ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

西村まさ彦

「科捜研の女(19)」21 ☆☆☆

 let’s 非破壊検査!

 確かにずーっと続いている「科捜研の女」、いつの間にかシーズン19ですって?
お堅いはずの各種検査の場面でもBGMはポップ、ライトな感じはさながら特撮もの? 主人公マリコさま(沢口靖子)の美しさは変わらずでしたが、側に侍る若いのが随分知らない顔になってるぞっと。

 事件は副社長殺人事件、遺体が発見された部屋にはおもちゃのタイヤが。関与が疑われるおもちゃ修理所ドクターKこと久保井(西村まさ彦)の倉庫のぬいぐるみから、血のついた凶器も発見されます。特殊な形状のそれは、ジュエリー関係者が使うというヤスリ。被害者本城(尾崎右宗)と子供の親権でもめていた元妻(遊井亮子)はジュエリー店勤務で、現場のタイヤもその息子ハル君のトラックのものとくれば、もう犯人決定に思えますが、それじゃ時間がもたないよ…。
 更なる検査の結果、現場ジオラマで走っていたおもちゃの電車から指紋が見つかり、真犯人はハル母が務める宝飾店の店長(松木賢三)

以前ダイヤの鑑定で呼ばれた時に、電車の中に隠されていると知って今回それを盗みに入りましたとさ。それでも、持って逃げて家で開ければいいのに。現場でネジと格闘していて見咎められて刺し殺すっていうorz  『おもちゃのネジは、外れて事故が起きないように特殊』というドクターKの教えがこんなところで伏線になりました~。

 てな訳で、お目当て西村さんは本来遺体の第一発見者。てっきりハル母が犯人と思い込み、亡き孫娘と同じ名前のハル君を、亡き愛娘と同様にシングルで育てている彼女を守ろうとするも空振りだったのでした。
「ドクターKは、失敗しないので!」
とおもちゃ修理を引き受けていたKさんなのにこれは大失敗。そして直せずにいた孫の遺品のうさぎちゃん。凶器探しの非破壊検査ついでにマリコのタメ口部下呂太(渡部秀)が勝手に修理したところ、なんと
「おじいちゃん、遊ぼう」
と、孫のハルちゃんの声がするんですよ…orz  懐かないまま亡くなって、本当に一緒に遊べたことはなかったのに。もういないのに。胸を詰まらせるドクターKの演技もあいまって、泣いてしまいましたよ。でもなんであんな河川敷で渡してるんでしょうw

 そもそも、真犯人が盗んでまでダイヤが欲しかった理由が
『客から修理で預かった品をなくしたので、代わりを作るため』
おいおいおい、なくした? 金庫入れたの?タクシーにでも置き忘れたの?どう探したの? 店長が逮捕されて、その件の責任はどうなっちゃうの? そっちで何が起きたのかが気になりすぎでしょう(^^;;;;;;)  なんで単に金に困ってじゃないのさ。
 そのダイヤ列車も物陰から見ていた、家政婦ならぬハル君の従兄弟君…。

 そしてドクターK活躍の次の番組は「ドクターX」! 笑うじゃないのw
総合的に楽しめましたが、色々気が散る1時間でした~


「俺の話は長い」~5 ☆☆☆

 いや本当に長いよ、満(生田斗真)の御託w
同居を始めて喧嘩が絶えない姉綾子(小池栄子)や、仲裁する母房枝(原田美枝子)が顎が痛むのは、喋る時間が激増したから疑惑、さもありなんです。

 父の月命日の外食でもやっぱり口喧嘩。墓参り経費のちょろまかし非難に始まって、じゃあ墓参りに来い、見舞いに来なかったくせにともう延々と喧嘩なんですよ。せっかくのお父さんが好きだった料理が不味くなるじゃんかーと、げんなり(言い争い場面苦手です)見ていたらまさかの姉が泣き始め、流れるように喧嘩からしみじみ思い出話に転がり込んでいくのです。脚本もすごければ、その期待にがっつり応えている役者さんたちもすごいです。

 険悪ムードが突然終わるのは、美人オーナーとの会話もそうですね。
犬の散歩バイトを頼んでいたオーナーさん(倉科カナ)、帰国して冷蔵庫が空っぽだと満に頼んだ買い物が大量だわ場所も離れてるわ、お駄賃程度でさせる範疇を超えすぎw 後から「一緒に食べるつもりで」と言われたって知りませんがな。まして、満の言葉尻を捉えて「じゃあバイト代要らないの?」ってバカにしてんのかと。もう満は不機嫌丸出し、それでも議論大好きで黙りこまないから会話続いてるだけなので、ホント無理もう帰るってところで
「誕生日なの!」
と言われちゃったら、そ、それは無敵でずるい…。一方の家族は届かない牡蠣と満を待ちぼうけ、牡蠣鍋が冷凍鶏肉鍋になっちゃて食べ物の恨みは怖いのでしたw

 リクルートに来た、元バックパッカー現在社員で結婚も控えてます!な青年(間宮祥太朗)の説伏も見事でしたー! 彼の幸せアピールを、中退が無駄、具体性がない、周囲と比べて不安になっただけ、と論破してしまう満w  そのくせ涙目の彼が
「僕、会社を辞めます!」
と言い出すと冗談だよーと誤魔化すんですよw  満の反論って、議論のための議論。ムカッとしたらやり返すだけで、自分の現在が正しくて皆にもそうしろと布教するつもりなんてないんですから。

 無職にも才能がいる。都内に実家がある才能、寂しい母の相手という大義名分もあり働かなくても暮らせる才能w 物は言い様ですよねえ。
 そんな合間にも、姪っ子(清原果耶)は志望校と恋に悩み。相談されない母綾子も悩み。仕事に疲れた夫(安田顕)も悩み。それでも義理の父娘はやっと並んで買い物に行けるようになり。姉と弟は並んで爪を切り/銀杏の殻を割って、思い出話に花を咲かせるのです。
 「フォレスト・ガンプ」は中学生のデートには向かないよねw 長いしベッドシーンあるし~(逆にまだ分からないのかなw)
志望校を誰かのために決めてはダメって、母綾子が説く人生の可能性云々の正論よりも、満の実話「相手が落ちた」が一番効きますねw
 そんなこんな、小ネタてんこ盛りでキリがないです。

 お目当の牧本さん(西村まさ彦)は、房枝の脚立を抑える仲(「阿修羅のごとく」を思い出してしまいました…。脚立のふくらはぎに欲情して押し倒すアレw)
房枝と同じスポーツ吹き矢に入門し、お仲間(長谷川初範)が店に来れば常連です特別ですと真っ向から喧嘩を売り、肝心の房枝には笑顔でいなされてしまうという不憫~。結構本気そうなのに、満くん、再婚を家庭内の冗談にはしないであげて~。

「俺の話は長い」1 ☆☆☆☆

 家を建て替える間の3ヶ月間、姉一家が同居。
こんな分かりやすい連ドラタイマーは久しぶりですw  そもそも主人公岸辺満(生田斗真)からして起業に失敗して6年ニート。問題しかない家族が、どう変わっていくのかいかないのか?
 生田斗真と小池栄子の毒舌合戦に、原田美枝子の柔、安田顕の陰なツッコミが素晴らしく、そこに混じって一歩も引かない清原果耶もまた、淡々と素晴らしかったです。恐ろしい子…!


 というわけで、激烈言い争いドラマw 面白いのですが、疲れますねえ。30分×2話、1話で同居相談して2話で引越しとサクサク進んで、決して家族仲は悪くないのですがその分、後腐れのない姉弟喧嘩がループw  すき焼きでも引越し祝いの寿司でも、一家団欒では大体喧嘩してますもん(^^;;)
その喧嘩の元がいちいち、しょーもないんです。

 肉の食べ方として、すき焼きは妥当か。

 いや、美味しいじゃん!

高級肉買って訪ねてきた姉綾子(小池栄子)もすき焼き好きなら、難しいお年頃の姪春海(清原果耶)だってチャリで小一時間かけてすき焼き食べに来るぐらい、すき焼き大好き!義兄(安田顕)も母房枝(原田美枝子)ももちろん賛成。そんな中、ただ1人満だけが、焼くだけで美味い肉を手間かけてマズくしている、卵も要らんと難癖つけまくり。しかも、それを姉も母もよく知っているはずだから嫌がらせだー!ってorz
子供か!
同居のお願いのためのご馳走なら、俺の好物を準備すべき。と上から目線の満なのですが…、いや、生活費も入れない小遣い暮らしの無職野郎w キミが家を出る選択肢だってあるんだよ?

 家に大量に残る専門器具。毎朝母に淹れる一杯の珈琲。
満が自分好みの珈琲店を開いて、客が入らずに潰した模様です。当時の事情やら気持ちやら、これからのことやら、段々に語られていくのでしょうか。

きっつい姉は、旦那光司をすっかり尻に敷いているのみならず。元ミュージシャンだった彼の楽器を全部売り飛ばさせたとか。マウントですねえ。今月ずっと不登校という春海も、父親との思い出の品を捨てられたと物言い。姉にとっては別れた夫でも娘にしたら一生父親なのにモラハラだわ……。特にまだ再婚相手光司に馴染めずにいますしね。この辺の事情を、姉の経歴としてでなく、姪の不登校がらみで
『苗字が二度も変わったからじゃない?』
と、満が語るくだり大好きです。小学校に上がる時に片岡→岸辺、再婚で中学から岸辺→秋葉 。しかもそれで「秋」葉「春」海だよ?とw 会話として自然な上に、間隔まで分かりやすくて感激しましたよw つまり、もう受験生になるという春海と光司の不仲な家族生活は、満2年てことね? 

満と春海での近所へのおつかいも、光司が加わるなら春海は抜ける始末w いろいろ難しいお年頃ですよね。

 でもそんな春海ちゃんも、働かない満との売り言葉買い言葉で「明日から学校に行く」そうですよ。いつか原因には対処はしなくちゃとして、同居がとりあえず良い方向に行ったようです(^^)

 その家の横で、母房枝は喫茶店ポラリスを営んでおります。
満は絶対継がないと馬鹿にしている普通の喫茶店。でも美人ママが目当ての常連さんは結構いまして。古本屋主人牧村(西村まさ彦)もその1人。特に彼は、満がまた働き始めて自立さえすれば、未亡人房枝が自分と再婚を望むはずと夢を見ているようですよ~。その辺のドタバタもずっと続くんでしょうねえ。

 15年ぶりに食べたすき焼き、あれ程クサしてたのに…びっくり美味かった! と春海にだけは臆面もなく語る満。ってことは、ダサいポラリスだってやってみたら案外楽しいかもね? 



映画「引越し大名!」☆☆☆

 いやあ楽しい。なんとミュージカル部分もw

 引越しって、単身でしても面倒なのに、あの規模のお城が丸っと移動するなら一大事って誰でも分かるじゃないですか。そこをうまくエンタメにしてくれていました。

 姫路藩に降ってわいた、国替えのお沙汰。しかも減封。藩主松平直矩(及川光博)が、江戸でやらかしたせい……かどうかはさておき、2ヶ月後には城の中身も上下の藩士と家族も連れ、日田(大分)へ行かなくては。藩の財政は逼迫中なのに金がかかる事業です。しかも、失敗したら切腹ものという、誰もが避けたい『引越し奉行』に、なんと書庫番ひきこもりの春之介(星野源)が選ばれてしまった……!
本の虫らしく武芸書の知恵を活かしたり、亡き前任引越し奉行の娘於蘭(高畑充希)や、幼馴染の源右衛門(高橋一生)勘定頭中西(濱田岳)に助けられつつ、命を狙われたりしつつ、日田を目指します!

 前任引越し奉行の覚書に曰く、まずは歌w エロのどかな引越し唄(野村萬斎監修!)で体を鍛え結束を固め、労働の苦労を和らげる、と。なるほどです。
 そして断捨離!「半分捨てろ」とは酷なw お偉いさん宅にもチームで押しかけて捨てる!売る!それでも足りない人足を……雇うのは最小限に、変装してでも侍自ら運んで欲しい、と頭を下げる春之介。侍の沽券が大事なのですねえ……。なのに、そのプライド高い侍に更に、帰農案をもちかけるとは!
 独り者を中心に、農民になって姫路に残って欲しい。いつか石高が戻ったら、絶対に呼び寄せる…! いつかっていつだよ!って怒るのも当然ですが、春乃介の真摯な説得を、最後には皆受け入れてくれるのでした。商人(岡山天音)からの借金も、藩にでなく春之介に貸す、と言わしめる信頼度です。そもそも於蘭も、春之介だったから父の引越し覚書を貸す気持ちになったのですし……意外だった抜擢人事、大成功なのでした。

 と、引越し準備を進めつつ於蘭への恋心も育む春之介。初心で可愛いぞ(><)
 その裏で、次席家老藤原修蔵(西村まさ彦)は何やら手引きをしていて……引越し行列に斬りかかるクセ者たち!しかし、ほぼ侍が運んでますからね!応戦されて、こんなはずじゃ~と狼狽える様子、笑えるw 更には脳筋源右衛門の見せ場で大立ち回り! 正直、高橋一生なら春之介の役も演れたかというマッチョ度不足ですが。大槍担いでニッコニコの立ち回りは見ごたえありました!

 そして一行は無事に日田に……ついてからも、また国替え更に国替え。本当に『終わった』と言えるのは……、節約のため姫路に置き去りにせざるを得なかった仲間を、また侍として呼べる日。ただのリストラじゃない、藩ごと丸っと大家族のような心配りに、笑って泣ける物語なのでした。

 劇場の年齢層高かったせいか、スマホの光漏れなど皆無。時代劇ギャグで笑えるいいお客さんでした(^^) でもトイレ離席は多すぎw そして戻ってくるw あと10分だったら後ろで立って見てようよorz

「深層捜査3」 ☆☆

 市長の不正疑惑と、女性誘拐監禁事件。同じ精神科医=主人公が関わるまでは想定内でしたが、それ以上のまさかの関わりが……!

 てなわけで、長塚京三が精神科医大嶋二郎を演じるシリーズ第3作。え、いつの間に3?
 女性市長松川(松下由樹)の部下、落札業者との癒着を疑われた建設部長が墜死。遺書もありましたが偽造で、殺人が疑われます。そのうち落札業者の方まで刺殺され……。市長の公約、念願の「こどもセンター」建設予定は風前の灯に。ショックで過呼吸を起こすようになった市長は大嶋クリニックに収容されるのでした。

 一方の誘拐監禁犯北詰(窪塚俊介)は言動が怪しく、精神鑑定に大嶋が呼ばれます。
実は再犯で、以前は心神喪失と診断された北詰。机を叩き続け星がどうのこうのと、取調室での挙動は同じでも大嶋の応対が違います。手の痛みを心配し、生まれ育ちの苦労をねぎらうなど対話の姿勢。その後、被害者との面談から詐病と確信した大嶋。北詰にその証拠をつきつけると同時に「人として」お願いをするのです。
 誘拐と同じ場所、同じ時刻で起きた殺人について、何かを目撃してはいませんか……?と。

 いやあ、監禁被害者がさらわれたのが、墜死ビルの入り口前。犯人の車が近くに…の流れなら、ドライブレコーダ確認かと。なのに目撃証言をw 丁寧にお願いw 心神喪失無罪を、再度狙うような奴の良心に訴えるとはびっくりです。しかし「人として」のお願いに心動かされたのか、犯人は証言してくれました。死んだ男に連れがいた、と。そして似顔絵作成まで。
おかげで、秘書(加藤虎ノ介)に殺されるところだった市長も無事に救出されてめでたしめでたし。

 それと同時に、市長の生い立ちと悪夢の謎も解明されます。
恒例、地元旅!今回は群馬。縁者を訪ねる先が富岡製糸場と高崎白衣大観音、伊香保温泉。名物上毛カルタまで登場です! 名所巡りになって観光もできてお得なシリーズですよね!

両親死亡で養女に出されていたはずですが、実は義父事故死。後につきおとしたと自供した母が服役のため、親友夫婦に託したのが真相と判明します。しかも、卒業入学と人生の節目に必ず訪れていた温泉旅館で、いつも祝ってくれた仲居さんこそが……実母(吉行和子) 感動的ですねえ、よくぞ市長選挙中に、ほじくり返されなかったものです(^^;;;;;;) 実母が夫を殺害、スキャンダルじゃないですか。しかも真実は、幼い日の市長が義父を……じゃなくて、勝手に足を滑らせたんですけど。お母さんは娘が殺したと思い込んで、罪をかぶり……。うーん。美談では割り切れませんが、当時だれも見破れなかったなら仕方ない。

 その過去も事件も、見事に表現していたのが「箱庭」治療。
川、建物、力強いカバ、リス、埋められたおはじき。 議会(建物)を守る反対勢力(カバ)、無力な自分(リス)w 埋められていたおはじきは、忘れていた幼い頃の幸せな記憶……本当にこんな風に綺麗にぴったりと現れるものなんでしょうか。全て解決してからじゃないと、読み解けなくないですか? (余談、「警視庁ゼロ係」での松下由樹なら「このカバが寅三先輩ですね☆」と言われちゃってるところでしょうねw)

 谷本警部(西村まさ彦)、部下をひきつれての登場からかっこいい~(1作目のフェミニンはどこへ、2作目には登場せず) 
手すりの指紋に言及し、部下の『同場所、同時刻』指摘を受け入れ、頼むところは大嶋に頼み、きちんと事件を解決に導きましたよ! そう反対派の小野武彦らは、「こどもセンター」建設案に賛成可決しておきながら、スキャンダル捏造で潰そうとしていたのでした。 しかし、その有能な谷本係長も何故か弱いのが、制服パツパツのかたせ梨乃……。

 柏木百合子(かたせ梨乃)は相変わらず謎にクリニック&大嶋自宅に出入りし、まるで婦長ですが、警察官で『警視庁犯罪被害者対策室室長』、偉さがピンと来ないものの、捜査一課谷本も鼻であしらう押しの強さはなんなのでしょう。1作目では元妻路線を疑いましたが、もしや誰にでもああなのか?
 大嶋はといえば、警察でも「ユリちゃん」呼びw もう大嶋の内縁の妻でいいのに、むしろ大嶋とはサバサバ感(^^;;;)  もしや世代なら、巨乳で色っぽいけどサバサバ、というかたせ梨乃に対するお約束があるのでしょうか……。「極道の妻たち」だもんね


「永遠のニシパ」☆☆

 松潤が主人公でアイヌ役かと思いきや、蝦夷と呼ばれた当時の北海道を歩き、膨大な記録を残した松浦武四郎の役でしたよ。

 幕末、露西亜から蝦夷を守るべく調査が必要と信じた松浦武四郎(松本潤)は、商人一行の手代に扮してまで関所を超え、歩数から測量して地図を作り、風景を描き、アイヌ語の地名を書き留めてまわりました。途中、アイヌ差別に触れるも流されず、誠実に接する武四郎は案内人ウテルク(木村彰吾)の信頼を得ることに。怪我をしたウテルクを、親族が住むコタン(アイヌ集落)に連れて行った武四郎は、女ばかり多い不自然に気づきます。
男は人足に連れて行かれ戻ってこない。女は手篭めにされる、と恨みを語るウテルクの妹リセ(深田恭子)も武四郎とは心を通わせていくのですが。永遠にはコタンに住めない武四郎と、生まれた地を離れないリセと。結ばれることのないふたり……。

 そして江戸に戻った武四郎は調査の詳細を出版します。
幕府にも認められ、今度は調査団を率いる役人として蝦夷地を再訪。その間にもアイヌは殺され続け、再会したリセは武四郎を、和人を罵倒するのですが、結局は武四郎を守って矢に倒れ
「ニシパ(大切な人)」

と呼びながら、彼の腕の中で絶命するのでした(涙)
 武四郎を狙ったのは松前藩。
商人と組んでアイヌを搾取している、と書物で公然と糾弾されては面目が立たず。家老佐島勘解由(西村まさ彦)の命令で、江戸で蝦夷でと命を狙われます。新政府になり武四郎が出世すると、殺しは諦めたものの手を回しアイヌを守る法律制定は無視され続けます。大久保利通(江口洋介)……始めはとても話のわかるやつだったのにorz
おかげで、せっかく名付けた「北加伊道」に戻れず職を辞しますが、江戸で育てあげた市助=リセの息子イチニカが、彼の代わりにアイヌとの架け橋になるべく旅立っていくのでした。

 現地ロケでみせる自然は雄大で圧巻。一方でアイヌについては、食い足りませんでしたねえ。言葉の違いだけでなく考え方がすれ違うディスコミュニケーションは描かれていたものの、衣装や踊りの付け焼刃感ぬぐえず。差別の悲劇も、2時間にも満たないドラマでは消化不良でした。せっかくなのだからもっと長いシリーズで見せて欲しいですよね(「ゴールデンカムイ」ばりにとまでいかずとも……土地の生き物との関わりを、信仰を、豊かな食生活を見せて欲しかったです)
そんな中でも、いつもと違う化粧で別人のようでも、深キョンは綺麗でしたわ……(本当は口の周りに、既婚者の黒い刺青があるはずなのかな)
アイヌの血を引くという宇梶剛士も、リセの義父で登場でした。


映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3」☆☆

 やったー、ついにうな重が皆に行き渡りました(^^;;;;;)

 シリーズ第3作。

これが家族だ、と描かれる妻の扱いが毎度いろいろ我慢ならずorz 特にこの映画の橋爪功が嫌いで嫌いでねえ……。昭和の男、せめて無口ならいいのに、よその美人は気楽に口説いて身内に悪口三昧、嫌味の連発。気の利いたジョークのつもりなのかも最低。もちろん礼は言えない。ああ嫌だ。 しかも前作では、妻旅行中に勝手に家に入れた友人を、妻のベッドに寝かせたんですよー! そこは自分の場所の方を貸すべきでしょう! (しかも亡くなりましたからね…… 私奥さんなら丸ごと買い直すか、旦那の寝具&マットと入れ替える)

 で、今作は息子夫婦が中心で夫婦喧嘩orz
奥さんの史枝(夏川結衣)が空き巣と鉢合わせしたのに、安否を気遣いもしない旦那幸之助(西村まさ彦)は盗られた金額をぐちぐち……。挙句、俺が働いてる間に昼寝か、いいご身分だなと、それを言ったらお終いなセリフ出ましたよ! ああ、西村さんなのに嫌いになりそう~! しかし、我慢の後にはご褒美タイムが。なになに、馴れ初めですと? 通勤電車で、体調を崩した彼女を気遣い席を譲ってくれたんですねえ……。後にまた巡り合った時にも、お互い覚えていて
「もう大丈夫ですか」
と爽やかな笑顔に白い歯がきらり☆ 再現映像はなく、きいた話を蒼井優が語るだけですが……だからこそ思い切り妄想できます! うふふふふ。 さらに、幸之助の弟庄太くん(妻夫木聡)が義姉が嫁いできた高校生当時を語ります。 「史枝ねえさんは匂うように美しかった」夏川結衣ですものね!「幸せになるべきだと思った」うんうん。その横の若き日の兄者もそれは凛々しかったことでしょう。 
……しかしそんな史枝さん、家出中。
行き先が分かったのにほったらかしの幸之助を職場にまで訪ね、説得してくれる庄太くん。
「俺が働いて養ってやった、と思うのは間違いだ。ねえさんが居たから思い切り働けたのに」

ずっとこの二人が兄弟なのは不自然だと思っていたのですが、年齢差がここで役に立つんですね。年若くしかも共働きの庄太は、男尊女卑から解き離れたところに住む天使な様ですよ。ああ、もっと言ってやって~! そう、史枝さんを幸せに出来るのは夫の幸之助だけ。営業で鍛えた口八丁を今こそ発揮して、仕事なんか放って迎えに行くべきですって!

そしてやっと妻の地元に現れた幸之助。折からの土砂降りに濡れながら妻ひとりの実家に肩身狭く上がり、屋根を打つ雨音にまぎれて不器用に紡ぐ愛の言葉。もとい
「俺にはお前が……必要だよ。いなきゃ困るよ」
程度なのですが、まあ赦すw 出張土産の薔薇のスカーフ。雷のアシストもあって触れ合う手と手、くぅ〜! いやご夫婦なんですから、そんな遠慮せずとも。同居の両親も子供達もいないこの機会に、もっと熱い抱擁を交わしてくれても全然構わないのですが! 

 家で待つ家族は、絶対断られる!と予想する父のせいでどんよりw でも目出度く夫婦で戻ってきてひと安心。子供達もホッとしたでしょうw 改めて家族への感謝を語る幸之助が感涙に咽ぶなか、ちょうどうな重が到着!めでたく10人分、温かいうちに皆にふるまわれるのでした~。それも特上で、お支払いはお母さん(吉行和子) 小説家だった亡き弟の印税で懐温かいんですって。前回はオーロラ観光、今回も、女友達と墓を買うから貴方の墓には入らないとか余裕があるはずです。やはり経済力は必要よね……。 
史枝さんも憧れのパートに出た方がいいのかも。


「警視庁機動捜査隊216」10 引鉄 ☆☆☆

 新元号発表の夜に放送となったシリーズ最新作。最後の場面に
「平成から令和になったことだし」
というセリフをぶっこみ話題に!(令和のところだけ背を向けるので、発表後そこだけ録音してはめ込み編集ですかね?)遊び心、嬉しいですね(^^)

 またも目黒署に訪れた『当たり』日の始まりは、警官から奪った銃で狙撃されるファンド代表木之元楊一(吉田栄作)しかし被弾したのは秘書の隅田。そしてホームレステント前で見つかった死体のポケットには何故か、土居記者(西村まさ彦)の名刺が! そこからあれもこれも繋がって、二転三転するうちに翌日の朝を迎えるのでした。


 殺されたタクシー運転手が見事なクズでしたねーw ちょっとした追突を、笑顔で示談に誘っておいて休業補償500万円とゴネる輩。更にはタクシーを拾った木之元に、1億円を要求していたんですよ(タクシー内の通話には要注意……)確かに、ファンド代表木之元には1億ははした金、もっと他の脅しなら、出資者が引く悪評を止めるために支払ったかもしれませんが……余命をバラすぞってw ホラ殺されましたよー。しかも犯行直後に来た別の恐喝相手は、救命せずに立ち去る道理w で、その場所が木之元を親の仇と恨む男の住居もといテント前(事件当時不在w)とは皮肉すぎで、さすが当シリーズ!
 名刺の件では、辞令直後の「主任」な名刺(祝昇進☆)を渡した100余名全員思い出して!と軽くいいつける舞子さん(沢口靖子)ですw ボブがお似合い、美貌ますます冴え渡り惚れちゃうのは分かりますけど~ クールすぎて土居さん可哀想ですよ~。

 そのツンがとうとうデレたのは!
ついに舞子が発砲。『二度目の引鉄』を引いたと聞いた土居さんは、心配だった、少しでも力になりたいと思った、近くにいたいと思った、といつになく真っ直ぐに想いを告げて、いつもの様に向けられた背にも
「何時間でも待ってる!聞こえているよな?」
と呼びかけるんですよ。舞子はそれに応えて、少しだけど振り向いて、うなづいてみせたんですよ~ぉぉぉぉぉぉぉ 苦節10作、「飯でも食わないか」の声の震えも愛しい大告白。そういえば撃てそうで撃たなかった8作目「傷跡」でも、安全装置を解除する舞子の脳裏に響いたのは土居の声だったことを思うと、感無量です(><)
 土居さんはグレイヘアに合わせてタートルネックもジャケットも灰色でアウターが黒ダウン。逆に舞子はインナーが黒でジャケットが灰色と、衣装まで統一感をかもしていましたよ(^^)

 ただその告白を「精一杯の引鉄を引いたんだ」となぞらえてしまうのは、どうなのか。土居さんのサブタイトルにちなんだご高説は恒例で「人は心に引鉄を持っているんだ」「でもそれを引けば破滅してしまう」と言うでしょ。
ただし舞子がその指で引いたのは『人を助ける引鉄』だから別、と言いながら、自分も引鉄引いちゃったら話が違うのではw いいけどw

 その他の筋道あれこれ。
 喘息発作の警官から、銃を奪う犯人。でも喘息の薬を手が届くところに寄せてから逃げるんです。いい人だ…。

 500万円恐喝されていた夫婦(妻:雛形あきこ)、それで相手の男が殺され、家に念書があったらそりゃ配偶者が殺したかと、罪を被ろうとしちゃいますよね。って、なんで二人とも念書大事にしまうのw 破いて燃やせ!ホームのオムツと一緒に捨てちゃえ!

 銃を持って逃走する青年、目立つ緑ジャンパーを脱ぎ捨てて、盗んで着替える機転! 同級生隅田が撃たれたニュースに『今、銃を持って脅せば』と効果的復讐を思いつく企画力&即調達する行動力も含め、10年引きこもってたとは思えません。
幸い、舞子たちの介入で怪我人を出す前に逮捕され、銃もモデルガン。同級生の婚約だって、イジメを知った彼女が幻滅。破談な様でそこそこ復讐出来たじゃないですか……。ここで踏ん切りをつけて、新しい人生を生きてもらいたいです。君なら働けるよ!

 あの富田(松尾諭)がデート! 相手は看護師さん!
でも狙撃事件のために、招集がかかれば即出勤!つい上の空の富田が説明する『総員待機』を理解してくれる聡明な人でした。しかも犯罪と遭遇すれば、富田は通報、彼女は怪我人のケア、ナイスカップルですよ!これは上手く……いかなかったのね(^^;;;;;)

 命令を無視しまくる舞子に、イラつく監察官(徳重聡)
誘拐犯より銃を持った逃亡犯を追え、人質に銃を向けていても撃つな。優先順位の理屈は舞子もわかるでしょうが、目の前の誘拐犯追跡をやめられず、狙撃は外して腕を撃ったんですけど駄目ですか(^^;;;) 結果、どんな厳罰かと思いきや、警視総監賞を申請? もう対外的には全部命令通りで、正しい発砲だったことにすると静かに逆ギレですw というか管理官は舞子にツンデレなの?

 他にまだ廃品回収夫婦もいれば、爆走自転車野郎も雛形あきこの裕福な両親も、ホテル買収も、3時間ドラマだっただけあってめちゃ盛りだくさんでした!シリーズ終わっちゃうんでしょうか(^^;;;)

「アシガールSP」☆☆☆

黒島結菜、痩せた? いや、若君に会えず飲まず食わずな唯ちゃんが、痩せちゃったという役作り?

そんなわけで、戦国時代で幸せになったはずの若君忠清(伊藤健太郎)と唯ちゃん(黒島結菜)だったのですが……。隣国のクマ(加藤諒)が生意気にも若君に弓を引きやがり。国境の城に行ったまま戻らぬ若君を助けるために、婚儀のはずだった日に足軽装束で戦場を駆ける羽目になる唯ちゃん(^^;;;;) しかも、現代から持って行った便利道具の数々は使い切り、壊れと、減っていって心細い限りです。ただ、唯の心意気だけは変わらずに、若君を
「めっちゃ好き!」
その一念で時空を超えて来てるんだもんね!

しかし籠城中の若君は結婚どころでなく、やっと会えた唯にも逃げろというばかり。でも絶対嫁ぎたい唯に根負けし、ついに婚儀がとりおこなわれ(「一生分、抱いてやれ!」と寿ぐ城主にドン引きするところはJKよねw)胸キュンのラブシーンが繰り広げられますが……徹夜で駆けてきた唯の眠気で『一生分』はお預けにw
そして新妻唯ちゃんは、若君の無事を祈りつつタイムマシンのラスト一回で現代に戻り……。

抜け殻に。

更には郷土史の先生(正名僕蔵)が羽木忠清の墓をみつけてくれちゃって……。あれからたった半年で亡くなっているじゃありませんか。しかも自刃って。
これは絶対戻らねば、と詰め寄る先は弟君(下田翔太)
家族みんなで勝手な条件いいまくり、二人移動可能で、エコでクリーンでって(^^;;;;;) 苦しんだ末の解決策は!まさかの、将来の自分に託す☆ タイムマシンができたら、何月何日の何時何分に向けて送ってくれ、って『ずっと持っておく予定』の紙に書いたら、即お届けなんですよw なんて都合のいい。いやでも、引きこもり高校生がタイムマシン発明しちゃった発端がまず無茶なんだから、ありあり☆

早速、ぴゅーんと飛んだ戦国時代では……忠清どのが婿入り??
唯との約束通り、腹を切らずに生き延びて。傀儡クマを牛耳る相賀さま(西村まさ彦)に下僕のように扱われていた筈なのに、いつの間にやら娘の婿にするほど気に入られているとは、さすが若君ですけども、妻は唯ちゃんですからね!! お祝いの踊りに紛れたどたばたの挙句に『月に召される』と称して、衆人環視の中タイムマシンで消えるふたり……! 満月を背景に、素敵な場面でした(^^)

でもまだ終わりじゃない!
現代での、壁ドン、自転車デート(若が自転車で、走るのは唯の方w)、速川家でクリスマス。幸せだけど、やっぱり忠清は戦国に生きるべきだと、またふたりで過去に戻って行ってのハッピーエンドだったのでした。 『月にさらわれた忠清』の史跡も見たかったんですけど~、また忠清が戻ってきたら伝説にならなかったかな?
タイムマシンを使う度、消えていく唯のセリフに緊張感も悲壮感もないのがお約束で楽しかったです(^^) もうどこでも、いつの世でもいいから末長くお幸せに!!

時代劇としてはトンデモとはいえ、時に現代とは常識が違ってシビア。唯はただ命優先で、生きていればいいと思いがちですが戦国武士には命と同じくらいに誇りが大事。城の裏から逃れた羽木の衆も、土地を離れてただ生きているだけではダメなんだという、唯の気づきは大事なところでしたね。
そして西村まさ彦氏演じる、信長の部下の相賀さま!「黙れ、小童!」とは言わないまでも、「真田丸」室賀さまを思い出すネーミング(^^) 忠清との初対面では、馬に乗る台にして足蹴にするなど嫌な奴でしたのに。祝言に乱入した唯を、伝統の演出と言いくるめられたり。目の前で掻き消えたふたりに『月に??』と動揺したりと、憎めない敵役でした!

「SUITS/スーツ」9 ☆☆

西村まさ彦氏ゲスト出演で、初めて視聴w
最近「ラストクリスマス」など、懐かしの織田裕二主演作弊レビューがアクセス増えてたのですが、再放送じゃなかったんですね。旧作ヒロインのゲスト出演で、元カノと再会!と話題になっていたとか。そこで西村雅彦出演といえば「振り返れば奴がいる」、『また、刺されるんじゃないか』とザワザワしてましたよw

さて物語はバディもの。やり手弁護士甲斐(織田裕二)は、若い大輔(中島裕翔)の驚異の記憶力を重宝し、無資格なのに弁護士を詐称させ雇い続けているんですね。太輔くん悩んでいるのに『堂々としてりゃ大丈夫☆』って甲斐先生、軽いわ。

そこに来た、詐称がらみの依頼。
無資格のまま会計士として25年働いていた大河原(西村まさ彦)の解雇通告をお願いしたいと、会計事務所社長の百合(石田ひかり) しかし、他人事と思えない大輔が大河原をかばったせいでまんまとこじれ、不当解雇で訴えると騒がれてしまいます。何故社長本人が言わないんだ?って、こんな風にもめない為でしょうに(^^;;;)
しかし無資格と分かった身辺調査は10年も前。何故今になっての解雇なのか…?

再三『何もするな』と言われても、我慢できない大輔は探偵紛いの大活躍、ついには深夜の某所に忍び込んで警備員に捕まって……。呼び出された甲斐先生と、警察に通報しない代わりにと暗に金銭を要求する警備員とのやりとりは見ものでした。甲斐ときたら、警備員の個人情報のみならず奥さんのことから家庭の経済状況まで把握しまくりw それ以上に、大輔が法を侵してつかんだ情報なんて丸っとご存知だったんですよ。だから動くなと言ったろ、ってさ。どう調査したかは見せずに既になんでも知っている、シャーロックホームズ状態ですよねえ。

要は、裏金作りを知られての厄介払い。甲斐たちが務める法律事務所も、ずっと水増し請求をされていたと分かって、百合を盟友と信じていた所長(鈴木保奈美)も大激怒です。
でも証拠がない……。ので、大輔の超記憶力が大活躍!見てきた書類を、一言一句違わずにタイプしたらそれ、コピーと一緒だから!って、乙と甲がどうしたって小難しい書類を何十枚も書式から句読点まで丸暗記かーい(^^;;;;)
そして実は、大河原もそんな写真記憶の持ち主。大好きな野球を語るのに活躍データをつらつら並べていたのが伏線でしたね。開き直る百合の前で、解雇前に見てしまった書類を暗唱します(横で大輔の口も動いてるw)これだけの能力を持ちながら不遇に育ち、機会を捉えて這い上がったものの、無資格に怯えながら暮らしていたなんて(涙)
でもこれで、元に戻れる……と能天気な大輔ですが、違うからw もうこれで、未練なく第二の人生に。不正を告発されて沈む会計事務所になんか戻らずに、少年野球でスコアラーするんですってよ!(ここ、原作米ドラマのままなんでしょうね。大好きな野球に関われて記憶力を活かせる転職!日本だと無給なイメージなんですけど) そして事情ありげな大輔を『君は本物の弁護士だ』と励まして去る大河原……。

この先大輔はどうするのか。まだ若いんだから、本当に弁護士の資格とってしまえば良くない?しかし、夜間侵入への躊躇なさといい、大輔のためにサクッとID盗んでくる幼馴染嬢といい、前科がありそうなのは問題かもしれません(^^;;;;)

西村ファンとしてはスーツ姿の安定の格好良さを堪能しました。銀髪に銀縁メガネが素敵(^^) 書類を丸暗記した長ゼリフが大変そうといっては萌え、終盤のノーネクタイに萌え。極め付けは、大輔に語りかけるところ……誰かを見上げるなんてレアですよね(><)

「警視庁機動捜査隊216」9 硝子の絆 ☆☆

はい、塩対応~w
前回やっとヒロイン舞子(沢口靖子)をお食事に誘えた土居記者(西村まさ彦) 全くその後が続かない様で、期待持たせた分余計に酷いぞ!と車庫でわめくから丸聞こえw まあチームにはもう周知の仲ですものねえ
「また振られたんですか?(^▽^)」
で済まされてますよ。

今回のテーマは絆……。
離れて暮らす母を捜す、幼い兄妹。援助交際と間違えられる父娘w 娘を轢き殺した車を探しビラを配り続ける母(土居が取材) そして、危篤の父のために勤務を離れる富田(松尾諭)
捜査一課に嫌味を言われつつも「警察官はたくさんいるが、息子はお前ひとり」と、富田を送り出す機捜隊素敵じゃないですか。なので今回は、顔を洗う富田で始まり終わりも顔を洗う富田の……号泣で終わるという、居なかった富田の印象が強い回に! 逆にお決まりだった舞子回想の犯人射殺場面が初めて無しに。前回の遺族取材で一区切りついた、ということなのでしょうか。

事件は、レストラン横で見つかった遺体(勝也)が5年前の強盗犯と分かってのあれこれです。
下っ端警官(青柳尊哉)が、いかにも何かありげに何度もアップになり、本当に何かあったので2時間ドラマはわかりやすいですよね……。その5年前の強盗から逃走時、轢かれて亡くなった女性が婚約者だったとか。←だとすると、記者発表前に母(朝加真由美)にかかってきた『犯人は死んだ』という内部情報を漏らす電話も、ああ警官だったのねとなりそうでなりません。背景にバッティングセンターの音が!と、その横で働く人が電話したとなるわけですが、いやいや警官もそこ勤務範囲! 客かもしれないのに、なぜ経営者にまっすぐ疑いがw まあいいですけどw

もっとすごいミラクルは、舞子が通勤中に触れ合った兄妹のママが、その遺体と揉めていた女だったり。ラブホの前で揉めてた美人局がまた、遺体の舎弟と関係者で……犯人だったりするw 錯綜する関係者が朝から舞子に絡みまくるのは恒例とはいえ、こう来たかと二転三転楽しめました。
そしてこれも恒例の、テーマに沿った土居さんの捨て台詞w「俺たちは、そんな細い絆なわけ~?」最近はスクープ狙ってないから、情報提供することはあっても土居にメリットはあまりないのに毎度の朝の待ち伏せw ご苦労様です!

ラスト目黒分署の屋上から眺める町が、住宅街でおやおや。シリーズ5「まだ見ぬ夜明け」のラストではビルの谷間みたいじゃなかったですか?舞子の心境の変化なのでしょうか。

大きな地震直後で、L字テロップ入り&途中でニュースの入る放送。見ていて落ち着かなかったですわ……。

「スニッファー 嗅覚捜査官」sp ☆☆☆

驚愕、カッコイイ鼻栓の外し方ってあるんだ!!
超人的な嗅覚で探偵業を営む偏屈男華岡を、阿部寛がスタイリッシュに好演です。

部屋の空気をひと嗅ぎするや、報酬の札束のありかを知りw 郵便物に残る昨夜の食事やワインの香りを手掛かりに、パーティの混雑の中から送り主を断定する華岡。いやはや、もの凄い。そりゃ鼻栓も必要ですね。
決め台詞が
『俺の鼻は間違えない!』
うわー連ドラ見ておくんでした。

今回の依頼は、花びらで飾られた遺体。
監禁され衰弱してから刺し殺された、その中年男の遺体を嗅いだ華岡は、遺体を運んだ男の年代や趣味までも鮮やかに推察するのですが……(そんなの証拠能力あるの?) なんとその匂いの主が次の遺体に。以後次々と、前の遺体を運んだ者が次の遺体となって発見されて連続殺人に。かすかに香る謎の化合物は?短くなる監禁時間の意味は?

原因は薬害問題。
殺された中年男たちは皆、某新薬に関わった過去があり、その薬害で妻と胎児を亡くした夫=被害者の会代表佐伯が次々と誘拐していたと。更には新薬を未完成で世に出されてしまった開発者岩渕(松尾スズキ)も協力、被害者の体でテロに使える新炭疽菌を人体実験、ついに完成してしまっていたのでした~!
佐伯が射殺され、事件は解決に見えましたが……岩渕とは旧知の仲で、ありえない場所で彼の残り香を嗅いでしまった華岡が走る! 元凶の元厚生大臣への復讐&大規模テロを、やはり匂いから阻止して華麗に事件は幕を下ろしたのでした。ふぉー。

とても1時間ちょっととは思えない中身の濃さでしたよ。というか、普段の民放2時間ドラマが薄すぎるのね。

香川照之の、捜査運だけはあるらしいダメ刑事小向は可愛かったですね。拘束監禁され、菌も打たれ衰弱、死を覚悟して想い人に電話で告白、のハズが通話相手が母で怒られるわw それで電池切れ、GPS探知ができなくなるわw(犯人も携帯をとりあげないの今時ミラクルよね)それでも被害者の共通点を薬害と見抜いたのは唯一小向(香川照之)だけで、華岡にはそれを告げていたのに、犯人が監禁動画を警察に送るまですっかり忘れられていて
「だって事件に興味ないし」
華岡ひどい(^^;;;)

西村まさ彦氏は、悪の元厚生大臣藤森。
なのにしれっと、飼い殺していた岩渕を事件解決に協力したと表彰して、新開発菌を注射されて七転八倒という見せ場ありありのいい役です。華岡の活躍で命の危機は救われましたが……政治生命の方は絶たれちゃいましたねー。
冒頭の浮気現場写真、奥さんから送られたと華岡につきとめてもらっていたのも藤森だったのですが。なんとその浮気相手が、よーく見ると小向の後任プロファイラ七条刑事(波瑠)!
ずーっと挙動不審だった七条、捜査の漏洩相手は藤森大臣だったんですね。でもビデオ流出も七条のしわざ。出世のためならヒヒ親爺とだって寝てやる、という彼女の覚悟を表現する、その相手に西村さんとは微妙な気持ちになりつつも、波瑠に抱きつかれて写真撮影だなんて役得、ご本人喜んでいそうなのでまあいっか(^^;;;)

嗅覚で捜査といえば「デカワンコ」、でもヒロイン日常生活にはちっとも困っていない都合の良い嗅覚でしたよね。 那州雪絵「超嗅覚探偵NEZ」の主人公は、すぐ犯人扱いされ不遇。 一方の華岡は、どうしてこうも不遜に生きてこられたのでしょうねえ

「BG 身辺警護人」3 ☆☆☆

ワイハー!
今度の依頼人は芸能プロダクション社長坂東(西村まさ彦)です。
社のドル箱タレントかのん(三吉彩花)が失踪、1億円くれたら戻ると言うので、現金を持っていくから警護してほしい旨。しかし待ち合わせ場所は決まっておらずウロウロ。なんとかのんは誘拐されていて、渡すのは身代金……。となると警察に通報案件ですが、イメージを気にする社長は通報を拒否。さらに誘拐が狂言ではと疑う島崎はまたもや、一存で通報を遅らせるのでした。
そして受け渡し現場の橋の上、チームは無事かのんを救出&誘拐犯を逮捕できるのか?

今回やっと斎藤工がBGチームに加わるのですが。
警察じゃありません秘書です、と犯人に言い訳してる立場なのにチンピラの腕を背中で締め上げるとかw バカなのかなw
結局誘拐は狂言で、地元の恋人と切れてなかったかのんが、そいつの計画に協力していたわけですが。彼氏も友人もバカで金を受け取る直前になって、ただの金づるだと罵倒。なんでほんのあと5分、夢みさせてあげられないのかな(^^;;;) 
裏切られた混乱でフラフラと受け渡し場所まできたかのん。もうそのまま連れて帰っちゃえばいいようなものですが。なぜか奴らからネタ写メを奪っておかなくてはいけないと分かってた島崎は、自ら現ナマ(が入ってるとみせかけた)鞄を片手に橋からぶら下がり、鞄を助けようと駆け寄ってきた誘拐犯どもを鮮やかに確保、スマホぶっ壊してやるのでした。警察も来て全員徴収受けますが、人気者かのんちゃんは
「ドッキリかと思って…」
の言い訳が通ってお咎めなし。警察チョロいです(^^;;;)

今回はもちろん、西村さんお目当て。手塩にかけたタレントと身代金の両方を心配するしたたかな芸能プロ社長にニヤニヤしながらの視聴でした。心臓が悪いんだ、とか言っちゃって警備の同情を買おうと小芝居。更に『体調が限界なので、金は秘書が持っていく』と犯人に向けて言わされているときの素人芝居ときたら……! いいもの見させていただきました。

芸能界舐めてたかのんちゃんでしたけど、これをきっかけに関係者に感謝して一皮むけて、いい女優さんになるんじゃないでしょか。そんな彼女の記者会見見ながら
「こういう人の警護すればいいのに……」
って息子くん、お父さんちゃんとそれ、してるから!真面目に守秘義務守ってるから教えてくれませんけどね。

「眩(くらら) ~北斎の娘~」 ☆☆☆

北斎の娘の名が、時代を先取りでくららなのかとw 
娘はお栄。眩は自身も絵描きのお栄が焦がれても手の届かぬ、父親北斎の才能を表しているのですが……。お栄は気づいていません。自分もまた同業者から羨まれるほどの、眩く光を放つ存在であることを。

強烈な我を通し、どれだけ名が売れても鍛錬を怠らずにひたすら絵の上達を願った男、葛飾北斎(長塚京三)
その才を受け継いだお栄(宮崎あおい)は、嫁いでも出戻って北斎の傍で絵を描き続けます。これが息子なら、料理がどうこう言われずに普通に期待されて跡を継いだでしょうにね。それとも親の名に潰されたかな。北斎が中気=脳梗塞で倒れても、お栄がまず考えるのは絵筆を握らせるリハビリ。とんだ父子鷹です。
兄弟弟子だった善次郎(松田龍平)に惹かれつつも、洋画に気付かされた光と影、新しい色を追い続け生涯絵を描き続けるお栄なのでした。

今年大英博物館で開催される北斎展にちなんだという、NHKらしいドラマ化。
日本でも北斎展が各地で開かれるそうで、劇中で感動的に描かれた「富士越龍図」も大阪はあべのハルカスで見られるそうですよ! 善次郎が、お栄と北斎の合作と見抜いた「菊とアブ」「花と蝶」も見られるんでしょうか。

男勝り、身なりもそこそこに絵に没頭するお栄を宮崎あおいが好演しています。まとめ髮から常にほつれ毛がぷらーん、着物も帯も男物みたい……、でも小花柄の襟が覗いていたりと色合わせが素敵で、胡座をかいても大丈夫な股引は今でいうスパッツですから逆に違和感なく、ちょっと真似したい着こなしです。
「お前の絵には色気がない」

が口癖の善次郎は、松田龍平ですからもう色気がだだ漏れでw英泉としてどんな絵を描いたんでしょうね。 他には、北斎とは妙な友情で結ばれ、倒れれば見舞いにきて暴言で励ます滝沢馬琴(野田秀樹)もいい役でしたね

西村さんは、かの代表作「富嶽三十六景」の版元西村屋を演じるというダジャレのようなキャスティングw 出番はほんの一瞬なのですが、売れに売れた「富嶽三十六景」でさぞ儲けただろうなあ、とか。スイカ持たせてくれたりマメねえと、出番はなくとも存在を勝手に感じたりしておりました(^^)


「警視庁機動捜査隊216」8 傷痕 ☆☆

やったー土居さん報われましたね(><)8作目にして初めての、食事のお誘い承諾ですよ!

物語の方も、シリーズ8作目にしての斬新な新視点。加害者のその後の更生、加害者家族の苦悩に焦点があたります。出所者を受け入れる工場での殺人事件、犯人は殺人で服役した男なのか。疑われる男の元妻の行動は?
世間の反応が云々描かれますけどね、正直クリーニング屋の店員なら仕事さえきちんとしてたら私生活なんてどうでもよくない?『あの店のの従業員は殺人犯の元妻』と聞いて店を替えたりしないのですが。少数派なのかなあ。 殺人犯本人となれば、まあ警戒レベル上がるかなあ、タガが外れるときがある人ということですから。でも事故ってこともあるわけで……。
過去をネタに恐喝を繰り返す男と、息子への恐喝を止めさせたかった母親がいて。保険外交員のお母さん(大島蓉子)がいい味出してました!

リンクして土居さんも、あの因縁の<逃走犯威嚇の発砲が遅れ、通りすがりの母親が殺された事件>の加害者遺族を取材。
『刑事に射殺されたことに恨みはない。ただ、せめて殺人犯になる前に殺して欲しかった』
との壮絶なコメントを舞子に伝えるのでした。
うーん、結果論なので早めに撃って亡くなってたら「人殺し~」ぐらい言われていそう。でも終盤に映る記事に書かれた、犯人姉妹の自死は『殺人犯』でなければ起きなかったのかも。そして土居も、11年もかけて落ち着いてきた舞子をこの記事が改めて傷つける可能性を知りながら、それでも世に出すと仁義を切りにきたわけですが。
大丈夫、今夜も銃を構える舞子の脳裏にあの事件がよぎりましたが、職務は無事全うできましたよ。そして30分、引き継ぎの時間を待ってくれたら、朝ごはん一緒に食べてくれるんだそうですよ!
「待つよー!」
シリーズ1が事件4年後だったんだから最低7年越しのお誘い、もう30分ぐらい待ちますよね!

さーてシリーズ次作ではどうでしょう、すっかりいい仲だったりしないかな。塩対応に戻っているのが一番ありそうですw

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