ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

竹内涼真

「テセウスの船」~最終回 ☆☆

 もう元と同じかわからなくなってしまった「テセウスの船」は、事件でなく心さんのことだったんですね…orz

 最終回も案の定文句タラタラで観てましたw 酷いw
 差し入れの本に「家族皆殺し」の暗号って~佐野文吾(鈴木亮平)でも気づく雑な暗号をスルーして与える小藪刑事もダメですが、
「私が犯人です」
って自白したら世間から家族がどう見られるのか、分かってない文吾にがっかりだよ! 心さん(竹内涼真)何のために過去に来たんだよ! ←こう書いちゃうとまるで狙い通りタイムスリップしたみたいですけど、偶然ですから! なのにこの音臼村、やたらタイムスリップに寛容じゃないですか。なんと文吾を刺した真犯人まで「文吾と心先生は親子だろ」と異常設定を受け入れていて大爆笑w  もうこれ、音臼村周辺では普通に時間旅行頻発してて、河童並みに語り継がれてますよね。霧の日に見慣れない服装の人が歩いてたら親切にしてやれ、とか言われて子供たち育ってますよね。文吾が心さんの正体を、奥さん(榮倉奈々)には頑なに告げなかったのって奥さんはよそ者だったからでは(いや、文吾だって音臼村には赴任しただけで育ってはいないかもですが)

 さておき、ミキオがぜーんぶ分かりやすく喋ってくれた事件の真相。を、録音した機器は令和元年製品でしょ。再生してハイ犯人!ってだけ? 平成元年にはあり得ない小ささを誰も気にしないの?記憶媒体テープじゃなくきっとSDカードだよ?気にならない?

 もうホントSFとしてはダメダメでダメ過ぎて、悲しくなるほど。

失踪=真犯人か?と一瞬ミスリードされた校長先生は、単に息子が恋しくなって会いに行っただけ!だって文吾と心を見ているとまるで親子のようで。ってさー。文吾には実子も3人もいるというのに? 肉体年齢10歳違わない2人にそこは「兄弟のよう」でないと可笑しいでしょうに。

あと、佐野家が今更思い出した心さん来訪理由「父親を探す」!「見つかったの?」と聞いて、うなづかれたら次は「誰?」じゃないの?こんな小さな村でw  もうツッコミどころがありすぎるー。

 でもドラマとしてはきっちり毎回泣かせどころがあって
「俺は家族が大事だー」
「お父さんを信じる!」
等と異論の出る隙もないことを、感動的な主題歌に乗せてお送りするので何かいいもの見たような気がしてしまうという罠。 最終回では、佐野家タイムカプセルから文吾の「家族への手紙」を掘り起こし、その家族愛溢れる内容に、一時とはいえ文吾を疑ったことを後悔する家族…。「お父さんゴメンなさい~」って子役の演技に泣けましたよねえ。
…なんで妻でなく他人の心さんが読み上げてるんだって気づくと涙引っ込みますけど!

 真犯人が、心さんと同じように「人殺しの子」と後ろ指さされて育ち、捜査した文吾は幸せに暮らしやがって、と逆恨みした設定は、皮肉で成る程でした。ただ終盤5分にセリフだけで全部言われて。妹いたことも唐突で。ベテランが演じても難しいだろう場面を、ドラマ初出演の芸人さんに任せるとは無謀な。原作と犯人変えたそうなので、配役した時にはまだ犯人決まってなかった疑いがw

 さてラストは30年後、無事犯人にならずに初老を迎えた文吾を囲む一家団欒。子供達はそれぞれに伴侶を迎え…(成長したイガグリ兄が澤部で、話題をさらっていましたけどねw 芸人キャスティングしすぎ~)思い出の中の心さんそっくりに成長した「息子の心」は、上野樹里な嫁を迎えて。その名前が、結婚指輪に刻まれた人と同じなことを文吾だけが知っているのです。
えーっと、その妻が父親を信じろと言ってくれたことは文吾も聞いていましたっけ。でも、出産で死んだことや、赤ちゃんの名前は? それこそ平成元年の心さんが今際の際に言い残したのなら、時間旅行の渦に飲み込まれて可哀想ですし、これから奥さんが亡くなるだろうとただ1人予見してしまう文吾の心情たるや、ですが。だったら逆に胎児に遺児の名を提案しちゃダメダメ~! 

 てか、その「息子の心」がいかに異常に過去の心さんに似ているのか、ひっそりと確認するためにも当時の写真が一枚は残っているべきでない? せっかく過去に持ち運んだ新聞記事スクラップも早々に捨てたまま、犯人たちが拾ってどうしたのかも語られず(配信見ろとかやめてね)全く気が利かないというか。
 せっかく放映日にリアルタイムで観たのに、自分の中で消化するのに随分かかりましたw このダメさが原作由来なのか、どうなのか。うっかり読みたくなってしまっている今日この頃です…。くううう。

「テセウスの船」7、8 ☆☆

 ほんと捜査に向いていないわ、この親子。

 気持ちがまっすぐで、嘘がつけない。
そう書くと長所なんですけども。小学生相手でも、怪しいと思ったら渋面で問い詰めて胸ぐら掴む勢いw 挙句に泣かれて、周囲から責められる間に、容疑者みきおはフリーに。事件を起こさない、という大目的を考えたら一番やっちゃいけないことなのにさ。ちょっと気が利けばまずは笑顔で近づいて、褒めて喋らせて何かつかもうとするものでしょうに。
それと、父親逮捕を避けるためにも肝心なのは、保身です。常に第三者に見られる場所にいて、後から犯人扱いされないように振る舞わなくちゃなんですよ。なのに、どうして裏に裏に行くのー。それでいて、何とか汁の子供達の分は別鍋という情報すらご存知ないorz  中止中止と無策で騒ぐより、がっつり準備に関わって人の配置やタイムスケジュールを把握しておく方が大事だったんですよ! しっかりして!

 心がいったん消えていたことを
「未来に戻っちゃったかと思ったーw」
と実に素直に受け入れて、また未来から来てくれたと喜ぶ父。心が綺麗すぎてw  えーっとその間にユースケサンタマリア刑事がどうなったのか、未来で聞いた翼彼女の証言だと犯人に殺されていて、それもみきおってこと無いだろうと思うのにそこ、触れられてませんよね?え、私気絶してました?
で、自分はあっさり受け入れたことを妻には頑なに告げずに「とにかく村を出ろ」一点張りの文吾orz   ユースケサンタマリア刑事には言ったし、しかも信じてくれたのに? 「殺人犯になる」の部分だけぼかして伝えればいいんじゃ無いのよ、そういう腹芸確かに向いてなさそうですけどね!

 村を出ようとした佐野母子が逆に捕まり監禁されて。ますます、みきおの単独犯行は無理ゲーになりました。いや最初から共犯者の存在は考えようよ、小学生相手なのに。  
そして何度やらかしたら学ぶのか、1人で犯人に会いに行き捕まる文吾orz  警戒心の薄いこと…。
その文吾の行き先を、メモの筆圧痕跡から探ろうと鉛筆横にして擦る心。うわーシャーペン主流の平成生まれと思えない。しかも、遺留品をすぐ素手で掴む男が。てっきり、父の影響で警察もの推理ものから遠ざけられて育って捜査のイロハもご存知ない奴と思っていたので、躊躇ない鉛筆さばきにびっくりしましたよw 名探偵コナンは見てたのか? 青酸カリ舐めて確かめないでよ!


 さて真犯人は。演出上、今いちばん怪しいのは仲本工事の息子(霜降り明星せいや)かな。今野とせいやで並んで話す場面などあって、そう言えば芸人率の高いドラマだなと思ったり。で、文吾を恨んでの犯行?何しちゃってたんでしょうね、文吾。そしてみきおは鈴ちゃん狙い?

 こうなったら最後まで見ますけどもー。

「テセウスの船」5、6☆☆

 ほら死んだorz
そして皆タイムスリップに理解がありすぎて驚愕w

 証言を申し出た松尾さん(芦名星)の死までは、ああ殺される~とハラハラ見ていましたが、その後続いた人死にには驚くよりも頭が痛かったです。心、迂闊すぎ。 殺人犯の息子として、自分が疑われる!と怯えてしまう心理はわかりますが、だったら常に目撃者を連れておいて。次善の策は素早い通報でしょ! どこでも監視カメラがあるご時世に、通報せず逃げるのが最悪手では。

 その合間、取材で由紀と距離を縮めながらも、「友達が」と過去の由紀へのプロポーズを語る切ない心。
祖母の形見の指輪を失くして探す彼女に、ほらあった!と別物を見せてのプロポーズは微妙で、聞いてる岸田由紀も『なんで今その話?』だったかもですが、心にとっては、妻由紀と岸田由紀が別人だと区切りをつけるための大事な時間だったのかと。

 それだけに終盤、大スクープ!事件直前の音臼村にタイムスリップしたんだよ!と唐突に打ち明けられた岸田由紀が、そこに登場する「妻」だけに反応して
「私…?」
と、そもそもの真偽を問わないのは謎すぎですorz  妄想扱いしないんだ。差し出される指輪の刻印 SHIN TO YUKI ぐらい注文できるし。飲み物の好みを熟知=監視や盗聴の可能性ぐらい、記者なら疑ってw
そうならずに、由紀に心との絆を信じさせるエピソードは、『珈琲より紅茶が好き』程度のことでなく、教えなければ知らないはずのもっと大事なことじゃないのかな、まさしく『その指輪は祖母の形見』みたいな!(岸田由紀が落とした指輪を拾って紛失を未然に防ぎ「形見でしょ」と知らないはずのことを言った上で「プロポーズをするつもりの日に、彼女が指輪を失くして」と自分のこととして語っていた、ならまだ「それ、別の世界の私?」と思えなくもないかなあ…)

 とりあえず由紀に喝を入れられ、また音臼村慰霊碑に向かう心。
車椅子のみきお(安藤政信)とばったりw出会い、犯行を高らかに謳う彼に殺されかけるわけですが…三たび忍び寄る白い霧。またまたまたタイムスリップかーい!

 真犯人が来ると見越して録音機器を準備し、警察も呼び寄せてある手際良さ。しかし「俺が犯人だ」の自供で呼んでは、後々絶対面倒なのにorz そして、格闘に備えて防刃チョッキか新聞紙の腹巻き(ヤクザ映画参照)ぐらいは仕込んでおきたかったですよ。
 そして過去では、事件の何日か前。
当時小学生のみきお君が、本当にそんな大それたことを目論んでいたの? 優しいさつき先生も当時から実は? ユースケサンタマリア刑事はもう死んでいる日付なんでしょうか?
予告に、未来の自分の声をきくみきお君が流れていましたが…『僕と同じ名前の人だー』としか思わないんじゃないのかな。それとも、既に心のタイムスリップを確信していたら…。って、いやいやいや、未来日付の新聞記事だって免許証だって、TV用の小道具だと言われる方がまだ
「未来から来ました」
より絶対マシな言い訳だって!

誰か1人ぐらい、絶対タイムスリップを信じないマン居てくださいよー。

「テセウスの船」3、4 ☆☆

 えー、現代に戻ったw

 音臼村から心が消えて、事件は止められず毒殺犯はやはり父文吾。でも母と兄は心中死と、心のタイムスリップは事態を悪くしちゃってましたよ。でも、過去が変わったなら妻生きてたりする?と自宅に駆け込めば、赤子はおろか2人暮らしの跡形もない殺風景。結婚してなかったことになっているのね。

 なのに心の左手には結婚指輪orz  そういう齟齬がこのドラマ気になるのよ!

 その後も、獄中の佐野文吾に会いに行けば覚えていて、自分を無実と信じる「心さん」がいつか会いにきてくれることを支えに生きてきた、と。その父子のやり取りには泣かされるんですよ。文吾の老けっぷりはさすがで、老けメイクの自然で良いし、鈴木亮平のことなので村で警官だった撮影から老けメイクまでに痩せたりもしてるかもw
 しかーし!
 だとしたら文吾が新生児に心と名付けたの? 獄中から頼んで?
「あなたの息子です」と告げた心を信じた文吾には意味あることでも、妻和子(榮倉奈々)や兄姉には無断で消えた短期同居人の名前。どう納得したものか。 

 更には、この世界の心=佐野心は、母を亡くして施設育ちで独身。30年前に文吾と知り合った、教員志望で既婚者の田村心とは全然別人に育っているはず。生後1度も面会に来てないなら、文吾には違いが分からないでしょうけどね。佐野心はどこに? 彼も同じように廃村の音臼村を訪ねたのだとしたら、何をきっかけに?

 妻由紀(上野樹里)に会いに行けば結婚どころか知り合いですらなく、姉の鈴(貫地谷しほり)に会いに行けば「もう帰って」と。親しいはずの関係が消えていて切ないのですが…。
由紀ったらこの世界では雑誌記者!音臼村事件を取材し、心のことも『佐野文吾死刑囚の息子の』という認識です。愛する夫のため、と文吾の事件をスクラップしていた由紀が、そもそも調査向きだったとはw なんか愉快ですw
そして姉鈴は整形済み!
記者に追われずに生きていくため、名前も顔も変えたのだとか。そこも泣き所なのに「そうかー1話の顔にアザがある鈴が貫地谷しほりっぽくなかったのは、そういうことかー」と要らないことを考えてしまいますw

 そしてなんと、鈴の夫は音臼村事件の生き残り!義母は、彼を引き取って育てた、小学校のさつき先生(麻生祐未)!

いやそれ、どっちも鈴をよく知っている上に、心の顔にも見覚えが(あちらは30年ぶりとはいえ)ある筈(^^;;;;;;)   そして事件の話になるたび、文吾を早く死刑に!と叫ぶ人たちと家族でいるなんて。贖罪のつもりか、なんとも辛い道を選んだ鈴なのですが。
久しぶりに会う、一緒に育ってもいない弟心が突然、30年も経った事件を調べたいとか言い出して、鈴の暮らしはますますハードですよorz

 現代で当時の証拠集めをして(心と由紀はまたそれで親しくなり)、またタイムスリップした過去で事件を防ぐんでしょうか?
元々はジュースに毒物が入れられた事件が、心の干渉で汁物に毒が入れられることに。でも多分、心が未来から持ち込んだ新聞記事は日付やジュースのこともそのままなんでしょうねえ、残っていれば。
 何しろ、見られてはならない!と謎の決意で早々にノートを捨て、証拠ゼロで「未来から来ました」と言い張る羽目になったのに、文吾もユースケサンタマリア刑事も、信じましたからね…。ノートの意義は、むしろ誰かが拾ったことで発揮されるのでしょうよ。そして最後は、文吾が捕まらず心は教師で、母も妻子も無事で幸せな未来になるのよね、きっと!
頼みますよ!

 タイトルからして「修正を繰り返したら、それは別のものでは」というパラドックスにまつわる「テセウスの船」 てことは、心はまだ何度も事件前の音臼村に戻っては修正を繰り返し、事件は全く違うものになっていくのかも(事件を防ぐより、文吾を殺して犯人扱いにならなくする方が簡単そうw)  そして心も全く別人に?でもそれって誰から見てかって話で。佐野心と親しくて、急に変わったねと思うような人は…、いないのかな。殺人者の息子として日陰に行きてきたものねorz  むしろ、田村心時代に由紀とどう結婚にこぎつけたのか。

音臼村から戻って以来、仕事もしてなさそう。大丈夫なのかw

「テセウスの船」1、2☆

 平成元年がこんな色褪せた過去扱いにorz

 そして雪深い山村なのに、子供野放しすぎ。大人も山狩りならもっと厚着しよう、とか。証拠品触るなよ、とか。言いたいことは山ほどある上に
「僕、未来から来たんです」
「そうかー、だと思った☆」

と、1番困るだろう部分がスルーもスルーされて頭が痛いのですが、そもそものタイムスリップにも伝承も意思も何も絡まずラッキーだけで始まってるので、もう何を言っても。そして、何よりの衝撃が、古色蒼然な平成元年描写だったのですが…TV分厚いしカタカタ打ってる画面のドット荒いし←しかもあれ多分、パソコンじゃなくワープロでネット繋がってなくて、まだスマホはおろか携帯電話も普及してなくて、と当時を思い出すと確かにあんな古さだったことに凹んでますorz

 田村心(しん 竹内涼真)の父親は、犯罪史に残る大量殺人鬼佐野文吾(鈴木亮平)
逮捕後に生まれた心は父親を知らず、マスコミに追われ笑顔も泣き顔も許されなかった一家は、父はいないものとして暮らしてきた。

愛する妻由紀(上野樹里)と共に第一子誕生を心待ちにする心は、妻が父親の事件を調べて主張する冤罪の可能性に耳を塞ぐが、妻の死を機に事件と向き合う決意をする。
佐野が21人を毒殺したという、音臼村は既に廃村。現場となった小学校の慰霊碑に花を手向けていると、突然の霧に包まれて…。

 雪の中、倒れている子供を助けて運び込んだ診療所で、自分が「平成元年」に居ると気づいた心。そして助けたのはなんと、幼き日の姉、鈴。診療所に駆け込んで来て礼を言う駐在が…父?
衝撃に声を荒げてしまい、名乗りもせずに立ち去る心だったが、姉鈴の頬に見慣れていた凍傷痕が、自分の早期救出で遺らなかったことから『過去を変えられる可能性』に思い至るのだった。

 心が、心の中でもずっと父親を「佐野」と呼んでいる距離感が悲しいですよね。
そしてねえ…刑事ドラマなど見ずに育ったんでしょうねえ。平成元年早々の音臼村で起きた数々の事件を未然に防ごうと頑張るも、ピンボケ。なんで倉庫に入ってパラコート瓶を素手で触るのさorz  そもそも、青酸カリもパラコートも同列に「毒物」認識ですが、厳重管理されている筈の青酸カリと、除草剤のパラコートとは手に入りやすさが違うんだから。被害者宅から持ち出して捨てたって、どこそこにほったらかしてあるのよ。守るなら、家にいるように仕向けるか、ずっと見張ってるかでしょうに~。

 第一の被害者、千夏ちゃんはあえなく殺されorz
まずは佐野の疑いは心に向きます。そりゃそうだ。それでも鈴を助けた恩人として佐野家に滞在することになり。雪崩から工場長を救い、熊に襲われた少女と文吾を救い、
「未来から来た」
ことも打ち明けて、これから起きるだろう老人(仲本工事)の焼死を共に防ごうとするのですが、知りすぎているせいで逆に、翌日起きる予定の事件は無対策に。なぜか火事は起きずに少女と鈴がいなくなったことで、文吾の信頼が揺らいでしまいます。隠し事は、そりゃしてるから。君が殺人鬼にされるって言えないでいるのよ(これも悪手で、とっとと記事を全部見せて白状しちゃえ、としか思えません。というか、過去と起きる事件が変わっても、記事が消えたり変わったりしないってことは。ここで何を変えても、心がいた未来の家族は、あのまんまというタイプのタイムスリップなんですかねー。その辺は区別していないんですかねー)

 心が小学校の代用教員になれたのも、なんだかなー。
地域住民がボランティアでする放課後先生ならともかく。身分証明書も卒業証書も用意できない人が担任?? あの当時は、来るべき生徒減少に備えて正式採用をめっちゃ控えていて、代用教員のなり手は(私含め)うなってましたから。いくら山梨で山奥でも、そこまで適当なことはorz しかも、先生なら少女連れ出しも容易だろうと、警察に疑われる原因にまでなるorz  「誰か」が描いた絵を手掛かりに、監禁場所を割り出しても容疑が益々深まるばかりですよ。

 それでも、家族に絶望していた心が事件前の両親と触れ合って考えを変えていく様子は素敵です。頼もしく信頼できて何より家族想いの父文吾。明るく美しく、やはり家族が一番大切な母和子(榮倉奈々) 愛し合い信頼し合う夫婦。可愛い兄妹。そこに混じって、5人で手を繋ぐ。子供の頃のできなかったことを今体験する幸せ。
この父が犯人のはずがないし、この母が父を信じられないはずがないでしょう!
 でもまだ母の「父親はいないと思って」が引っかかる心は、友達の話としてそれを、若い和子に問いかけます。すると返ってきたのは非難でなく、思いがけない肯定。子供達に良かれと思えば、内心夫に謝りながらそのぐらい言える、と。

マスコミに追われ笑顔を無くしていた和子の中にも、同じ気持ちが潜んでいるのかもと希望を抱かせてくれる答えでしたよね。

 しかしこのままでは、心が犯人にされてしまうでしょw
最初に怪しかった、小学生と遊ぶ翼(竜星涼)が毒を煽って自殺。次に怪しいのはユースケサンタマリア刑事ですよねー。

 心は令和の時代に、母を亡くした我が子未来(みく)の元に戻れるのか?その世界の文吾はどうなっているのか?辻褄は合うのか?  

今の調子だと謎解きは期待出来ないし、SFマインドもゼロでしょーもないんですけどねえ。しばらく様子見ます。


「下町ロケット(2)」~8

出た、下町トラクターw タイトルそれでも良かったのにね!

家族で楽しく観ています。絶対正義な佃製作所、分かり易すぎる敵役w ギアゴースト訴訟編では、ピーター演じる悪徳弁護士が逮捕されスッキリしました(^^) 
さあこれでギアゴーストとトラクター作れるね、と思ったのに裏切られ、大学時代の盟友野木と再会して帝国重工の無人トラクターに協力かと思ったらまたお断りされて、でも諦めない佃たち。流れていく話にほうほうとうなづくばかりです。

それでも今回、帝国重工vs下町企業の無人トラクター対決イベントは萌えました!
更にそのイベントに、辞めた島津裕を呼ぶギアゴースト社長。え、なんで?ただ見せたいの?それとも、実は重田(古舘伊知郎)と組んでいるのは裏があった、とか? それとも裕の目の前で故障が起きて、他の誰もわからない故障箇所を特定し飛び込んで助けたり? まさかの帝国重工に再び雇われることになるとか……。あれこれ考えて前のめりでしたけど、終わってみれば特に裕はなにもせず。佃と同時に、何か気づいたような描写はあったので、これから、かな。

いつもキュッとウエストを絞ったスーツの財前さん(吉川晃司) 全国の零細農家高齢化のために小型で、と無人トラクターを企画するも、諸事情で大型にされて。雑に耕した挙句カカシ(=人)を踏み潰し、坂を上りきれず横転w 集まった農業関係者とTVカメラの前で醜態を晒して、イメージ地に堕ちましたよね。対する下町トラクターは、ギアゴーストの優秀なトランスミッションと野木から盗んだソフトで超優秀。そこにどう割って入るのか、我らが佃!
再就職が決まらない裕、今度こそ佃製作所に入るのか?
(天才エンジニア裕、ギアゴースト社長と苦楽を共にしていても、佃に妙に目をかけられても、そこに男女の何かが絡む気がまったくしないイモトアヤコ、いい配役だと思います!)

帝国重工の開発部は、真っ白な空間にわらわらとうごめく赤い作業服が赤血球のよう(「はたらく細胞」w)、個を尊重しない感じが、優秀すぎて閑職に追いやられて辞めたギアゴースト陣のエピソードに重なってなるほど納得です。そして佃の白だけどくたびれたつなぎに対し、真っ白ピッカピカのギアゴースト社員たちw 更に、裕退社後に来た横柄な後釜はその真っ白を着崩して中の服が見えるんですよ。腹黒ってことかしらw そして現場からの声をそいつが軽視することで、そのうちきっと事故が起きますよね←嫌な奴だと失敗を期待してしまうw

嫌な奴といえば佃社内にも、残業しない口悪い、チームではたらく気のない奴がなぜか一人いて。そのうち家に介護が必要な病人がいるとか『しかたなかったんだ』エピソードが来ると思っていたのですが、まだですね。もっとも、社員の実家の田植え稲刈りを社長が手伝いに行っちゃう佃製作所ですからね…何か苦境を打ち明けたら、押しかけて来られそうでプライベートを分けておきたい派はますます言えないかもですw

プライベートといえば佃の娘。赤いつなぎ着て帝国重工で働いているのですが。よりによって、佃と競合するリユース宇宙船のバルブ開発してたとかw 社外秘で家族にも言えずに辛かった……ってさ。そこまで来たらもう、家を出て一人暮らししたらどうなんでしょう。

「下町ロケット(2)」1 ☆☆☆

ロケット作らないの?
……と、驚きましたがそういえば前作後半「ガウディ編」もそういう話でした。佃製作所のロケットクオリティを別畑に活かして人助け。今回はそれが、農作業のトラクターにむけて発揮されます!

てなわけであれから◯年。

帝国重工のロケット部門も縮小方向。佃製作所と縁の深かった吉川晃司部長も異動に。 もうロケットの仕事は頭打ちなのかも。そこで佃が思いついた次の一手が、なんとトラクターですよ!

社員(立川談春)の老父が倒れ、実家の農作業を佃社長(阿部寛)自ら手伝ってトラクター土起こしの作業むらと、手作業でそれを均す重労働を知ります。そのむらをなくすのにも、お得意のバルブ技術が役に立ちそうなんですよ。すごい着眼点。
そして業界を調べると、2流の技術を安く売り『トラクターなんて、動けばいいんですよ』と言ってはばからない風潮があったり。メーカー相手でなく企画だけの新興会社「ギアゴースト」のコンペに参加しなくちゃだったり。 
競合相手の大手大森バルブは『ロケットの佃製作所』を警戒し既存エンジンから更にスペックを上げ、正直予算はオーバー気味なもののテストの数値はほぼ圧勝です。でも動じない佃の新製品はなんと、部品数がびっくり少なく画期的。実際にトラクターに乗った経験から、高スペックは目指さず振動に強く部品壊れにくい製品←ロケットに関わる佃が最も得意とするところ、を狙って開発したのですよ。どうだー!

佃の若き開発チームには、熱血立花(竹内涼真)と女子と、いちいち皮肉しかいえない冷めすぎリーダー軽部(徳重聡) こういうものづくりドラマってすぐ残業残業、定時にきっかり帰宅のリーダー異質です。そのうち『寝たきりの母を介護』的な真相が明らかになって鳴かせてくるんじゃないですか? また設計が仕上がるヒントも技術の話でなく、ガウディ編(心臓弁製作)で救われた子供たちに福井まで会いに行って出来上がるという、ウエットで泣かせにくる展開は相変わらずです。

ギアゴースト側の副社長にイモトアヤコ。

ボーリング場での初対面から、年上でデカイ佃に物怖じせずに物申すキャラ。それが仕事相手になったら、実に頼もしく佃製品の美点を速攻見抜いてハアハア褒めちぎってくれますw 元帝国重工天才エンジニアですってよw

しかし、コンペで敗れた大企業(担当者を六角精児がいやらしく好演)は収まりませんよ。データ性能は上なんだし!お金と威信がかかってるし! 「ギアゴースト」なんて厨二な命名してる新興会社が収められるんでしょうか。

次回、2話にして既に絶体絶命のピンチに陥る佃製作所?どうなるんでしょうw


「陸王」~最終回 ☆☆☆

ボトルを、差し出した~!

毛塚vs茂木、因縁の対決をこれだけ盛り上げてくれるとは(><)
初登場からずっと、言い返しもしない茂木にこれでもかという憎まれ口を叩き続けてきた毛塚(佐野岳)、いっそ気持ちイイほどのヒールでしたよね。なのに、毛塚が水分補給のボトルを落としたとみるや、自分のを差し出しちゃうんだ茂木。なんていい人なの。
実際のマラソンでも、実業団ごとに集団で走り協力しあって回したり、オリンピックだったら自国同士で渡したりは見た事ありますけど。世界選手権出場を争う同士でそんなことはなかなかないのでは。そしてたっぷり戸惑った後、悔しげに受け取る毛塚。その後も最後の最後まで争った挙句に勝利をもぎとった茂木を、真っ向から褒め称えます。
やだー、裏表ないだけの正直くんだったんじゃないのよ(><)

もちろんその前の、アトランティスRー2を履く茂木だけど応援しよう!という こはぜ屋も粋ですし。それをこっそり伝えちゃうシューフィッターさんも、感激にむせぶ茂木も感動的でね。そしたら結局、履くでしょう陸王を。
買収騒動も(松岡修造、演技上手いのね)息子の就職も、どれも収まるところにきれいに収まって、ほんと何一つ意外なことはない予定調和な成功神話なのですが、音楽も含め毎回盛り上がって楽しかったです。

正月に埼玉に帰省、清酒「陸王」私も呑んできました~。「陸王饅頭」は予約で1/15まで完売状態だそうで拝めず。高校陸上部同窓会に参加してきた旦那、ロケの後ろに後輩の学生さんやランナー仲間が結構参加していたと聞いて盛り上がってきたそうです。ほうほう、このストレッチをしてる子も宴席にいましたか。
で、竹内涼真は!竹内涼真の素顔とかは!! せめて和田正人は!

「陸王」5 ☆☆☆

足軽大将w 名前がいいよねw

足袋の技術をつぎこんでランニングシューズ陸王を作るも、資金難に苦しんでいた こはぜ屋でしたが、逆転の発想! 陸王で使う素材シルクレイを主力の地下足袋にも使い(特許利用契約に上乗せ?)ちょっとお高いけど軽くて丈夫なニュー地下足袋『足軽大将』を発売したところがバカ売れですってよ。次々舞い込む追加注文、関東の郊外型ホームセンター列挙で、旦那が昔バイトしてたところも出て懐かしくて笑ってしまいました(^^)

でもねえ、社員平均年齢が高すぎる こはぜ屋。大量注文は老体に鞭打つわけでおばあちゃん社員が入院に……。シルクレイ担当顧問は怪しいやつらにボコられて骨折入院。靴底が作れないじゃないですかー!

そんなダブル危機に、目覚めるのは後継者たち。必要とされる嬉しさにミシンのお嬢さんが立ち、シルクレイの機械の方は、ほらほら、ずっとサポートしていた大地くんが、今まで断られていた設計図を、ついに見せてもらえるまでの信頼を勝ち取って無事、地下足袋用シルクレイぐらいなら作れるようになりましたよー!
それでもまだ、大手なんとかサラダの面接に向けて出発する大地でしたが。
欠陥品がみつかって納品がピンチだと、機械の動かし方を電話で聞かれちゃあ、戻ってくるしかないでしょう。ただの手伝いでなく、一人で機械を動かせる立場になったからこその決断ですね。

そしてもう一人、もっと気持ちに正直になっちゃったのが意外や、銀行の人でしたw
融資依頼の条件、大量納品を見届けに来たといいつつも、どうせ無理でしょな態度。さーてここから、こはぜ屋の部活動みたいな熱気にあてられて、ダンボールでも運び出すのかと思いきやもっと上をいく こはぜ屋ファンに大変身!いつか「陸王」が出たら買います、と。インドア派じゃなかったんですか!
もちろん業務でも、今まで却下する側だった融資を積極応援。満額出せなかったと謝罪までしてくれて、有望な織物ベンチャーも紹介してくれました。業務を数字だけで見ていたら分からない、品質への老舗の矜持がまた一人銀行マンを動かしたんですね。

そして布部分も新素材でばっちり軽く仕上がった「陸王」決定版!
対するアトランティスはプレゼント攻撃に加え、こはぜ屋の苦しい経営まで茂木にチクリってまでピンクの靴を履け履け行って来ますけどね、いやもう、絶対陸王を履くからw 分かってますからw

しかしニューイヤー駅伝当日、バスを降りた茂木選手の足にはR-2が!
……って、陸上してた旦那がもう勝ち誇った様に、本番用を移動中に履くもんか~アップまでR−2で、ジャージ脱いでから履き替えて本番は陸王で走るんだよ! とご高説。 その直後、控え室前の屋外で履き替え始めた茂木にはがっくりきてましたがw ドラマ的には、こはぜ屋の面々が感涙にむせぶ流れですからね。見せ場優先で、陸上的リアリティは後回しになったかな。まあとにかく、陸王で走ってくれるんですって!

さあ次回は、陸王で走る茂木 vs R-2で走る毛塚。 アトランティスに吠え面かかせてやってー!

「陸王」~4 ☆☆☆

attachment00茂木が痛めてる半腱様筋の場所を調べてしまいましたよw 
腿の裏側の、奥の筋肉なんですね(そんな靴から遠いところの故障にも影響するとは)
そして毎年恒例、上尾シティマラソンに参加してきた旦那は、写真の清酒「陸王」でご満悦。

……と夫婦で「陸王」楽しんでいますが、ほんと感想は書くことありません。

だって起きてほしいことしか起きませんよね。

銀行が反対しても、どうせシューズは作るし。
底の新素材「シルクレイ」だって、結局こはぜ屋にオッケー出すでしょ。で、硬さの調節がどうのこうの試行錯誤してましたが、
「これでダメなら、もう諦めるしか……」
なんて誰かが言おうものなら、むしろもうすぐ完成と予告しているようなものです。ほら出来たw
アトランティス社のシューフィッターの不遇。こりゃ、辞職してこはぜ屋に来るでしょw で、茂木が陸王はくことになるでしょw

とことん予定調和で、いっそ清々しいほどです。
奇をてらう必要なんかないんです。目指したら叶う、まっとうに生きていたら報われる、そんなことの繰り返しで実に幸せにいい気持ちで見ていられるドラマです。おかげで旦那が居眠りしたり、私もタオルたたんだりしながら、ハイハイ履く履くとツッコミ入れたりしてしまいますがw それもまた良きかな。


そうそうサッカー蘊蓄漫画「フットボールネイション」11巻で、適当な上履きを履いて過ごす日本の学生時代が足に与える悪影響に言及しております。靴にうるさい欧米ではありえないそうな。学校が生徒のために陸王大量注文してくれているの、きっと足にいいですよね(^^)

「陸王」1 ☆☆☆

老舗足袋屋の再生。
超安定の池井戸潤原作、起きて欲しいことが全部起き予想外のことは何一つありませんがそれがいい。ウェルメイドな一作になるでしょう。

<<老舗「こはぜ屋」4代目社長宮沢(役所広司)は、先細りの業界で資金繰りに悩んでいた。
そこで五本指スポーツシューズと出会い、またマラソン観戦で人気選手茂木(竹内涼真)の故障危険を目の当たりにし、足袋のノウハウを生かした日本製のスポーツシューズ作りを思い立つ。取引銀行の担当坂本(風間俊介)の強い後押しもあり、試作はすすみ、是非茂木に使って欲しいと所属するダイワ食品を訪れる宮沢たちなのだが……>>

もうね、銀行員の坂本がなんでそこまでってほど「こはぜ屋」派なんですよ。銀行の経営からいったら上司の方針だって情はないけど間違っちゃいません。ドラマだからそりゃ、成功するだろうシューズ開発にお金だしてって気持ちでみちゃいますけど実際はなんの保証もない、なのに坂本は「こはぜ屋」のために上司にたてついて左遷まで。
ダイワ食品の陸上部コーチも、大阪弁の小藪は見事に小憎らしく選手の健康よりスポンサーのご機嫌取り一択。宮沢が持って行ったシューズをバカにし、ゴミ箱に入れるのも予想通りですw でももう一人のコーチは押しが弱いながらも選手思いだし、じっとシューズ見ていたし、きっとあの人が拾って届けて……違った、お掃除のおばさんだったー!なるほど、年齢が高い女性ほど「こはぜ屋」に価値を見出し、こんないいものが捨てられるわけがないと勝ち虫蜻蛉マーク入りの袋を救い出して届けてくれるんですね(^^)

元国体陸上選手、今は市民マラソンやトレイルランを楽しむ旦那このドラマを楽しみにしていました。途中語られるミッドフット着地についてもうんちくをいろいろ。アフリカの長距離選手に多くて土の上を裸足で走ると誰でもそう走るんだそうですよ。 
さて裸足テイストな「こはぜ屋」シューズを手に入れた茂木選手、見事ミッドフット着地にフォームを変えて表舞台に返り咲き雪辱を果たしてくれるのでしょうか ←多分そう! 
家業をバカにして就活に励む宮沢家長男(山崎賢人)もそんな茂木選手をみて、5代目として覚醒してくれるのでしょうか ←それもきっとそう!
そしたら左遷されてた坂本くんも、栄転で戻ってきたり……それは自信ないなw

ただひとつ、試作シューズ開発で高齢パートさん達が残業に次ぐ残業。それだけでも酷いのに、残業代出てないですって?鬼か! なにその滅私奉公賛美は! そこは当然の権利である残業代支払いのお願い&お断りの了承じゃなくて、ボーナス出してくれたらもっと頑張れるなあ~にならなかったんでしょうかね(原作では残業代支払われてるらしいので改悪が残念です)

「過保護のカホコ」~最終回 ☆☆☆☆

すっばらしい家族の物語でした!見てよかった(><)

麦野くんと別れ、婚活に励んでもすぐお相手に麦野くん受け売りの説教をしてしまうカホコw
やはり彼はお母さんにあうべき!と勝手に育った施設を探すも
『ここに昔、麦野初くんという男の子が…』
なんて質問には個人情報保護に厳しい昨今、答えてくれやしませんよ。なのにすぐ判明したのは、『すっばらしい』絵に出会い幼き日の麦野くん画だとすぐにわかったからだし、いつもの勢いで褒め称えていたらさすがにぽろっと応えてくれたから。そこで麦野母への伝手を得、かといって絶交中で連絡できない中、なんと再会は婚活パーティで。もちろん麦野くんはサクラのバイトw
そこからのカホコの説得(?)も含め、施設を訪ね手紙を読みお母さんに会いに行くまでの、キャラ設定を存分に生かしたトントン拍子な展開は神がかっていましたよね。

そして再婚家庭で幸せそうな母に、決別宣言をしてきた麦野くん。毅然としてみえたものの結局は、いつかと逆に胸を貸すカホコにしがみついて泣きじゃくり……ああこれはもう、一生逃れられない恋になるなと、これほど腑に落ちる場面もそうないでしょう。
もちろん2人は交際を再会……するのかと思ったら。

結婚?
まだ学生で無収入で、彼の出自をさておいても交際ならまだしも結婚て。許す両親が世界のどこにいますかね。
ホント完璧な物語の中でここだけが無理……と思ってる自分に気づいて苦笑w どこもかしこも寓意、作り物然と仕立てた絵本の世界では、恋のゴールは必ず結婚で婚前交渉なんてしないんですって!

そこからは、ばあばの看病や死で姉妹は争い叔母夫婦は別れと家族がバラバラになりかけるも、カホコの奔走でつながりはじめ、なんと影の薄かった父方家族の暴走で結婚式が決まり、これまたトントン拍子に場所が麦野くんの施設、ケーキは私ドレスは私とまとまっていくんです。そうそう、就職も父方家族の覚醒で児童擁護施設を立ち上げてそこで働くことになったんですものね!
でもそうは問屋がおろさないw
うっかりじいじがぶち壊し、ケーキがぐしゃ、ドレスがびり、すべってお料理もばしゃー orz

もうどーしょもない事態に、さっそうと現れ全てを仕切るのはハイ、結婚を許さないはずのお母さんです。西部劇並みにカッコいい〜しびれる〜! そして入場の結婚行進曲は糸ちゃんのチェロ。こっちもお母さんが解決ですよ。
緊張に震える麦野くんが結婚指輪を取り落とし……ジンジャーブレッドボーイ並みにどこまでも転がり逃げ続ける指輪を、ただ一人追いかけ続けたのも……母! 渾身のナイスキャッチでしたよ!!
キリッとした彼女をみたことがない父方一同は怯えてたのもまた一興w

ただ……麦野くん母はひっそり呼んでも良かった気がするのですが……あれかな、二人で会いに行ったあの時が、まだ決心する前とはいえ結婚報告みたいなものだったかな。

そしてばあば亡き後の母方実家に住み、父方実家の施設で働く若夫婦。濃い、家族つきあいが濃すぎるよ(><) そして『世界を笑顔にする仕事』ってのが、あまりに身近だったのですが。二人が幸せならそれでいっか。お幸せに!
そうそう、カホコが出ていったら離婚を切り出したお母さんには驚きましたが、そこも幸せに丸くおさまったようで。

めでたし、めでたし。


「過保護のカホコ」~7 ☆☆☆

楽しく見ています。

可愛いカホコちゃんが悩みながら成長していく周りで「理想の家族」がどんどんと綻びていく様子、たまりません。
まずはATM父が切れ、次はパーフェクト母が切れw どちらもカホコにとっては当たり前に存在する万能「父」「母」であったけど実は、 ねぎらいや感謝やいたわりを求める人間だし、むしろ世間的絵にはちょっと弱い人だったわけで。失意のイトちゃんは不良化、親戚もアル中盗癖とヤバかったり、余命わずかだったり。 父方の叔母さんも詐欺に遭うわ……。
 

そもそも、叔父叔母や従姉妹って「家族」なの?

核家族な我が家としては「家族」って同居の5人だけであとは「親戚」だよねーと思ってしまう。更に親の兄弟姉妹まではまだしも、その配偶者は「縁戚」で更に遠くなるでしょ。縁があったね、いい人なんでしょうねとは思っても、とても無条件に
「強くて優しくて素晴らしい人たち」
と泣きながら演説するような対象ではないんだけど……(^^;;;) それができるのがカホコ!

「家族」のピンチを本当に親身に心配して駆け回って、でも笑わなきゃって変な笑顔になって。どんどんと重くなる背中のリュックには、張り込みの食料だけじゃなく
「誰にも言わないで」
「内緒にして」
と頼まれた「家族」の秘密がどんどん詰まってカホコに重くのしかかっているよね。

それにちゃんと気づいてくれる麦野くん、本当に得難い素晴らしい友人で、そこから一歩踏み込んで恋人になってくれたことに心から祝福出来たのに。パニックのカホコはやっぱり言っちゃうんだな禁断の言葉を。
「麦野くんには家族がいないからわからないんだよ!」

いやいやいや、交際◯日の大学生が、おばあちゃんにひ孫を見せるためだけに結婚しようとか言いだしたら止めるから。家族いても。しかもね、元々は交際を渋っていた麦野くんを動かしたのは、カホコが寄せた無条件の信頼と心配、つまりは「家族扱い」だったのじゃないかと。なのにお前は違うと手のひらを返すなんてーorz


でもまだ、仲直りの話数は残ってますからね!
余命わずかのばあばだって、内緒のはずの病気をカミングアウトしましたから。カホコもここからちゃんと謝罪して、就職して!

あのまっすぐな瞳のまま、いったいどんな仕事で世界を笑顔にしてくれるんでしょうか。まだまださっぱり見えてこなくてw 多分、麦野母の捜索もするんでしょうねえ。どんな人でどんな事情になるんでしょう、会って良かったエピソードになるといいのですが。
「家族」は再び結束するのか?も含め、いろいろ楽しみ。
おバカで深い、すごいドラマ見てるなあと毎回思います。


「過保護のカホコ」2 ☆☆☆

なーんと、ついに麦野くんの胸に飛び込む加穂子!……ってか全身でぶつかって乗っかってますw 幼児かw そして泣き疲れたら寝るw

従姉妹のイトちゃん、勝負のコンクール。しかし酷使した腕が演奏中に動かなくなり……。
同じ芸術家として、と助言を求めた麦野くんには<近寄るな>と言われてたのに。まっすぐに心配し、片手で弾ける楽器まで調べ「歌もある」とかとか言っちゃう加穂子ちゃん。落ち着いた頃ならまだしも発症直後、原因も見通しも不明な時にそれは……。 案の定爆発したイトちゃんに頑張った千羽鶴を否定され、出て行けどころか
「ずーっと嫌いだった!」
と暴言を浴びせられて衝撃で呆然。
いやいや、子供時代に言われてきたでしょうと思ったら、なるほどママに相談して昇華できていたのね。でも家族関係に響くこれは、言えない。そこの判断はついてるんじゃないの加穂子ちゃん、偉い偉い。そして人生初の大事件が起きてしまったその時に、相談できる麦野くんがいてくれてよかったよかった。
幼稚な行動だった、とはきちんと教えつつも
「お前はなにも悪くない」
と、お前は過保護だと責めたあの正しさで言ってくれたら救われるでしょう。でもそこに加えて
「俺の胸で泣け!」どーん
ってw 冗談が冗談にならない加穂子にそんなこと言うから、本当に飛び込んできて号泣w 色気ない代わりに子犬のような信頼が微笑ましいです。もちろんホントにこんな女子大生いたら嫌すぎるし、前回にも増して知的に大丈夫なのかと心配になりましたけども。
ここから恋に発展は、麦野くんがお世話係すぎて可哀想かなぁ。いくら加穂子が麦野くんのミューズでも、もう少し……いやかなり急成長を遂げて&ママが子離れしてくれないとw

将来に悩む、今の加穂子へのオススメは「13歳のハローワーク」w
確かにあの本いろんな仕事が載ってますよね、漫画家から外国で傭兵まで! ママが当然のように専業主婦を勧めてくるなか、おばあちゃんがバシッと否定してくれてホッとしましたよ。結果としてそうなる場合はもちろんあるけど、目指す職業じゃないもんね専業主婦。

「過保護のカホコ」1 ☆☆☆☆

加穂子(高畑充希)ちゃん、かーわーいーい!
でも超過保護。
それもただ甘やかされたレベルの過保護じゃなかったw 就活する年齢で毎日の服も、面接で答える長所短所も親に決めてもらってるって自我ゼロか。親戚中から愛されて育った加穂子ちゃん、ワガママではなくむしろ思いやりのあるいい子なのですが、母(黒木瞳)にべったり全て母の言いなり。横でさすがにこれは酷いと思ってる父(久しぶりの時任三郎)も、結局娘可愛さと妻怖さで止められないんだから同罪ですよね。
そこに、嵐のように現れた苦学生麦野(竹内涼真)が
「お前のような過保護がいるから、日本がダメになる」
とズバリ!
さすがにこれには衝撃を受けた加穂子ちゃん、就活も元からうまく行かない中『働くって何』『どうして働くの』と根本的な疑問に目覚めます(今更!社会学部で何を学んでたの!)

雛鳥のように麦野に習い、生まれて初めてのティッシュ配り、生まれて初めてのピザ配達。麦野のバイトを丸投げされただけなんですけどw 不器用ながら言われた通りに必死な加穂子、しかもピザの配達はクレームならぬ感激のお電話が入るほど素晴らしい接客をしちゃった様ですよ(映像でそこを見せないの、上手いw)
労働の後の食事の美味しさは格別で。さて加穂子は変わっていけるのでしょうか!

……って、家のソト、しかも男性と一緒なのに眠かったら寝るw 立ったままでも墜落睡眠って園児レベルw 麦野が押さえなかったら顔面打ってるし、置き去りも置き引き誘拐もされ放題なとんでもなさ! なついた相手が、口は悪いけど性根は良さげな麦野で本当に良かったですこと。
そして眠る加穂子を思わずスケッチする麦野。
目覚めた加穂子は麦野の絵への感激を、これまた素直に表現するんですよね。あなたの絵は人を幸せにする、書き続けて、とは最大級の褒め言葉。いくら自らピカソを超えるとビッグマウスな麦野でも、絵で食っていけるのか不安でいっぱいでしたからね、麦野もまた、加穂子との出会いで変わっていくはず。実にロマンチックでない、運命の出会いです。
 

「人を幸せにする仕事がしたい……!」
と両親に宣言する加穂子ちゃん。それが何かをみつけるのは、就活より難しいのだぞ。でもドラマなら卒業までの間にしっかりみつけてくれるでしょう。まさかまさか、就活やめて花嫁修行したらいい、と言われた通りにお嫁さんになって終わったりしないよね(それも勿論、幸せですけどね)

母が過保護に走る背景には、専業主婦の屈折や夫への不信などなどこちらも問題です。
「全部、私が悪いっていうんでしょ!」
と斜め上な逆切れで泣いてる妻を、夫は妄想通りに抱きしめて感謝の言葉をささやいてラブラブ出来たら、娘に100パーセント入れ込むんじゃない生活が出来るでしょうにね。それとも犬飼うとかw 

妻実家での加穂子誕生パーティ(妻実家、夫実家、家族3人での計3回祝われる22歳w)では、才能あふれる従姉妹がチェロを披露。同様に溺愛されている様ですが、そちらは過保護じゃないのかな? 加穂子父の心の声の様に、加穂子は本当に従姉妹に引け目を感じているの? また加穂子母が、チェロなんてどうでもいいとちくちくディスるのも気になってました。次回ではその、従姉妹との確執が描かれる様で楽しみです。

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