ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

火花

「火花」1~4 ☆☆☆

かの芥川賞受賞ベストセラー小説「火花」のドラマ化!
芸人ピース又吉が芸人を主人公に執筆、と話題になった当時に読んだ小説は、正直特に琴線に触れることもなく……売れない芸人さん大変だねえぐらいな感じだったんですけどw ドラマは大阪弁も心地よく、結構楽しんでいます。

芸人なのに生真面目すぎる主人公徳永を林遣都が好演。そして狂気をはらんだ憧れの先輩神谷を波岡一喜が更に好演、癖のある鋭い眼光がこの役にはいいんですよね。ナイスキャスティングです。
徳永がネタを書く『スパークス』神谷があばれる『あほんだら』、どちらのコンビのネタもたいして面白くないのは、売れてないんだからオッケーなんですw むしろ役者さんってきちんと声出てて、うますぎるぐらいかも。

いつまでも売れず認められない焦燥。ネタ書きのプライド、小遣い稼ぎのはずの役者で世に出そうな相方への怒り。そんな小さな自分を吹き飛ばしてくれる先輩神谷への依存。神谷は神谷で、てんで売れない自分を師匠と崇め奉ってくれる徳永がいてこそ偉ぶっていられるわけで、共依存やBLの匂いも振りまきつつ……。これから神谷が売れてきたら、二人の関係はどうなっていくのか。実写の方がその辺ひりひりとした痛みを感じながら見られそうです。

花火大会で始まった物語は、4話でも街中の花火を象徴的に輝かせ、原作通りならやはり花火大会で終わるのでしょう。でもタイトル「火花」なんだよねえw NHKで放映していますがもともと制作はNetflixかなんかだったはず。ドラマの可能性が広がってきたんだなあとしみじみ。ゆれるカメラや長いカット割りや、ゲロや唾を平気で写すところなどなど映画みたいなドラマです。
神谷の彼女が門脇麦、徳永の相方の彼女が高橋メアリージュンと、売れてない癖に恋人は恵まれすぎでしょw そして事務所のやる気のない社員に染谷将太、豪華です。 

「火の粉」最終回 ☆☆

これじゃ人生変えられた一番の被害者は、梶間家じゃなくて琴音と息子なのでは。
武内のため、と池本を刺した琴音を
「やりすぎだ」
と諌める武内。いやどの口が言うのそれw

家族のため、世のため人のため。
ついに義父が武内を殺そうとします……!こいつを世に解き放ったせいで池本さんが殺された、その償いにと。でもそれやったの琴音さんじゃないですかあ。

雪見と琴音が一緒に帰宅、ギリギリ止められましたけど、でもやっぱり家の中に人殺しがひとーりふたーり(^^;;;) 話し合ううち、二人とも自首をすると言い出して、その前にみなさんとお食事をしたいという武内さん。そんな義理ねーよと突っぱねもせず、いそいそと準備に取り掛かる梶間家の面々、そこに届く毒の瓶……。
え、それよりちょっと待って、罪人ふたり野放しなのねw

おかげでじっくり話し合いの時間をもった武内と琴音は、琴音の念願だったバームクーヘン作りをさせたり、毒をみつけたと打ち明けたり。琴音の想いを拒み続ける武内に
「あなたがしてきたことはこれと同じ」
と噛んで含めるように教えてやる琴音は、まだ狂いきってないしまだ武内が好きなんでしょうねえ人殺しなのに……。暗く静かに語らいながら、どっちか殺されるんじゃないかという不気味なテンションは、ミスリードに決まってるとわかっていながらも見応えがありました。

琴音のバームクーヘン、焦げて失敗。
次に武内が一人で作り、床に叩きつけて破壊。
そしてもう一度、きちんと作り直した自信作を手土産に、梶間家での最後の晩餐にでかけましょう。毒入りなのは、料理、デザート、それとも手作りびわジュース(あの量作るのに何キロ実が必要でしょうw)のどれでしょうねえ……。
馴れ初めがどうしたと他愛もない話を続けながらも、互いに真意を測りかねる食卓の一同と戸惑うお茶の間。え、何この時間。
「武内さんは、人さえ殺さなければとてもいい人です」
こ、これは笑っていいのかな(^^;;;)
そりゃ食事しながら血なまぐさい話も嫌ですけど、自首すると言ってるからには梶間のおばあちゃん、おばさん、社長、弁護士、転居して逃げてたという元ご近所さん他がどうなったかの真相は気にならないの? スープが辛いのとかどうでもいいんだよぅ 何ほのぼの刺激物仕込んでるんですか、毒物と思い込んで激昂する恐れだってあるのに(><)

そして楽しい楽しい晩餐の後、家に戻った武内は持っていかなかった2番目のバームクーヘン毒入りを自ら口にして果てるのでした。いやいや、だから自首してー責任とってー失踪人はどこよー!

最後に賭けにでたんでしょうねえ。そして梶間家が、毒殺チャンスの誘惑に打ち勝って武内をきちんともてなしてくれて負けた。でも、もし裏切られていたら道連れに皆殺しできるような準備ってしてたのかな。それもなかったら、最後普通にいい人みたいじゃないですか。原作の犯行トリックが変更になった分、武内の狂気が薄まってしまいましたよね。

自分のために武内を信じた義母、 戦い続けた雪見、愛に生きようとした琴音。vs女性のエピソードばかり際立って、男どもがほんと役立たずばかりでした。どうしてこうなった。

最終回なのに何も解決せず何も畳まれず肩透かし 。

この際ベタに、武内邸火事で武内さん行方不明な『また現れるかも』エンドでも良かったのにそれすらなく。期待しすぎちゃったかなー。
(旦那曰く、池本の様にみんな自ら何処か行ってただけで裁判の事件以外は誰も殺されてなくても面白かったねと。確かに!)


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