でもこんな真っ向勝負の人だからこそ、巻き戻ったということなのかな?
卒業式の日、突き落とされた教師九条里奈(松岡茉優)は、死の直前に犯人の腕のクラスリボンを目にして確信する。担任クラスの生徒だと。
そこで時間が巻き戻り、気がつけば春の始業式。
この中の誰かに殺された、と知りながら
「寄り添う、なんでもする、絶対に逃げない」
と宣言した九条先生は、生徒の学費50万円まで請われるままに渡してしまう。
ロッカー渡し!せめて借用書〜と思ったら、そもそも学費にせず豪遊しているところに居合わせて返却になりましたけども。
記憶の彼は、学費不足で転校していたわけで。
「寄り添う、だなんて簡単に言うな」
と罵倒してきた真面目な女生徒鵜久森(芦田愛菜)は……イジメで自殺する未来かー! 葬式の日付まで覚えている九条先生は、確信を持って「話してくれ」と迫るも本人はダンマリ。なのに、チクったと始まる吊し上げ。
お洒落な陽キャの主犯たち、他に楽しいことないんか〜い!
しかし教室に現れた九条先生は
「なんでもする」
の極意を発揮! 盗聴器でも山ほどの隠しカメラでもなんでも仕込むってことでもあったのねえええ!
イジメ側の改心はまだにしろ、されてた側の吐露は無事にすみ自殺だけは回避できたのかな?
でもそうなるとこの先の未来が変わって避けにくくなったりしませんか。
例えば、先生の離婚はどうなる?(ちなみに夫は松下洸平です)
「3年A組」といい、良い教師は死にかけの教師だけ、なのかなあ…。
続きが気になるけれど確実に胸くそ悪いので、自分が元気じゃないと観られませんねえ。