ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

高橋一生

「東京独身男子」1 ☆☆☆

 『女はその本質をアイコンに隠している』
いやこれ、相席スタートのケイちゃんの持ちネタじゃん? 「ちょうどいいブスのすすめ」の裏焼きになるんですかね、このドラマは。

 独身イケメンそろい踏み!
高橋一生、斎藤工、そして……滝藤賢一⁉︎ 申し訳ないけれど、お笑い要因かとw それが蓋をあけたらモテ評価AAAで一番高いのが滝藤賢一ですってよー、弁護士だから?収入?収入なのか? まあ、ランク付けしてたのは女性でなく太郎(高橋一生)でしたけどねえw
 そんなわけで、職業は違えど何かとつるむアラフォー独身3人組、メガバンクのアナリスト太郎(高橋一生)、審美歯科医の三好(斎藤工)、弁護士の岩倉(滝藤賢一)は、三好の妹かずな(仲里依紗)にAK男子(『あえて 結婚しない』の頭文字)を気取ってると揶揄されても
『男には、結婚適齢期がないから☆』
と余裕で受け流していたのですが。それぞれに危機に直面。遅まきながら、結婚したい方向へと突然に舵を切るのでした!

 バツイチ三好は、もう結婚はこりごり。もてまくって遊びまくって一生過ごすはずが……まさかのED?(場所が悪いんじゃなくて? 職場で普通にできる方が嫌なんですけどw) 相手の女性以外には当分内緒でしょうけどね(^^;;;;) とりあえずは『健康面が不安』
 『親の介護』が問題の岩倉は……脳梗塞で倒れた父を、ひきとり同居と決まった途端にプロポーズってさあ。そりゃ色っぽい彼女じゃなくとも怒りますよ。お金があるなら、高級施設探すなりお世話の家政婦さん雇うなりあるでしょうに。

 そしてメインの太郎は、海外赴任で別れた元カノ舞衣(高橋メアリージュン)が帰国。よりを戻せると思ったのもつかの間、ほかの男と結婚すると婚姻届を見せられて(キスしてきたのに?)取り逃がした魚の大きさに、愕然。
「次に付き合う人と結婚する!」
と、宗旨替えを宣言です!でもその直後に舞衣の結婚取りやめを知り(SNSって!)勢いのまま電話して、即プロポーズですよ!

 うーん、うーん、これ舞衣の術中にハマったのでは? 彼氏を目撃していなかったら、全部狂言かと思うほどですよ。だって咄嗟に太郎に初対面のふりをして、『好きな人が君に似てた』と三年前の本心を引き出してしまう女ですよ……orz
太郎氏、『仕事柄、分析は得意』と自負している割にダメダメですよね。舞衣のSNSアイコン(『手をつなぐ影』で恋人がいると示唆)に気付いていなかったし。かずなが多分、太郎のこと好きだけどそれも気がついてないw

 さて旦那は『地方の普通の独身会社員はドラマにならないのか』と1話でリタイアです。それ『あえて』感がないでしょう…w

「みかづき」~最終回 ☆☆

「満ちたい、満ちたい、と満月になろうとする」
そうか、学校が太陽なら塾は月、と序盤で例えていましたが。その月の中でも、塾を大きくし学校設立を目指しと、常に上に向けて手を伸ばしていた千明は実は『みかづき』だったんですね(大の文部省嫌い、長女ふき子の実父がその文部省役人らしいのには笑いましたw 私怨w)

吾郎(高橋一生)と千明(永作博美)、二人で立ち上げた八千代塾。
経営のために受験対策塾に成り果て一度は吾郎が出て行っても、そのうち用務員室での無料の補習が始まるところは、初心を忘れぬ二人。孫一郎(工藤阿須加)もやっぱり同志(岡本玲)をみつけ、ボランティアの宿題お兄さんから私塾だかNGOだかに広がろうとしている様子で、繋がるものがあるんですねえ。ふき子(大政絢)の塾のスキャンダルで、私塾設立は頓挫したのが残念。いったいどんな学校をつくろうとしていたのでしょうか……(しかしふき子の塾、講師全員20代w 長く勤められないのも問題ですが、生徒と講師の恋愛をどう防ぐのかとw)
吾郎の本、教育論はついに読まなかった千明でしたが。久しぶりに筆をとった吾郎が綴ったのは千明へのラブレター、もとい自分たちの半生記。題して「みかづき」 もう少し長生きして、千明にこそ読んで欲しかったでしょうにね。ひとり月を見上げ回想する吾郎さんが切ないのでした。

しかし老けメイクが……orz
最終話まで見てもやっぱり、初回で愕然とした不自然な老けメイクで我に返ってしまいましたよ。もったいなかったです。

「みかづき」2 ☆☆

合併して大きな塾に。

千明さんはまず、策を考える人なのね。
娘の様子がおかしい、もっと家族の時間が欲しい。そこで誰に相談するでなく
『よし、合併して授業をまかせて、自分は裏方になろう!』
がピコーンときたら猪突猛進w そういえば吾郎を引き込む時にも勧誘は後回し、とりあえず学校に怪文書を送って吾郎を追い出させてからの接近でしたっけ(^^;;;) ほんとヤバい奴ですぞ。

でも合併して生徒数も増えたら、受講料が安くなる。小規模を好んでいた吾郎も、そんな生徒側の利便から、合併やむなしとなりましたし。一応は結果オーライ。
何事にも理が先に立つ、可愛げがないと言われがちな千明さんのことも、その不器用さを吾郎さんは可愛い☆と愛でているんですから、割れ鍋に綴じ蓋なのでした。義理の娘相手に、惚気てましたよね。
授業の間我慢していたトイレに、終わるなり駆け込むのが可愛い。朝からガリ版刷って手が汚れてて可愛い。う、うん。

そんな二人に育てらてた娘(黒川芽以)も、もう大学を卒業間近。大きくなったら塾を手伝う!という子供の約束を、母は信じきって計画をたてていましたが、さすがにもう違う想いを抱いていましたよ。あの強烈なお母さんと同じ職場になんていられない、分かりますよ~。
母が反対勢力「太陽」と目す公立学校に勤務し、更に目の敵にする文部省勤務の彼氏(須賀健太)と結婚したいと。うわー。
「忙しい」「邪魔」と、話し合いにすらならない千明と、娘、吾郎との溝は埋まるのでしょうか。え、壇蜜と浮気?うわー。

一方の現代パート、弁当屋のお兄ちゃんは算数を教えてあげて「先生」と呼ばれて有頂天。無料で教われるとあって近所の子が集まってきます。これってもう、塾じゃない?

両方の時代で語られる生徒の気持ち
「勉強がわかるって、面白い」

これには幸せな気持ちになります。勉強って本来はさせられるものじゃない。ああ楽しい、もっと知りたいって勝手に深まっていくものですよね。その知識欲を削がずに育ててあげて欲しいです。

「みかづき」1 ☆☆☆

コント以下の老けメイクには絶句。
そりゃヴァンパイア永作博美を老けさせるのは大変でしょうけど、だからってあれは。

気を取り直して、「学習塾」を作った男女のお話。

押しに弱くて、つい児童の母と関係をもっちゃう用務員さん吾郎に高橋一生。大正解でしょう!そして、家庭教師を営むシングルマザー大島千明(永作博美)は、教え方のうまい用務員さんがいると娘に聞いて、偵察に行き教育を語り合って意気投合するのです。もとい
「こんなの初めて!」
は一致したのですが、内容は
→論破にならず男性と語り合えるのは!(千明)
→男女の仲にならずに話だけだなんて!(吾郎)
と大違いw 吾郎さん、とんだジゴロで千明を怒らせてしまうんですよ。いやあ「破廉恥」とか久しぶりに聞いたわ~w

現代パートでは孫もいて、教育界レジェンド夫婦ですから。てっきり、教育者としての吾郎と千明が色恋抜きで手を組んで塾を軌道に乗せ、その後気持ちが芽生えると思い込んで見ていましたら、えええ!
宿無しになった吾郎を塾予定の空き家に連れ込んだ千明。押し倒してるじゃないですかー!吾郎が拒めないタチなの知っててそれ、今までの保護者と何が違うのか、場所が校内じゃないだけ(^^;;;;) しかも、破廉恥用務員だと匿名の手紙で、吾郎を学校から追い出させたの千明だと、吾郎もわかってるんですよ。
『学校が太陽だとしたら、塾は月』
と綺麗なこと言いつつ、一度寝たぐらいでもう塾経営パートナーは決まりねって顔してますけど。そこまで都合のいい吾郎さんじゃない……って、なるんかい、パートナーに!赤ん坊抱いてるの、それふたりの子なの?はあ〜。

高度経済成長の波に乗り、ふたりの塾も順風満帆、生徒でぎゅうぎゅう。次回はそこに『悪徳塾がぼったくり』と週刊誌が逆風記事を書いてきて、さあどうなるのか。

それと孫一郎(工藤阿須加)、教育に興味はありつつ祖父母に気兼ねして弁当屋バイトでお茶を濁す現在でしたが。授業についていかれず、塾にも通えない低所得家庭の子供にボランティアで数学など教え出したところです。教える喜びを知って、さてこちらもどうなる。

「僕らは奇跡でできている」最終回 ☆☆

そう来たか!

ロシア語に水泳。してましたねえ。その頃から一輝さん的には確かな目標だったんでしょう、宇宙。樫野木先生に怒鳴られたから大学を止めるんじゃない、次のステップに行くきっかけになった、ということなのかな。
「興味のないことを、何かのためにやることは初めてです」
育実のために変わったりはしないけれど、頑張るウサギの影響をそう受けたことって納得でした。そして育実先生も、カメの影響で違う考え方がひらめきます。
できない理由を並べるのでなく、『する』と決めて手段を探る。そしたら自分のクリニックでだってインプラントが出来ちゃうかもでしょ。まず育実先生が苦手な料金計算、歯科衛生士のトリンドルちゃんは得意で医療事務の資格持ちですと。え、なんで黙ってたのって『聞かれなかったし☆』 お給料はどっちがいいんでしょ。でも歯科衛生士が足りなくなっちゃう……って、子育て中で短時間パートをしたい衛生士さんのアテが出てきましたよ。探せば道があるものです。

そしてそれは、やりたいことが見つからない学生への助言にもつながること。
ガラクタ缶の中身がアイディア次第で何かの役に立つ様に。皆それぞれの資質を生かして、生きていけばいい、と鮫島先生。それを説明する過程で、樫野木先生の八つ当たりな相河先生批判が『いいことを言う』と評価されているのも、また愉快でした。曰く、相河先生に憧れて『やりたいこと』を探すのはいいけれど。探しているだけで満足してしまったり。逆にないからダメと自分を責めたりしたら可哀想だと。どれも志望校を決めたり就活したりする頃のあるあるですもんね。
『だから相河先生は悪影響』って飛躍は、言った本人も反省してるからさておきw この時期にこのドラマに触れて救われた、目標模索中の人もきっといたことでしょう。

学生さんたちもそれぞれに、コンチューバーの弟子はコンニャクチューバーになりw 青木さんは今度は樫野木にロックオンw その樫野木先生だって、面白い授業を目指して自分の昔の写真を生徒に晒してみたり、しはじめましたよ(それだけが面白さの道じゃないけどねー) 育実の元カレはあれ以来、山登りにはまった? 虹一くんのテストは低空飛行でも、お母さんはいいこと探しが上手くなった様です。

あれもこれも問題が片付いていく様子が最終回すぎて、正直面白さのピークは6話7話かなw でも大好きになった人たちがそれぞれ幸せに近づいていくラストでホッとしました。なんと一輝さん、本当に宇宙で船外作業までしてるじゃないですか! 通り過ぎた自転車の後ろ姿に、多分一輝を思い出して微笑む育実先生は見慣れないコート姿。何年後?
そしてまたある日ばったり行き合えば「こんにちわ」って挨拶しあうんでしょうね。それとも、山田さん=お母さんが大騒ぎで呼び出してくれるかも。
そんな日を想像して頬がゆるみます。

大河原さん……一輝はああ言うけれど、案外いるのかもしれないしw

「僕らは奇跡でできている」8、9☆☆☆

ヤモリ…そんな怖いかな。
噛まないし乾いてるし。手触りいいよ、と思う私は平然と手づかみして逃がす派ですが。同じく平気で掴みそうに見えて、実はキャーキャーと逃げ惑う育実先生。確かに可愛いかもw 男受けを狙ってるわけじゃなく、誰か来て捕獲してくれないと困るほど、深刻に嫌いなんですねえ。
そりゃ、生き物専門の相河先生が捕獲要員でおかしくないですが。
『僕が水本さんのこと、好きなんじゃないかって……どう思います?』
などというデリケートな話題を直球で振られている現在。一人暮らしの部屋に招くなどという、誤解を受ける行動はダメなのですよ! でも背に腹は変えられず来てもらうし、背中に抱きついちゃうし(^^;;;;) こりゃ、さすがの朴念仁な一輝さんでも、惚れてまうやろ~ と思いつつ見ていたのですが。揺れる自分の気持ちに一輝が下した決断は。
「面白いです!」
好きとか嫌いじゃなくて、嫌な気持ちにもなるけど不思議で発見があって、思いがけないことばかり起きて、楽しいって!そ、それこそ大好きってことじゃないの?とどよめく茶の間をよそに、いうだけ言ってさっさと帰ってしまうところも相河流w そう聞いて育実先生、どうしたらいいのやらw

正直、山田さんが実母だった話の方が、相河一輝の人生には大きなことで。それをご先祖様から命が続いてきた奇跡ってことで割り切ってまた家族として暮らせるようになっただなんて大事件だったはずですが(タコも食べられるようになったしw)……ごめんなさい。ドラマとしては恋話の方が気になるかもw 
家事育児……主婦として関わるより、そりゃ家政婦の方が頑張れるねと思いますが、それはまた別の話。

そうそう、恋話の発端は『結婚してください』と迫ってきた女生徒でしたw 無理でしょそれw 『興味ない』と断り続け、彼女は納得したようですが。それを聞いた男生徒が文句言いにくるんだから青春ですw でもね、蟻YouTuberの正体の方にさらわれてしまいましたよっと。

そこまでだったら、授業も人間関係も家庭も安定で幸せ。ああ良かったねーと終わったところなのですが。突然襲い来る八つ当たり。
樫野木先生は家族のためにフィールドワークを止めたのに、元奥さんはフィールドワーク中のパパが好きだった。その元妻が再婚しそう、でも相手は退職して自営業を始める……と聞けば、無職じゃん勝った!と思う樫野木ですが、また評価ポイントが違うんでしょうねえ。支えたい、とか。なのでやっぱり再婚と聞いて激昂。全てを
『相河先生のせい』
と片付けて楽になろうとする樫野木に怒鳴られて、もう可哀想なぐらい涙目で動揺している相河先生。こうなると、どっちが社会的に問題あるのかって樫野木じゃないかと思われるのですが、鮫島先生は『自分と向き合え』と諭すだけ。

そしてもう最終回です。来年も再来年も、続くと思ったこの幸せが続かないのかな。フィールドに旅立つ方が一輝は幸せなのかな。そして、やっとあの男と別れた育実先生はどうする。クリニックを守りつつたまに合うのなら、相河一輝はそれこそ『楽しい』人(注*慣れが必要w)だよね。生徒たちは、虹一くんは。
ああ、最終回見たいけど見たくないわ。


「僕らは奇跡でできている」6、7 ☆☆☆☆

「居てもいいんだな、って思いました」
静かな大熱演。
生きにくさを抱える人でも『得意なことがひとつあれば幸せ』と周囲は思いがちですが、そう簡単ではありませんでした。
大好きなことで初めて褒められた。嬉しい。でもそこから、もっと褒められたい、すごいことをしなければと気負い始めたら、大好きだったことが辛くなった……。その頃、一輝さんも『ウサギ』だったんですね。笑顔で語るのに辛そうで、そのうち目が涙で光りはじめて。もう飛んで行って励ましたくなりましたよ。幸い「やらなきゃって思うなら止めればいい」と笑って言えるお祖父ちゃんがいてくれて、楽になれたんですね。
「理科ができてもできなくても、僕は、居てもいいんだなって」

しかしそれは、既に相河一輝を好きになってる側の想いで、虹一母には下手したら、大の男が泣きながら意味不明のことを(「イー」って言っても眠れない、などw)並べ立てる時間。果たして伝わったのか…と不安はあったので、虹一くんが眼科の診察を受けるきっかけになって本当に良かったです。

親と子は違う人間。違うものが好きで、違う人生がある。それって案外無視されがち。理解できないことを言うと『嘘ついてる』って断じられがち(道に迷って帰りが遅れると、よくそう言われたわ……)でも虹一くんんが『本を読むと目が痛い』のは知覚過敏のせい。勉強したくない言い訳じゃなかったんですよ。そんな誤解をされても
「僕はダメじゃない!」
と自分で言い切ってこれた強い虹一くんが、このまま心折れずに育ってくれたら。もういろんなことを考えて、なかなか感想書くどころでない名場面でした。

その前の餃子パーティw
家政婦さんの画策で、大学と歯医者のスタッフが相河家に勢ぞろいしてお料理を食べる会。実は誕生日の育実先生、元カレがもしや連絡くれるなら…料理教室のキャンセル待ちが…とぎりぎりまで粘ってたけど、来ましたよw 児島演じる蟻の先生、飲み屋でも相河家でも、独り外れた場所にいるじゃないですか。むしろ相河先生よりこっちの方が問題ありそうに思うんですけど(^^;;;;;) 主役だけを外れ者にしない演出でしょうか。
で、いろんな形の餃子をつくる相河一輝と、きっちり揃える育実先生。そりゃ揃ってる方が火の通りが一定で料理しやすいですけど。皮が破けたらスープに入れればいい、食べたら同じ、と自分を赦すこともまた大事と気が付いていくんですよね。そう、行かないと落ち込む料理教室は、スパッと辞めちゃうって手もあるんです。


そして森にて。『ウサギ』なのは、勝ちを証明したいのは、自分に自信がないからだと泣いてしまった育実先生。なのにリスが渡った方が重要で、思いっきり喜んでしまった相河一輝(^^;;;) なんだか分からない関係ながら、その自己分析さえ褒め、『水本先生のすごいところ100』を真面目に並べてくれる相手は、やはりかけがえのない人でしょう。
「歯の治療をします」
「クリニックの院長です」
なんてのもありつつ
「歩くのが早いです」
「よく食べます」
「会った時こんにちわって言ってくれます」
それって…と視聴者も育実先生も思うわけですがw

「誰でもできることは、できてもすごくないんですか?」

反省。すごいです。
とすると、私だってあの人だって誰だって、みんないろいろすごいのかも。そう思えるの、素敵ですね。家出から戻った虹一くんも、『すごいところ100』が嬉しかったんでしょう。お母さんにも100、すごいところを並べてあげるんですよ。これは世界中の母、感涙。そして言われるばかりでなく、自分の100を自己申告で埋めだした育実先生も、ひと皮むけた感じ。そうそう、そうでなくちゃ!

そんな温かい気持ちを吹っ飛ばす、家政婦さんが実の母問題!えええええー。長く世話して情が移ったにしては熱心すぎる、とは確かに思ってました(^^;;;)

「僕らは奇跡でできている」4、5 ☆☆☆

「愛されたい……」
たいして儲からない父のクリニックを継ぎ、たいして反響のない地域貢献を続け、手伝いの申し出も断り孤軍奮闘。もうほぼ別れてる恋人は、『仕事が』と他の女に呼ばれて帰る。真面目に頑張ってるのに報われない、甘えられない、愛されない育実の悲しい本音に胸を締め付けられました。しかも、普通のドラマでなら
『本当の願いはなんですか?』
などと聞いてくる男は、育実の弱音も予測済みで抱きとめる気満々なものなのですが。相河一輝にそんなつもりは皆無ですからね、泣かれてびっくり、困ってましたよ(^^;;;) 
……雨宿りのコーヒーの後、使用済みの歯ブラシを差し出す場面、ドン引きしましたが。歯磨きじゃなく、シミ落とし用に渡したとわかってホッとしましたw (育実さん、森に真っ白なニット着てきちゃダメよ)

ミラクルな4話では、群馬に星を見に行ったらコンニャク畑にはまり、畑の持ち主は生徒新庄の両親w コンニャクの不思議と魅力を語り、コンニャクを配り事務長さんを悩ませw でも「だったら…」とコンニャク農家を継ぐ将来もちょっと考えてみた生徒の相談には、ばっさりと
「僕ならしません」
親が喜ぶから、という他人物差しな考え方は、しないし出来ない人ですもんね。しかしその『親が喜ぶから』をまさに実行している育実先生にはその態度が、不愉快&動揺を呼びます。なんだろう、優秀さと引換にしか可愛がられてこなかったのかしらん。おまけに女友達も出てこないですよね。相河先生には、両親はいなくても型破りなまま可愛がってくれる祖父がいることを思えば、ますます不憫です。

そして5話。
チャイムが鳴って思わず早口になる相河先生ですが、1話の頃と違い、なんと生徒はじっと聞いてくれています。そして、森での実験に誘うと「行きたい!」と、こんにゃく仲間以外にも手があがるんですよ(感涙)
ただ、野外実習は出来ても、教師の個人的な活動に生徒を呼ぶのは出来ない決まりだ云々。小林薫先生が行きそうになると「僕も!」と手を挙げ、実は行かれないとなると「僕も……行かれないんですよね」と、とことん上司におもねる要潤先生が面白いですねえ。それで、リスの橋かけ手伝いを育実先生に頼んで冒頭の事件になるわけで。

2話で言い出したリスの橋がまだかからない様に、「なぜ虫歯と呼ぶのか」問題も、ずーっとひっぱっています。
虹一くんに会うために子供虫歯教室に参加する相河先生。それだけでも昨今なら少年好きの怪しい男扱いありえるしw またぞろ「なぜ虫歯」質問を持ち出して頭の固い育実先生を混乱させ、『僕なりの考え』を披露して子供の人気は独り占めなんですから、そろそろ八つ当たりでクリニック出禁になっても不思議じゃないのかもw

マイペースな相河一輝の周りで、ゆっくりゆっくり何かが変わっていく様子が見ていて楽しいです。そうそう相河先生を好きなJD、例のキス顔写真を他の学生にみせてましたけど変な誤解や混乱はなく
「相河先生が好きなんだね」
の確認で終了w そんなところも心地よいです。

「僕らは奇跡でできている」2、3 ☆☆☆

ゆっくり進行。時々トゲが顔を出しつつものんびり進むドラマが、やっと心地よくなってきました。

一輝さんったら歯科医の先生と焼肉デート!
と家政婦さんは色めき立ちますが(大学時代以来ですって、昔は何があったんだかw)勘違いなんですよ。同じ店で同じ時間の一人焼肉×2、間に空席を挟んだままちょっと会話しただけなんですって。ただ問わず語りに一輝が、ずっと自分が嫌いだった、なんでみんなと同じことが出来ないんだろうと泣くほど自分が嫌いだったけれど、今は好きになってうまくやってる、と言ったことが育実先生には強く印象に残ったようです。なんだろう、自分は努力してる、常に向上を目指すと息巻く彼女ですから、自分が嫌いだったことがあるのかも。更にそれを隠していそうですから、さらっと他人に言えてしまうことも衝撃だったのかも。

とりあえず挨拶を交わす仲にはなった2人。
息子の虹一がいない!歯医者で会った変な男性についた行ったかも慌てるお母さんに、とりあえず相河一輝の身元保証をしてw そういえば
「動物園のボス猿交代を見に行く」
と言っていたなと、探しに行けて良かったですよ。でも一輝はちゃんと『お母さんがいいと言ったら』と聞きに戻らせて(珍しくまともな判断w)無断で連れ回したんじゃないはずだったのにな。そこはこの先、ちゃんと訂正できたらいいなと思います。

そんなわけで、動物園。
一輝の生徒たちも、バイトで1人お客で1人。特に女生徒琴音(矢作穂香)は、森の実習で一輝にときめいてましたからね。偶然を装って相河先生に会いに来たのでした。そして猿の話をしているはずが……いや一輝は純粋にオス猿求愛行動を説明しているのですが、それ口説かれてるみたいでドキドキしますから!「ボスが交代」と聞いて、猿山のことでなく自分たちのボス=鮫島学部長(小林薫)が交代するとしか思えなかった樫野木先生(要潤)と一緒ですよねー。
閉園間近に育実先生も駆けつけて、虹一くんに付き添っていない一輝を叱りつけて大騒ぎ。バイトの新庄(西畑大吾)も琴音も右往左往。でも育実だって、お母さんに家で待っていたらと提案した様に、じっと虹一くんを待つ係だって必要でしょうに。そもそも心配してないと責められますが、ちゃんと羅針盤も貸してました。ただ閉園時間がたいして重要じゃなくて、あれ見てこれしてそれやった!というワクワクを邪魔しようなんて思わないだけ←引率の大人としては大問題とはいえ、かくありたいですよね(^^;;;)
小学生時代から続く一輝と祖父
田中 泯の触れ合いを見るにつけ、学校とは違う基準で褒めてもらえた一輝は本当に幸せでしたよね。それでも泣いた時期があったのに……。虹一くんが自分を好きな大人になれるように、全力で応援してしまいます。勿論、お母さんだって同じ想いで宿題しろとケツ叩き、変な大人を遠ざけてと、頑張っているのは分かるんですけどねえ……。


結局、大学にもクレームが行き。大人として学部長と一輝は、弁解なしにただ頭を下げ。育実先生も横で一緒に頭を下げ。巻き込まれて奔走した一日で一輝の株がまた急下落です。
でも学部長の解説でやっと、虹一くんを探し廻らずに待っていた一輝の真意を知り(ボス猿の例えでなく、相手にわかる様に伝えられたらいいのにねえ)分かりやすく動揺する育実先生。歯が痛む一輝に、自分がどんなに努力し成功しているか語り始めて、取材された雑誌まで見せてw まさに初回に言われた『能力を誇示したいウサギ』状態。

『やらなきゃいけない=やりたくない』

との一輝の解釈が図星だった様でヒートアップし、「痛い」の訴えを『痛い女』評価と受け止めますが……違う違う、素直に歯が痛いのよw

この先育実が「やりたいこと」について考え、いろいろ変わったとしても一輝は何一つ歩み寄らないような気もするのですが(^^;;;) とりあえず、卑屈な彼氏とはさっさと別れたが吉でしょう。てか、1話で既に別れたと思っていたのにお食事つくってあげた上にまた捨て台詞吐かれて!それでもまだ、正式な別れは次回にもちこすとか、どこが良くてそこまで好きなのかと。
リス的に分断された森は、卓球ネットの橋で繋がるのか? そっちの方が彼との行方より興味津々です。


「僕らは奇跡でできている」1 ☆☆☆

森で大木に抱きつく高橋一生。争わない研究者。そんなイメージからほんわか癒し系ドラマを想像していたら、あれれ〜ささくれだった描写が多いですよ。それも主人公の失態で怒らせてるじゃないですかw 思ってたのと違うかな~。

「先生は、うさぎに似ていますね」
そう言われた女性はどう受け止めたらいいのかw
通常は、面と向かって言う=褒めている、筈。うさぎのように可愛い? いやイソップ「ウサギとカメ」の流れだし……と女医先生は、才気煥発と受け取って
『意外にコツコツ、努力家なんですよ』
と謙遜してみせるのですが。あいにく発言者は常識では測れない男。どうやら褒め要素ゼロで思ったままを口にしてますよ。しかも真意を問われるままに答えちゃう。彼にとってイソップ亀は、勝敗にとらわれずただ進むことそのものを楽しむ存在。対してイソップうさぎは
『見下すために走っている』
のだと。ヤバイよ君。

専門馬鹿で迷惑な理系研究者ってドラマの定番で腐るほどみてきましたが、今作の主人公大学講師相河一輝(高橋一生)は、その範疇を超えすぎて、かなり社会不適合です。もう20年もお手伝いさん(戸田恵子)と同居してるいるそうですが、それ介護人なのでは(^^;;;;;)
大学の講義開始時間、出欠確認といったルールを守れないのはまあ自由人とも言えますが。歯痛で急患予約をねじ込んでおいて行き忘れるとかw 抜歯の診断に逆らってみるとか……迷惑千万。おまけに冒頭の、失礼な物言い。もう一方的に歯科医の水本育実先生(榮倉奈々)側が可哀想でしょ。『初対面は最悪』レベルですらありません。なのにこれから、急接近しちゃいます?

父親のクリニックを継ぎ、儲け抜きで地域に貢献する育実先生。週に2日は銀座で審美歯科もして、がっぽり稼いで雑誌にも取材され、自分にご褒美でお高いジュエリーを買いご馳走食べて美味しい酒飲んで……幸せじゃないですかねえ。なのにどこで出会ったか、卑屈な彼氏に罵倒され振られてがっくりなんですよ。でも、だからってここまで常識の違う人に惹かれなくても、おごられても平気な男や同程度稼いでる男と知り合えばいいだけじゃないですか……。

そういう意味では、育実先生の真逆キャラ甘え上手な歯科助手嬢(トリンドル玲奈)こそ、得意の『あえて男に買わせてあげる』論や誘惑が通じない一輝にプライドぼろぼろにされて目覚めたらいいのに!

一緒に見てる旦那は、大学事情や講義の描き方に興味がある様なので視聴します(^^)

「女城主 直虎」最終回 ☆☆☆☆

「完」
と碁盤で描きますかw 泣かせておいて最後でからかってくる、とはいえ最後の碁石を置いたのは政次でしょう? 遺言どおりに碁を打つのかと思えばまた泣けてしまう。実に「直虎」らしい最終回でした。

中盤で迎えた子供時代の幻影。
ありがちな締め展開に、まさかもう一時間たったのかと焦りましたよw 確かにヒロイン直虎の生涯は終わり、鶴亀と共に幼い頭まで迎えに来ていて……浜に散る水筒の残骸が二つ。出会った時と別れの時の。そうか時を同じくして彼も、海の藻屑と消えてしまっていたのですね。でも物語の締めはまだまだ先まで、直虎が守り育てた井伊の子供たちの目処をきちんと描いてくれていました。

『潰れた家の子だから出来る説得』
で、徳川を一気に有利に持ち込んだ万千代。その手柄を評価されての元服、大出世!
「直」と「政」の字を継いで「直政」、この名にどれだけ胸震えるのか、どれだけの思いが詰まっているのか、一年見続けたからこそ共感できる。これが大河ドラマの醍醐味ですよねえ(注:毎年味わえるわけではありません! 去年今年は当たり年w)

明智の子、自然を守っての方便にも脱帽でしたねー。なんと信長の子と言い張り、茶碗をこう使うのかとw 死なずに済んだ自然も救われ、殺さずに済んだ万千代もまた救われたじゃないですか。
『産んでいないからこそ、どの子も愛しい』
確かにそうやって、どの領民も殿は守ってきたんでした。

戦わずにすむ世、潰れる家のなくなる世を目指しついにそこにたどり着いた井伊。ただ戦は嫌だと愚痴るだけでは何も変わらない、ありとあらゆる策を講じ
『やって見ねば、分からぬではないか』
と言い続けることの大事さを、戦を知らずに生きる私たちにも教えてくれていたんだと思います。


おとわの子役は苦手だったし(ごめんね)、鶴亀よりも之の字派だったりしつつ。本当に目が離せないと思ったのは虎松が万千代になったあたりからですかね。確かに菅田将暉好きですけど、そこじゃなくやはり、潰れた家を背負いがむしゃらに出世を目指し、いっそ家が潰れたことを切り札にしろと言われる万千代。応援するしかないでしょう。そして、それもちゃんとやり遂げたましたからね。 
ああ面白かったなあ……。

「民衆の敵」2、3 ☆☆

なるほど、分かりやすいw

初当選、市議会議員さまになっちゃったヒロイン智子には初登庁やら初議会、初派閥争いに初料亭、初陳情と初めてのことばかり。そこに字幕やナレーションを入れるのでなく、このドラマでは手近な人がカメラ目線で解説してくれちゃいますよ、メタなのねw


市長の秘書曰く、派閥を崩そうと議会の席次もバラし、新人議員も一部屋に集めてみました、と。でも初日からネット動画でバズってる智子のことはみんな遠巻きです。ニヤニヤと観察する藤堂(高橋一生)以外はね。

議員一家の生まれらしい藤堂。型破りな智子がなにをするのか見てみたい、と連れまわしてくれます。
潰される予定の公園(2話)
児童誘拐犯の家(3話)

公園は、陳情した主婦(水川あさみ)がいじめられていた学生時代の大切な逃げ場だったんだそうですよ。うーん、それだけで計画を頓挫させるには弱くないですか。とは智子もちゃんと思ってて、ホッ。特定の公園云々よりイジメ対策に力を注ぐべき→子ども教育委員会に所属したい→てことはドンの顔を立てなきゃで。
居眠り議員への注意は勘違いでした!と謝罪するはずの場で以上のことをまくしたてた挙句に
「嘘ついて謝らなくちゃ、ダメですか~?」
って、馬鹿正直にもほどがありすぎです(^^::::)

児童誘拐はママ友ネットワークと記者平田調べで、その女の子が放置ぎみだったことや、両親の離婚&生活苦が判明します。
青年はむしろ毎日遊んで守ってあげていて、誘拐犯になることで、母親がネグレクト判定され娘は施設へと引き離されるのを防いだヒーロー気分だったそうですよ……。せっかく鑑別所から出されても、智子に礼をいうどころか文句たらたらです。常に礼を言われがちな議員さんへは痛烈な皮肉ってことでしょうか。
そこで智子の解決策は、母娘からの笑顔とお礼の動画を青年に見せることなんですが……。えー。青年が逮捕されてからの女の子は、行き場はない保護者はいない、仕事が減ったお母さんが怒るしお兄ちゃんにも悪いと泣きっぱなしだったんですよ。冤罪を晴らして礼を言えても、世帯収入は増えませんって。

施設がそんなにダメですか。生活を立て直すまで、きちんと面倒見てくれるでしょ。
幸いこの母は忙しいだけで、暴力や酒や男の問題はなし。智子がするべきは、面会や外泊が自由に出来る一時預かりを手配することだったのでは。そして青年に、お前の無駄な自己犠牲こそ『気持ちいいですか』と揶揄されるべき筋違いだと教えてやることだったのでは。知りもせずに施設ダメダメって、保育園かわいそう母親が育てなきゃって言ってる奴と同じじゃん。
ついでに『犯罪者の家』撮影を智子に邪魔されたユーチューバー(前田旺志郎)が、冤罪で釈放後にまた来たんだからさ。いうべき事は政治家智子の所信表明じゃなく
「ここの住人は無罪だ!」
じゃないのかと。旺志郎くん、そのうち智子のメディアスタッフに引っ張り込まれそうw

ボロ家に住み、デリヘル嬢と懇意なおぼっちゃま高橋一生ってファンにはたまらないんでしょうか。

「民衆の敵 世の中、おかしくないですか?」1 ☆☆☆

その辺の主婦が市議会議員に!狙いは年収950万円!
タイムリーな政治参加もの。それも
<市議会議員の当選率は8割、正社員を目指すより確率高い?>
だなんて言われたら、身近な感じがするじゃないですか。もっとも「時給950円」を連呼する篠原涼子の年収は確実にそれより高いのですが、まあそれは気にしないお約束でw

智子(篠原涼子)と公平(田中圭)は似た者夫婦。
強い正義感を抑えられずに、困っている他人のためにすぐ上にたてつくのでクビになる。今回もなんと、2人同時に無職に。気持ちは大らかでも、当然家計は火の車。粗食を「ステーキのつもり」と食べる技を編み出した息子が不憫で、割のいい仕事を探すうち、なーんと立候補を思い立ってしまった智子は!
持ち前の猪突猛進。
鼻で笑っていたママ友も次第に巻き込み、何もかも手作り手弁当で自転車の選挙戦を戦い抜いて、なんと当選してしまうのでしたー!

その昔「ハケンの女」だなんだ超有能女史を当たり役にした篠原涼子が、今度は普通の、いえむしろちょっとダメだけど正直さと人たらしは誰にも負けないママを好演です。
会社のマニュアル、普通は守るでしょ。智子はわざわざ守って顧客ファーストに対応してクビになるw  道にばらけたゴミ、嫌だなと思っても普通よけてそのままでしょ。智子はわざわざ自転車止めて、手が汚れた臭いとわめきながらも片付けるんですよ。それが、キャリアを諦めて子育てしていたママたちを引きつけるのがよくわかりました。新聞社勤務の平田さん(石田ゆり子)なら政治部にもいて知識はあるけど、彼女が立候補したならきっとあんなに人は集まりませんよね。

また、無職になった途端に保育園は退園すべしという市の規則が途中で判明。現職磯田(笹野高史)ら対立候補に叩かれてしまうのですが、対策として平田たち賢いママが思いつくのは方便。我が子だけじゃなく選挙手伝いママたちの子供もまとめて面倒みてくれてる旦那を、事務局スタッフって形で雇えばほら、無職じゃないから……と言われて、見ているこっちはなるほどなのですが、当の智子が浮かぬ顔。それって嘘つくってこと?と。
翌日も、磯田の街頭演説ではもっぱらそこをボロクソに非難され、壇上に勝手に上がった智子はといえば言い訳ゼロで全面降伏、えー。でも、謝罪の後に
「それっておかしくないですか?」
と言い出されたら、確かにね、と敵方もみんな聞いてくれるのです。だって変だよね、誰だっていつ職をなくすかわからないのに、そしたら子供の預け先が即、無くなるって。演説では『友達と会えなくなる』と子供の権利も混ぜてましたが、いやそれより職探しができないでしょ! 体壊して退職の場合にも、子供が家にいたら療養どころじゃないわ病院にもいけないわ。
「だったら、制度の方を変えていかなきゃいけないんです」
なるほどーですよ。

一旦は落選するも、直後に繰上げ当選になるお約束でわーい!(ここにカメラが密着してないとか、残念ですよね)

スーツ着て乗り込んだ議会で早速、居眠りオヤジを起こしてみたりと我慢できない智子さん。山ほどの騒動が期待できそうです。

二世議員に高橋一生、マドンナ議員に前田敦子、千葉雄大とかトレエン斎藤とか。あら古田新太もいるわ。

「女城主直虎」1~第三の女 ☆☆☆

スケコマシw まさか大河でそんな言葉を聞こうとはw

毎回サブタイトルが映画のもじりで可笑しいですよね。「綿毛の案」は衝撃でしたw 今回の「第三の女」は、父亀之丞(三浦春馬)を訪ねてきた若い娘……の母親のことでしょうね。

世継ぎが必要な身なら落とし胤がいたって不思議じゃ……と私も口ではいいますが、身近な人にそれやられたら、しかも一応自分の婚約者だった相手ならそりゃ嫌かも。そして立場が似ていなくもない正妻しの(貫地谷しほり)と直虎(柴咲コウ)とで愚痴りあううち、直親が双方にいい顔していた様子が浮き彫りになるというやるせなさ。これでやっと、おとわ=直虎も子供時代を吹っ切れるのかな(^^;;;)

初回からずっとみてました。
子役の時代は辛くてねえ……。しかも将来の三角関係をどーんと打ち出していたじゃないですか、どうなることかと。しかし成長してからのやりとりは、おとわの女子力が低かったおかげで案外あっさりでしたよね。

むしろ帰ってきた亀之丞もとい直親と、鶴もとい政次(高橋一生)の間の軋轢に手に汗を握ることになりました。検地とかね、直親が勝手に何か企んじゃ、何も知らない政次が尻拭いする羽目になったじゃないですか。なのにおとわは直親のことばかり心配で、哀れ政次。直親亡きあと、目付になったらなったで裏切り者扱いorz それでも陰に日向におとわ=直虎のため井伊のために暗躍し続けていて胸熱でした。そして先々週だったかついに!政次のあれもこれも嫌がらせや乗っ取りでないのかもと、直虎がやっっっっっっっっっと気づいた回はもうスタンディングオベーション!

…なのに「女扱いは無用!」と、肝心の政次の気持ちは全力スルー&「今更、嫁にもらってくれと言われても願い下げ」などと照れ隠しの憎まれ口を叩いてしまうほど、ひねくれている政次ですよorz
その後も特に何が変わったわけではない二人ですが……目の敵にされなくなっただけで、政次は幸せなのかな(TT)

かように女性目線な大河ではありますが、『戦は嫌い』でどうにかなる世界じゃない、としてくれてるのは小気味いいです。
戦をしたくないのはむしろ政次。人も金もない井伊は戦を避けるべき、と理詰めです。捕らえた賊を『殺さない』と直虎が決めてもハイハイと流される上、当の賊には逃げられ直虎がバカを見る。ですよねえ。

ところで、実は直之(矢本悠馬)押しです。

矢本悠馬を素直にカッコイイと思う日がくるとはw 元々ファニーフェイスで堂々と『俺カッコイイぜ』と笑いをとる役が多かったですが、これが武士ともなればほら大河マジック、力み返った渋い声だされてもギャグじゃない。 尚且つ、直虎に歯向かいまくり女子ディスりまくりでも、どこか愛嬌が隠せてないw
綿作りの人手を求め、市場で人目を集めるために即興で唄い踊ったところは見事でしたよねえ。そしてその頃から、暴走ばかりする殿を頭ごなしに否定しじっとしていろと怒るのでなく、見守り後を追い支える本来のお側役になってきて益々可愛く(^^)
男と女で与えられる教育が違った時代。寺にいたおとわはそれなりの教養はあっても、武士なら当たり前に知っている兵法や盗人は殺しておこうという理を知らないのだということに、さんざん揉めた後にやっと気づいたわけでしょうね。そもそも女が城主になるのが普通じゃないんだから、仕方がないけど。 それでいて、自分の身も守れないくせに危険に突っ込んではいく殿直虎を、守れなかったら自分たちのせいだし、なのに言うことちっとも聞かないしw ホント同情しますわ。 直之と直虎が並んで歩くとなるほど同じぐらいの背丈。これで着物を取り替えて、今川に駆けつける作戦を考えたのねー(じゃあその頃の直之は姫の着物着て井伊に帰るという罰ゲームにw)

そうそう、銭の犬方久(ムロツヨシ)も愉快です。カン、カンカン!

寺の腕まくり坊主やら賊の頭領(柳楽優弥)もキャラ立っていて、みんな出てくるたびにキターってなりますw 直親の遺児虎松(寺田心)が、そのうち菅田将暉になるそうでそれも楽しみ。

来週のサブタイトルは「ぬしの名は」ってw いいんですかそれw

「カルテット」~最終回 ☆☆☆☆

大団円、ホッとしましたね。

受験生の娘が、これだけは見続けていた連続ドラマ。毎回あまりにあんまり盛りだくさんで、感想など書くことを放棄しつつ見守ってきた3ヶ月でした。

元から嘘に嘘を重ねて、運命でなく集った4人。その嘘がバレたら離れていくのかと思ってハラハラ見ていたのですが、魔法少女すずめちゃんの密偵より先に別府さんのストーキングがばれw 案外ダメにならない4人。夫さん(宮藤官九郎)が生きてると分かってからはもう怒涛の連続で、強盗犯だったわ、ありすちゃん(吉岡里帆)ピンチだったわ、かと思うとマキさんの正体が不明になるわ、巨大な嘘がドカンドカンと投下されてもう目が離せませんでした。

一番心に残ったのは、何が悪くもないのにすれ違っていくマキさんと夫さんかなあ。
同じ映画を同じ様に楽しめないのは我が家も一緒。
「これ悪い人?」
ってマキさんが聞く場面、爆笑してしまいましたよ、旦那と口調が同じw そして寝るよねw だから旦那と感想を語り合わずにこの感想ブログを書き続けているわけでw でも特に問題なく暮らしている……と思っているのは片方だけで、同じ何かを見ながら真逆の思いを抱いていたり、ふと帰りたくなくなったりする日が来るのかもという密やかな悪意。
(ただし失職を黙って専業主婦させていたのは、全く次元の違う罪。失踪しなくても早晩行き詰まりましたよね)

そして一番驚いたのは、全国を騒がせた悪女だからこそ、大ホールを埋められるよ!と言いだしたマキさん。すると、すずめちゃんが魔法少女だったことすら、その手伝いができる好条件になっちゃうじゃないですか! 別府さんがファミリーのおみそなことすら役に立つ。 そして家森さんは大して加えることがないけど虚勢はっちゃってw 無理だと諦めた夢が、こんなことから叶うなんて。
「ちゃんとしてないあなたたちが好き」
という別府さんのいつかの言葉も振り返って、この決断大好きです。

そして切符は完売。
ステージに空き缶投げる様な奴や、途中で帰る様な奴はいったい何に3500円も払ったんでしょう、シンプルに来なきゃいいのに。でもちゃんと演奏が届いた相手はいた様で……。
すずめちゃんが目覚め、着飾ったステージ写真を眺めた場面ではもうマキさんは去って行ったのかと怖くなりましたが、ちゃんと居てくれて、またぞろ唐揚げを囲んで今度はパセリの面倒くさい論争があってw この日常が幸せです。

リスが遊ぶ軽井沢の隠れ家を離れても、一緒に歩いていくことにしたらしい4人。道に迷うわ遅刻するわ、それでも笑いながらふざけながら生きて行くんでしょうね。いつまでも仲良く元気で、私の街にも来て欲しいです。そのうち死ぬ死ぬ詐欺ミュージシャンとも共演する機会があったりしてw
「ちゃんとしていない」大人たちに乾杯。


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