そっか、最後の最後で語るんだ。兄の死を。

 アナフィラキシーによる窒息とか。あれでも、原作では店が忙しい両親が主人公の訴えを聞き流したせいで手遅れになったんじゃなかったっけ? そして本人はもっとちゃんと言えていれば、と後悔して? 誰のせいでもなかった感じにしたかったのか、私が間違って覚えているのか(^^;;;;)
それより、2話から延々入院していた小さな子がやっと回復。さあ家に帰るよ!なところを呼び止めて自分語りを始めるので「今?子供さん相手に?」となりましたw  聞いたお父さん(木村昴)が泣いてくれる演出で報われたかも。

 4人しかいない研修医の、1人キャンプで死にかけて。1人自分の病気を言い出せず倒れて入院して。医療ではお手伝いな分そんなところでドラマチックに?とは思いましたが、医者の不養生とは昔から言いますし。それぞれ医者としての未来図を描く材料にもなった様でよしとしますかね。 そして激務でも自分の身体を大切にね。 (同期女子→天野への恋?気の迷い?をキスで吹っ切るエピソードは、身勝手な彼女らしくはありますが顰蹙。同意なしには性暴力である視点は必要では)
 妻子持ち柄本時生は、なんと医者にならずに医療ジャーナリスト(youtuber?)に。そんな選択肢もあるんですね! でも脱サラして医学部入り直してのそれって収支は大丈夫なんでしょうか。
 その点主人公天野(白濱亜嵐)の外科志望は揺るがないのは見易かったです。患者の為を1番に思い続ける姿勢をかわれての主治医要請もあり、研修医から新米にレベルアップしての大団円でした〜!

 EXILE仲間のポスターが貼ってあったり、通行人がバク転してたりw   メインの会話に参加してない天野が画面隅で踊ってたりと妙なファンサービスは盛り込まれつつも地味に徹した研修医ドラマ、天才が目立つ医療ドラマに新ジャンルを加えてよかったんじゃないでしょうか。
 原作も続きがある事ですし、是非続編を…と書いてて気がつきましたが、天野が一人前に成長したら普通の医療ドラマになっちゃう??(シリーズも3冊目からは研修医でなく「外科医」タイトルにw)