ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

猪塚健太

「高嶺のハナさん(2)」〜最終回☆☆☆

 はいはい、ハッピーエンドね!

 お互いを大切にしすぎてすれ違う弱木きゅん(小越勇輝)とハナ(泉里香)さん。夜に上司とタクシーに乗っただけで、2人の仲を疑うだなんて!他の誰が騒いでも、弱木キュンだけは信じてあげないとダメじゃんよ?

 社員旅行の熱海(だっけ?)
ザパーンと海に突っ込んでハナに熱く思いを語るチャラ田(猪塚健太)!弱木の口元についたアイスを舐めとる苺ちゃん(香音)!と、それぞれ見せ場の接近シーンもありながらきっぱりお断られ。なのに、だからってハナと弱木がパッと上手くはいかないのもお約束でハラハラだぞー!
 またその間の、好き好き挙動不審だったり泥酔したりするハナさんがフリきって演じていて最高です!暴れるホースでびしょ濡れになる弱木くんも、自らやってるはずなのに上手すぎでしょう〜

 その上司不動さん(小柳友)、ハナを好きすぎて思ってる反対を(英語でw)言ってしまうおバカ病なのですが、それを唯一逆と見抜けたのが天満橋、いや淀屋橋梅ちゃん(中村里帆)! また不動さんも梅とは普通に話せて、きちんと有能な上司でいられるわけで、もうここくっついちゃえはいいのにね!

 で、NY行きの出世をとるか、日本で弱木といるかの2択に揺れるかにみえたハナさんでしたが…悩むのはそこじゃなかったよね!
「淋しいです!」
と正直にいえた弱木に
「私も淋しい!」
応え、それでもNYに旅立ったハナさんは…そう、何かあったらすぐ戻ってきて弱木キュンに会って、また帰ったら良いんだよー笑
マイル溜まりまくってそのうち無料で来られるね!

 

「高嶺のハナさん(2)」〜6☆☆☆

 もっと変な人出てきた〜笑

 弱木くん(小越勇輝)とハナ(泉里香)が好き同士、と知って一旦は引いたもののやっぱり諦められない苺(香音)とチャラ田(猪塚健太)  
特に苺ちゃんはね、フェアでありたい!と
『紅茶ぶっかけたのもUSB狙ってワザとでした』
と当時の嫉妬を打ち明けてハナに謝罪w    強火ですw

 そこに赴任してきた不動(小柳友)は、ハナさんの憧れの元上司。
不動さんに認められたい!と、ラブラブランチまで返上し仕事に励むハナさんなのですが……なんか変。そう、昔からハナさんが好きすぎて言動が狂う不動さん、海外赴任で離れて業績を上げてきても、戻ってハナさんに会ったらまたポンコツに。褒めたい企画も貶してしまうのに、有能なハナさんは勝手にその裏を読み、更に企画を良いものにして不動を崇拝する勘違いサイクルにハマっていたのでした〜。
 その横で安定のバカ企画を産み続ける弱木きゅん。デートの代わりに企画チェックまでしてもらったのに、ハナの慣用句な助言を文字通り実行してしまうポンコツっぷり(「まだ甘い」と言われて甘くないお菓子に、でしたっけ?)流石の苺ちゃんまでバカすぎるとガチ怒りでしたけど、でもそのダメさも含めて好き。
 キスを迫る苺ちゃんに
「こういうことは好き同士じゃないと」
と、流されず断れる男な弱木なのに、どうしてじゃあ好き同士なハナさんとだと目をつぶってキス待ちしちゃうんだよお笑

 そんな間に、ハナも不動宅にお呼ばれでイケナイ感じに! 互いに誤解しちゃったりするのかな、あまりこじれないといいなあ。

今はパーフェクト女子なハナさんが、就活の時期は連戦連敗。不動とお菓子に出会って目標を見つけ変わるエピは素敵でした! これで不動さんがポンコツじゃなかったら、入社してすぐ捕まっちゃってたかもね
 そうだ影が薄い弱木の同期うめちゃん(中村里帆)、彼女だけはなぜか不動の真意をミラクル理解してました(BAD=Best Answer Desu !)それをハナさんにも教えてあげて〜!
 

「高嶺のハナさん(2)」1☆☆☆

 まさかの続編、待ってました〜!

 ダメダメな部下弱木キュン💕(小越勇輝)に恋しちゃったバリキャリ華さん(泉里香)   前作ラストでめでたく交際スタートしたはずでしたが…

 並んでお弁当食べてるだけw
キスどころか手も繋いでない、デートしたいのに誘ってくれない、でも自分からは恥ずかしすぎて言えないんですよ華さん!
 おなじみ弱木キュンのゴミ企画も、ハナさんの鬼ダメ出し&小声の「可愛いけど💕」も、安定の変わらずでーす。 仕事の描写が
「アレをアレして!」
「はい!アレをアレします!」
と、全くそれらしく装うつもりなく振り切ってるところもお気に入りです 笑

 その横で1人、チャラ田(猪塚健太)だけ覇気がない……。そして弱木の同期、なにわ女の淀屋橋うめ(中村里帆)が異動してきて、距離が近くて華さんヤキモキ。さて、どうなる?

 どうせ大したことは起きないでしょう、気楽にハナの変顔と弱木キュンの可愛さを楽しみます☆

「言霊荘」1 ☆

 口にしたどんな願いも叶ってしまう、不思議なアパート言霊荘。でもその代償は?

 前向きViewTuberのヒロイン言葉(西海七瀬)は日頃から、出来る!なれる!望めば叶う!とポジティヴ発言を心がけていたら、ほら! 大人気格安物件の空きが出たと連絡がありましたよ。 
 そして引っ越し。前からの友人作詞家紗香(三吉彩香)も含め、先住者との歓迎会をしていたら、TVには紗香の詩を歌う歌手桐島蓮(猪塚健太)が。すごいね、と褒め讃えても浮かない顔の紗香が
「違う世界に消えちゃえばいいのに」 
とつぶやいた途端、苦しみ倒れる桐島(いやカメラ、苦悶を追わずに画面外そうよw)が亡くなる。
 自分の言葉のせい、と悩む紗香に漬け込みお札を売りつける男零至(永山絢斗)を締め上げ、宮司(斉藤由貴)を紹介させるがめちゃ高額。既に『約束を守れ』と紗香にしか聞こえない声が止まず、掴まれた指の痕まで浮かぶ怪異を放ってはおけず、かといって支払えず、宮司に教わった耳なし芳一方式のお祓いを紗香に試みる言葉と零至。言いつけ通り夜明けまでお経を唱え続けるはずが、夜が明けた!と光に騙されカーテンを開けてしまい…。

 死ねばいいのに。
とも言わず、別の世界に…程度って随分優しいじゃないですか。女遊びも激しかったなら、その時間にどこかで「死ね!」とズバッと呪ってた女もいそうw  しかし跳ね返りは、言霊荘でつぶやいた紗香のところへ。管理人室の風呂に潜む何かが、本人も覚えていない「約束」とやらをしたそうで、なんでしょうね。

 格安物件、という割に間取りも建材もおしゃれで住人の職業も医師に秘書にフリーアナとキラキラ。とはいえオートロックもなく、紗香と亡き歌手との関係も知って、金持っていそうだなとつけこむ零士が入れるぐらいなので、セキュリティがない分が安いのでしょうか。管理人も姿を見せないし(それとも、相次ぐ変死で安いのかw) 

 騙しに来たくせに巻き込まれ、お経まで読んでる永山絢斗は愉快ですが。目当ての猪塚健太くんは死んじゃったしなー(あの歌、即興じゃなくちゃんとオリジナルソング作られたんですってよw) 住人が巻き込まれていったからなんだって感じで、来週も見るのかは不明です。怪異は「准教授・高槻彰良の推察」から高槻先生を呼べば無料ですよー。 

「高嶺のハナさん」〜最終回 ☆☆☆

「私と付き合え! 横にいろ!」
そうだそうだ〜!

 いやあ楽しませてもらいました、おバカドラマ最高☆
1話からずっと実は相思相愛なのにすれ違い続ける高嶺華先輩(泉里香)と弱木きゅん(小越勇輝)でしたが……。やーーーーーっとお互い告白しあいましたよ!やったー!
でも何も進展しないぞw 

 途中、邪魔したいだけだったはずの苺ちゃん(香音)が弱木にうっかり本気になっちゃったり。同じくちょっかい出してただけのはずのチャラ田(猪塚健太)も華さんに本気になっちゃったり。2人とも恋愛巧者だけあってしっかり告白してくるのに、どちらもそこはあっさりお断り!ゆるぎません。
 なのに「華さんに相応しい男になる!」
それまではお付き合いできません! と弱木きゅんだけが空回り。こんな僕じゃダメだー、えーん、じゃないんだって。逞しくて頼り甲斐あって仕事ができる男が好きなら、そもそも弱木が好きじゃないでしょうw そこに気付けw 

 そんなわけで、結局は華からの力強いお言葉で収まるところに収まって、そっと華さんの肩にもたれる弱木きゅんw そうね、リードしてもらってたらいいじゃないですか☆  
ただ……企画だけは、もうちょっと食べ物としてまともにならないかな……ダメ出しする華さんは幸せそうですが、流石に辛すぎて気絶するとかウンコ味とかやめようね?ね? いつかまともな案は出るんでしょうか〜
失恋をバネに、「変わりたい!」と商品企画部に異動を願い出た苺ちゃんの方が、早速いい企画で採用もされる有能さでしたよ←そういうところもこのドラマ好き☆

 最後にキスぐらいは見たかったかも? 一緒に見てた旦那は笑いつつも「深夜でやらなくても…」とうるさかったです。それはまあ、確かにねw でもゴールデンでする内容でもないじゃない。いつ向きでしょう、土曜の朝?

「高嶺のハナさん」1 ☆☆☆

 やだ、面白いw
またこじらせ恋愛ものかーい!と思ったら、両想いだと視聴者にはすぐに分かった上でのこじらせ具合がハンパ無いです! お互いに嫌がらせレベルの仕打ちw でも好きなのね⁉︎

 企画課のダメダメ社員弱木くん(小越勇輝)は、みんなの憧れバリキャリで美貌の先輩高嶺華(泉里香)が好き! 認められようと頑張って企画を出すのに、ボロカスに叱られてばかり。
 でも実は華さん、弱木きゅんのそのダメダメなところが好きで、好かれたいのに空回りなのでした〜!

 しかし弱木のダメさも相当で、褒めよう!と決めて受け取った企画が
『マヨネーズ唐揚げチョコタピオカ』!
弱木くん的には高嶺さんに言われた通り?「コンセプトを絞って、若者が好きなものを掛け合わせました!」と笑顔全開なのですが……、褒めなきゃ、褒めなきゃと苦悩した末にビリビリビリ〜っと笑顔で破いて
「こんな破りやすい企画書は初めて〜☆」
って、た、たかみねさんorz

 片瀬那奈を思わせる美貌ながら、叱責や上から発言には慣れてない感も漂う高嶺華役の泉里香。でも今回は逆に、そこがいいですよね。内心の「こんなこと言っちゃダメええ」感を演技で出してるならものすごいぞ??
 対する弱木も、胸板の薄さが理想的に頼りない!でも「書けないッ」の天才脚本家だった小越勇輝は輝いていたので、これもスタイリングと演技力??

 お弁当のエピソードもいいですよね。昼食カップ麺の弱木に、お弁当作ってあげよう☆と思いつく華。初回のゴミ料理から、徹夜で研究を重ねて豪華海老天弁当✖️2を作成!有能!ロスを見越した材料の用意も完璧!
しかし弱木は「自己管理しろ」と華に叱られて早速!自作弁当を持ってくることにしたのでした〜。偉いけど間が悪いorz
泣きながら弁当2個を完食の華w  徹夜もしたし、食後に眠く…なんてことはないの!有能だから!

 2人の想いは、いつかお互いに届くのでしょうか?バカップルぶりを見たいような、このままでいてほしいようなw

 そこに絡むのが、なにかとチャラいチャラ田こと更田先輩(猪塚健太)と、腹黒エンジェル天井苺(あまいいちごw  香音)
「ポルノグラファー」の春彦くんが、茶髪でチャラくんなるとこんなにカッコいいのね、そこも楽しみです(^^)

「インディゴの気分」5、最終回☆☆

 木島(竹財輝之助)の胸ぐらを掴んで怒鳴ってたのに、気がつけばその胸を借りて泣いている城戸(吉田宗洋)……orz  
甘えん坊か!

 蒲生田御大(大石吾朗)の葬儀で再会し、遺影の前でまた、まぐわう2人。罰当たりな〜! でも、こうなるきっかけを作った張本人でもあり。笑ってくれそうですよねw
 ペンネームを「鬼島」に変えて官能作家で再デビューした木島は、転職を止め結婚も破談になった城戸と組みバンバン本を出していたそうで、そんな時代もあったのかとびっくり。そして
『それが木島のピークだった』
と振り返る城戸のナレーションは残酷です。全く書けなくなって、前作「ポルノグラファー」に繋がるんですものね。
あれ、でも城戸はじゃあ結婚はいつ? それで鬼島先生の創作意欲おかしくなったのでは…??

 ラスト、久住と交際中の木島に未練たっぷりな城戸。タクシーの中でも寝込む唇を狙うw 久住宅前で降りた木島を見つめ続けるのも、どうかと思います。振り返りもせず、久住くんの胸に飛び込んで行く様子を見てしまうだけじゃないですか…! 切ないよ!
 既婚者子持ちなんだけどなー。

 そして映画でのあの不憫な扱いに続くとは城戸w 自業自得なのだなとも納得しましたわ。

「劇場版ポルノグラファー プレイバック」☆☆

 あれから何年?
東京から訪ねてくる『年下のお友達』久住春彦(猪塚健太)を実家に泊め、もちろん肉体関係もありながら。
・作家が幸せで創作が出来るのか?
・何故自分が求められるのか分からない
と、未だ心には壁のある木島理生(竹財輝之助)……面倒くさい!
 そして喧嘩がうるさいですorz

密やかなBGM、叫び声を切る演出と、静かだったドラマを愛していたのに、怒鳴り合いを何度も聞かされるのは辛かったです。特に妹御(小林涼子)は、普段からどすどすとお歩きになる…。でもそれもすなわち、理生の生き辛さそのものなのでしょうね。

 そんなわけで、導入は回想=ドラマ「ポルノグラファー」粗筋からの、ラブホでの熱い濡れ場です。長いw もとい2人幸せそうだったのに、些細な喧嘩から連絡が途絶え…。いや先生が一方的に電話もメールも無視したのでした。なにかと手紙を書こうとしては、投函出来ないんだから。

 家族での外出からも逃げ出す先生。原作だと姪七五三か何かの記念撮影、祝い事の予約をすっぽかす重罪だったのでorz 映画の海遊びドタキャンはマイルドな分、先生の『幸せ』耐性の低さと妹さんのキレっぷりが際立ちましたw
 そしてもらい事故で、左手捻挫全治2週間(その割に、作中で肩や腕に遠慮なく触るのでハラハラでしたよ。まあ、骨折よりは響かないのかな)そう左手、今度はちゃんと利き手ですw
 原因の明実ハルコ(松本若菜)に誘われ、スナック2階に居候する先生は。客からは新しい彼氏扱いされつつもハルコさんの誘惑は断って…なんと息子くん(奥野壮)に口述筆記を持ちかけるんですよ。え、それって。
間が悪く、久住が先生を探してたどり着いたまさにその時、辿々しく「そうきゅう(双丘)ってナニ?」とお手伝いをしているじゃありませんか。2人の馴れ初め、大切な思い出と同じ手口でまた若い男子喰おうとしてる?
そりゃ怒りますよ…。

 実はいまだ「春彦」呼びすら特別だった2人💦 その切り札(?)を、睦み言でなく喧嘩の最中にしか言えないとは、木島先生ったらなんて不器用なんでしょう。

 その後はもちろん、明実親子に背中を押され、東京に。城戸(吉田宗洋)にも迷惑をかけw  ちゃんと謝りに行き、よりを戻す先生と春彦です。こちらもそれを見届けに行ったのだから、大満足。
春彦と付き合っている、と明言する木島に
「俺にも、そうなる可能性はあったのかな…」
と未練たらしく問うて「無い」と即答される城戸氏w でもまた違う信頼の絆がそこにはあって、胸熱でした。

 家族バレは…。
そもそも実家でスルな案件w  裸で抱き合うのを妹に目撃されたと、本人たちは知ったのかどうか。もう巣立つならいいかw
 しかし幼い姪ちゃんはいつか思い出して、あれって……と思うのかも(^^;;;;;)

 天使のような明実親子は、気さくでエロ耐性が高くw 官能小説も褒め称えてくれて。久住のことも即、恋人と認め。追えと励まし。後日もう会えなかったところまで、スピリチュアルな存在でした。友達の少ない先生のためには、消えないでいて欲しかったのですが。いつかまた2人の危機には現れるのかも。

 そうそう「作家は幸せではいけない」説。実はちゃんと蒲生田先生(大石吾朗)に論破されていたのでしたよ。忘れないでよ!
 稼げず、プライドは高く、無駄に繊細な木島理生は面倒くさくも愛らしく、そして久住春彦をとても愛していて。それを知っている春彦は、めんどくささも込みで理生を愛していきたいそうなんですよ。くうう、ご馳走様です。
お幸せに…!



「ポルノグラファー」最終回 ☆☆☆☆

 遺書じゃんw そんなメール受け取ったらそりゃ走りますよ。

 丁寧な謝罪と礼と離別の言葉に、全速力で駆けつけた木島先生(竹財輝之助)の家は空っぽで、戸惑い探し回る春彦(猪塚健太)をよそにふらりと帰ってきた先生。誤送信ですって、素直じゃないなあ。会いたかった、あれを見たら来てくれると思った、って言おうよorz

もう筆を折るという先生。実家に戻って農業を手伝うって、無理でしょう…(^^::::) でももっと無理なことをさらっとお願いする春彦なのです。


「最後に、俺のために何か書いてくれませんか」

スランプの人はきっと、楽しんで好きに書けとか読者のことは気にするなとか、腐る程言われて来たでしょうに、まさか真逆の「俺の抜けそうな小説とか」とピンポイント指定w 年上の人妻ものが好きだったっけ、剃毛とかマニアックで、と性癖をあげつらって嗤いながらも、段々と言葉に詰まる先生。書く前提での話が既に辛いでしょう。もう何年も一行も書けていないのに。君は酷いやつだ、と責めても「出来ますよ」と言ってくれる春彦に抱きとめられて。「書きたいんだ」と泣いた先生は、
「もっと、君のことを教えてくれないか」
と、ついに歩み寄りやっと結ばれる2人なのでした。
口づける先生の頰に光る涙のあとが美しくて、もう(><)

 すっかり片付いて何もなかったリビングに、2人でくるまれる布だけはあってGJでした(^^;;;;)  
「僕は嘘つきだけど、約束は守るよ」
と、見送るつもりの春彦を寝かしつけ、案の定起こさずに旅立ってしまう先生。そういうとこだぞ! でも、そちらを嘘にしてしまったからこそ、もっと大切で大きな約束の方を守れたのかも。

 半年後。本屋にひっそりと積まれている先生の本。
ということは、復帰作はかなりのハイペースで書けたじゃないですか! その前を通り過ぎてしまうことなく、しっかりと目に止めた就活中の春彦。すぐさま帰って読破した「愛欲のエクリチュール」エクリチュール=筆記。2人のあのひと夏の関係が作品に??さぞオーダー通りに抜け…たことでしょう(^^;;;;)
そして久住くんからの手紙を読む先生。でも問題はその先で、先生がちゃんと返信をくれて、会ってくれるのか、なのですが、さて。

 田舎で見せる穏やかな微笑みは、もうきっと大丈夫と思わせてくれました。幸せになってー。


 ところで日本語字幕で、城戸(吉田宗洋)が電話で「検本をしないのか」と言っていましたが。あれは「献本」ですよねえ。待っているだろう春彦に、作者から贈ってやればいいのに、と。その意見も一理ありますが、先生はきっと、本屋で見つけられないほど忘れられているなら、それでいい、ぐらい後ろ向きに思っていそうですからw  間をおかずに連絡があって、さぞ嬉しかったことでしょう。

「ポルノグラファー」5 ☆☆☆

 ついに、口述筆記が既存作だと気づいてしまった春彦(猪塚健太) 思い切って木島先生(竹財輝之助)にそれを指摘して。

あ、まだそれでも『焼き直し発表』の是非を問うてたんだ。まさか無駄仕事させられているとは思っていなかったんだorz  なのに、実は仕事の依頼はなかったという打ち明け話に、利き手の件や、春彦が書いた分は破って捨てたことまで畳み掛ける先生。酷い。

 殴りかかって、更にぶっ飛ばしてもいいだろうに逆に
「好きなんです」
ともたれかかってしまう春彦。可愛いじゃないですか!なのに素直じゃない先生はほら、
「それって僕とセックスしたいってこと?」
と茶化して濡れ場に持ち込んでしまいますよ。いつか嫌われるのが怖いからって、今原因を作らなくてもorz

作品を読破したと言われた時の先生の顔!嬉しかったんでしょう?
「あんな低俗なもの」
とやっと口にするときの震え声! 先生、素直になって~!

 この回の演出もいいですよねえ…。殴る瞬間は見せずにタイトルに。喘ぎ声が延々と続くんだろう場面の音声はあの切ないピアノ。部屋を荒らす先生の絶叫は無音で。声を出していた役者さんにとっては、使われないのかとなるかもしれませんけれど、作品全体の静かなトーンが好きです。
前回で印象的だったのは、春彦の足を止める踏切を通過する電車。かと思うと今回は、先生に襲われた後の涙を吹っ切るように、やってきた電車と並んで疾走する春彦。

 城戸(吉田宗洋)に会い、「干されている」とは、スランプで書けない先生がまた1つ重ねた嘘だと知って尚

「先生の官能小説、好きです」
と語る春彦。それが「先生が好きです」とイコールなだけに、城戸が今でもずっと好きだと先生の小説を評すのも、やはりそういうことなのかと。そこに若さで、
ズバッと切り込む春彦くん。自分だって先生とキスしたし!それ以上もしたし! たかがチェーンで引き返してしまう既婚で子持ちの旧友でなく、今は春彦こそが合鍵を持って走るぞ、先生の元へ。

 青春だわー 

「ポルノグラファー」4 ☆☆☆

 「ねえ、それだけ?」
の後、そ、そんなことがー!


 酔っ払い相手とはいえキスも、それ以上もしちゃって明確に先生を意識した春彦(猪塚健太) でも骨折はいつか治るし賠償バイトにも終わりが来るでしょう。就活もしなくては。もういっそ、先生(竹財輝之助)のアシスタントになっちゃおうかなーと冗談めかして言ってみる意に反して、先生はどんどん塩対応になっていくのでした。これからも飯食いに行ったり…と、ただ会いたいという提案にさえ

「自分の時間を大切にしてほしい」

などと大人のきちんとしたお返事。いや迷路に誘いこんだの、誰w  でも先生は若い春彦みたいに、素直になれませんよねえ…。嘘もついてるし。

「僕は、君に失望されたくない」
意味不明の言葉を受け止めきれない春彦ですが。ほら先生の本を読んで、その嘘に気がついちゃった。来週はそれを問い詰めるのね。

 BSフジで年末から放送されていた「ポルノグラファー」 喜び勇んで録画しましたが、誤算が。家族がいる居間でなんか見られないよー!といわけで、すっかり年が明けてしまいましたが、今夜の最終回放送前にやっと記事をUP。 続けて続編も放映してくれるのでしょうか??


「ポルノグラファー」3 ☆☆☆

 なんなんだ、あの二人。自分を買い出しに行かせて、今ごろ家で何を……

 ってところで腐女子並のBL妄想を繰り出す久住くん(猪塚健太) 純文学で食い詰めた木島(竹財輝之助)にエロ執筆を勧めた恩人、のはずの城(吉田宗洋)戸が妄想の中では、仕事と引き換えに木島を好き放題に犯す鬼畜編集にw 明かりもつけない隠微な部屋で、もう嫌だと懇願する先生を乱暴に扱い、あんなことやこんなこともー!ダメー! と、走って帰ったら普通に明るいキッチンで歓談してましたよ、って当たり前だ!飲み交わす話題は、学生時代の木島のモテっぷり。城戸も妻子持ちとも分かって、ゲイ妄想を反省する久住くんなのでした(^^;;;;;)


 しかし酔いつぶれた先生を寝室に連れて行く城戸の様子は、むしろ妄想セックスを超える『こいつらデキてる』感w 口づけでもしそうに抱きしめたまま、そおっと大事に横たえるところなんて、直視に堪えない!ほんと君ら何なん。そして、深入りするなと忠告されムッとする久住。俺のように振り回されないように、ですって。いったい何があったのか。
片付けに残って、酔っ払いの誘い「一緒に寝よう」を断れない。ああ、せっかく城戸が忠告したのに。「ここにいて」と甘えてるそれ、中年男なのに! ひとつベッドに顔を寄せて先生を見つめ続ける久住くん、絶対眠ってる、起きない、と唇を押し当ててみたら(鼻がつぶれて、いかにも不慣れw)
「ねえ、それだけ?」
と綺麗な手に顎を捕らえられ、長く深く熱い口づけを教えられて……暗転。

 朝にはいつもの冷笑する先生で、「覚えてない」「忘れて」と言うのです。ほらそれってお互いのため、何もなかったことになる魔法の呪文だよね。でも久住くんはどうしたいんでしょう。

 いやあ原作も該当部分まで読んで、セリフの生かされ具合や逆に実写ならではの口述映像化に感激しています。それに先生の家を一戸建てにして外の緑を入れることで、とても広がりが出ていますよね……映像美。あと夏のセミの声や、開け放った窓にカーテンが揺れている感も好き。 


「ポルノグラファー」2 ☆☆

 新登場の城戸(吉田宗洋)さんイケボ。久住と先生が二人とも声高めなので、城戸の低い声で3人の会話が締まりますね。

 すっかり妄想が癖になった久住くん(猪塚健太)、案の定先生(竹財輝之助)の

「口で、してあげる」
を脳内リピートw 女教師がいたあの教室を舞台に、抜かれちゃってます(久住くんの妄想の先生だから、左じゃ字がうまく書けないのw) もうエロ小説よりも木島先生本人をエロく感じちゃっているじゃないですか。ソファに並んでレコード鑑賞、音より横顔を盗み見てドキドキ。「そういう(正直な)とこ、好きだよ」と、思わせぶりな笑顔に生唾をゴクリw
 大学で友人(上田悠介)に、バイトの件をうちあけてみるとキショい爺さん扱い。まあ確かにw 音声認識ソフトでいいじゃんと言われても、先生は携帯もパソコンも持ってないアナログなんだよ。と、自ら逃げ道を潰していく久住くんです。
でも嘘つきな先生は携帯持ってましたよ。着信相手との口論で、初めて聞く先生の怒声。そう、君は先生のことを何も知らないのですよ。

 そして今夜も「無理よ、いやぁ……かっことじ」と口述筆記は続き、三点リーダーを2回打つときは指を二回コンコンなどと、二人の間のルールも仕上がってきている2週目。突如侵入してきた男は家の鍵を持っていて、編集者の城戸と紹介されます。三角巾で釣られた木島の腕に驚き、気遣っているのに邪険にされる城戸。それがまた二人の親密さを表すようで、おまけに常に顔が近い!
3人で飲もう、とお使いに出されたことが追い払われたようでイラつく久住。嫉妬ですよね。
「お前、左利き…」
と城戸が言いかけたことに気づかない程、平静さを失ったまま次回に続くw 1話30分で見やすいですが物足りない……!


「ポルノグラファー」1 ☆☆☆

 「時空探偵おゆう」で気になった竹財輝之助主演作、FOD1~3話無料配信が今日までなので急ぎアップです。

 実際、小説の口述筆記ってこんなスラスラ語れるものなんでしょうか。ドラマでも「なつぞら」脚本家が口述筆記と聞きますが。今私が打ってるこれですら、書きとってやるから言えと言われても困る……。

 大学生久住春彦(猪塚健太)は、不注意から木島理生(竹財輝之助)の右腕を骨折させてしまう。小説家だという木島は、治療費や賠償金のアテがない貧乏学生久住に、自分の仕事の手伝いを提案する。張り切って口述筆記に臨んだ久住は、どんどんと隠微になるシチュエーションと慣れない専門用語に躊躇する。陰壁?淫水?漢検一級の実力でも手ごわい語彙。そう、木島はエロ作家だったのだ……!!

 「時空探偵おゆう」鵜飼どの竹財輝之助と、「娼年」のあのイカれたホストくん(猪塚健太)W主演。同心姿じゃない竹財輝之助(当たり前だ)はラフな白シャツにメガネで戸惑います。一人称は僕、フェミニンな口調で声も高め。その上、念のためイヤフォンにしてるせいで耳元でずっとエロワードささやかれてしまってどうしましょう(^^;;;;;;) 若い久住くんが劣情をもよおしてしまうの、無理もないですねえw
 先生の表情に、エロ描写に、反応してる自分の身体にと久住くんが気を散らす度、口述は続くのに筆記中の手が止まってこっちまで心配になっちゃいますよ。そこで見透かすように先生が
「ねえ、勃ってるよ」
何故バレタ!と立ち上がっちゃう久住くんですが、それ女教師みさこの次のセリフでしたw ドストレートな読者の感想?に喜んだ先生は調子にのって、久住の耳元で
「抜いてあげようか」
とささやく始末。結局はトイレに駆け去る久住くんでしたが、いや、他人様の家で済ませたとして、どんな顔して戻ってくるの?男同士ってありなの?と笑って見ていたら、これネタに使えそう!と小走りでメモに駆け寄る木島先生……左手でサラサラと筆記!


 こいつ、左利きだー!!

 ライターを左手で器用に使うなと思ってたんです。やばい、面白い。
BL漫画原作の配信ドラマとのことで、失礼にもあなどっていました。久住が自転車を飛ばす坂道は美しく、しっとりしたピアノのBGMや口述にかぶる虫の声、鬼束ちひろの主題歌も素敵です。なのに丸一年知らず、地上波放送も気づかずにいたなんて!損してたー! これからは配信ドラマも要チェックですねえ。
 口述中の女教師ものの実写化映像も、なかなかに凝ってます。続く「抜いてあげようか」の場面、女教師みさこが生徒に密着指導する場面と同じ構図ですよね。『欲情する若者』の左肩後ろから『先生』が身を寄せてくる体勢です。正確には、みさこは正面から覗き込んだと口述されるので机を挟んで向かいにいるはず。セリフと映像の違いが気になりつつ、エロ度アップの絵面には納得です。
TV放映したとして、喘ぎ声も激しい女教師ものからチャンネルを合わせた男性視聴者がいたら、いきなりBLに急転回でたまげることでしょう。新たな世界の扉が開かれるよ(^^;;;;;;)

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