めっちゃ既視感。
怒鳴りちらすばかりの刑事……昭和!黙々と調査する法医研究員には凄惨な過去が。遺体を見ちゃったヒロインは肉を食べられず。それでも『こんなの初めて観た~凄い!』とハマる誰かは常にいるでしょうから、面白ければいいんですけどね。怒鳴るボス刑事に寄り添う部下(矢本悠馬)が一輪の花のごとき癒しですw あ、ビニール手袋が紫なのは斬新w
そんなわけで、バラバラ遺体の手首がどーん(アイドルイベントで見つかる意味ゼロだったじゃん……)
法医研究員の主人公真野(錦戸亮)は、付着した珪藻の種類云々で流域特定はできているのに虎丸刑事(船越英一郎)には告げず警察は見当違いを捜索。真野は新人ノンナ(新木優子)を伴って当該流域へ。お花を摘みに(隠語w)行ったノンナが残り部位を発見します。
同僚からも「おたく」と揶揄される真野。本来担当でない遺体探しをしたように、普段から過剰にお仕事する人だそうです。だったら、虎丸に怒鳴られようと『絶対◯◯川だから!』と怒鳴り返しておけば、大勢の捜査員が無駄な川底さらいせずに済んだのに~。その後もずっと、「刑事のカン」優先の虎丸から必要ないと怒鳴られながら、周辺の微物を集め勝手に花のDNAだ種の同定だ親子の火傷の痕を照合だと検査を続け…… 初めは仕方なく補助していたノンナでしたが、
『ほんの数日前まで、君と同じように生きて楽しんでいた』
と真野に指摘されて初めて、被害者女性にも未来や希望や人生があったことに気がついて……。えーっと。そんな覚悟で科捜研に。
というか、周囲が変人扱いする真野がむしろ一番まともに見えませんか。
赴任初日でバラバラ遺体とご対面、食欲をなくしたノンナ(解剖実習とかしてきたはずですが、不意打ちの他殺体はまた違うのね)の歓迎会を焼肉屋で強行する科捜研ご一行さま。ノンナがえづいてるのにスルーで、大声で死臭がどうこうって(^^;;;;) 真野の仕事バカを笑うのに、自分たちも仕事に慣れきって周囲に配慮できてないじゃないですか……個室とって下さいw 被害者の名前間違いを真野が指摘するのも、よくあるエピソードとはいえ大事です。そして、真野の決め台詞らしい
「気持ち悪い」
は、根拠なしの妄想を刑事が語る(しかも長いw)ことへの拒否。常に真実のかけらを求めているそうですよ。それ変人どころか、科捜研のお仕事直球ストレートど真ん中じゃないですか~!
結局バラバラ事件は、DV義父(吹越満)と口論の末かと思われたものの室内水回りからルミノール反応はとれず。真野の提案で外廊下を調べることとなり……血痕が途切れた先は(って灰皿で殴られた傷、床に滴るほど出血してたのに普通に歩いて帰ろうとしてたんですか!)なんと隣宅のドア。 盗聴していた隣人が、守ってやるとか抜かして引き込んだ末に殺害という、刑事のカンにまかせてたら絶対分からなかった犯罪でしたよ。ほれ、謝れ虎丸。
今のところヒロインの影が薄すぎ、カニ食べると腹下す情報しかありません。それが真野の薫陶を受け立派な法医研究員になるんでしょうかねえ。あまり興味湧きません。で、真野の家族大虐殺と、刑事部長に就任した千原Jrに何か関係が。犯人かなw
錦戸亮
優しい世界。
料理上手で可愛い妻沙也加(松岡茉優)に尊敬される、素晴らしい旦那さまのはずの司(錦戸亮)なのに、実は社内でつまはじき。入社7年目にして異動8回の問題社員なのでした……。
って、どこがそんなに悪いのか気になりすぎでしょ。
初回の間にスマホを忘れて出勤すること2回w 会社まで届けに行った沙也加は、司が同姓同名社員から
「お前はダメな方の小林司」
と罵倒される現場を目撃してしまいます! 見てしまった、見られたかも、と夫婦はぎくしゃく、お茶の間のこちらもどう無能が証明されるのかハラハラ。スマホ忘れるみたいに大事な書類を忘れるの?それ失くすの?……でも特になにもなく。やたら遅刻するとか釣りが好きすぎるとか……ってこともなく。誤解やイジメってわけでもなさそうで、忙しい部署でまかされた小さめの仕事は、どうやらきちんとこなしたじゃないですか。
と、思いきや。
土壇場で受けたデザイン修正を、母危篤で急ぐデザイナーさんに知らせず帰省させる大失態!
そりゃ、会社より親の死に目が個人的には大事でしょうけど、クライアントにはデザイナーの事情は関係ないわけで、司の一存で握り潰して『できません』じゃ、確かに無責任。少なくとも懇意のデザイナーに引き継ぐなど相談可能にして送り出すか(移動中にも手配できるもんね)、せめてその場で『え、無理です、帰省しました!』と報告するべきだった……というごもっともなお話。新入社員じゃないんだしねえ。 今までの問題も、こういうこと?
その後も、転んだ子供を助けてバスに遅れたりと、なるほどいい人だけど、生き馬の目を抜く広告業界では優先順位のつけ方が下手で無能なのですねえ。
と、これだけならお仕事ドラマによくいる、会長の母上をおんぶしてて面接に遅刻するようないい人キャラですが。このドラマにはそんな夫の情けなさをむしろ美徳として愛し、信じて支える妻がいてくれますから……!
心折れ、退職願いを出そうとする夫を
「あなたは素晴らしい!」
と褒め称え励ます終盤では、一緒にみてた旦那が感激しきりでした。あれれ、私だって日々褒め称えてるつもりですけどねえ、足りないのかも。もっと言ってもらいたいのかもw そんな人の心の栄養にいいドラマになるのかもしれません。
妊娠も判明、生まれるまでに名誉挽回に励むのか育児も頑張るパパになるのか? 育児休暇でもとる育メンパパになったりして。さて、どうなるんでしょう。
壇蜜が、珍しく色気よりズバズバ本音のできる社員役。ケバブ屋の小姑(江口のりこ)や、産婦人科で知り合ったママ友(イモトアヤコ等)も引っ掻き回してくれそうですが、基本悪人は出てこない様子で安心して見ていられそうです。
でもロングスカートで登山は山をなめすぎw
黎明期のTV生放送、楽しすぎ(><)
セリフは飛び、セットのドアガラスをぶち破って流血、背景の壁が倒れ、囚われの友人を助けに行けば縛られておらず……行方不明で……セットの陰で寝てた!
いやあもう、文字通り手に汗握って前のめりで視聴してしまいましたw これが実話ってw いずれもトット本で読んだエピソードではあっても、映像はやはりインパクト倍増です。
アドリブに強いトットさん、黙ったままの相手役に代わって
「……ってことでございましょう?」
「と、課長はおっしゃりたいのよね?」
と繋げる繋げるw 残り3分の放送時間クリアのためにも、あの超早口が役にたったのねえ。
今でも話題作りにドラマ生放送って時々あっても、こんなにもスタジオと視聴者が一体になって固唾を呑むことってもうないでしょう(さすがに犬に探させるのは脚色でしょうけど、メイン俳優が生放送時に寝てていなかったら放送事故w)
錦戸くんの坂本九が可愛い(><)犬抱いて歌われたらキュンキュンしちゃうわ。
「上を向いて歩こう」が『ほんほんほん♪』と揶揄され作詞家が激怒する場面に笑いましたが、当時あんな扱いだったんでしょうか。
2話はあまりの激務に入院した徹子さんが描かれていましたが、とっかかりになった小猿の役はすっとばしてすでに女優でそこは残念でした。
生放送エピソード、農家小道具の鶏が逃げて別の場面の居間で飛び回るのと、着替える暇がないので最初に全部パンパンに着込みドラマが進むとどんどん脱いで痩せていく、のも見たかったです
なにかとTV人が集まる中華料理屋、向田邦子と森繁久弥のコンタクトで次に続く。九ちゃんも向田邦子も飛行機事故で亡くなったなあなどと昭和に想いを馳せつつ、楽しく見ています。
あ、植木等が坪倉で驚いてたら、それどころかクレージーキャッツが丸ごと我が家でしたよ!すごいね!
錦戸くん主演なのに……つまらなくはないけど……楽しめてませんorz
幕末から、現代にタイムスリップしちゃった武市半平太(錦戸亮)
ちょんまげ死装束のサムライに田舎町は大騒ぎ。第一接近遭遇カップルも、騒ぎに駆けつけたお役所の人もみんな最後に拾ってくれた家に住む人で、帰宅して勢揃いびっくりーなのはドラマ的お約束。連続殺人犯もこの村に逃れ、たまたま半平太と会って殺気を滲ませるのも、まあいいでしょう。うんうん。でもなんだろう、ワクワクしませんよ。
なんで村?
銀座でもアキバでもいいのに。
ってか県はどこ?切腹した同じ場所で時代移動なら史跡でもないのかしらん。そしてただ江戸と平成のギャップに笑うなら、市井の誰かで十分なはず。それを著名人にした意味は、おいおい分かるんでしょうか。
ちょんまげ結って裃のサムライ……w まあキチガイ扱い、良くてコスプレの幕末オタク扱いが通常ですよね。なのに「武市半平太です」と名乗ってあっさり「そうでしたか」と信じる人がいたことの方がひっかかります。おじいちゃん(森本レオ)は何か知っているのか、ただのいい人なのか。年表を広げて、あなたはこの時代から来たんですよーと説明されるより、誰だか知らないけどうちにいていいよ、の方がまだ腑に落ちるというか。
そしてその娘は、徹底懐疑派。なら半平太を問い詰めてみてくださいよ。そして論破されて「本物かも……」なお約束を期待。途中の幕末説明だけでもウザいので、半平太wiki羅列は視聴者置いてきぼりの可能性もありますが、そこをうまく処理するのが演出の見せ所ってものでしょう。
気軽に楽しめた「民王」のようにまた、幕末と現代の違いを一緒に驚いて楽しみたいのに、なんか中途半端です。さらには神木隆之介が、なんなの、タイムスリップの先輩なの?
予告では神木くんが「るろうに剣心」仕込みの剣術を披露している模様。そこは見たいんだけどなー。
青春卒業、おめでとう!
楽しい文化祭でした(相撲ミュージカル見たいよ!)
そして良い卒業式でした。
案外芯はベタなんだよねークドカンどらま。感想書きにくいよw でもずっと楽しく見てました。
生徒、教師、街のおじさんたちに至るまでそれぞれのキャラ描写が丁寧で、誰それってならない目配りがほんとうに上手いよね。
毎回行われるラジオでの『ごめんね』!
校長室に会する一同、みーんなごめんねウナギグッズを持っている事態には笑いましたってw
いずっぱこのハートのつり革から、結婚を決意する蜂矢先生には驚愕w
でも全然相手の平助が素敵に見えない…と本末転倒なこと言ってたのに。放火の告白には、動揺しつつも結局は、大丈夫!だって私たちは運命の相手ですから!と。
なるほど、気持ちで始まる愛よりも揺るぎないのが運命の愛なのねw
そんなわけで、蜂矢先生に打ち明け、祐子に打ち明け、ついには生徒たちにも打ち明けて頭を下げた平助先生。
放火騒ぎに揺れた地元から逃げる代わりに、潰れた合同文化祭をやり直すために教師になった。14年かかった……と吐露。矢継ぎ早に質問してくる教師陣と違い
「どうでも良くない?」
な生徒たちw 確かに。子ども達にとっては知らない事件だしねえ。
そして14年たつと時効だしw そうでなくても証拠不十分だしw
なんだ、心配してて損したよー良かった
それでも初志貫徹で教師を辞めた平助。なんとごめんねDJ2代目に就任とか!
確かに授業の様子から、人生相談には充分のれそうですがそれだけで喰えるお仕事かしら。お寺の仕事に一枚噛むのかしら、蜂矢先生と共働きなら大丈夫なのかしらん。
進学に失敗した猿くんもみしまるくんだけで食べていけるのかしら
いろいろ不安は残しつつ、あの幸せな日々を思い出せば大丈夫!と言われたら、 ぐうの音もでないのでした(^^)
着ぐるみって150cmぐらいなのかー(私も入れるw)
中川家のお兄ちゃんといい、古井くんといい、男性としては小柄ですがまさか身長150cmってことはないでしょうけど。 目安の150cmの棒を片手に、きぐるみアクターを勧誘してまわるカリスマw 実は古井くんもスカウトされ、三島のゆるキャラ『みしまる君』の中の人として活躍していたのでした…
なのでみしまる君が応援に来る『箱根まで』駅伝には、ダブルブッキングで出場できず。
古井のために、西高をやっつけようと男女協力しての駅伝だったのに本人出ないなんて(><)
あれ、でも予告で走ってましたよね。
兄坊主一平さんが代わりに入ってくれるんじゃない?
前回を振り返っての壁ドン4連発に大受けw
蜂矢先生は、結婚の決意こそゆるがないものの、いまだ平助を好きになれないと悩んでいるのでした。ええ、問題そこなのw
とりあえず寝ちゃえばとすすめるエロ住職はさておき、そんな問題も蜂矢家姉の家出問題も、困ったことはなんでもラジオのカバDJに相談だ! ローカル色を出しつつ、物語の進行にも役立つDJ校長、この人の正体は…既にバレている気もしますがw
一平が既婚者と知り、分かりやすく動揺するどんまい先生!
この辺も来週あたりラジオに相談しちゃうかな…
蜂矢先生、乙女だ……w
三島コロッケの誕生秘話に、礼拝堂焼失が関わっていたとは思わず(風が吹くと桶屋がもうかる式w)、ビルケンちゃんと猿がつきあうことになろうとはびっくりで(日本語のレベルが同じw)、更にはまさかの壁ドンてんこ盛り。
あちこち驚いては笑いの「ごめんね青春」なのですが、いやまさか、蜂矢先生があんなに乙女だとは。
よろけた平助の壁ドンで惚れる…なら、まだ分かりますよ。
違うじゃない。
「運命の人だから☆」
まだ好きでもなんでもないけど、結ばれる筈!って。
伊豆っぱこで一日一本しか運行しない、ハートのつり革を一緒に持った、ただそれだけなのに
「運命の人だから☆」
結婚する!ってw
せっかく告白した生徒も、その勢いと訳の分からなさには黙るしかなくて理不尽ですよねw スゴイw’
そして、当の平助がそれを知ったらどうなるんでしょう。
クドカンのことだから、ニブい平助が蜂矢先生を意識するころには、もう運命の相手が変わってるてなこともありえますがさてw
女子校の若い男性教師は男前に見える……あるある。母校の某女子校、卒業生と結婚してる男性教員多い多いw 当時私も妙に化学準備室にいりびたってた同級生←後に先生と結婚とか「ださ」って思ってたw
そのうち行方知れずの姉も登場するだろうし。
平助兄は僧服で保健の先生に壁ドンだしw
混乱の種はつきまじ。
「先生は処女です!」キッパリ
同伴の生徒達も『もちろん』そうで、純潔ですか、そうですかw もう黙るしかないよね男子生徒w
で、こういうネタがいきなり来るから親子で見られないんだクドカンは(もう少し育ったらねー)
今回は、ひたすらお試し男女共学の顛末をアレコレ。
男子校に乗り込んだ蜂矢先生は初動成功で完全制圧(軍隊か!)、でも女子校にお邪魔した原平助は地雷踏みまくりの自爆で舐められまくりw そうなった時の女は怖い…のは、女子校出身なのでよく分かります。
ホント、あらすじで書ききれない、書く程も無いアレコレがひたすら続いて面白いというやっかいなドラマですw
そんな喧嘩騒ぎからも、段々に生徒たち先生たちの性格が見えて来て楽しいんですよね。
クイズ王2位3位の邂合w
駆け落ちw
なりすましw
猿とサンダルちゃんのみつめ合いw
海老沢くんてちょっと変わった声質だなーと思っていたら、ラジオ相談来たー。それを14年前に平助もしてたんだ。挙げ句、思い切って行動に移したら、彼女が必死で保っていた最後のバランスを突き崩しての退学原因になってしまったようでした。
そんな思い出を訥々と生徒達に語る平助。なんだそれ、意味わからんとツッコミ続けていた学級委員自らが、最後には
『ちゃんと聞こう』
と言ってくれたのは素晴らしい場面でやっと認められた平助でしたが…待てよw
『タレ河童の話、ちゃんと聞こう』
そのあだ名に決まったんだ…w
『今日も言えなかった』
と菩薩に語る平助。そうか、放火はボクだと打ち明けて謝る最終回になるのかな。それともクドカンのことだから、もっと早くにそれが来て、いや俺だいや私だと別口の謝罪がぞろぞろ出てくる様な話になるのか…w
なにしろ親友べーやんが、なんでもない顔してもう居たw
ガールズバーに居たw
面白過ぎるw
隣接しながら互いに相容れない名門女子校と駄男子校。
カトリックvs仏教w
純潔vs質実剛健w
生徒同士はつきあってたりするのにね。高偏差値の西高生となら目をつぶっても、お隣の東高とは絶対にダメと取り乱す学長シスター(斉藤由貴)もシスターなら、超ヒステリックな女教師蜂矢(満島ひかり)と気弱な男子校教師源平助(錦戸)のやりとりは圧倒的です。蜂矢、生徒指導に自転車で爆走w
実は平助先生は、東高出身。現代の合併騒ぎ(生瀬さんの適当校長最高w)と平行して、平助在学時代の苦い思い出が語られます。
蜂矢さんへの失恋&親友の裏切り&失火のタッグ。
14年前を錦戸くんは本人が演じてるのに、蜂矢先生は何故他の人が…と思ったら、別の蜂矢さんで姉妹なのね。
あの頑な態度は、蜂矢さんにも何か心に傷があるのかもしれません(姉が、東高生と校舎屋上デート中に全焼火事にあった上に噂まみれの退学で失踪ってだけでも充分かorz)
実は我が家も、男子校出身&女子校出身夫婦ですので『別学あるある』には反応しまくりですし、いろいろ学び損ねたことってあるなと思ったり。
「今は誰ともつきあいたくない」=彼氏はいないけどお前はイヤ
この訳w そうか、あのときこういえば角が立たなかったのかw
「行けたら行く」
これも、自分なら行かれるか半々の時に使う言葉なのですが、子ども達はきっぱりとソフトな断り文句だといいますからw 関西弁な言い回しだと思っていたのですが、そうじゃないのね、私の対人スキルが低いのねw
で結局、3年生のひとクラスだけ、半分ずつ入れ替えて共学お試し!ってw
大学合格率や成績がどうなるのかを、我が子で試してokな親がいるもんかと思う現役受験生の親ですが、まあこのドラマにリアリティを求める無粋な人もいないでしょう。
純情可憐な筈の女子校生徒の実態w
これから巻き起こる騒ぎや摩擦や良い話が楽しみです(^^)
なんていい話~(><)
きつねになった瞬太を人間に戻すため、とり囲んで可愛がってきた思い出を語りかける商店街メンバーズ。そ、そうか、赤ちゃんの頃から狐って知ってて皆で見守ってきたんだ。泣くとすぐ耳がシッポが出ちゃってたんだw
もうここでおばちゃんは泣けます(><)
祥明は祖母に、瞬太が「きつねになるところ」でなく「どんなに愛されているか」を見せたかったんですよね!
同時に新聞記者には、ガセだったのかよ!と勘違いさせて追い払う。
この人心を操る手腕。
更に同時に、妖狐の血が薄くてもそっちの力で陰陽師安倍家の頭領としてやっていけるという証明もしてみせたわけで。ひと儀式で3度おいしい。やるよねー。
そして悪役面で去っていく陰陽師ですが、もう君の真意は分かってるんだよ!それでいてちゃんとコメディ。路子先生が芋を欲しがり続けるところなど、演出も行き届いていて笑って泣ける本当に楽しいドラマでした。
最後、路子先生とちょっとラブかと待ち構えたらそこは肩すかし。会える運命ならまた会える……。案外ニアミス、再会は近そうです!
(実は先週、原作1巻読みました! 小説の瞬太は出会ってすぐに狐宣言。学校の皆も狐と知っているって、秘密じゃないじゃんと困りながら読んでいたのに、ドラマでも最後に種明かし、原作同様に級友も狐と知っていたんですねー。媒体の違いを上手く料理したなと感心しました~)
南野陽子が一番可愛いでしょ!
というわけで女狐総選挙w
町おこしのミスコンをめぐって、巫女さんとスケ番が因縁の対決でーす。
ここで「スケ番」の言葉に瞬太ママの目が燃え、いきなり土佐弁だったか訛がきつくなるお遊びの理由「スケ番刑事」麻宮サキのことなんて、知念君ファンは知らないでしょうねえ(思えばあれも、大間違いな実写化でしたよねえ)
路子先生も、売り言葉に買い言葉で参加w
一番の美魔女が瞬太ママ南野陽子なら、一番の巨乳は間違いなく路子先生(倉科カナ)なんだから、今年は水着審査がなかったのは残念でした。競泳水着を出さずに、男風呂ツーショットから始まるドラマですw
そして祥明お得意の煙巻きは、「呪詛」だと教えた歌が地元の子守唄だったよーってことで。相手を蹴落とす為に歌い続けた事で、ほらこんなに歌がうまくなり…なり…うそーん。
誰も指導せずに、ヘタクソが自分なりにただ歌い続けたらますます調子っぱずれになるだけなのでは。加えて喉が枯れる可能性もあったのに。
いろいろ納得がいかない風呂敷のたたみ方でしたけど、狐ミミの南野陽子が可愛いからいいやw
えええええええ、キツネの自覚あり? シッポも知ってた?
偽レストランで客の振りをするご近所さんも楽しかったし、倉科カナの支配人も「dinner」を思い出させて懐かしかったな(^^)
本編は例によっていい話をひとくさり。
「はじめまして」
とやってきた料理人さんが実はホストの雅人さん(永井大)
妻子と復縁するために、今夜だけ陰陽屋をレストランに、などと依頼をしましたが実は逆で。両親の復縁を望む娘を諦めさせるため、嫌われるために不味い料理をふるまってみせる……のに、娘はそれでも「美味しい」って言うんですよ(TT)
そこで登場の『安倍晴明の末裔役』の祥明でしたが、あくまで役だっちゅーのに
「なーんだみんな知ってたんだ!」
と幼なじみが言い出してバレちゃいましたよっと。
そんな祥明がこの王子商店街にやってきた理由などが語られまして、来週に続くのかと思いきや画面は居眠りの瞬太くん。
うっかり耳が出たシッポが出たじゃないんですよ?
「わかってるんだろ」
ですよ?? いろいろふっとびましたw
病院のセキュリティー甘過ぎ(><)
夜な夜なの侵入も問題ですし、重篤患者の連れ出しが可能ってねえ。せめてその娘の遺族を絡ませての赦しにしないとスッキリしませんよ。
そんな大きすぎる穴にさえ目を塞げば今度もベタにいい話です。
舞台は病院で幽霊騒ぎ。
初回から出ているキツネ君ママの勤務先病院だし、陰陽師を呼ぶのはニコニコボランティアですよーなんて言い訳もなかなか楽しいです。路子先生を巻き込むのにも
「直接褒めるより、周囲から伝え聞く方が信憑性が増す」
と、キツネ君経由で自発的に来る様に仕向ける下りが例によって人心を把握しすぎでナイスです。更にはそのやりとりが大浴場での入浴中w 今週はザバーっとお湯から出る系のいらないサービスはないのねw
で、幽霊騒動を納める傍らで祥明の過去話にもなります。
ホストの前は塾講師、大学生。じゃあ陰陽師の業はいつ習得を? って、生家の生業がそれなんでしょうねえ。
更には、キツネ君の目が光るのを先生も目撃! さりげなく隠して気をそらしたりしておりましたが、さて(原作買ったのに読んでないよー。バレエの女の子のエピソードとか、本当はもっと枝葉があったのかな)
今回もいい話~。
いつもの町内を離れて、群馬の田舎にご出張。
陰陽師だけで行けばいいようなものですが、キツネ君は母にプレゼントを買うボーナスが欲しい。倉科カナ先生は、キツネ君のバイトの様子を見守らねば、と揃ってお出かけの理由がちゃんと物語に組み込まれていてすんなり観られます。
カナ先生の「ガリレオ」笑ったー。
「大事なものってのは、得てして”物”じゃねえ」
「わざわざ隠したってことは、みつけて欲しいってこと」
と、言っていたのは居酒屋狐火の主人。こういう台詞を言ってくれる年寄りがいると物語が締まります。
てなわけで、今週の依頼は遺言状探し。
期日までにと家の中も外も探しまわった5兄妹でしたが、亡き母の
「一番大切なもの」
は、家族団らんの思い出。いつも誕生日に買っていたケーキ屋に、遺言は預けてあったのでした。しかも争いの種のイチゴは6個から5個に……ってw
年5回、誕生日の度に喧嘩になるなら、それこそ40年前にイチゴの数の調節ぐらい思いつけって話ですがw お母さんにはその喧嘩も楽しい恒例行事だったんですかねえ。結局数を替えたのも亡き母でなく陰陽師だったしね。
家捜しで散らかった中から温泉の回数券を見つけ出し、混浴湯で『お嬢さん』(みのもんたか!)達に生前の愚痴やケーキの話も丸っと教えてもらっての情報ゲット=自称口寄せw 陰陽師やめても探偵で全然生きていけそうですよ。
でも、実家の家業を継げと言われているそうで……さて、それってどんなお仕事? そしてキツネ君はぴくぴく耳が動くんですよ。きっと何かあるよねコレ。
実際は、田舎の土地なんて一億になると思えないし。
遺言状捜索で揉めたギスギスが尾を引いたり、形見分けの着物だ食器だ掛け軸だの配分でまた揉めたり、家を壊すのも金がかかって誰がお金出すかで揉めたり、簡単に治まらないからこそ遺産相続が殺人の舞台になったりするのですが、コメディだからいいんです。
ずっと陰陽師をうさん臭がってたカナ先生も、このバイトはキツネ君の為になるとまで報告し、かなり祥明を見直した様子……と、思うとすぐ金儲けネタでオチがつくところもお約束。実に安心して見ていられます。
そうそう、情報収集ならゲートボールでも老人コーラスでも良い筈。倉科カナ先生の「風呂」は台詞だけで何一つみせないのに、陰陽師の入浴&丸見えは恒例サービスなので笑えますw スロー再生でもしろというんでしょうかw
知り合いだったのかTシャツ男~(><)
ラーメン屋のお悩み相談が、祟りとみせかけて口コミネットの悪口問題に。じゃあクレーマー問題か、とみせかけて親子の問題に。
そこに、実は拾われっ子の養子であるキツネ君の親子問題までからんで今回も実に「いい話」でした。出演者ファンはコスプレも楽しめてwinwin!
この話「相棒」でやってもいけますよ。
祥明の、事情に気付いても一歩引いて見守っている謎の解き方は右京さんに通じるところがあるというか。でも警察じゃないから罪や罰じゃないのよね。特に家族のことなんてお祓いとお守りで誤摩化した方がその後上手くいくこともあるのが分かる気がします。
で、キツネ君を見守る=出自を知ってる系の人物かと思っていた釣瓶の息子が不審人物としてご近所パトロールに掴まり(確かに怪しいw)
「祥明(ひろあき)~」
と馴れ馴れしいw こっちと知り合いだったのね。
3話放送の前夜に、1・2話続けて再放送してて笑いました。力入ってる。観れば面白いと思うんだけど、題材に馴染みがないからね。
ちなみに原作本を買ってしまいました。何巻も並んでたから一冊だけ。