ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

緒形直人

「世界の中心で、愛をさけぶ」10、最終話 ☆☆☆☆

 「がんばって」

 アキの絵本。ああ・・・コレをきちんと受け取っていたら。灰をまけていたら。葬儀に参列できていたら。死に目に立ち会えたら。 こんなにも長く現実から目を背け続けることもなかったのかもしれないのに。
 でも、浮上しつつあるその時にアキのお父さんにきちんと会えて「もう充分だ」と言ってもらえたことはとても大事だったかも。・・・自分でも薄れつつある娘の記憶を、抱いてくれた人がいたことを知ったお父さんにとっても。

 いやー、泣いちゃいました。
 死ぬのは分かっているので気が進まなくてビデオ溜めていて。でも結局この見方は正解だったようです。最後、幸せそうに生活する朔やその後のみんなの姿や・・・・一番幸せだった時のアキと朔を見て終わりに出来たので。  ああ、思い出すと鼻水が。

 実は、恋物語、として見るには気持ちが寄り添えません。
あまりに完璧なアキ。取り乱したのなんてホンの一瞬。先生に、友人に、お別れの言葉を残して笑って死んでいくなんて!旅支度の為に朔が忍び込んだアキの部屋の、なんと整然と整っていることか!
 空港でだって、『あー、車椅子が借りられるのに朔』とイライラ見ていましたが、あそこまで体力消耗しちゃったのが「朔に迷惑かけられない」からって この重病人が!!

 でも、2人をとりまく両親同士のやりとりなどに泣けちゃうんですよ?。

 結婚衣装の写真を、アキの祖父母も欲しいという。
そうだよね、朔に大好きなおじいちゃんがいたように、アキにだって親戚がいて、可愛がられて育っているんです。朔だってアキを愛しているだろうけど、それとは違う愛がもっと長く続いてきた愛があちらこちらにあるんです。
 人が死ぬと、周りの人間は哀しい。恋人や友人だけじゃなく親や親戚も哀しい。
 このあったりまえのコト、でも原作ではポッカリ欠けていコトがきちんと描かれていて、ぐっとドラマに集中できました。

 そりゃ主人公は朔で、彼が廃人から回復していくのは嬉しかったのですが、やっぱりどんなに泣いても悲惨でも「自分のために泣いているだけ」という朔パパの言葉は的を射ていると思ってしまいます。
 きみは東京に逃げたじゃない。
 でも、アキの御両親は、娘が好きだったクリームコロッケを、その娘が居なくなっても2人きりで食べ続け、カーテンも家具もそのままに娘の居なくなった家に住み続けていたのよ。

 ・・・これってババ臭い見方なのかしら・・・。

 話数を確認するために公式サイトを覗いてビックリ。
来週またスペシャルがあるんですって?えええ〜、そういうのは要らないよ。先週泣いた自分がハズカシくなっちゃうじゃない。

「世界の中心で、愛をさけぶ」8 ☆☆☆

 やったー!プロポーズだ〜!!過去も現在も。

・・・あ、現在は「一緒に家族写真」なだけ?
でも、そういう意味もありだよね??
男女の性愛よりも「家族」に比重の大きい結婚というものも、あるのかなとフレームの中の3人をみていて思いました。
『幸せにしてあげる、幸せにしてくれる誰かと一緒』なことで、生きていける。

 冒頭、しれっと『死のうとした』と彼女に告げる現在の朔。
そんなのも含めて、今回初めて現在の朔の描写をいいと思いました。もっと見ていたいなって。・・・やっと、トンネルを抜けてきたからかな。

 全てを諦め始めた恋人達と、再生を始めた17年後の朔と。
先週も書いたけど、過去と現在が差し引き釣り合っていてなんとかつらくなく見られるンだと思うので、構成に万歳!

 それでもね。最後、ウェディングドレスのアキと朔ちゃんの写真で殴られたように泣いてしまいた。あれは反則だよー。

 それから、朔のために自分から別れたと母親と話すアキ。
「死」を知った年頃の小さい子は、「お母さん死んじゃうの?」「お婆ちゃん死んじゃいやよ」と勝手に泣くモノですが・・・自分は死なないつもりの涙なんだよね。
 なのに、こんなに若い、幼い娘が死を意識して泣いている。母親はたまらないだろうと思うともう、泣けて泣けて。

「世界の中心で、愛をさけぶ」7 ☆☆☆

「ああ、死んでくれ」 ってお父さん(^^;;;)
「まだ死んでなかったのか」ってお父さん(><;;;)

 ウソがつけなくて要領の悪い朔に、本当の病名教えたの自分じゃないですか!!

 泣きたくてもすぐ泣けないアキと、影で泣いて泣いてついに笑えるようになっちゃうまで我慢するお母さんと。そっくりで、だからお互いに泥沼にはまっていく感じ。
 だからこそ、全然違う朔や、朔の家族に惹かれる様子も丁寧に描かれていて団らんに泣けました。
 朔のお母さん、怖いよ凄いよ素敵だよっ
(朔には「動物だ」なんて非道いこと言われてますけど)
 当時の白血病のイメージって即、死に至る病だったんだなって思い出しました。そして、普通なら隠すショックをあらわにして自分のために泣いてくれる人。この正直さが、おためごかしの笑顔よりも必要な時もあるのかなって。

「どうして笑えるんですか」
って、朔がアキの母に聞いたことを、白血病の青年にアキが訪ねる。
「失って初めて得るものがある」
と青年が答え、アキが朔に語り、17年後の朔が悟る。この辺も出来すぎながらやはり心を打たれました。

 バツのついた医学書。我が家にもあるわ。深刻な項目と、それはそれで病気だけど隣に比べればましだと思える項目、並んでいるんだよね。あいうえお順にして離して載せて欲しいとか、用途に従うと無茶なことを考えたりしたものです。

 もう何をどう頑張ってもアキは死ぬのですが。
そしてどん底に落ちていく朔を時系列を追って描くのではなく、落ちていく前に現代での赦し再生の兆しを見せてくれているので救われます。

(それにしても!エビの背わた取りもしたことない娘って、どうよ? この点でアキのお母さん大減点。完璧すぎて娘に手伝わせられない母??それとも料理は全部冷凍??)

「世界の中心で、愛をさけぶ」5,6 ☆☆☆

 のんびりとハッピーだった無人島。
なんの野望も目標もない、でも結婚だけはする気満々の朔に
『アキが生きてたら、絶対捨てられてたよね・・・・』
などと笑って見ていられた先週は幸せでした。

 今週、残されたテープを聴きながら。
「こんな男(自分)にしか出会う機会がなかった」と、自虐で彼女の夭逝を嘆かれちゃツッコミ様がないですよ。

 白血病を「再生不良性貧血」と偽られたまま、夏休み終わっても入院のアキ。本人が例によって”頑張って”治ろうとしているから見ていて辛くて。
 そして御両親も不憫で。

「ボクに何か出来ることがあれば」という朔に、声を荒げるお母さん。「何か」があるなら自分が真っ先にしている!!・・・・んだよね。
 そして、「君は悪くないけれど、だからこそ君を憎まないと立っていられない」などと淡々と非道いことをいうお父さん。アキの病名も即答だったしね!

 朔も自分を責めているけど、親にしたらそんなここ数ヶ月のことなんか へ でもなく、そんな身体に生んでしまっただの、かんだの悩みぬくわけで、なのに当の娘は朔にばっかり会いたがる。
 そして、「あちらの御両親に申し訳ない」という朔の両親。
 この辺、当然で必然で、なのに原作には欠けていた視点で、とてもいい感じにドラマをふくらませてくれたと思います。うん。

 ロミジュリが相撲部ホモになっちゃったのはつまんなーいんですが、学芸会だからそんなものかしら。でも、それを病室で、しかも御両親居合わせるままアキに見せるのはたまりませんでした(^^;;;)新手の拷問かもっ  お父さん途中で席立っちゃうし(><;;;)

「世界の中心で、愛をさけぶ」4 ☆☆☆

 相変わらず泣かせるわ。そして・・・東京って遠いんだ?
6大学に入れなくちゃ住めなくて、友達を裏切らないと行かれないほど遠いんだね?アキを失った朔ちゃんが17年間いた街は。

 周囲公認の2人がかゆくなるほどイチャイチャなのも可愛いし、大事な試合に出そこなって2人きりでタイムを取るまでの経緯もなめらか。まったく本当に安心して見ていられます。

 ただ、個人的には「骨を播きにきた」だの「ずっと持ってる」だのまで親先生公認というのはいただけないです。
 ひっそりと持っていて欲しかったし・・・・周囲も、
”17年も経っているなら、昔の恋にちなむものなんて捨てちゃってるよね?”
ってスタンスでいて欲しかったです。心の奥底がどうあれ。

 それとも。乗り捨てた自転車が取られない町では時間はやっぱり止まったままなのかな。

(半端に都会だった埼玉育ちの当方には、こういう田舎の描かれ方はもうファンタジーの域。)

「世界の中心で、愛をさけぶ」3 ☆☆☆☆

クローバークローバークローバー
 現実・・・というか未来の朔と、過去・・・というか物語の中心の朔との切り替わりにちょっと動揺。
 でも、アキがどんなに(あり得ないほど)イイ子かと見せつけられ、また大好きだったお爺ちゃんの死後すぐに泣けない朔の姿に、これなら長引いちゃっても仕方がないのかと思ってきたりして・・・・。

 どの場面をとっても、みどり美しくセミの声が郷愁をそそり、日本って美しいと思います。そして青春は美しい。

 子供を連れて現れた、17年後の第2のアキさん。
お母さんがその子を「朔との・・・・?」なんて訊ねる場面が悲しくも優しかったです。
「あの子はずっと独りだと思ってたから」

 そういえば。
お爺ちゃんの死に涙する朔を、抱き留めるのはもうお母さんじゃなくてアキなんだよね。ある年齢を超えたら、もう親はどんなに子を思ってもその傷を癒す力にはなれないのかしら・・・・・。
 親って哀しいなぁ。

 娘の勉強部屋に顔を出して、とんちんかんなコトを言って去る三浦友和も。
親って哀しい。
クローバークローバークローバー

「世界の中心で、愛をさけぶ」2 ☆☆☆☆

 やられたーっ
 
 青春に泣かされ、じいちゃんに泣かされ。

 コロッケパンで紫陽花で、図書室のちゅーですよ!!
「俺は心が狭いんだ」
と、若者の独占欲で声ひっくりがえしてる朔の可愛いことっ!! アキもきらきら輝いているわよっ。
廊下で痴話喧嘩して、校内中で噂じゃないんですか?女子校出身なもので、あの辺の甘酸っぱい居心地の悪さは懐かしいというよりも、羨ましいのかも。
 
 自分に自信がなくて、つきあってるのか自信がなくて、相手が何考えてるのか自信がなくて、ただただ毎日アキを好きになっていく朔。
 そんな朔に「嫌いにならないで」と泣くアキ。
「頑張らないでいいって言われたの初めて」だなんて(涙)

 この先、夭逝すると知っているから尚辛いですよね。厳しく育てている三浦パパは、病気が分かったとき激しく後悔するんだろうなぁ・・・・。

 でも、いくら素晴らしい恋をしちゃったからって17年もそれに捕らわれっぱなしってどうかなとは思うのですが・・・・とりあえず散骨の場所を考えたりと、前向きになってきたのかな。

 原作があんなにどうでもよかったのに、映像にはしてやられています。

「世界の中心で、愛をさけぶ」1 ☆☆☆

 うわー、しまった、これも見たら面白かった(^^;;;)

 原作を読んで、正直琴線に何も触れなかったわけですが・・・映像&演出が入ると違いますねー。
例えば投書。
 病名のところで絶妙に雑音が入りました(笑) ナイス。
例えば役者。
 ”ガムのおもちゃにひっかかる””いつも鍵がない”そんなもさっとした山田君、ナイス!!
ヒロインの綾瀬なんとかも可愛いじゃん。

 ラジオを聴いて翌日怒るところに周囲の反応をいれたのも納得いったし、ハガキを書くところを見ていた・・・という告白の伏線にもなっていましたよね。

 その山田君が成長して、現代の緒形直人になってまで泣いたりしていると(「幸せの王子」思い出しちゃいましたよ)ひきまくりなので・・・・・現代話が多くなってきたら見続ける自信がないのですが。
 とりあえず今週は面白かったでーす。
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ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

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