様子にはやっぱり、嬉しくなっちゃいました。今までしたきたアレコレだって、実はこの山盛りの土砂と同じぐらいの障壁で、結局みんなで乗り越えてきたんだもんね。これが、最初っから企業が来て村おこしを『してもらった』人達だったら、肩を落として家に帰って終わりだったのでしょう。

『環境が人を変える』と言う桜庭に、『人が環境を変える』のだと説く浅井。
まずシェフが居て、滝壺と山菜とソムリエおばあちゃん達が居たから滝壺レストランが出来たのであって、どこの限界集落にでもレストラン作ればいいってものじゃない、これはマニュアル通りには進まないものですよね……。

そして大臣承認で大演説。現場だけでも会議だけでもない、不可能を可能にする男浅井の真骨頂でした。


最終回直前から投入された西村さん、浅井の賛同者でナポレオン好きw  そして笑顔が素敵(><)何か悪巧みのラスボスかと思いきや、実直にお仕事してるおじさんでしたw 国の動向を読み誤っての失策を、浅井がフォローした形になったのかな。
この先も浅井と山本耕史と手を組んで、日本中の限界集落を豊かにしていってくれたらいいですね。そして麻生久美子の弟は就職できるのか!←ここを解決せずに最終回終わるとは思いませんでしたー(^^;;;) 浅井さんと一緒に地の果て行っておいでよ、若者よ!

「ナポレオンの村」3 ☆☆

滝壺レストラン!
景観が素晴らしいからこそ、そこを伐採してレストラン建設だなんて莫迦かと胸を痛めておりましたら、ま、まさかの露天w 森に直接テーブルと椅子置いてます!
えーっとこの店、モデル店が実在するのかなw
食材置き場は、厨房は、上水やガスや排水は、店員の着替えは、トイレは、雨の日は、あれやこれや、マジですかー! 

そもそも根元を踏まれる天然林はいい迷惑でしょうし、料理を運ぶ足元は悪いし(運び手は老人だってのにw)、虫が来るし、葉も落ちるし!! イベントで何日かならともかく、あれってシェフ(梅沢富美男)個人の店が開店してるんですよね? 画面では見て美しくても実際は問題が山積みでしょ~!!
そして1話に引き続き不満なのは、ドラマ的見せ場のために客をえらく待たせる事です。
米がこない。
開店初日、もう客も並んでオープン予定時間直前に気にする事ですかそれw
計量して研いで炊く時間を考えてませんよね(研いだ水を滝壺や森に垂れ流さない良心があれば、研ぐのは別の場所でする筈だし。炊飯器もガス釜も森じゃ使えないし!) 結局、神楽米を諦めて村産の小麦粉でパスタを作ってしのいで、メインは山菜。それはいいんですけど。裏工作した市長も、美人秘書も、ほくそ笑むのは前夜に!届かないって困るのも前夜か早朝に済ませておいてくださいよー(…あ、パスタ森のテントで茹でてたっけ。まさか塩入り熱湯の茹で水を滝壺や森の木の根に……うわー環境破壊やめてーorz)

と、例によって気になって仕方ない些末を傍におけば。村役場の兄さん(浜野謙太)の恋話は面白かったですw やーいふられてやんの!
邪魔してたスカイランタンも自分の手柄の様に話して、美人フードライターさん(ホラン千秋)をアテンドしてデレデレ(^^;;;) 普通はここで、レストランも僕の企画と言い出した嘘をばれない様にと四苦八苦がお約束ですが、なんと浅井から『彼が責任者です!』と大嘘をプッシュw(にこやかに意地悪してる様にしか見えなくてまた可笑しいw) 当の美人に疑われつつも気を引きたくて、本当に彼がレストランのために働き出し、やりとげた自信も得ていくの素敵でした。滝壺のディナーで告白の場面なんて、みんな遠くから祈ってあげてましたよね!!

……でもまさか、交際でなく結婚を申し込むなんてw あれで既に付き合ってるつもりだったなんてw 莫迦ですねえ。でも気分はもう仲間です。ランタンの時にも、こんな巻き込みエピソードが欲しかったんですけどねえ。

パスタをこねて、茹でる、マニュアル通りの作業なら得意よ!とお役所3人娘(?)が立ち上がるところも愉快で、やっぱり思いましたランタンの時にもこんな(以下略)だって、妨害するだけして謝ってもいなくて実際の働きもほぼ描写されなくて、翌日には自分たちも頑張ったとか言ってるの、本当に気になったんですもの!
 

で、怒涛のパスタ作りを手伝った後、キュートなソムリエ服に着替えて、森の凸凹を料理運んで、山菜ソムリエとして解説しまくりのおばあちゃんたち元気です。時給いくらか知りませんが、せめて運ぶのは若い衆にさせて。ソムリエさんたちは座らせてあげないと倒れちゃいますよ(><)


「ナポレオンの村」2 ☆☆

結核で入院の母(菅野美穂)と、面会のために越してきた父(林泰文)&姉妹。トトロのサツキとメイですね。

下の子は無邪気で可愛いけど、上の娘は生意気で許せないと大人気ない村人たちw せっかく出番増えたのに、そんな。そりゃ本当に失礼で可愛げなかったけども、結核病院に近づくなだの、入院患者の家族とわかると後ずさりだの、村人たちだってかなり失礼です。
病院は昨日今日できたわけじゃなし、不安を抱えた家族は時折来てたでしょうに。でっかいトトロはいなくても、サツキとメイの隣のばあちゃんみたいに暖かく受け止めてくれる人がいて欲しかったですよね。

それでも主人公の脅しを受けて、家族を受け入れる気になった村人(かえって情けないよw)
川遊びや土鍋づくりを通して笑顔の増えていくお姉ちゃん(川から引き上げて、即また突き落とす唐沢ヒドイw アドリブかなw) 美味しい水を取りに行って遭難し山狩り、心底大迷惑をかけた時には皆に謝ることができました! って、それは当たり前だから! 登場時の癇癪と混ぜちゃ違うんじゃないでしょうか。まあいいけどさ。 
危篤の母を置いて水を取りに行ったのは、唐沢が急かせたせいw 子供相手にそれもヒドイ話で、イイハナシダナーとなり難いのはどういう意図でしょう。 確かに間に合って、手作り土鍋でたいた美味しいお米をお母さんは喜んで食べてくれましたけどね!

そして、法王さまにも同じお米を献上!お喜びいただきましたよー 
ってのが原作本のタイトルなんですね。そ、そこをこんな、はしょったエピソードにしていいんでしょうかw
TVで紹介されて全国各地からの問い合わせ電話もジャンジャン。表敬訪問されて、関係ない市長が握手、イタリア語で挨拶なんかしていて可笑しかったですけども。これで廃村になんかできなくなりましたよねw 


「ナポレオンの村」1 ☆☆

期待しすぎちゃったのかなあ……。

限界集落の復活。面白くなるはずの題材を興味持って見てるのに、見たい場面を見せてもらえない演出でした。例えば

・出来上がった1000個のランタンの山(せめていっぱいの倉庫、山盛りの大八車を…)

・不便な村に人口の3倍が押し寄せての渋滞、路駐、道案内、トイレ不足(←屋台を手配した会社の領分? そのくせ断絶母子の再会は偶然ばったりってw)

・びしょびしょのランタンが『和紙だから乾かせばいいだけ』との説明(全員それが分かってるなら、諦め早すぎるし)

etcetc

そして「まだ始まらないのか」「帰ろう~」という誰かの不満の声は長々聞かせるのに、イベントはいつの間にか始まっている不思議w 景色はとってもきれいでしたけどねえ。


そんなわけで、唐沢寿明in過疎の村。

都庁でオリンピック絡みの大プロジェクトも動かす立場だった主人公なのに、なぜか村に舞い降り村祭りを担当、予算はなんと一万円です。「限界集落株式会社」は農家の娘が村おこしでしたが、このドラマでは村役場の新人が台風の目になるんですねー。
天性の人ったらしで村人ともどんどん親交を深め、ばんばん企画を打ち出し、事なかれな役人共(ムロツヨシ他)と対立、村を潰したい市長(沢村一樹)とも対立。勝手にネットで告知した「1000個のランタンが夜空を舞う」祭りが失敗に終わればクビでいいと宣言してしまうのですが……。


ここに、紙漉きの老女と息子の再会をどうして絡めちゃったのか。いや連ドラ的にそんな伏線はあってもいいですけど。『後継者にさせなかったのは、都会で豊かに暮らして欲しかったから』という親心をじっくり描かれたらいい話になったでしょうに、人物や背景紹介で忙しい初回に解説セリフで済ませちゃうなんてもったいない。

こう言っちゃなんですがドラマなんだから、息子は来るし。イベントも成功するでしょう?見たいのは息子は来るか、イベントは成功するかのハラハラじゃなくて、ずっと反対してた(実際妨害工作までしてた)村の役人たちが、手伝わされてるうちに楽しくなっちゃったり集まったお客さんの数に嬉しくなっちゃったりすることじゃないのかと。
そして『妨害してゴメン』と謝って欲しかったですよね。口で嫌がらせや、サボタージュぐらいならともかくランタンをダメにするまでの妨害は……どん引きでした(2話以降で謝罪するにしては、1話のラストですでに「私達も頑張った」な態度になっちゃってるしー) 
しかし謝る相手は主人公じゃなく村人にの筈。そう考えると村人の存在が希薄でしたよねえ、村おこしなのに。こんなに人が集まってくれた!って感激や触れ合い(や、大混雑の迷惑)は、倉庫でランタン修復してたから味わってないのかも。 なんだそれw

もっと村人主導の祭りであって欲しかった、という気持ちも含め、ランタン祭りはクライマックスでも使えるような大イベントだったと思うのですが。この先、こんなのへでもないぐらいにバンバンすっごい事が起こるんでしょうか?期待していいのかなー

ちなみにタイトルは、主人公が尊敬するナポレオンの言葉をすぐ引き合いに出すからです。


あ、ヒロインは麻生久美子! 凄いや、あらすじに全く絡んでないw さすが「主人公に何もさせないため」のお目付役ですw 「リスクの神様」とほぼ同じ構造のお話なんだから、描き方次第では戸田恵梨香と同じぐらい主役なヒロインにもなれ…るかもしれないのに…うーんw

「怪奇恋愛作戦」2 ☆☆☆

深夜の悪ふざけw 嫌いじゃないです。


1話を見逃したので、あれこれ不明なまま見てますが……これは全部見てても全部はわからないのではw

 
さらわれて改造手術されそう、なだけでも意味不明なのに
そのアジト、近所のコンビニの裏にあるんですよw じゃあなんでヘリでw
 怪しい博士の屋敷もヘリコプターもちゃちくて可愛いw


そしてせっかくきた電話になんで「助けてー」でなく「来てー」って言っちゃうのかなw

挙句下ネタ状態だと思われてしまうとかw まあ深夜だしw


かもめんたるの「すぐ信じる先輩」も

ジャンプする饅頭も

電話で話してた筈が、分割画面越しに直接話し出す風呂の場面も

生後すぐから死相が浮かんでる赤ちゃんもw

なんか好きだわあ

一体何がしたいドラマなんでしょう……

芸達者な舞台俳優と芸人が無駄に勢ぞろいw


首だけになっても恋しい人の名を呼ぶ人造人間はちょっと切なかったです


「泣くな、はらちゃん!」〜9 ☆☆☆

えー、神様まさかの漫画にイン(><)!


無垢なはらちゃん達がチンピラに絡まれて、元々好きじゃなかった現実世界に見切りをつけてしまう越前さん。気持ちは分かる、分かるけどさ。歌詞と一緒で後ろ向きだよね……。

でもこれ最終回じゃないから!

あと一回あるということは、何かあって説得されて、越前さんが現実に戻って来て終わりということじゃないのかな??


印象的だったのは、居候の面々を

「漫画の人なのよね!」

とそのまんま受け入れたお母さんが(それはそれで変だと思うけどw)、姿を消した越前さんが漫画の中にいるのを見つけた時も

「いい笑顔」

と、やっぱりそのまんま受け止めていたこと。なかなかできることじゃありませんよ……(更に変だと思うけどw)


あの母に育てられて、どうして弟はああもクズで姉はああも自己評価が低いんでしょう。

あと、漫画で生き返った工場長さんが頭の中は漫画のキャラ程度の世間知らずになっちゃってること。そりゃそうか、そのまんまの本人は再生できるわけがないよね。できちゃだめだよね。でも同じ顔なのに哀しすぎるなあ。
『神様の神様』が描いていた頃は、いろんな服が着られていろんなところに行かれたキャラクターたち。越前さんが神様な限り、同じ居酒屋の一間から出られませんけどw 自分が暮らす分にもそれでいいのか越前さん?? 

「泣くな、はらちゃん」3 ☆☆☆

「僕たちは漫画なんです」

と、気付いて衝撃を受けているはらちゃん他漫画世界のみなさん。え?

自分たちが、神=越前さんの考えた台詞を喋り、越前さんの機嫌に左右される小さな世界にいることは最初から分かっていたよね? でもその仕組み=漫画だってことは知らず、普通の人間のつもりでいた=かまぼこ工場の皆もそれぞれそんな暮らしなんだろうと思っていたってことでしょうか。


ともあれ、両思いになろう!と越前さんにつきまとい、隙あらば手助けして喜ばれようと必死のはらちゃんw 迷惑で犬扱いw それでも

「まず、自分を好きにならないと恋ができない」

「諦めちゃ自分を好きになれない」

という、パート頭さんの助言をはらちゃん的に分析すれば、越前さんが諦めずに新作かまぼこを作りあげることで

 →自分自身を好きになる

 →恋が出来る

 →両思い☆

の見事な三段論法が成り立つのでした~やたー


猫かまぼこはアートで可愛かったのですが、確かに切ると絵は分からなくなっちゃうので、選ばれた「レインボーかまぼこ」の方が見栄えがするかも。食欲は知らないけどw

その他、この場面にふさわしく微妙な応募作が(星形に飾ってあるだけ、とかw)並んでいて楽しかったです。


それにしても越前弟は犯罪者だわw 酷すぎるw

「泣くな、はらちゃん」2 ☆☆☆

命令に絶対服従のストーカーって、斬新で安心w


漫画のノートから抜け出す関係で、昼だろうが夜だろうが『神様』の私室に現れちゃうし帰るのも同じ家になっちゃうしで完全にアブナい人認定な、はらちゃん。でも「黙って」と言われれば必死で口を閉じ、「動かないで」と言われれば一歩も動かずに……切々と苦しい胸の内と「神様」への片思いを訴えちゃうのって、なんと情熱的な(><)

こういうありえない設定を全力で表現することにかけて、長瀬の右に出る物無し!


頑だった「神様」の態度がほぐれて来たのも分かる気がします。

でも非実在の人物と恋しても、「神様」的には不毛ですからね……。ここは、彼女を人知れず想っていた田中君にも諦めずに頑張ってもらいたいものですが、でもでも密かに田中さんを好きな「悪魔さん」も「神様」に宣戦布告w かまぼこポスター描きや、新作かまぼこコンテストで対決です。いいなあ、このわけのわかんない感じw


わけが分からないといえば、工場の薬師丸おば…おねえさん。

はらちゃんが目の前で消えても平然としています。えー(><) これは以前にもキャラ具現化を目撃した事があるか、いっそ自分も漫画キャラだったりしちゃうのか?
相変わらず全て受け入れて、特に家族からの仕打ちは漫画に愚痴も書かずに私物を売られても黙って買い戻している越前さん、一体どうしてこうなってるのか。 


決してゲラゲラ笑える場面ばかりでなく、むしろ「働くって何」「愛って何」と説教臭い場面も多いのですが、真直ぐなはらちゃんにクスっと笑えて温かい気持ちになりますね。

その辺は同じ謎だらけドラマでも「サキ」とは真逆w

笑いおじさんがかまぼこ食べられて良かったー。
 

「泣くな!はらちゃん」1 ☆☆

奇想天外、漫画の人物が現実に飛び出した!


自分たちが居る漫画の作者を「神様」と呼ぶ”はらちゃん”(長瀬智也)。

現実世界に出て、初めてあった人の手を握りしめ

「神様に会わせて下さい!」

と頼むかなり怪しい人なのですが、

「じゃあボク個人の女神になら…」

と、連れて行かれたその「女神」が本当に作者(麻生久美子)だという奇跡。ドラマだからねw


そして「貴女は特別な人」「幸せになって」と直訴するという暴挙は、普段から大人しく内にこもるタイプの神様には逆効果で、その夜の漫画は暴力的に荒れてしまうのですが。めげないはらちゃんの努力や巡り会いで、まずは漫画世界のギターの弦が増え、画面に♪が描かれた事でメロディーが生まれて、ただの歌詞が「唄」になる!

なかなか感動的な1話のラストでした(^^)

でも、そこまで我慢できなかった視聴者も多そう(これが死んだ母親の霊が見守ってる程度ならまだしも、本人手書きの漫画なんだもんなー)


奇人乱入譚。

車も犬も、唄も知らなかったはらちゃんの新鮮な目線で神様や周囲の気持ちが変わり、孤独でいいと訴えていた神様が人と触れ合って幸せになるのと引き換えにはらちゃんは消えていくのでしょうか。

まさか、神様とはらちゃんの恋もある?

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