ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

田中美佐子

「アイシテル〜海容〜」5☆☆

せめてもの”誠意”である花束が、ますます遺族を傷つける。
じゃあどうしたらいいのー(><)

だんだんと明らかになる智也くんと母の溝の原因。
”智也の帰宅は自分の楽しい時間の終わり”
……これにはドキッとしましたね。この気持ち分かるわ…。
それだけなら誰だって持ちうる気持ち、なんでもない日常だったのでしょうが(キヨタン姉の”いなくなっちゃえ”みたいな)、事件後に振り返ると取り返しのつかない瞬間になってしまっていて哀しいです。

ただ、ホームレスおばあさんとの事件は、”それだけ?”と思ってしまったのも事実。
(原作では性的暴行を受けてるの?それも見たくないし、幼い子役さんに疑似体験させたくもないですが、絶対言えない秘密&心の傷としてそちらの方が納得は行きます)
小火を分かってて放って逃げたとか、もっとはっきり殴ってしまって殺したと思いこんでたとか、もう一押し欲しかったかなー。繊細な智也くんにはあれで十分にショックだったのかも知れないけど。
ずぶ濡れ描写も、”悪い子”ですか?
”誰にイジメられたの?”じゃないの??

「白い春」といい、子供がふらふらしている印象。
土曜の半日登校がなくなって以来、平日の帰宅は中学年以降は連日4時過ぎって製作側は知っているのかな。テントで笛吹いたりしている時間がよくあるなあと思ったり。智也くん塾も行ってたのに!
まあ10時に電車乗ってる小学生もみるぐらいで、塾&就寝も遅くしたらスケジュール大丈夫なのかな。9時にねなきゃ駄目だよ……閑話休題。

独房で、だらっと放心する智也くん。
調査官の注意(姿勢まで!)にも取り合わず何かもの想う……まだまだ隠していることはあるのかも。

そして智也母の妹。恋人は赦しても恋人の両親は、駄目という展開じゃないのかなー。ああ可哀想に。

キヨタン姉に罵倒され、土下座し、”死んでみれば”といわれてしまう智也母。
何かヒントをもらってしまった様ですが、駄目よ!死んじゃ駄目!キヨタン姉のためにもそれだけは駄目(実際は、ドアに落書きしてイタ電するような輩に言われちゃうンだろうなあ)

ところで、夜道で殺人を話題にしながら歩く調査官2人。
慣れっこで麻痺してる部分はあるにしろ、ヤーメーテー。プロ意識なさ過ぎだよ!

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「アイシテル〜海容〜」4 ☆☆☆

「ママはあなたを愛してる」
これこれ、この赤ちゃんを抱いた看板、1話からバスの窓の向こうやキャッチボールする河原でドーンと見えて気になっていたんです。やはり智也くんもみていた、という展開になってきました。
彼は、自分は愛されていないと思っていた模様。

「お兄ちゃんちヘンだ!」
これには私もむかついた……。キヨタン(この呼び方も聞く度イラっと来ますね^^;;;;)確かに言いそうですよ。わがままいっぱい愛されて育ってて、そこが可愛くもあるのですが(><)

「子育てって絶対に失敗ができなくて……」云々
この智也母の台詞はまた薄ら寒かったです。”失敗”成功”、”勝ち”負け”そんなことで人間くくって生きてきたのね。それでいったら現状の智也くんは”失敗”なのね。
ひとりっ子と向かいあって真剣に取り組んだからこそで、育児放棄や虐待よりなんぼかましなのかもしれませんが……。こういう人はもっと何人も産んで頭空っぽで育てた方が親子お互いのためなのかも(私も3児の母、まとめて育てた4,5年は記憶が跳んでます 笑)。それで髪振り乱したら、さすがのあの父親もちょっとは育児に手を貸したのかも。それとも浮気に行くかな。

「私が死んだ方が良かったんでしょう!」
と、キヨタン姉。
そんなことないよ(涙)絶対にないよ(涙)
ましてあんなもの凄い育児日記つけていた様なお母さんが! でもそれまで愛独り占めだっただけに、それを弟と分け合うのは耐え難かったのかなお姉ちゃん…。

↑この騒動故に、息子の行動を「分からない」と書いてきた智也母の言葉を理解するキヨタン母。自分だって、子供の全ては分かっていなかった、と。そこは、両家族のために優しい流れだと思いました。頑ななままでいるよりは。
ただ……キヨタンの死が、それこそ愛情たっぷりに育ったことが引き金になったと知ったらまた崩れてしまいそう、この両親。

少年法のせいなのか、まだ未確定な調査を語ることにもためらいがあるのか(前者でしょうけど)、キヨタン家の質問には何も答えられない田中美佐子達。
よく報道にもありますが、本当に遺族にとっては理不尽な情報不足ですよね。でも恨む相手に顔がある場合も、また辛いものなのかもと”観てしまった”姉を観ていると思います。

「いつか笑って着飾れる日が来るよ」
とか、妹に励まされている智也母。そりゃ身内ならそう言うけど。身なりちゃんとして、コジャレた店で普通に注文しながらそんなこと言われても。まあ「流星の絆」で”遺族は笑っちゃイケナイのかよ!”と言っていた様に、
”加害者家族は外出しちゃイケナイのか”
と問われると困るのですが……。
妹の婚約者はともかく、その家族から破談を迫られそうな気がする私も充分、心が狭いのかもしれません。

ところで、智也父の実家はどうなってるんでしょう?キヨタン家の両実家は?
話を整理するのも大事ですが、これだけの大騒ぎならある程度家族の描写がある方が当たり前で、智也母の実家ばかり出て来るので変な感じ。

来週何かが明らかになりそうな予告……怖いです。

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「アイシテル〜海容〜」3☆☆☆

初めは優しさから声をかけた。

それが分かっただけでも、この回は大収穫でした。殺そうと連れだしたわけじゃなかったんだ……ホッとします。
しかも、その重い口を開いたのは事情徴収する側の事情を思いやったから。なんて気配りのできる、怖いぐらいに賢く優しい子です。うん、怖い。

自分でも息子のリサーチを始める智也ママ。
自宅は投石落書き等の嫌がらせを受けているのに、あれこれ聞いて回る相手はみんな思いやりにあふれていて驚くほどです。
子供も、ヒトゴロシーだの吹き込まれることなく(「空飛ぶタイヤ」と違うところだわ。さすが私立小学校?)あれこれお話してくれます。で、カブトムシをよそのお宅で育てていた。ママが虫嫌いだから。まあ、なんて賢くて優しい子……でも我慢しすぎで怖いかも。

と、結局事件は起きてしまっているのでどうしても「原因」を探して、大丈夫我が家はこうじゃない、的なことばかり考えてしまいます。
一方のキヨタン宅でも、日常に戻れないお母さんが
「私のせいだ」
と繰り返します。だからって、苛立つお父さんが
「そうだよ、お前のせいで殺された、それで満足か!」
と叫べばやはり傷つくわけで、真実がどこにあるのかはまだまだ謎です……。
(一緒にランチしてた友達ママだって、きっと責任感じてるよね。謝りに来てこじれたりしないのかな)

相変わらずマスコミ取材がおとなしく、実家のお教室では事件が知れ渡って生徒さんが減るのに、当の智也母は普通に歩いていて不思議。嫌がらせ電話や投石までする人達がウロウロしている町なのに?
パートに行っていませんが、先週見逃したあたりでもう辞めたのかしら。来ないでくれと言われたわけじゃなさそうです。
智也父は完全に悪者ですが、息子への態度はさておき、職をなくしそうで世間に怯える彼の反応の方がまともに見えたりもします。


そして、喫茶店で話しこむ智也母と調査官(^^;;;;)キヨタカなんて固有名詞出して、うかつです!!
そこにキヨタン姉が居合わせてしまうところが、とってもドラマ。
お姉ちゃんはすぐに振り向けません。だよね。

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「アイシテル〜海容〜」2 ☆☆☆

トモヤ母の首飾りをみて、ああこりゃ駄目だーと思いました。

冒頭20分を見逃し。その間に着替える描写がどう入ったのか分かりませんが、謝罪に行く人間が自分を着飾るなんて。不誠実にも程がありますよね(作法として不幸に真珠オッケーとかいう問題じゃない)
その後、
「殺さないで欲しかった!」
という遺族の声に倒れ込み、やっと事態が飲み込めた様ですが……遅いわ……。

と、これはつっこみではなく。衣装にも気を配って演出しているのねーという点だったのですが。
葬儀に一切報道陣がいないのには違和感を覚えました。普通、あのお父さんのスピーチは何度もニュースで流れるよね。
調査官(田中美佐子)とのお話の間、いつマスコミに囲まれてもみくちゃになるのかとハラハラしてたのに。

実家の母から電話。なんとまだ事件を知らず、トモヤ=可愛い孫な会話が続く……。
ここもちょっと泣きました。
でも、とうとうトモヤ母が実家に逃げ込んでからは、いつマスコミが突撃して来るのかと思ったら。意外にそんなことなく、まったりしていましたね。
穏やかに栗蒸し羊羹などつまんでる母娘妹。問い詰めも寝込みもせず、そんな冷静にいられるものなのでしょうか??嘘よ何かの間違いよと、おばあちゃんぐらいは騒いであげて欲しかったです。
そんな子じゃないといってあげて。

それと、遺族にはホテル泊を勧めていた警察側。加害者側の家族にはそういう配慮なし?(もっとも加害者家族が葬式に来た報道なんて観たことありません。行けないのか流さないのか)

うーん、心酔できた1話と違って、今回はチラチラと引っかかります。冒頭観ていないせいでしょうかね?

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「14才の母」最終回 ☆

 今回良かったところ。
終わってから「たったひとつの恋」の予告が流れなかったところ(中学生が悩んでるのにアンタ達はーって、毎回脱力してました。)

 でもこっちも期待させてきた割に、何もない最後でしたね。
つまらなかったわけじゃない、場面場面はいいのだけれど疑問山積み。
辛くても中学に戻って勉強を始めるミキちゃんを見たかったですよ。家で育児だけだなんて、ある意味ぬるま湯。
 医者になるっつーてたのはどうした!
 せめて、助産婦なり保健婦なり目指して、何も知らずに妊娠してしまった自分の様なことがないように子供に性教育をぐらいのこと言って、勉強してくれないかな。

「2年後に結婚したい」
それは2年経ってから言えっての。他で恋をしたり、それこそもう1人2人別の赤ちゃんが産まれても(^^;;;)おかしくない時間でしょう、2年は。

 それに、一ノ瀬家も一応言ってたけどもう一度。
「働くのが偉いわけじゃないのよ?」
この家は、一応正論吐くけどその後が子供の意志優先だからなー。地域の公立中学なら通学を拒否する権利は無いんじゃないかい?保健室で搾乳してでも行けばいいのに。
 桐ちゃんだって、夜学でも通信制高校でもあるってば。

 担任の教師の言葉は、それこそ中盤からずっと『?』でした。
産まれた子が14才になったときに恥ずかしくない選択、という言葉と私学を辞めることとが全然繋がって聞こえてこない(ミキの言う学費がもったいないなら分かる) 学校の態度も一貫しない。
 付け足しの様に留年の彼女が訪ねてきたけれど、結局何があったかも担任がどう関わってどう挫折したのかも不明のまま。もっと困るのは、彼女が勝手に宣言しただけで、そのエピソードがミキの選択にはなにひとつ関わっていないじゃないですか。
 せめて最後でぐらいミキ自身に
「バカなことしたかも」と言わせてくれたら、その上で
「でも後悔してない」なら応援しようって気も湧くものを、完璧優等生なままでどっちらけでした。

 そしてこれも付け足しのように、近所の主婦が冷たい視線に参戦。遅いっちゅーの今更。
「赤ちゃんはどうやったら出来るのー?って聞かれて」
これは、一ノ瀬家の弟に是非聞いてもらいたかったですよ。そこも避けて通られちゃったよね。

 なので今回腑に落ちたのは、桐原ママ自殺未遂の治療費は、きっと一ノ瀬母が返しにいった出産祝いから払われたんだろうなーってところだけかも。

 赤ちゃんは可愛い。命は尊く愛おしい。
だから元赤ちゃんだった自分も大事。親は君を愛してるよ。
 見ていた子供にそこが伝わったなら、私はいいですけど。いろんなところが中途半端で惜しかったです。
ついでに、反町先生ゲスト出演も惜しかった…かも。

「14才の母」9 ☆☆

 ミキの日記超簡潔! テル君の3行ハガキ(「僕の歩く道」)よりスゴイよ、毎回4・5文字。
そういえば、録音してた「ハローベイビー♪」は辞めちゃったんでしょうか?

 とうとう出産です。
やけに苦しんでると思ったら、早期胎盤剥離とかで帝王切開に。
…こうやって命賭けて産んでも、一ヶ月もたたないうちに「泣きやまない」とかって理不尽な理由で親に殺されちゃう赤ちゃんもいるんだよなぁとか、ドラマと関係ないことを考えてしまいましたわ。

 編集長が、ミキと桐ちゃんのプリクラを、戦地取材の写真に貼りました……。こいつらも闘ってるぞって?
 で、一喝される父親がホントに甘い。甘いんだけど。
「親だからです」
と言われちゃ、仕方ないのかなぁ……そうかなぁ。
 ここにきて狼狽えられちゃやっぱり、あえて娘の選択を尊重しての出産じゃなくて、ただ何も考えてなかったようにしか見えないのですが。

 例の留年してきたクラスメイトがまた、謎めいて登場。
当初思ったより接近せず、こんな終盤になっても一体何をしたんだかまだ不明って、どこまでひっぱるんでしょう。来週最終回でやっと明かされて、納得のいく謎でありますように。

 ミキを心配する弟くんの
「姉ちゃんはウンコだっ」
になんだかウケちゃった。小学生の語彙でそれってアリ?

「14才の母」8 ☆

 あれー突然に陳腐。

 まず「羨ましい!」に違和感。
3児の母が羨ましいって、家族や夫が欲しくて妊娠を望んだわけでもないミキが?
それって、制服着て見舞いに来た同級生が帰った後に言う台詞じゃないのかい。私だって、こんなことがなかったら普通に中学生だったのにって。それなら納得なのに。

 また、同室のミキ相手に語る妊婦(戸田菜穂)もなんか変。
14才に「若くていいじゃない」って貴女。私ならまず年齢なんて聞けない(^^;;;)「初産…よね?」ぐらいで口火を切ってくれたら大人の余裕だったのになぁ。
そして語る語る。
ミキから尋ねるならともかくさ、明らかにワケアリな子供に向かって愚痴ありぶっちゃけありって、どうよ。陣痛の間隔がまだ遠いと言いながら終始あえいでいるのもなんだかなー。
これは、戸田菜穂本人が経産婦どころか未婚のお嬢さんだと知っている色眼鏡もあるでしょうか。

 次々襲いかかると思ってた苦難も別になく、来週最終回。
別に、お父さんが失職したりお母さんガンで倒れたり、弟が自殺図ったり家に火をつけられたり玄関に嫌がらせビラ貼られたり、いたずら電話がひっきりなしだったり…etcして欲しかったわけじゃないですけど、なんだか肩すかし。

 桐ちゃんは、遂に母との対峙。そこは良かったです。
「産まなきゃ良かったって思ったのかよ?」
やっと、『偉い一ノ瀬』と同じように、母親も1人で自分を産んでくれたことに思い至った様で成長成長。でもさー。多分妊娠した時点でもっと年上だし、キャリアもあっただろうし、守ってくれる両親もいなかった様子だし、事情はいろいろ複雑なのよ。もっと感謝しなさいよ。
 そして、一ノ瀬がこれから育てる子供だってこうやって、まるで母親の所有物の様に、苦労の甲斐を返せとしがみつかれるかもしれない未来を予見しなさいよ。全部、君のしたことだよ。

 今回入院が続いて、ますます経費を考えてしまいました…・軽く30万円はいってそう。
なのにキャッキャとベビー服お買い物ミキちゃん。
弟のお古がまだ残ってんじゃないの?小学生なら。それ使うとか。ご近所にお下がり頼むとか、考えなさいよー。自分で縫えとは言わないから。

「14才の母」7 ☆☆

 母親教室か。
ミキちゃんだって頑張れば16才に見えなくもなく・・・・うーん(^^;;;)
自己紹介で一気に引く参加者一同。
もっと前から居るの見えたでしょ??とツッコミいれちゃいましたけど、そうねぇ『大きなお姉ちゃん連れてきた人がいるんだー』ぐらいに思ってたんでしょうか。まさか妊婦本人だとはねえ。
 でも、講座の先生も若くして出産したとか。

 自分は育てられずに手放した、そうならないで、と励ましてくれる。そういう人いてもいいよね。

 にしても、お迎えパパ多!
なら一緒に話聞けばいいのに。母子手帳のイラストだけ夫婦で子育てでさー現実は結局ジェンダーで作業別れるんだよねー。まぁそれはドラマと関係ないけど。

 桐野ママと息子のすれ違い、一ノ瀬家の悩み。
中心に 認知辞退の誓約書 が来たってだけで、やってることは今までと何も変わらない回でした。

 慰謝料は要らない「お父さんが面倒見る」って、生瀬パパ・・・。
わざわざ宣言しなくたって、それ以外の態度をいつ見せましたかっ出て行けとか一回でも言ったかっちゅーの。

 親友とも仲直り出来てミキちゃんちょっと幸せ。これって、嵐の前の静けさ?

「14才の母」6 ☆☆☆

 ご近所のウワサ、早!
まぁあれは雑誌にのった云々ではなくて、同じ中学の姉がいたり塾で会ったりの口コミですかね(産婦人科の先生が、あの記事で一ノ瀬家だと何故分かったのかが不思議です。彼氏の素性は聞いて無くない?)
 そして、弟がイジメられると今更気づいて狼狽えるミキ。遅!

 学校休んだ白雪姫に、毒リンゴを渡すが如くに週刊誌もってきちゃう魔女もとい桐原ママ。一ノ瀬家は見せないつもりでいたのに。こういう無神経に本当に腹が立つのですが、未婚の母の先輩としての言葉には重みがあります。
 世間は冷たい。言葉に出来ない程に。・・・だよねー。

 ただそれでも桐原ママもサトシ君を産んだ。
その事に気づいて、産んでくれたママに感謝出来て初めて、サトシ君も大人になるわけです。反撥だけしているうちはまだまだだね。
(しかし、誰でも分かる形で記事にされたサトシ君にも、学校の指導は入らないんですかね?)

 健康のために検診結果などを記録するように言われたミキちゃん。得意のDJを録音しだします。
「ハローベイビー!」
うひゃこっぱずかし。まぁそれも青春か。

 

「14才の母」5 ☆☆☆

 「こんなに反対してるのに」
って、どこがだ母さん!
(またその5分後には、産む方向で娘と一致団結。早!)
近所の産院に連れて行ってる時点でもう、貴女が何をしたいのかよく分かりませんけど。パパも来て大喧嘩してたらウワサしてくれと言わんばかりなのでは。

 ていうか、彼とは会うなっていうけど、本当に責任と自覚を問うなら
「2人で暮らせ、彼と育てろ」
じゃないの?それなら即、無理って言うと思うよ。
家で今までと変わりなく暮らしながら「1人で」育てろって何。
洗濯して買い物して掃除して食事作るのは誰?お母さん? 普通の「母親」はそれもして育児するんだっちゅーの。

 そして「1人で育てる」からバイバイ桐ちゃん、とあっさり言ってますけど、子供が育ったら父親探すでしょうが。会いに行くの止められないでしょうが。

 せっかく悩んだこと&存在意義を全否定された桐ちゃん、涙。
「結婚して」
と言われるよりも酷いこと言われたよね。
(ここで走り去らずに、ママの車で去るのが更に駄目押しで情けなくて可哀想・・・・・。なんだか自分で運転してたみたいな画面繋ぎで笑っちゃったけど)

 いやー今回も気合い充分、見るのに体力要るので、録画再生の決心が付くまでに時間がかかっちゃうのですが・・・始まったらもう1時間が短く感じる程、のめり込んで見てしまいました。
 高畑さんも室井滋もみんな、上手いよね!
弟役のつたない感じすら、とまどいの演出かと思いたくなるほどデス。ホントは弟への告知(そして、お母さんが妊娠かと勘違いするベタな場面とか)も見たかったんだけどな。

 学校が「授業になってない」のは、朝っぱらから自習で会議してるからじゃろっとツッコミいれつつ。
このまま退学して穏便に・・・でなく担任の先生が頑張りそうな感じになってきたのでその辺が楽しみ、もしくは心配の種に。雑誌も発売しちゃうしね。

「14才の母」4 ☆☆☆☆

 お金の話、しないよね。
堕胎に何万掛かるとか、男側に出させろって話も出ていない。娘のためなら何でも払う気満々で『育児の費用はどうする』って、どうせ出してくれると(無意識にでも)思ってるよ!
そしてまた、ガラスの向こうの可愛い新生児見せるという暴挙に。
違う違う!
うんちのオムツ替えとか!昼夜問わず3時間おきにたたき起こしてほ乳瓶の用意させるとか!小児科の待合室の騒音とか! イヤそうなこと他にあるでしょーが。
「お母さんもこれから本気で反対する」
って、本気遅すぎだ!

 そんなこんなで、彼氏はトンズラだわ、雑誌は嗅ぎつけるわ、 学校にはバレるわ、教室で「産みます」宣言だわ、もう大騒ぎ。
 でも上手いよね。
彼氏の心情ひとつにしても、手術がもう終わったと思ってオジサンに伝言するところや、一ノ瀬家の前で弟に咎められるところや、涙の生瀬パパに「男の人が泣くの、初めて見た」と受け取っているところや・・・とても繊細。

 教室での大騒ぎは、もっと肯定派だの穏健派だの居そうな気がするのだけれど・・・先頭切って責めるのが一番の親友なんだから、こうもなるのかも。そして、例のウワサの彼女が突き放しつつも「聞くだけ聞いてみたら」と水を向ける流れも、納得。

 要は、いちいち裏目って思える一ノ瀬両親の対応も、間違いだとかリアルじゃないとかそういう非難じゃなくってね、絡み合う要素のひとつ。「こういう親だからこう育ちました」という伏線なわけで。
 「産みます」宣言がどんなに幼く思えても、そりゃ幼いんだから仕方ないんだし。
もう見てるこっちのすることは、ハラハラ見守ることだけかもー。

 別の時間帯に流していた予告CMでは、「命が1つ失われたんだ」という生瀬パパの声にかぶせてバイク事故直前の立ちすくむミキちゃん。流産ですかー?という堂々のミスリード、流石です。

 ところで、あのバイクに乗ってた人の怪我は大丈夫だったんでしょうか。気になります。

「14才の母」3 ☆☆☆☆

 ああ〜裏目に出た(><)

 傷ついている娘の為に、貴女が好きだ、大事だと、言葉を尽くして愛情を伝えることが、逆に彼女を堕胎から遠ざけてしまうなんて。
 だいたい、優しく真剣な子供に育てたからこそ悩んでいるんだものね・・・(さっさと堕ろして平気な娘だったらそれはそれで親は衝撃でしょう)

 彼氏の家庭も同様で、ずるく賢く立ち回れ、と発信する母の気持ちが逆に、
「僕が父親だ」
と息子に告白させていて裏目。お母さんは嘘をついて欲しかったのにね。
 更には雑誌社。
 騒動を起こしたくないから出した金のせいで、痛い腹探られちゃいますよ!浅はかなり。
おまけにパパ。雨の中傘投げ出して中学生睨んでちゃ、とてもじゃないけど通りすがりに時間でも聞いた様には見えません。モロに『何かある』じゃんよ。

 等々、メチャクチャ前のめりで息を詰めてみてしまいました。
そして哀しくなりました。子供ももう、親だからって何もかも言うワケじゃないんですもの。
何が「CD返さなきゃ」だよ。
1日待ってくれ、という彼氏の返事を聞きたいと、何故言えないの。言わないの。

 だってもう1人の別個の人間だから、というにはあまりにか弱い存在なのに。

 妊娠を告げられて、即逃げなかった彼氏はちょっと偉かったけれども。結局答が否定だったのなら・・・。1日遅れたことで友人に話す羽目になり、雨が降り、事態が悪い方へと転がってしまったこの皮肉。

 いや、どうなんだろう。
産まれてくる子供の立場で考えたなら、その1日のおかげで自分が生きていることになるんだよね。でもねぇ。
 愛されるべき命だからこそ、望まれる関係望まれる時間で産まれてきて欲しいじゃないですか。

 来週学校で騒動になる予告。あああああ・・・・・。

「14才の母」2 ☆☆☆

 母は強いね。
いざ相手の家に乗り込んだらビビッてる父を後目に、ガツッと用件を切り出しました!
・・・向こうも女が出てきた、というのがあるかしら。

 母親にバレ、父親に報告して泣かれることになった今回、もっと大暴れの大騒ぎかと思いきや。
父生瀬さんが、まず信じない。それから必死に自分を抑えようとして抑えきれない様子がたまりませんでした。そして必ず最初に聞くのね。「無理矢理・・・?」って。

 それに「好きな人がいて」こうなったと応える娘なワケですが。好きなだけじゃ妊娠しないのよ?
 おまけに後半、今更「好き」って告白し、彼に驚かれていて、びっくりがっくり。「突然だね」じゃねーよ!そういう意思確認の方を先にするんだよ普通は(TT)

 妊娠検査薬が見つかって、妊娠発覚。
前回薬局で『2回分』の箱を手に取ったのも伏線か! ていうか、未使用分をとっといたのね(^^;;;) 使用して結果が出た方ももしかして、一緒に箱の中かな。家のゴミ箱に捨てないのは賢かったけど。

 産婦人科、初診には保険証が必要。
妊娠週数は、受胎前の生理から計算。
堕胎手術は、母体の為20週までに。
堕胎手術は、胎児の父の署名が必要。

 ・・・前回に引き続きそんなまめ知識(?)も散りばめつつ、妊娠の実体に迫っていきます。
そう、女が痛いの。
産むのは勝手でも育てられないのは罪 なの。

 緊張感たっぷりの1時間でした。
なのに前回の、学校抜け出てひゃっほーみたいな場面よりよっぽど安心して見ていられたのは何故でしょう。

 男の返事は、来週。さてさて。
ドラマの女の子はすぐ「産みたい」っていうよね。怖くないのか、分かってないのか。
「産みたくない」と暴れるのを親が説得、とかって逆のパターンはないのでしょうか。

「14才の母」1 ☆☆

 うわーやだー(><)

「死んでもいいなんて、言っちゃイケナイ!」
そう言い切る、比較的きちんとしつけられた子供だったヒロイン。それがなぁ。逆に、博愛精神で犬を助けるように、さみしい男に抱かれてしまったよ。ああ〜 

 子供の性行為自体の是非は置いておいて。
せめて相手との間に、愛があればいいなと思っていたのに。そこが全然…ない まぁ強姦じゃないのがまだしもですが、なんとなく手近で済ませてしまった感のある男の方だけでなく、女の子の方すらも、恋して焦がれて、
『貴方になら』
って感じが全然ない。いいのかあんなことで。

 親も甘いよね。学校サボったり、門限破ったらもっと鬼のように怒ればいいのに。
子供を信頼してるとか、そんなことなんでしょうか。歯がゆいなぁ(その点は、金だけ与える放置家庭の方がいっそ、行動原理が読めてスッキリ)

 それでも、登場人物や話の流れには特に無理なく腹が立ったりはしないのですが、さあこの子供が妊娠するぞするぞと思って見ていると何故か動悸がバクバク。

 塾行かせちゃイケナイね?夜の夜中に外を出歩く、正統な理由なんか与えちゃダメですよ子供に。進研ゼミ?家に送ってくる、あれでいいじゃない。
 それとも、サカリつきかけの若造は皆、毎日フルマラソンでも走らせておけばいいのに。
(「こんな全力疾走初めてした」だとぉ?女の子の手を引いて走って、どこが全力だ。部活しろ!)

 色気ゼロだった「女王の教室」時代より、微妙に成長していたヒロインにもドキドキしたけれど、相手の美形くんの背中が広くて、『中学生ってこんなに大人かぁ』とまたドキドキ。
 ランドセル背負ってる、ヒロインの弟がまるきりガキなんだから、たった数年で男の子は育つね!そしてサカるんだわね(^^;;;)

 1話でもう妊娠を確認(弟はもらさずに済んだのか??)
来週は親にもバレて、さあ壮絶な家族会議になりそうです(^^;;;) 展開早!
実際にお年頃の子供が、自分の時に『検査薬ってのがあったっけ』とか思い出すような実用啓蒙部分がみっちり描かれるのかな。それもどうかと思うけど。

「世にも奇妙な物語」2006秋 ××

 涙を返せーっラストが納得いかないぞーっ

「部長OL」は笑った(^^)
 デスラーさまはもちろんのこと、釈由美子が面白かったよー。
「昨日公園」も良かった(><)
 頑張れば頑張るほど悪くなる結果に、疲れていく堂本王子切ない。(また、こういう友達役がメチャ似合うんだわ、山崎樹範)
 次の悲劇がほのめかしのままサッと終わるところも成功って感じ。

 それが、猫の話でなんだかなーになって。
(独り暮らしの女が、男を家に入れるカヨ!)

「家族会議」
での殺し合い設定には、いやな話だねーと気を重くしながらも、
「最後にやりのこしたことが」
に続く両親の号泣で思わずコッチも涙しちゃったよー。可哀想じゃないの?。
で、そのまま終わりかと思ったら・・・・

手紙の朗読で『はぁ?』
影から車椅子現れて『はぁぁ???』
もうどっちらけ。泣いた分損した感じ。

 自分で作った設定を、自分でくつがえしてどうするんですか。難病ドラマの主人公がラストで『突然治ったの!』と言い出しすのと同じでしょう??
 そうなると、途中で目をつぶったアラにも腹が立つ。
「3人で楽しいことをしよう!」って何もしなかったよ?
「牛乳に毒が入ってるのを」知ってて飲んだなら自殺じゃん。

 「世にも奇妙な話」に完成度を求めちゃいけないとは思いつつ・・・・あまりにあんまりではないかしら(涙)

 そうそう、その毒を入れている場面でお母さんは、洗濯をしようとしていたんだよね。あと1日しかないのに家事・・・・。
する人はするんだろうなぁ。私なら皿も服も洗わない。
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