ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

西村まさ彦

「眩(くらら) ~北斎の娘~」 ☆☆☆

北斎の娘の名が、時代を先取りでくららなのかとw 
娘はお栄。眩は自身も絵描きのお栄が焦がれても手の届かぬ、父親北斎の才能を表しているのですが……。お栄は気づいていません。自分もまた同業者から羨まれるほどの、眩く光を放つ存在であることを。

強烈な我を通し、どれだけ名が売れても鍛錬を怠らずにひたすら絵の上達を願った男、葛飾北斎(長塚京三)
その才を受け継いだお栄(宮崎あおい)は、嫁いでも出戻って北斎の傍で絵を描き続けます。これが息子なら、料理がどうこう言われずに普通に期待されて跡を継いだでしょうにね。それとも親の名に潰されたかな。北斎が中気=脳梗塞で倒れても、お栄がまず考えるのは絵筆を握らせるリハビリ。とんだ父子鷹です。
兄弟弟子だった善次郎(松田龍平)に惹かれつつも、洋画に気付かされた光と影、新しい色を追い続け生涯絵を描き続けるお栄なのでした。

今年大英博物館で開催される北斎展にちなんだという、NHKらしいドラマ化。
日本でも北斎展が各地で開かれるそうで、劇中で感動的に描かれた「富士越龍図」も大阪はあべのハルカスで見られるそうですよ! 善次郎が、お栄と北斎の合作と見抜いた「菊とアブ」「花と蝶」も見られるんでしょうか。

男勝り、身なりもそこそこに絵に没頭するお栄を宮崎あおいが好演しています。まとめ髮から常にほつれ毛がぷらーん、着物も帯も男物みたい……、でも小花柄の襟が覗いていたりと色合わせが素敵で、胡座をかいても大丈夫な股引は今でいうスパッツですから逆に違和感なく、ちょっと真似したい着こなしです。
「お前の絵には色気がない」

が口癖の善次郎は、松田龍平ですからもう色気がだだ漏れでw英泉としてどんな絵を描いたんでしょうね。 他には、北斎とは妙な友情で結ばれ、倒れれば見舞いにきて暴言で励ます滝沢馬琴(野田秀樹)もいい役でしたね

西村さんは、かの代表作「富嶽三十六景」の版元西村屋を演じるというダジャレのようなキャスティングw 出番はほんの一瞬なのですが、売れに売れた「富嶽三十六景」でさぞ儲けただろうなあ、とか。スイカ持たせてくれたりマメねえと、出番はなくとも存在を勝手に感じたりしておりました(^^)


「警視庁機動捜査隊216」8 傷痕 ☆☆

やったー土居さん報われましたね(><)8作目にして初めての、食事のお誘い承諾ですよ!

物語の方も、シリーズ8作目にしての斬新な新視点。加害者のその後の更生、加害者家族の苦悩に焦点があたります。出所者を受け入れる工場での殺人事件、犯人は殺人で服役した男なのか。疑われる男の元妻の行動は?
世間の反応が云々描かれますけどね、正直クリーニング屋の店員なら仕事さえきちんとしてたら私生活なんてどうでもよくない?『あの店のの従業員は殺人犯の元妻』と聞いて店を替えたりしないのですが。少数派なのかなあ。 殺人犯本人となれば、まあ警戒レベル上がるかなあ、タガが外れるときがある人ということですから。でも事故ってこともあるわけで……。
過去をネタに恐喝を繰り返す男と、息子への恐喝を止めさせたかった母親がいて。保険外交員のお母さん(大島蓉子)がいい味出してました!

リンクして土居さんも、あの因縁の<逃走犯威嚇の発砲が遅れ、通りすがりの母親が殺された事件>の加害者遺族を取材。
『刑事に射殺されたことに恨みはない。ただ、せめて殺人犯になる前に殺して欲しかった』
との壮絶なコメントを舞子に伝えるのでした。
うーん、結果論なので早めに撃って亡くなってたら「人殺し~」ぐらい言われていそう。でも終盤に映る記事に書かれた、犯人姉妹の自死は『殺人犯』でなければ起きなかったのかも。そして土居も、11年もかけて落ち着いてきた舞子をこの記事が改めて傷つける可能性を知りながら、それでも世に出すと仁義を切りにきたわけですが。
大丈夫、今夜も銃を構える舞子の脳裏にあの事件がよぎりましたが、職務は無事全うできましたよ。そして30分、引き継ぎの時間を待ってくれたら、朝ごはん一緒に食べてくれるんだそうですよ!
「待つよー!」
シリーズ1が事件4年後だったんだから最低7年越しのお誘い、もう30分ぐらい待ちますよね!

さーてシリーズ次作ではどうでしょう、すっかりいい仲だったりしないかな。塩対応に戻っているのが一番ありそうですw

「悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語」~最終回 ☆☆☆

♪教えてよパパ、教えてよママ♪
そうそう、どっちが先に好きと言ったのかとか、プロポーズの言葉とか、両親の恋愛話を女の子は好きですよねえ。でも親が決める縁組が当たり前の時代に、恋愛結婚を前提の歌って相当斬新なのでしょう。

悦子をはさんで本当の親子のように、3人でいる時間に幸せを感じていた碌太郎。でも年の差もあり定収はなし。親が進めた縁談を告げる鏡子に、それはいいと祝いの言葉を述べるのですが……どんどんとどれだけ一緒に居たいのかという内心の吐露にw 制約が多い時代だからこその名場面でしたよね。あともうちょっと、二人きりで居られたらどうにかなったのにw
モヤモヤしたまま返された鏡子さんは、縁談を蹴って碌太郎の元へ駆け戻るも不在。悦ちゃんとはハッキリとママになる約束をして、善は急げと碌太郎を追うのですが。

くだんのご令嬢もいるパーティで揉めて会えず、なんと碌太郎は大怪我で入院する羽目に。なのに悦子と鏡子には、碌太郎は失踪と告げる伯母さん。お前たちが恥をかかせたせいだーって、そんなぁ。

でも逆に失踪と聞いていたせいで、例の作曲家が「パパママソング」を悦子にTV生放送で歌わせようと持って来た時に、碌太郎が聞いたら戻ってくる!と快諾したわけだし。保護者の承諾は
「なんでここ(碌太郎宅)に?」
と元ストーカーに聞かれて
「け、結婚しましたから!」
と言い訳した鏡子さんが『母』ってことになってるからオッケーなワケだしw 弱った碌太郎を小うるさい悦子と離してご令嬢に看病させて、あわよくば~と狙った伯母さんの目論見が裏目に出てスカッとしましたね! そして勿論、放送を見た碌太郎は怪我を押して病院を飛び出し、放送局に駆けつけ、今度こそ正しく愛を告げるのです! じゃーん!

その後「パパママソング」は大ヒット!
……とはいかずw そこそこだそうですが、家族3人幸せならいいよね。

義父指久と碌太郎の仲も悪くないし、悦子も生意気に「指久」呼ばわり(コラ!)でも可愛がってもらってます。親の選んだ相手じゃなくてもヘソ曲げず、鏡子の望みを一番に碌太郎に頭下げられるとは、昭和の頑固オヤジもなかなか愛情深く描かれていて、演じる西村さん贔屓としてはうれしい限りでした(^^)

お嬢さんと作曲家も運命の出会いw お似合いです!


「悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語」1~6 ☆☆☆

楽しく見ています。

やもめの碌太郎(ユースケサンタマリア)が、お母さんがほしい小五の娘えっちゃん(平尾菜々花)に振り回されながらも作詞家として頑張る話。
一曲当てたこともある作詞家碌さん大卒、時々米代に困るものの庭付き一戸建て暮らしで通いの婆やがいて、実家は経営者と、実質高等遊民ですw 悦子の先生とデートしたり、箱入りお嬢様(石田ニコル)に本気で惚れられたり、とかいいつつ芸者(安藤玉恵)の接吻跡つけて見合いに現れたりと女慣れも十分なわけでw 若いデパートガールの鏡子さん(門脇麦)とだってありですよね、うん。

レコード会社専属になり喜ぶ碌太郎ですが、悦子と考えた「パパママソング」は跡形もなく変えられて「チチハハソング」に! その上専属自体も私の縁故、と告げる見合い相手に不快をあらわにするのですが「愛している」からと力説を返されて頭を抱え……そこを女中にきてる鏡子さんも聞いているという地獄絵図w まだ全然色恋じゃない鏡子さんとの仲が始まらないじゃないですか(^^;;;)

「パパママソング」の方は、悦子の声をメモした作曲家夢月がどうにかしてくれそうなので、自然興味は恋愛の方に行きますよーん

でも一番楽しいのはやはり昭和の風物です。
子供の服は、デパートで布地を買って!別で仕立てに出す!
家出した悦子を探しまわって帰宅した碌太郎が、玄関でがっくり……となる前に移ったのは大きな石。……石? 本来は『悦子の靴がない=まだ帰ってない』画面なのですが、マンションのバリアフリー玄関に既に慣れた目には石が目立ってw もう沓脱ぎ石なんて何年も見ていません、段差が大きな昔の玄関には補助に石が置いてあるものだったんですよ。
最後にどこで見たっけ?取り壊した富山のおばあちゃんの家にもあったっけ?懐かしさに思わず家族に録画を見せるも、旦那ですらまずは「石?」でしたからw そのうちこんなカットも入らなくなるんでしょうねえ。

ところで視聴の目当ては西村さん、改名して西村まさ彦さんですね。
鏡子の父親で、昔気質の指物職人。娘に縁談をもってきて手柄顔。横恋慕男が見合いに乱入すると、なぜか娘が悪者で「勘当だ!」と騒ぐ関白オヤジです。それでも、と縁談が続くと今度はニヤニヤ、後妻さんに「お前から言ってやれ」となんども言うくせに、その度「お前に惚れたんだって!」「守ってやろうと思ったんだって!」と結局全部言っちゃうお茶目さんw しかし後妻さん、自分はそんな自由恋愛じゃなかったから羨ましいわぁだそうですよ。それでもお相手がダンディ西村さんなら御の字じゃないですか(><) って、そういう話じゃないからw

石田ニコルのお嬢様を早見あかりだと思っていました。声も似てますよね……w

「警視庁機動捜査隊216」7  悪意の果て ☆☆☆

シーズン7作目にして、西村さん改名後「西村まさ彦」名義で放映される、多分第1作目。 例によって、機動捜査隊が朝から出会うあんな事件こんな事件錯綜する24時間を追います。
駐車場でネイリストが殺され、またその近所で酔っ払いが鉄パイプを振り回す。逃げ惑う母娘連れの、出稼ぎ中の旦那は傷害事件を起こし逃走。家族に会いに来るはずと新潟から追ってきた刑事が管内をうろうろし、駐車場警備員は痴呆の妻を病院から連れ出し、ネイリストに予約を入れていたモデル真奈美(矢田亜希子)の夫は浮気していて……。

そんな今回の合言葉は「ネットの闇」。
冒頭から街角でおばあさんが倒れ、ヒロイン舞子(沢口靖子)が介抱しても周囲は
『倒れたよ』
『大丈夫かな』
とツイートするのに忙しく、救急車さえ言われてやっと呼ぶ始末。これ、ちょっと前なら誰も立ち止まらずに亡くなったりする無関心の方を問題視されたでしょうに、今時はこうですか。
更に、殺されたネイリスト瑠璃子(冨樫真)は人気ブロガーで、優雅な嘘セレブライフを発信しながら現実には、せちがらいクレームや恐喝を繰り返していた事実が浮かび上がります。こっちで居酒屋を潰し、あっちで小金をせしめ……。そのうち全能感を持ってしまったのでしょうか、借金を申し込んできた真犯人への罵りがエスカレート、殺されるに至るわけですよ。キチガイ演技が凄すぎてあまり可哀想に思えなかったのですが、たった半年前までは優しい普通の人だったそうですから……舞子が最後看破するように、夫の不貞が彼女を変えてしまったのでしょうね。
瑠璃子の夫(林泰文)、実は酔っ払いが暴れたきっかけがこいつのタバコポイ捨てだと何度も回想され、大人しそうだけどいい人ではなさげに印象つく演出がナイスでした。また、逃げ惑う間に幼女が証拠品を拾うのですが、その品が子供が持っていればおもちゃに見え、大人が持てば高価な可能性もなくはないというギリギリなデザインで、選んできた持ち道具さんGJ。
他にも、瑠璃子の偽セレブライフのネタ元は真奈美なわけですが、真奈美のSNSは海外旅行も高級店もでてこない地味なもの。本物の金持ちは妬まれないように庶民的にしてる…とあってナルホドw 老夫婦を追う時も、車椅子は舗装してない道は行かれない、とネコさん(赤井英和)の介護体験が生きるセリフが良かったです。
また、逃亡旦那の事件は最終的にはネイリスト殺しから浮いていましたが、それでも追う刑事が実は『逃亡先で捕まるより、地元で自主の方が罪が軽い』と、事情ある加害者の方に思いやりを見せていたり。強面警察官が奥さん働くパン屋に現れ、ああ旦那の事件で聞き込みが……と思わせておいて、事情を聞かれるのはパン屋の主人(住田隆)、実は瑠璃子に恐喝されていて……という場面もちょっと笑えて、今回なかなか良い翻弄され具合の一作でした。
しかし『ネットの悪評で客足が落ちる』ってドラマでよくありますけど、ひとりの書き込みでそこまでの力ありませんよね。

捜査一課の若造がやたら嫌な奴に描かれていますが、その上は好人物。例の<舞子のミスで通行人死亡>事件の時に舞子の上司だった人物で、舞子に捜査一課復帰を誘いますが……
『わたしは、街を守ります』
まだまだこのシリーズ続きそうですね。

コミックリリーフ土居さん(西村まさ彦)は、今回も舞子のための便利屋さんw 人気ブログ取材で知った瑠璃子の情報も提供したし、真奈美のブログも見せてヒントあげたのに、冷たくあしらわれて「ちぇー」と可愛く拗ねてましたよ。 待ち伏せられて出くわすたび、ネコさんが気を使ってそっと席を外すのがもう笑いどころです。 そして事件解決の朝、ネットも文字も道具で使い方次第、といい感じにまとめておいて、じゃあ朝食食べに行こう! 近くに良い店が…とネットで検索w  さっそくネット功罪の功の方を披露なのでした。
お後がよろしいようで……(^^)


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ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

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