ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

西村雅彦

「警視庁機動捜査隊216」6 絶てない鎖 ☆☆☆

おなじみ機動捜査隊24時シリーズ、第6弾。
これもお馴染み、ヒロイン舞子(沢口靖子)の躊躇から通りがかった親子連れが凶行に巻き込まれるあの場面から始まりますが、その時生き残った赤ちゃんだった七海ちゃんがもう、お手紙くれるほど大きくなったんですねえ。そして会いに来て「刑事になろうかな」なんて可愛いことを(><)

しかしその頃ネコさん(赤井英和)は意識不明。当たり屋を追いかけてボッコボコに殴られてしまったわけですが、走る様子が重たくて、とても若者を追って追いつくようには……。ライザップでの減量はもうリバウンドしちゃったのか、糖質オフでスタミナないのか?

メインの事件は地上げです。
立ち退きを迫られた小さな定食屋(24時間営業って深夜の人手は??)のおかみさんが思わず包丁を手に悪徳ブローカーを訪れたものの刺せず、残していった包丁で運転手の若造が社長を殺し、死体の第一発見者は定食屋の常連でおかみさんの犯行かと包丁を持ち去ってしまう。
その包丁が見つかるのがネコさん殴打犯を探す副産物だったり、その殴打犯の父親が土居記者の追っているブラック企業社長だったりと、例によって神がかり的なリンクを楽しめました。そうそう、女性の飛び降り自殺を機捜で説得したら、殺された男に貢いでた女w 後に男の金を勝手にATMから下ろしていて御用になったりもありましたねえ。
包丁を持ってた常連さんが自白もしちゃって、犯人か!となりましたが、むしろ捨ててないのがおかしい重要証拠。『偉そうに運転手使って…』という聞き込みから運転手の容疑が浮上、捜査一課を出し抜いて(?)真犯人逮捕の機動捜査隊、大活躍!

実は先日110通報する羽目になり、近所のお巡りさんがくる程度かと思いきや大部隊が次々に集結。『機動捜査隊です!』と名乗られて不謹慎にもワクワクしてしまいましたよ(^^;;;) 本当に一番最初に来るんですねえ〜。

さて、お目当は例によって西村雅彦氏演じる土居記者。今回は無精髭をあたってこざっぱりカッコイイです。
舞子を待ち伏せて情報くれては「可愛くないなあ」がお約束。そして終盤、事件解決後も帰投すると勿論いて、他の面々も慣れたものでとっとと二人きりにしてくれますよw
急に小声の「良かったな」がセクシーでキャ(><) 
真犯人逮捕の手柄にでなく、ネコさん意識回復への言葉でした。それも七海ちゃんのお守りのおかげ。土居さんだってクリスマスにプレゼント送ってるんだから、もうひとつお揃いの可愛いうさちゃんもらえたら良かったですよね。そしたらお食事に行けるのかも??


「諏訪のスゴ腕警察医2」 ☆

ザ・2時間ドラマw
検死もすればスキー場の衝突事故にも駆けつけちゃう、パワフル医師石ノ森に高橋英樹。彼が気にするTV星占いのキャスター役で愛娘真麻も特別出演ですよー。
解剖はせずに外観所見で死因を判断するポジの警察医故、自殺で処理したい刑事には現場で
『事件になりませんように』
と拝まれたりもしますが、もちろんお構いなしに真実追求です。

20年の時を経て、工事で掘り起こされた白骨遺体。
石ノ森がプライベートで知り合ってた人たちと、遺体の男性が元々知り合いだったとはさすが地元民と思うべきなのか、2時間ドラマだからなのかw 不自然に大きなペンダントを、しかも友人とお揃いのものをうっかり遺体脇に落として一緒に埋めてしまうのもお約束だわー。
アナフィラキシーショックなどアリバイやトリックに取り入れてきたのは今風でしたが、ジュースにピーナツオイル混入って。液面に脂浮いたりしないものですかね(^^;;;)
ヒロイン櫻井淳子と中山忍が、20年前の自分の役をそのまま演じていましたが大丈夫おきれいでしたよ。

お目当西村さんは安定の強面刑事さん。長野県警強行犯係係長で、現場を回る巡査部長石黒賢などにお仕事指示しておりました。

映画「殿、利息でござる」☆☆☆☆☆

羽生結弦がカメオ出演で、西村雅彦も出る、なんて私得!と、ほくほくと劇場に出かけて泣かされてきました(^^;;;) 
親子で観たい、いい話。
聞いてないよー、阿部サダヲ主演のコメディ映画だと思ってたのに、ユーモラスだけどコメディじゃない。サダヲ演じる穀田屋十三郎はずっと真面目な挙句に積年の誤解が解けたり、亡き父との絆を再確認したりとおフザケはなく、むしろ西村さん演じる寿内の方が、金儲けと名誉にこだわり、すぐ騒いだりとコミックリリーフでしたよね。物語を回すのは瑛太。
そして物語終盤、ちょっと出てくる殿様(羽生結弦!)は、自分の道楽(みたいな冠位ねだり)で藩の財政苦しくしたのに、まあ爽やかで悪びれてなくってお綺麗で、殿上人でした。庶民が煮しめたような色の着物ばかりで勢揃いな中、一人颯爽と空色なのもはきだめにツル感を倍増です。

そしてこの、素晴らしいけれど地味な実話の時代劇映画が、連日TVで話題になり公開3日目とはいえ平日月曜の朝からぎっしり満員だったのはまぎれもなく金メダリスト羽生結弦効果。よくぞオファーを受けてくれました。

そんなわけで、舞台は仙台田舎の宿場町。
馬を用意しておく労役の負担が重いと夜逃げ家族が後を絶たない。これでは町がなくなってしまう……!と憂う穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者篤平治(瑛太)がちょろっと口にした思いつき
『お上に大金を貸して利息でまかなう』
に飛びつき、いつともしれない実現に向けて動き出してしまう!

この、無茶な思いつきをまっすぐに貫き、ついには実現してしまう愚直な主人公って、同じく阿部サダヲが主演の「奇跡のリンゴ」と同じだーと思ってたら同じ監督でした(^^)
軽口を広められた瑛太、町の偉いさん肝煎(寺脇康文)や大肝煎(千葉雄大)なら反対すると見込んで相談をもちかけるも逆に熱く賛同され、愛妻にも尊敬され、率先して家財道具を売る羽目になり大弱りで可笑しいですw

現代の価値にして三億円相当の大金を、町の金持ち何人かで分担して政府に貸し付けるこの計画、利息は問題の税金(馬代)に使うのでまったく儲けにならない話なんですよ。それを『我が子、我が孫、子々孫々のため』の名案と喜ぶ肝煎は幼児の親。金儲けじゃないと気づくや金を出し渋る寿内は、お寺の覚えめでたい&書付に残るなら是非という名誉欲半分w 噂を広める人足たちも『さすが中町』『そっちはどうだ』と地域別に競い合ってましたから、支払いをけしかけられる小金持ちにも名誉欲はあったでしょうねえ。
じゃあ言い出しっぺで突っ走る穀田屋はというと……時折どうにも歯切れが悪い。亡き父浅野屋(山崎努)も、その後を次男なのに継いだ弟(妻夫木聡)もケチで有名、あいつらにこんな篤志はできまいという親子の確執や弟への対抗意識でしているのか?という篤平治の指摘はどうやら図星だったようです。

なのに、駄目元で浅野屋に声をかけると、ドンと大金をはたいてきます。
父のケチも弟のケチも村のため、まったく同じことを浅野屋だけで目指していたと知って呆然とする十三郎。また別の場面では、ふいに蘇る父の教え。弟だけ賢い、弟だけ父と分かり合っていると思っていた学問が、門前の小僧なんとやらで自分の中にも息づいていたのでした……!もうここは、見捨てられた、と思っていた穀田屋の卑屈な思いを踏まえると泣けて泣けて。
この『先代からこつこつと…』という部分がお侍達の心も動かし、やっと貯めた金を受け取らず値を釣り上げるお役人(松田龍平)をも動かした。大事なところですよね。ただ金貯めて万歳の損得じゃない。親が子を想い、ひいては地域全体の暮らしを想う志の高さに胸が熱くなりました。(しかし養子に出す兄に、弟に継がせる理由ぐらい言ってくれたって良かったでしょうにw)

更に驚いたのは大肝煎の定めた「つつしみの法度」
自慢のためにすることではないのだからと、本人はおろか子々孫々この出資の話をしてはならない、喧嘩や争いをつつしみ、集まりでは下座に座り、往来の中央を歩かないこと等々……ええー、道ぐらいは堂々と歩いていいじゃないですかw
また浅野屋は、悲願達成に有り金はたいて倒産寸前。現れたお殿様重村(羽生結弦)が「廃業まかりならん」と申しつけ、酒が売れる名案を授けなければ喜んで商売たたんでいたことでしょう。

チャンバラのない庶民の時代劇。是非世界中で見てほしい映画だと思うのですが、この奥ゆかしさ、滅私はさすがに日本人の私も恐れ入るほどで、世界では理解できずに驚かれることでしょうねえ。 ついでに翻訳、あの「おかみ」つながりな笑い

(篤平治)「お上に金を貸すんです」
(女将) 「…要りませんよお」
(篤平治)「女将さんにじゃありません!」

はどうやって訳すんでしょうねえ、興味津々です。それにしても女将の竹内結子可愛かった(^^)


そして驚愕のラストシーン。なんと穀田屋は今もあるんです!
時代劇のセットから、小学生が登下校する普通の田舎町に場面が切り替わり、鄙びた酒屋の日よけにはKOKUDAYAの文字。いくら実話でもまさかの繋がりでしょう。250年前にちょんまげ着物の皆が奔走し守った町が今も(寂れてるにしろw)続いている。更に将来の子供達のため、今の私たちも何ができるんだろうと実に考えさせられる映画でありました。


「ドクター調査班 〜医療事故の闇を暴け〜」1 ☆☆

冒頭からラグビー開始で呆然。
<チームプレイで証拠を手に入れ、真相に迫る>意のイメージ映像ね?と自分を納得させて見続けていたのに、後に証拠品をわざわざラグビーボールの中から取り出していました。じゃ、じゃあ、本当に白衣を脱ぎ捨てた下に縞のラガーシャツ着て、タックルをかわしながらみんなで走り回ったんですね。五郎丸ポーズもしたんですね。
……大丈夫ですか、この組織(^^;;;)

そんなつかみはさておき、鉄仮面の異名をもつ遠山(高畑淳子)をトップに、医療事故の徹底究明にあたる医療事故調査委員会MAIC。
中でも7班は医師&弁護士の5名が、看護師や入院患者&家族に化けての潜入捜査までして証拠を集める凄腕集団なのです。何それ、もうスパイでしょw
基本和気藹々、コメディタッチで進行しますが、班長華岡慧(谷原章介)は婚約者を医療事故で亡くし、上司鉄仮面の亡夫を死なせた執刀医はなんとその華岡だという、シリアスにならざるを得ない過去もちらほら。

そして今回は「殺人病院」という密告文書に従って、腹腔鏡手術の後死亡が多い医師を調査します。丁寧に診察を行う医師で、看護婦患者の評判も上々。問題はない様に思えたのですが……。
華岡が育てている小学生(亡き婚約者の遺児)の言葉「時間をごまかしちゃダメ」から、カルテの手術終了時間無記入=丁寧すぎて手術遅延が死亡原因、と判明するあたりが王道展開でした。入学式に遅刻したうえ見苦しく言い訳させる脚本は、キャラ紹介だけでなくその伏線だったのねw
何かと「違和感が……」と口にし、そんな小さなほころびから真相に迫る華岡。「命に嘘をつくな!」の決め台詞は、同じ医者である相手の良心の呵責をついて効果大でした。刑事でも探偵でもなく医者が潜入することで、いざというときは調査員が患者を救える安心感もナイスです。
この後は班員それぞれに焦点をあてていき、合間に華岡の婚約者や遠山の夫の医療ミスの真相に迫っていくのでしょうか。

さてじゃすみんお目当は、1話ゲスト小野寺外科部長(西村雅彦)です。銀髪に白衣がマッチ(^^)
水川医師(福士誠治)担当患者の死亡原因を知りながらも、補助金や医院のグレードアップのために手術を腹腔鏡下で続けることに固執します。患者からの手土産も、断る水川にとりなしたものを自分がもらって必死で開封して「羊羹だけか」ってw 小判ならぬ現金入り封筒を入れる患者さんもまだまだいるんでしょうか。威丈高に振舞いつつも小者な感じがよく出ていましたよね。
MAIC本部に呼び出され、形勢不利になると

「数字の話をしよう」
と、遠山自身の言葉で買収をもちかけるのですが、勿論バッサリお断りでした!


「クロスロード」〜最終回

工事現場から出た白骨死体。
その身元をめぐって……ではなくて、単独強盗犯だったはずの男を殺して埋めたのは誰かを巡って、ゆっくりと進んだ物語でした。毎回毎回別の事件が絡み、暇な尾関が駆り出され、合間に遺族に合い……さて、すべての元凶『単独犯説』はいつ引っ込められるのかと思いきや管理官貝谷には貝谷の事情があって(西村さん素敵ー!)
結局、東北大震災で死亡した男が被疑者と断定もできない宙ぶらりんのままで人員縮小。それでも25年の時を経て、尾関と板垣がまたいっしょに酒を飲める日がやっと来たのでした。もう酒場の場面はマスターミッキーカーチスの独擅場w

タマ多摩新聞の板垣は、家族と揉めていましたがナンダカンダ仲直りじゃないですか。妻の白昼夢を見ている尾関の孤独が身にしみます。


あと今更出てきた、強盗事件の盗品ね。
亡き母が身につけていた品を、遺児の娘さんが手に取ることができて良かった……。あれ娘さんに返せたらいいのですが、質流れ即売会で3万円払って入手してる主婦が現在の持ち主ですからねえ。そちらに戻るんでしょうねえ。
(遺児千鶴を演じる大後美寿々は久しぶりに見ました。大学生なのかあ、貫禄w)
 

「犯罪科学分析室 電子の標的2」 ☆☆☆

やった! 捜査一課が分析室の味方につきましたよw

公安部部長難波(宇梶剛士)の横暴に耐えていた捜査一課岩瀬課長(西村雅彦)がついにキレ、分析室の主張通りの捜査を指示します。そうそう、これが見たかったのよね(^^) 実は公安部、潜入捜査が得意の倉田(手塚とおる)の元所属先。この難波にたてついて飛ばされたんだそうでしたが……
「飛ばされたんじゃない、おれが引き抜いたんだ」
と部下の倉田をたてる室長藤江(伊原剛志)の気概にじ~ん。
今回は難しい手掛かりのほとんどがこの藤江のスーパー記憶力で身元判明、場所判明。行きずりの受付嬢やホームレスの顔を後からマッチング出来る写真記憶のみならず、犯行声明にかぶるノイズで場所特定とかw もうスーパーマンでした。変な英語連発でも許しちゃおうw

事件は盗まれたウィルスによる連続殺人、ウィルスが注射で体内に入れるタイプで、空気感染しないのが救いです。でも犯人は詐欺事件の再捜査を要求、出来なければまた死者が出ると脅してきます。被害者はなるほど、その事件の関係者だった模様。例によって犯罪科学分析室の面々が捜査会議に乱入、ばりばり真相に迫っていきますよー。
今回ネットの活用も面白かったですね。
犯人とおぼしきウサギの着ぐるみ姿を、フォロワー100万人越えのツイッターで情報求む! 某ゲームのランキング1位プレーヤー「はんぺんジョニー」とは画像/音声分析担当の大石(皆川猿時)だったんですねえ。 おたく崩れならぬ立派なオタク捜査官w もっとも犯人には先読みされて、同じウサギがたくさんいましたけどw
おなじみ、変装倉田の潜入捜査もばっちり楽しく、しかもひっかけ捜査でしたよ! 潜入後逃げるもつかまり、盗んだデータ入りUSBを取り返された…とみせかけて、真の狙いはダミーUSBを渡すこと!その行き先で内通者があぶり出されます、うわー意地が悪いw 退出時にUSBを落として拾ったのも、うっかりでなくわざとだったのねー!

ウィルス開発と詐欺事件の関連が唐突に思えて冒頭は混乱しましたが、終盤の畳み掛けは見応えがありました。黒幕も内通者も判明、利用された姉弟は(罪には問われるだろうけど)助かり、その父窪田の免罪は見事晴れてめでたし、スッキリですね。
そうそう、当時の上司難波にかみつく倉田。「窪田は被疑者じゃない」と主張する最初の回想では顔のアップなんですが、遺児目線の回想では遠目の全身画像。大柄な難波に華奢で小柄な倉田が必死に背伸びして食らいついていく様子になっていて、父の味方になってくれていたあなたを覚えている、と礼を言われる場面なんてまさに胸熱でした。
泣いていいんだよ倉田!!

さて西村さん演じる捜査一課長岩瀬。捜査会議での力み返った様子で笑いを取り、メインになる分析室と拮抗するのは前回と同じでしたが、今回は公安部長が敵役にまわったおかげで分析室と協力体制がとれました。これこれ、前回からこれを見たかったのよ! 前述の「俺が引き抜いた」と藤江が難波をやり込めた時、当の倉田でなく岩瀬のニヤリが映る演出もニクいですね!
さてパート3はあるのか。あったらタイトルは「電子の標的3」なのか? そこは入れ替わるとばっかり思って「犯罪科学分析室」でタグつけしたのになあw

「真田丸」11 祝言 ☆☆☆☆

室賀どのぉぉぉぉぉぉぉ(><)

さて信繁の嫁とりです。
身近な菊との縁をみんな喜んでくれましたが、京から正室を迎えたかった母だけはぶんむくれ。説得しようとした信繁、花を贈るのはまだしも天井裏からいい香りを流させるような小細工で更に怒らせてしまいます。母向けの策に出来ないあたり、まだ父には勝てませんってw
まあ身分をわきまえている梅は、側室なのは納得づく。内々に祝えればよし、のはずが突然、大々的に祝言を!となったのはなんと。ネズミをおびき寄せるためだったとは……どこまで鬼畜なのか昌幸パパ(^^;;)
徳川から昌幸暗殺をぐいぐい推されていた室賀どの、葛藤を抱えつつもこの好機を逃す手はなく。懐に匕首を忍ばせ徳川方の供連れでのこのこやってきてしまうのでした……。

笑顔と酒と歌と、賑やかに沸く祝言の席の陰で、昌幸と室賀、静かに碁を打ちながら命のやりとりが始まる様子。震えました。


もう供は始末され、裏切りもばれ、真田の手下にさえなれば生かしておいてやろうという手詰まりな局面で、碁だけは室賀の勝ちなんですよね……(><) 
劣っているとは思わぬ昌幸にどうしても勝てずにきて、勝負に出たこの一番。問答無用で斬られるでなく、手下につく選択肢を与えられたことこそ屈辱だったことでしょうよ。

碁盤に小刀叩きつけ「帰る!」と去っていきがてら、わざわざ背後から「おぬしの手下にはならぬ」と囁く下りはもう、西村ファンとしては生唾飲むわ金縛りのようだわと忙しいことこのうえない夢のような時間で……ひいい、脚に仕込が~!!

って修羅場に居る邪魔なキリ。ついでに斬られるなり気絶するなりすればよかったのにw
足掻いた室賀の最期を変に見届けた挙句に、なんでわざわざ信繁を連れてくるんですかー!祝言を利用はしても、せめて信繁には知らせまいとした兄の配慮が台無しですよ(言いつけ通りに、踊りまでした義姉さんの努力も!)まだ宴会場に駆け込んで泣くだけ騒ぐだけなら、怖かったんだねと同情もできたのに。
他人の旦那の手をひいて釣れだすなんて「卒業」かと(違)

しかし、出来た嫁の梅が『酷い、せっかくの祝言が』なんて文句いうわけありません。まして信繁はもっと、父の計算も利も即座に理解してしまうタチですからね。
めでたい日になんてことを!だの。嫁が来る=人質資源が増える、なんて思っちゃダメだの。現代人権意識目線を一身に背負って代弁してくれるのがキリなのでしょう。わかっちゃいるけど、うざ~い(^^;;;)
このキリの『自分にはない素直さ』を、信繁が愛しく思う日も来るのでしょうねえ。側室にするんですもんねえ。正室もこれ以上の側室も絶対とらないから梅が実質正室!なんて今は言っていますけどねえ……。

それにしても面白い回でした。
「祝言」と銘うつからには、口吸いだ懐妊だの下ネタなざっくばらんや、キリの涙、梅からの釘さしぐらいまでは予想していましたよ。でも祝言を罠にする腹黒、かと思うと病弱義姉で笑わせにきたりする、いつにも増したシリアスと笑いの振れ幅の大きさは意外で、それが余計に室賀の死を鮮烈にしてくれたかと思います。もう室賀の大舞台と熱演に胸熱。
あの盤面はどうなっていたんでしょう。本当に室賀勝っていましたか?セリフだけでなく棋譜も覚えての演技だったりしたのか?気になりますねー。

ああ、室賀どの肌がつるつる☆もありましたっけ。苦し紛れに何を言うかと思いきや、美肌の秘訣からちゃんと鰻→浜松→徳川とつながるところもさすがでした。 


それと楽しい忍者活用法。私用のムード作りにまで屋根裏で働かされる斬新なサスケから、掛け軸浦隠し部屋の出浦や、襖の引き手から覗ける細工などの正統派まで!


「クロスロード」1 ☆☆

刑事物らしからぬ地味さが癖になりそうな渋ドラマです。

元本庁勤めのエリート刑事ながら、懲罰人事に甘んじ25年!の尾関(舘ひろし)
冒頭、通りがかりにストーカーを取り押さえたのに捜査に加わるわけでもなく、彼の仕事は被害者の見舞いで
『ご相談を受け、見張っていたのに、一瞬の隙をつかれ…』
と嘘をついて謝ってくること。署長賞ももらいましたが、小銭w 賞状だけもらうほうがマシですよねえ。
その後もやもめの義父(平泉成)を訪ね、男料理に茶飲み話と日常ばかりが淡々と描かれます。中福生署、町田南署……等々と、通勤2時間以上の遠隔地ばかり転々とさせられているのは公開肩たたきなんだとか。

管轄で白骨死体がみつかり、昔馴染みが本庁から捜査本部の指揮を取りに来ても、尾関は机と椅子を並べる係。挨拶どころか目も合わさず、まあ気まずいのだろうと思って見ていると本庁組曰く
「情報を漏らす様なやつとは口をきけない」
なるほどー、その辺でやらかして左遷なんですねえ。

一方、警察に白骨事件の取材にきた地元紙の記者板垣(神田正輝)が、”尾関”の名に激しく反応して振り返ります。確かにちょっと珍しい名前だし。案の定顔見知りだった2人の昔語りによれば、この記者が記事にしたせいで尾関が飛ばされた様ですねえ……奥さん同士まで仲良くしてた仲だったのに何があったのか。大手新聞から「たま多摩新聞」wに転職したのもその負い目からなんでしょうねえ。

そんな25年ぶりに交錯したオヤジ2人の人生が、互いをどう変えていくのか。15年前の白骨はどう関わってくるのか。

お目当の西村さんは、本庁からくるお偉いさん貝谷です。安心の捜査一課w


「真田丸」8 ☆☆☆

ただの説得だと思ってたんだね、調略を。
若いぞ甘いぞ信繁。主君への裏切りをすすめる行為が、正義の道のわけがないのに。「上杉に骨をうずめる所存!」と大見得を切る叔父信尹の嘘をなんだと思っていたのでしょう。
海津城をまかせる、という条件に心揺さぶられついには北条と内通する決心をする春日信達。そこへ届く、花押入りの書状。春日様が見たら喜ぶぞーなんて信繁が呑気に言ってる間に始末され、内通の濡れ衣を着せられて磔にされてしまう春日が哀れでしたよねえ。良い人、良い武将の様でしたのに。

今回は昌幸の陰謀が炸裂、真田の兵を一人も出さずに皆が信濃から手を引く神展開。父と叔父の冷血に次男は震え、ひとり家康だけが、それって真田の計略では…と気づくというお話でしたが。

面白かったのですが。

あんな風に殺すなら、別に春日がどんな意見でも関係なくない? 
近づけない仲ならともかく、思い出の百日紅の木の下で信春=信繁や信尹と二人きりになるぐらい何度もしてましたよ。信繁が無用心にも声張り上げても大丈夫でしたしw 説得抜きで殺せましたよね。

むしろ海津城安堵の書状の方が、あそこでタイミングよく隠居の北条父が出てこなきゃもらえなかったのでは……。
北条親子のパワーバランスで、息子が貶めれば父が持ち上げるとは予測できても、そもそも父は別の場所に居たはず? あまりに昌幸に都合のいい登場と展開に、そっちと密約があったのかと思ってみていたのですがねえ。
その後、昌幸の言った逆、逆、に必ず動いて操られるバカ息子は可笑しかったですw
あと、上杉北条どっちが敵かもうわからなくなってる梅のお兄ちゃんもw

<室賀丸>
真田に先んじて北条につき、上から目線の室賀どのw 戦装束が雄々しくて素敵です。 
恩着せがましく真田の心配までしてくれて、「室賀の後ろに下がっていろ」と言われる昌幸ににんまり。なのに隠居が真田贔屓で、たぶんがっかりしていましたよねえ。河原軍議では、昌幸が叱責される様子に溜飲を下げています。サスケに偽データ流され、昌幸に操られているのは北条若ですのにねえ。 
「黙れ小童!」はお休みですw


「真田丸」5、6 ☆☆☆

「良き息子じゃ」
故郷を誇る息子を、さらに誇る父。美しい田畑に山々。胸に迫る名場面でした。

先週の愉快な伊賀越えから、今週は一転しての重い姉身投げです。
なぜか先週は信繁がとても若々しくみえて、照明かメイクか堺雅人の体調かはたまた気のせいか?と思っていたのですが。心情に迫る場面もそうなくて信繁のアップが少なかったからかもしれません。苦悶のアップが多い今週は、申し訳ないけれどまた『15才……』と唱えながら見ることに。

私が京に行かなければ、もっと早く姉上を逃がしていれば…。
それとも他の人質たちなんて気にせずに、それとも他の道をいけば、etc 悔やんでも悔やみきれない信繁の苦悩を、悪態で振り払おうとするのがキリ。黙って聞いて
「それでも帰ってきて下さってホッとしました」
と泣けることを言ってくれるのが梅。もちろん今は梅にデレデレですが、そのうちにキリのややこしい優しさが伝わることもあるのかな。そもそも、夫と一緒に居たいからと安土行き自体は松が望んで行きましたからね。そこを知らない母上にしたら、信繁が強引に松を人質にして死なせて戻ったみたいにみえて責めもしますでしょう……。

と、思わせておいてなんと実は生きている松なのですが。いつか本編に戻ってくるのでしょうか??どうやって??

覇権争いは、明智の三日天下があっさりと終わりを告げます。 ……その顛末を明智も秀吉も出さずに情報戦だけで描くのって初めてみたかもw 
仕えたばかりの信長に死なれ、また会議やり直しの昌幸と国衆たちです。やれ朝令暮改だと、すっくと立ち上がって昌幸を非難の室賀。めんどうなので適当に話を合わせる昌幸w 
もうホントなり振り構わずに生き残るために必死な故の変わり身なんでしょうけど、北条が同じく言を翻すのは悪巧み風に描くのに主人公側の真田のこれはコントになるのねw 
なんとついに源三郎の意見を入れて『明智を討つ滝川様』の応援をすることにした父昌幸。結局先をこされて滝川の目はなくなりましたけど……これさ、前回呼び出されて温泉談義の時に知らんぷりせず、信長が殺されたんですよって知らせて弔い合戦に焚き付ければ歴史は違う方に動いたかもしれなかったんですねえ。でも結果を知らぬ渦中の人間に、そうそう決断はできませんでしょう。何もせず、誰にも加勢せず、のらーりくらりと伊賀越えの疲れを癒すばかりの家康が、結局最後の最後はさらっていくなんて、この時は誰も知らないことですからねえ。

そして、つまりは信濃こそすべての中心!と昌幸に心を決めさせたのは兵法でもなんでもない、愛息子の故郷を思う言葉だったというところがもう、最初にも書きましたけど震えがきましたよ。有利不利で考えるなら何度でも翻ることになるのでしょうが、大事なものが何なのかはひとつですものね(国替えさせられますけどねえ…)

<室賀覚書>
源三郎への「黙れ小童(こわっぱ)!」二週連発w 
そして今週はすっくと立って昌幸を責めるその立ち姿が! 脚が長い! 車座にひとりそびえ立つ室賀氏に、戦国時代人離れしたスタイルのよさがばれてしまうではありませんかとハラハラしてしまいました。せめて昌幸も一緒に立ってくれなくてはw


「真田丸」4 ☆☆☆

あれれ、まだ小山田義兄ってご近所で匿っていたんですか?

朝寝をする間に逃げろと言われてたのに……(><)そのピンチを『女子会です!』と切り抜けちゃうキリに大笑い。
更に、織田への人質を姉にして小山田義兄も付き添いでそっちにやっちゃえーという策士信繁案に膝ポンだったのですが……殊勝な顔で「人質に参ります」という姉がニヤつく寸前でひと笑い。なのに何も知らない母が可哀想だと号泣し、祖母まで自分が行くと邪魔をするw そのうち「斥候の役も」って、以前それで役立たずでしたよねえ。でもまあ、馬に乗れるのは確かです。

姉の付き添いで訪れた安土。安土桃山城は豪華絢爛、楽市楽座。宣教師の教会もあって、そりゃ若い時にこんなの見たら人生変わりますよねえ……。
そうそう、人生変わる衝撃といったら信長との出会いもそれでしたよね。
皆裸足か足袋の板の間をブーツで闊歩する洋装の織田信長!まずは足元しかみえずに、だんだんと視点が上がっていくのはドキドキしました。そして信長役がどなたか知らずにいたので、吉田鋼太郎でびっくり。 いや本能寺の変直前で年齢も貫禄も妥当、何に驚いたんでしょう私。まさか小栗旬「信長協奏曲」を無意識に期待していたわけではw
しれっと嘘を吐く真田昌幸の面構えだけ褒めて風のように退場し「静かな方だった」との信繁の感想でしたのに、途端に目にしてしまったのが明智への罵倒!足蹴!狂乱! 
信繁少年が夢にみてうなされるほどの衝撃も納得ですし、まさにその日明智に謀反を起こされていたのも仕方ないよねと視聴者納得の仕打ちでした(その前にひと声発して去る場面が印象的すぎて、誰?誰?と思ったらおネエコメンテータの岩下尚史さん。なるほどw 信長嫡男は逆にいい声で、やっばり誰これと思ったら玉置玲央……ってわからないw)

こんな勢いも格も違う織田家中に、乗り込む真田一行……。上杉宛の偽密書の仕組みは家康に丸っと見透かされていましたが、そこでハイそうですと言えるわけもありませんよね。嘘を突き通して無事、織田配下に。多少支配地が減りましたが仕方がないじゃありませんか。
その織田家に見知った顔が。
ひと足早く参入していた室賀です。西村さーん!『真田は二心あり』と密書を織田にいいつけたくせに、昌幸たちに会ったらひそひそとバレてるぞ謝れ、と助言。好い人なんだか、昌幸が言うように小さな男なのかw 細やかな顔芸で、昌幸とはまた違った喰えぬ男を鮮やかに演じてましたよ!

「真田丸」3 ☆☆☆

真田兄の嫁が出てきましたが、毎回
「あなたは真田の嫡男、ご武運をゲホッゴホッ」を天丼ってコントw

そして真面目で演技のできない性分を利用されての、偽密書配達係。そりゃ嫡男が運んでいるとなったら大切に見えますしね。殺されたと思ったサスケも当然ピンピンしていて、兄大ショックです。
上杉への偽密書は、真田家をひっぱりだこに見せようという父の策略でした。
父ちゃん……お国衆に団結を説いてみたのも、あわよくばそのトップにたってしめしめだったとはw ほんとに一筋縄ではいかない男です。その父が織田詣でには自分でなく弟を連れて行くと知り、ついに反抗する悲しい兄。そんなに弟が有能か、自分はダメなのかと思ってしまいますよね……。それを、嫡男だからおいていくのだ、二人とも殺された時にはお前が真田を継ぐのだといい含める父ですが……今までの言動を見るだに腹の中で「ち、気づいたか」ぐらい思ってそうですからw 
この策略家の父との相性が悪いだけで、一般的には無能なわけではなさそうなだけにかわいそうな兄です。小山田義兄の生還も、腹を召せとしか言えない融通の利かなさで……いえいえ、ちゃんと「昼まで寝ている」と言えるじゃないですか(その目こぼしを分からない小山田もどうなんだかw)
 

そして騙された室賀様(西村雅彦)、来週ピーンチ!西村ファンとしてはお髭を愛でつつ画面に釘付けですよ。
 

そうそう、信繁少年の恋も描かれていました。
新府で櫛を買ってきたとな。お梅ちゃん(黒木華)には漆塗り箱入りの櫛に手製の組紐がけ。きりちゃん(長澤まさみ)には木肌の櫛を紙包みw 分かり易すぎるw でもその梅ちゃんだって、足を挫いたと演技して、負ぶってやると並ぶ背中二つのうち、華奢な信繁の方に行くんだからやっぱり分かり易いですよ。さて三角関係? お梅ちゃんもいい子で、争いになれば滅法強い武家の妻向きなだけにどっちを応援したらよいのかw(え、二人とも未来の側室?)
更にこんなエピソードにすら「次男だから暇」と信繁の立場をサラッとだめ押ししてくる。冒頭で叔父に「次男の心構え」をきかせるだけじゃなく世間での信繁の立場を浮き彫りにするとはさすがですよね。

今回も楽しい大河でした。そしてきっとあの櫛はまた何度も出てくるのでしょう(「新撰組」でのコルク思い出しましたw)
そして父昌幸の茶室の壁が、手元操作でガバッと開く仕掛けも楽しかったですw レバーが骨か角製なのも毛皮をまとう山国の武将昌幸らしくてナイスw 


「警視庁機動捜査隊216」5 まだ見ぬ夜明け ☆☆☆☆

朝の交差点。行き交う機捜車と宅配車、ホームレス、幼児連れ、家政婦に公務員。

”私たちはまだ知らない、これからの24時間でお互いの人生が深く交錯することを……”
かっちょいい~(><) 
例によってデジタル時計を表示、機動捜査隊の24時間を追うシリーズも第5弾です。お約束の8年前の回想、犯人射殺に迷った結果人質が死んだあの事件に今回はさらっと触れるだけで、「抜くときは、撃つとき」と、無駄に銃を構える部下を諌める舞子(沢口靖子)の、落ち着いた決意に時の流れが感じられます。2作目で生まれたネコさん(赤井英和)の孫も幼稚園生ですw

事件は老婆撲殺と、役所で暴れるホームレスと。
逃げるホームレスが迷子の幼児と出会い、その幼児の母のシャープペンシルと殺害現場のボールペンがペアデザイン!ではペンを持っていた福祉課職員が……?配送トラックを盗んだのはホームレス?運転席からは血の付いた封筒と大金が……! 痴話喧嘩だ空き巣だと、別件で機動捜査隊が呼び出されても老婆殺しや逃走ホームレスに関連するなにかがみつかって、もう笑っちゃうほど絡み合っていきますよ。2時間ドラマの醍醐味ですね。

さてお目当の土居記者(西村雅彦)、くたびれたコートに茶色のストール。お馴染みのカラーシャツは今回ブルーです。神出鬼没に舞子を待ち伏せては、ただネタをくれる親切さんw(その度かじかんだ手を擦りながら登場する仕草、本来季節通りなのに予想外の暖冬で季節外れにw)
でも最後、珍しく舞子からの言葉で突っ込んだ会話になりました。記事を書くことで不幸な人を減らしたい、警察とは違う方向から世界を幸せに…と語る土居にうなづいた…かもしれない舞子w 情報へお礼も、やっとはっきり言ってくれて報われましたよねえ(><) 
じゃあ、と朝食の誘いを繰り出しましたが、鮭定食もパンケーキもあっさり振られw おまけに聞いてた若いのにからかわれる始末ですが、一歩前進だからいいのかな。 …パンケーキw フーシャピンクのストールも鮮やかな舞子さんならお似合いでも、土居さんはどんな顔してパンケーキですかw

帰投後、関係者の処遇がしっかり分かる業務連絡が入りホームレスも行き先を面倒みてもらえると分かってホッとしました。
もちろん「まだ見ぬ夜明け」のタイトル通りに、皆生活は苦しく問題は山積みです。だからつい目の前の金に目がくらんだり逆恨みで刺したりするのですが、それでも子は親を、親は子を愛して、寄り添って暮らす家族がいて頑張れる。ホームレスのおじさんだって、熱のある子を必死に心配してくれましたよね。冒頭で殺された金貸しは、その思いやる気持ちすらない人だったからこんなことになったわけで…悲しい人でした。
ラストシーンは、ドアを開けて朝日を仰ぐ舞子。変化の予感。
「どん底だ」と死のうとした夫婦には「一緒に生きて行く人がいるなら」と説得していて……これは土居さん、お食事できる日は近いかもw 機捜は署内で待機だから外食は無理…との触れ込みでしたが「サイレーン」の二人はかなり出かけてましたよねえ。


「『おはなしクラシック』実践セミナー」(10/16)

もうずいぶん前になってしまいましたが……行ってきました「『おはなしクラシック』実践セミナー」atカワイ梅田コンサートサロン。

音楽劇の台本が書き下ろされた「おはなしクラシック」(全3巻)の出版記念講演会で、実演ゲストに我らが西村雅彦氏。生演奏のピアノに合わせ、手の届く文字通りの目の前で西村氏の朗読が繰り返され熱く愛が語られるという、夢のような時間でした。ムハーッ
著者の新井鴎子氏は「題名のない音楽会」などの構成作家さん。選曲や曲順だけでも様々な思惑ががおありでしょうが、そこに物語や語りを入れテンポや間を考えることで、発表会や演奏会がもっと楽しく、感動がより深くなるひと工夫をご紹介いただきました。
華奢な美しい方でお若くみえるのに、なんと懐かしの深夜音楽ドラマ「マエストロ」の企画にも携わられていたとか。西村さんが主演し怪優登場と話題となったもので、それ以来のご縁なんですねえ。
お話が西村さんの「マエストロ」出演に触れたあたりでぶんぶんうなづいてしまいましたよw カワイのコンサートサロンを会場に、周囲はピアノなどの先生方ばかり40名弱、その中に潜り込んだ西村ファンは推定5、6人?演奏のテクニック等とはまた違うところで反応していたことでしょう。

舞台の怖さ楽しさ、様々なお仕事での失敗談など楽しくお話いただいた後、実際に3巻収録「不滅の恋人は誰だったのか? べートーヴェンと女たち」の台本に添ってピアノと朗読の実演が行われました。

耳慣れた「悲愴」や「月光」をBGMに、地の文と独白(べートーヴェン自身の手紙からの抜粋)部分とがはっきり調子を変えて語られます。恋人よ、と甘く語りかけるかと思えば、年代等の解説を語りかける爽やかな声、そして耳が聞こえなくなる苦悶の吐露。もう息をするのを忘れそうでしたよ(><) 
しかし講演の肝は演奏との調和でありまして、語りに音がかぶる時の音量調節はもちろんのこと、何小節目から語り始めると、例えば「月光」の高音部の繰り返しが台詞の間にちょうど入って効果的だとか。 早いテンポの途中に語りをかぶせるのと、ゆっくりとある程度まで聞かせてから語り始めるのはこう違うだとか、新井氏の合図に従って様々なケースが繰り返され、なるほど効果が違いますね……と納得しながらもやっぱり半分は西村氏の朗読に釘付けでした、すみませんw 
飛び入り体験もありまして、読み聞かせをされているという方が氏と代わって朗読されたり(お上手でした!)、ピアノが交代されたり。その辺で撮影可になったので思わず私も携帯を取り出したものの電源オフ済w 写しもせずにまたボーッと目の前の西村さんをみつめて時間が過ぎていったのでした……orz

終演後はサイン会☆ 購入した「おはなしクラシック」にお二人にサインしていただいて、ここでやっとお写真も。また、サロン入り口のグランドピアノの蓋(?)にも、今まで講演された方のサインがぎっしりの中スペースをみつけて書かれていましたよ。


作中の語り通りに、ベートーヴェンといえば音楽室の肖像画と耳のこと、テストに出る代表作いくつか程度のことしか知りませんでしたので図書館を覗いてみました。惹かれて借りてみた本によれば、最近オークションでベートーヴェンの遺髪が落札され、分析から鉛中毒だったことが判明したそうです。遺髪を切り取った弟子の経歴やその子孫がどう暮らし、果てはヒットラーの魔手からどう逃れたらしいのか、などなど。あいにく不滅の恋人には全く触れられていない本でしたがw 興味深かったです。そんなトリビア同様に、私には演出して役立てる機会のないBGMと朗読のマリアージュ。子供に英語劇を教えている姉に熱く語ってみましたが通じたでしょうか(^^;;;) 
   

「ナポレオンの村」~最終回 ☆☆

「好きです!」

って、浅井にラブかとギョッとしちゃったけど勿論そんなことはなくw 冷めた女が一人、職場の神楽村を大好きになって独り立ち。旅人浅井は去っていくのでした。
 

いい最終回でした。でも録画を溜めてしまっていたのも事実(^^;;;) 
滝壺レストラン大絶賛の次の回で「虫がいてイヤ」とかw 意見様々は当然ですが、とびとびの放映でぶれぶれなことされると戸惑いますよね。まあ間が空いたことで逆に、急展開度もごまかせたので狙い通りだったのかも?


ずーっと廃村を狙い暗躍してた市長の心変わりで産廃処理場の計画は白紙に。風評被害も収まって、やーっと神楽村にも落ち着いた日々が……と思いきや、内閣府国家戦略特別管理官だとか大仰な肩書きの役人桜庭さん(西村雅彦)が。


そりゃ浅井の手作り村おこしはいろいろ危うくて、お見合い作戦でも川で溺れかけたし、洞窟探検で崩落ごっこは洒落にならないし(^^;;;) 一度専門家にきっちり診てもらう必要は絶対ありましたけどねー。成功した結果だけ横からさらわれるのはイヤンですよね。

国の助成金をあてにした道路整備、クーラーのきいた新しい直販所、人任せになっていく村人たち……。

もう浅井さん要らないのかも、となったところで、なんと助成金おりず(><)工事途中でほったらかされた土砂の山をみたら、もうがっくりきちゃうよね。ところがやんちゃな浅井&村人&村役場の愉快な面々は、じゃあ自分で片付けよう!と立ち上がってしまうのでしたー!

いやあ重機一発で済むんだから、泥まみれで無茶しなくても。とツッコミいれたいところですけどね。みんなが自然に力を合わせ、立ち上がる様子にはやっぱり、嬉しくなっちゃいました。今までしたきたアレコレだって、実はこの山盛りの土砂と同じぐらいの障壁で、結局みんなで乗り越えてきたんだもんね。これが、最初っから企業が来て村おこしを『してもらった』人達だったら、肩を落として家に帰って終わりだったのでしょう。

『環境が人を変える』と言う桜庭に、『人が環境を変える』のだと説く浅井。
まずシェフが居て、滝壺と山菜とソムリエおばあちゃん達が居たから滝壺レストランが出来たのであって、どこの限界集落にでもレストラン作ればいいってものじゃない、これはマニュアル通りには進まないものですよね……。

そして大臣承認で大演説。現場だけでも会議だけでもない、不可能を可能にする男浅井の真骨頂でした。


最終回直前から投入された西村さん、浅井の賛同者でナポレオン好きw  そして笑顔が素敵(><)何か悪巧みのラスボスかと思いきや、実直にお仕事してるおじさんでしたw 国の動向を読み誤っての失策を、浅井がフォローした形になったのかな。
この先も浅井と山本耕史と手を組んで、日本中の限界集落を豊かにしていってくれたらいいですね。そして麻生久美子の弟は就職できるのか!←ここを解決せずに最終回終わるとは思いませんでしたー(^^;;;) 浅井さんと一緒に地の果て行っておいでよ、若者よ!

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