#1 A:河野圭太カントク(生瀬勝久 鳥越まり )
B:小田切成明カントク(桑名正博 かたせ梨乃)
凄い人選。ずっと三谷とコンビを組んでるA:河野カントク、いわば”これぞ三谷”な人と、TV局設立時から居る大長老B!
見事に雰囲気違いました。
まず店構えは
A:町中のおしゃれなカフェ(結構流行ってる!)そして外は雨。
B;TV局内、吹き抜けに面しテーブルが一列に並ぶだけの余地しかない細長い喫茶店。
ロケ場所はカントク決定・・・ですよね?
だとしたら、局内の茶店はいかがなものかとB。また仕事できて会っちゃうかもしれないのに。
更に失礼ながら、B長老分かってないと思ったのは、コーヒーオーダーの場面。
ウェイターなのは内緒なんですから、元妻には自分が注文してるふり。同僚には客のオーダーを通しているふり、ですよ? なのに普通に「この御婦人にコーヒーを」(妻にも聞こえてるっ)って。
・・・これじゃ、後で来たコーヒーが元妻の前に置かれるってギャグが台無し!!
(#1#2の他3作では、席から遠ざかって小声。#1Aの「この御婦人に」までをひそめて「コーヒーを」は大声で彼女に聞かせてるの、秀逸)
その他、カメラは常にUPぎみで、主人公がしょっちゅう立ち上がる理由=同僚が来た、ことがはっきり分からなかったり。
その点、Aは見事に三谷です。
元妻をみつけた主人公が、一旦外に出て店に入ってくるのナイス!
店員の『いらっしゃいませ〜』の声で(その後『なぁんだ』っていってますが)目を上げて彼をみつける元妻。故意か偶然か、ウェイターじゃないって言いやすい。
主人公が生瀬さんなのも大きいかな。昔出してたCDのタイトルを聞かれて、むげに「忘れた」でなく、答えようと口を開いたのに思い直して「忘れた」と言う細かいお芝居。この辺、順通り初回にコレをみていたら気づかなかったかもですね。
そして同僚ウェイターが若きビスクドール藤木直人!!見事に先輩と下っ端で、無理なオーダーしようが挙動不審だろうが文句いえない説得力がありますよ?(^^)
AB共通で#2と違うのは、バンドマンお会計の時に
「ボクってバンドマスターに似てますか?」
とわざわざ訊ねるところ。おそらく脚本にはあって、#2の監督さん達は蛇足だと削ったんでしょう。
Bでは更にその上、ビビとアンドリュー出演のTV番組まで大サービス。帰宅途中の主人公が、街頭で流れるその番組に気づかずに通り過ぎる場面までついて「おわり」マークでありました・・・。
かたせ梨乃のずれたカジュアルウェアといい、脇を固めるスタッフも皆さん長老なのかなーと思いますがどうなんでしょう。
同じ脚本なのに、これだけ違っちゃうんだとしみじみでした。
B:小田切成明カントク(桑名正博 かたせ梨乃)
凄い人選。ずっと三谷とコンビを組んでるA:河野カントク、いわば”これぞ三谷”な人と、TV局設立時から居る大長老B!
見事に雰囲気違いました。
まず店構えは
A:町中のおしゃれなカフェ(結構流行ってる!)そして外は雨。
B;TV局内、吹き抜けに面しテーブルが一列に並ぶだけの余地しかない細長い喫茶店。
ロケ場所はカントク決定・・・ですよね?
だとしたら、局内の茶店はいかがなものかとB。また仕事できて会っちゃうかもしれないのに。
更に失礼ながら、B長老分かってないと思ったのは、コーヒーオーダーの場面。
ウェイターなのは内緒なんですから、元妻には自分が注文してるふり。同僚には客のオーダーを通しているふり、ですよ? なのに普通に「この御婦人にコーヒーを」(妻にも聞こえてるっ)って。
・・・これじゃ、後で来たコーヒーが元妻の前に置かれるってギャグが台無し!!
(#1#2の他3作では、席から遠ざかって小声。#1Aの「この御婦人に」までをひそめて「コーヒーを」は大声で彼女に聞かせてるの、秀逸)
その他、カメラは常にUPぎみで、主人公がしょっちゅう立ち上がる理由=同僚が来た、ことがはっきり分からなかったり。
その点、Aは見事に三谷です。
元妻をみつけた主人公が、一旦外に出て店に入ってくるのナイス!
店員の『いらっしゃいませ〜』の声で(その後『なぁんだ』っていってますが)目を上げて彼をみつける元妻。故意か偶然か、ウェイターじゃないって言いやすい。
主人公が生瀬さんなのも大きいかな。昔出してたCDのタイトルを聞かれて、むげに「忘れた」でなく、答えようと口を開いたのに思い直して「忘れた」と言う細かいお芝居。この辺、順通り初回にコレをみていたら気づかなかったかもですね。
そして同僚ウェイターが若きビスクドール藤木直人!!見事に先輩と下っ端で、無理なオーダーしようが挙動不審だろうが文句いえない説得力がありますよ?(^^)
AB共通で#2と違うのは、バンドマンお会計の時に
「ボクってバンドマスターに似てますか?」
とわざわざ訊ねるところ。おそらく脚本にはあって、#2の監督さん達は蛇足だと削ったんでしょう。
Bでは更にその上、ビビとアンドリュー出演のTV番組まで大サービス。帰宅途中の主人公が、街頭で流れるその番組に気づかずに通り過ぎる場面までついて「おわり」マークでありました・・・。
かたせ梨乃のずれたカジュアルウェアといい、脇を固めるスタッフも皆さん長老なのかなーと思いますがどうなんでしょう。
同じ脚本なのに、これだけ違っちゃうんだとしみじみでした。