ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

瀬戸康史

「まんぷく」49~54 ☆☆

ダネイホン、完成!しかし売れません!
そりゃそうでしょう……、怪しいわ美味しくはないわ。あれを路上で試食付きで売って、むしろ3本も売れたほうがびっくりです。

リストラにあったという真一さんを訪れ、たちばな塩業入社を頼む福子。そこで咲姉さんの入院生活を思い出し……
「病院に売り込んだらどうかしら」
それが大当たりで、福子大手柄ですが、いやいや。そこを考えてから製品化するものでしょう普通w どうしてこういつも行き当たりばったりなのかw そして何度も何度も、舵をとるのは君であるべきと、福子に助言してくれる人が現れるのに……その度、考えてみると返事はするのに……結局福子が選ぶのは内助の功。ついに萬平本人まで、社長は福子にしたほうが…と言いだしても
『みんな貴方を慕って、ついてきてくれるんやから』
と、萬平の尻を叩く方を選ぶのです。う、うん。今回はどうにかなりましたが……。

研究開発、楽しいダネイホン。地道な肉体労働がきつい塩づくり。
「社員に不満が」
と最初の助言では、むしろ塩組の負担を増やす方に仕事の割り振りを変えちゃったじゃないですか。なのに手柄顔w そして相変わらず食材不足は釣りに頼り、飯炊きは身内に頼りっぱなしで女中を雇わない。だから手榴弾で爆弾漁を始めちゃうし(ストレス解消も兼ねてたねw) 真一さんが来てくれて経理の仕事が減っても、むしろ『飯炊き女』でしかなくなった鈴さんは文句たらたらなんじゃないですか。投資の3万円(と1500円w)の行方に世良もいちゃもんつけてましたが。あれを有効活用、出来てるのかなんなんだかw

妊婦の時にはあれほどデレデレだった萬平さんが、研究に夢中になったら全く家族を顧みず顔も見ずになり怒鳴り散らし、でも福子が『もっと文句を言う!』と決めたところには笑顔ほくほくで現れて源ちゃん構うしで、機嫌の良し悪しがいつも向こうの都合。決して話し合った結果や、家族の悲しみに気づいての変遷でないところがもやもやしましたわ。
その全てに不満は言うだけ言って、娘夫婦の喧嘩に喜び、社員の不穏には気づいてもいなかった鈴さんw ドラマの息抜きにはなりますが、事態を何も助けないのよね…orz あ、神部の恋に釘さしたのはGJでした。

そうそう、生臭かったダネイホン。
栄養学の先生と含有量を話し合うだけで、普通の料理の観点がすっぽり抜けていてソワソワみてました。牛骨の臭みをネギや生姜で取るとか、あるでしょうに。最終的に、真一さん手土産のすももで味が整いましたが、それって季節限定。そこそこ値も張るのに使うんですか?その辺スルーで、突然全国に売る話になっちゃってびっくりですよー(公式にレシピ載っているそうで、作った方いわく美味しいらしいので試してみたいです!)←追記:公式ではないようですが、まとめに載っていたのがこちら

それでも、月火水と高まる不満が土曜には治っている構成で、なんかすっきり見てしまいます。日に日に育つ源ちゃんは可愛いしね! 寝返りうったり、夫婦の会話にいちいち発言者の方を向いたりw 髪の生え具合が違う子役さんが3人ぐらいいるけどみんな可愛いよね!
あと、お金借りてたお友達に改めて礼を述べてすっきり返済が分かったり。真一さん来訪時、不倫疑惑は福子が説明した&目撃組はもう忘れてたwとナレーション入ったり(ちょっとくどいw)気になる点をスルーしない作りは歓迎です。すももの件もそのうちフォロー入るのかもw 実は泉大津の名産で落果が手に入るとか、和歌山からくず梅もらうことにしたとかなんとかw
あと塩づくり、海水運びが天秤棒で効率よくなってましたよねー。そういうの大事です。

そしてMPが踏み込んで、来週へ! おお、憲兵来た時みたいですね。

「まんぷく」43~48 ☆☆☆

鈴さん絶賛家出の週。

妊娠発覚の先週土曜から、開けたらもう臨月になってた福子。心配しすぎの萬平さんが、じっとしてろ、雨が降るから迎えに来たよ(相合傘w)と労ってくれてラブラブなのは胸キュンでしたが……。その分誰かが働かなきゃなんですよ。折悪く赤津も転落で脚折ってしまって。料理風呂掃除薪割りと、すべての家事をほぼ全部鈴さんが~って、無茶ですよ!でも鈴さんも、不満の言い方がいつもの「私は武士の娘ですよ!」に加えて
『先祖は源義経』
とかぶせてくるせいで、笑われて終わりになっちゃうんですけどねw

家を出ます、の書置きに全員で探しに出て、打ち合わせもなく別々に何度もラーメン屋を訪ねたり。絶対克子のところだろうと夫婦で迎えに行っちゃって、タカちゃんが男どもと取り残されるなど、何故なんだって行動が多かったですわ……。臨月の妊婦と骨折したての赤津は、まず家で連絡係でしょう、普通にw それでも福子が地主に「お母さん見ませんでしたか」と聞きに行くなら、結果女手が足りず大変だろうと女中さんをしばらく貸してもらう話にでも繋がって欲しかったですよ。 その他、塩づくりが『人の役に立つ仕事』じゃなかった様な発言をしたり(たまたま鉄板があったから、は同意ですがw)従業員の前で萬平に次の仕事を考えろと言ってみたり。前半の福ちゃんなんか変なのよ。
そして夫婦で訪ねる克子宅。あの忠彦さんが『じゃあ今、可愛いタカは男所帯に一人きりか!』と気づかないの~?期待したのにw

さて、その市内行きで、まだ不明者も飢えもなくなっていないことに衝撃を受ける夫婦(特に萬平さん)
え、今更?という意見も見ましたが。
自分が子持ちになると街の子連れが、親が倒れると街の老人が急に目につくあるある現象の様に、『尋ね人、今井鈴』と掲示板に貼り道端の飢えた子に源ちゃんが重なって見える今になって初めて、他人事で見過ごしていたことが響いてきたということなのではないでしょうか(尋ね人の張り紙自体は、闇市場面には必ずどこかにありましたよね)


そして案の定、タカちゃん可愛いと浮かれ出す男ども。中でも神部くんは積極的に、落としにかかってますよ!
その過程で『僕のパンツ!』と、下着まで洗って干させてる事実にやっと気づき、他の男どもにも、下着は自分で洗えと慌てて指示した様ですが、それでもタライで手洗いする量がちょっと減る程度ですよね。萬平さんに至っては、ずっと家出の原因を『僕のせい』=『源義経を笑ったから』と思っていてw 誰もこの重労働をワンオペ無報酬では無理と、エウレカする場面がないんですよ~!
もっとも、鈴さんが主人公じゃないわけで、ヒロイン福子出産が本筋。そのついでに『家事は分担することにしました』とナレーションでさらっと解決したからいいんですけどね。足りなかった感謝や労いの言葉もきっと、お互いに口にすることになったんでしょう。

そんなわけで電報「フクコ サンケヅク」
克子宅で忠彦さんに肖像画セラピーを受けていた鈴さんもさすがに克子と南大津に飛んでいき(^^) 扉の向こうで男共が鈴なりで励ますのを割って到着、無事に男児出産となったのでした~(タカちゃん初立会い、下3人が生まれたのは見てなかったのね~)めでたいめでたい。

命名に、平賀源内にあやかって『源内』と言い出す萬平さんも頭沸いてましたが、鈴さん案の『義経』もひどいw 這って出てきた福子が折衷案で『源』に決めてホッとしましたよ。

そしてあの元気な福子が、産後の肥立ち悪くしばらく寝たきりに。夜は目が見えないとまで言いだしました……。
実はこれ栄養失調からくる夜盲症。
幸い栄養をとって(萬平が匙持って食べさせてくれてw)福子は健康を取り戻しましたが、前述の浮浪者のこともあり、萬平の発明は『安価で手軽な栄養食品』と決定です!帝大の先生の講義で、福子に失明の可能性もあったと聞いてますます研究開発に熱がこもります!果て材料は牛や豚は高いし、鶏に魚に……って、なんでカエルを思いついちゃったんですかーw
(塩づくりで取れるにがりで、豆腐作れるのにな。夜盲症に効く脂溶性ビタミンも豊富なのにな)

来週は発明に没頭するあまりに夫婦ですれ違いが??えええええ~


「まんぷく」37~42 ☆☆☆☆

初めて、見ているのが辛かった週でした。特に月曜、火曜、水曜……その苦しさが土曜に解決されて、ああスッキリ!

泉大津まで様子見に現れた世良さんが、専売公社への塩の納品に車を出してくれると言い出します。それも萬平さんの同行を『君は仕事してろ』と言いくるめて一人で。怪しさ満点じゃーんと思ったら、3000円の売り上げを1500円と報告って、半分もちょろまかしやがったんですよ!嘘でしょ、世良め~!!(もう呼び捨てw)
3000円、今でいう100万円の売上を当て込んでいた分、食卓は貧しくなり福子や鈴さんは1日2食だわ、従業員の給料は雀の涙でなんばの酒屋で暴れられちゃうわ、気落ちも激しいのですが。それにしても、受領書を要求するなり専売局に電話で問い合わせるなり、そもそも頑として同行するなり、手はあった筈。そもそも、世良抜きでどう納品するつもりだったのか。ガソリン代や、一人でかますを運ぶ世良の労働にもどう礼をするつもりだったのか。その辺もお花畑に丸投げだから、よーし半分ごまかしても気づかないなと舐められるのよ、と萬平福子への気持ちももやもや。

次は絶対、最高級の塩を作るぞ!と工程を増やし、生産量を落とした萬平さんの職人気質。そして足りないお金は
「私がなんとかします」
と言いながら、地主さんへの土下座しか金策手段がない福子(^^;;;;) さすがの優しい地主夫婦にも、それじゃ将来がないと釘を刺されてしまいます。

なのに!
また世良が現れて納品を申し出たら、ホイホイとお任せしちゃう能天気夫婦。しかも闇市で売る提案を、断ったばかりなのに?さすがに二度めは、世良より夫婦に怒りが向いてきますよ~。姉一家の一大事には駆けつける、その意気でなんで大事な製品の品質を確かめないの~!先週からだんだん正論になってきた鈴さんの小言が、ここに来てまったく同意しかない状態に。
そしてついに出た、闇市での世良目撃情報。
『俺の友達を疑うのか』
とかまだ言ってる萬平さんですが、専売公社に鈴さんが電話。2度めの世良のピンハネが露呈しましたよ~!ああ、やっと!
(ただし初回と違って、闇市で儲けた分からちゃんと『全部公社に納めたら、受領したはずの金額』をたちばな塩業に納めているのが、ましといえばましでしたw)

さあこれで、さすがの盲信萬平さんもキュッと世良を絞めてくれるかと思いきや
『奥様が、男と歩いてました』
という従業員の密告で、途端に 浮気? で頭がいっぱいにw いやただの真一さんだから! 一言聞けばいいだけなのに!
『裏切られても世良さんを憎めない……』
という福子の言葉に同意しながら、それを福子に重ね
「つらい…」
と苦しんでます。いやだから、聞いてw 忠彦さんにとってのタカちゃんが『浮世離れした美人』と判明した後だけに、萬平さんにとっての福子がソレなんでしょうけど、ちゃんと確認してw せめてピンハネが立証された最新情報ぐらい共有して(^^;;;)

そんな夫の胸中は知らない福子さん、やっと翌日事態を把握。キャパオーバーの萬平をよそに冷静に対処にあたります。
まずは情報集め(自分で闇売り始めるのかと思ってすみませんw) 買い取った商売人をみつけ、値を聞き出して、世良のピンハネ代を割り出します。そして某所で会議の世良を追い……。例の商工会の会長さんの眼の前で、さあ世良と対決だーと思いきや。あれれ。まずは改めて過日の、憲兵から萬平さんを救ってもらったお礼と。立花萬平の近況と。世良の告発はしませんよ。

ただ、塩業は未来の発明の資金稼ぎといいつつも、なら低品質で増産を勧める翁の案はきっぱりと否定。
『たちばな塩業は、最高品質の塩しかつくりません!』
それを面白がった会長がサクッと3万円の投資を決めてくれました(現代の約1000万円~!!) え、いくら投資、儲けたら倍で返せといいつつも担保も無しに! 肩揉んで同席の世良に、たちばな塩業どうなのか聞くこともなくw 太っ腹で驚きですが、会長にははした金なんでしょうか~。
帰路の福子を必死に追いかけ、自分もその投資と金を出し、失地回復を図る世良w 闇流し事情も全部ばれたと察してか、ピンハネ分きっちりを出してくるところがある意味義理堅いのかなw そこから初回に本当に損した1500円だけ受け取って、4000円は突き返す福子。闇のお金は受け取らない、その矜持です。うんうん。

やっと本当の意味で福ちゃんのプレゼン能力で「なんとか」し、これからの主人公らしい活躍に期待が湧いてきましたね!あーほっとしました。地主さんへの借金も返せそう。
赤ちゃんもできたし!←さらっと懐妊3ヶ月w 
鈴さんの説得と、妊娠の喜びで浮気疑惑ふっとんでましたけどね。世良のピンハネは即否定なのに妻の浮気は疑っちゃった萬平さんのその自信のなさ、またどっかで顔を出しそうで怖いですねえ。

そうそう、タカちゃんが知らせてきた一大事は、忠彦さんの過労でした。食事も休息も取らずに描き続け、倒れてもまだ書き続ける。戦争で失われた分を取り戻す、と鬼気迫る忠彦さんを止めようにも『萬平くんだって』と言われてはぐうの音も出ず。やはり真一さんもいてくれてやっと、身体を大事にという家族の想いに我に返るあたり、咲姉が亡き後も真一さんは家族なんだとしみじみしましたよ。
それだけに、他の人と所帯をもってもいいのに…という福子の言葉は辛いし『咲を忘れたら』と応えてる様では、まだ全然忘れられてないし←こんな会話中の二人が、浮気に見えた従業員、ちょっとそこに正座しなさいw

水曜には『慰労会』もあったんでした……。
タカちゃんのハーモニカは学芸会w 福子の「りんごの唄」英訳バージョンで、奥様英語ができる設定を思い出させたのはいいですが、確かに一緒に歌えない~。「チャウチャウちゃう!」の夫婦漫才に至っては、朝から延々見るには憲兵の拷問よりも拷問……(^^;;;;) なんと鈴さんの『国定忠治』が一番上出来で、受けも良いというまさかの出来でした!鈴さんに意外な才能が〜。
従業員からも、元寿司職人赤津が鈴さんの手下に任命された様に。塩メンそれぞれの特技が明らかになっていくのでしょうか。


今の所分かるのが、岡と赤津と、ランニングシャツでタカちゃんファンの子と、帽子と、髭と……。

みな戦争帰りで、家族を亡くして行くところがなくて。安月給に文句は言っても、社長夫婦が気を使ってくれてるのも分かってる。声をかけてくれた神部には感謝してるんです。海釣りしながら、述懐する場面、心温まりました。でも、神部がリーダー面する理由にはなってないそうですよw

さあ来週も楽しみです(^^) 


「まんぷく」31~36 ☆☆☆☆

塩づくり開始の週。

毎週毎週、週明けには生活ががらっと変わる忙しい「まんぷく」、大阪市内から和歌山寄りの泉大津、それも海っぱたの倉庫住宅に越してきての今週の始まりです。
謎の倉庫にあったのは、大鉄板が81枚。
これからどうする、子供作れとやいやい煩い鈴と、なぜか神部もついてきて、4人の生活を立てなければならない萬平さん。相変わらず『萬平さんなら大丈夫』と微笑むばかりの福子プレッシャーも相当ですけどw 夜の浜辺でふたり手をつなぎながら、ここなら子育ては大丈夫と前向き発言。それだけでも引越しは正解だったのでは。
そして立ち寄ったラーメン屋で「味が薄い」と失礼な鈴w 「確かに」と正直すぎる萬平w でもそこで、塩が品薄で手に入らない……と聞き、だったら塩を、あの鉄板で海の水から!と思い立った萬平の目がらんらんと輝いて、一家は塩づくりに邁進することになるのでした!

海はすぐそこ、海水は無料。じゃあ家で使う塩ぐらいラーメン屋だって自作できないのかなとちょっと思いましたけど。塩どころ赤穂で学んできたところによると(←このアプローチがまず偉いよね)海水の濃度から煮詰めるのは非効率、煮詰める前の超濃い塩水『鹹水』をまず作らなくてはなりません。必要な男手を集めに市内に戻った神部くん、頑張りすぎて荒くれ男を14人も連れて帰ってきましたよ。「人集めの才能があるかも☆」と褒める萬平さん、いや経費と食わせて世話する女衆の仕事量はorz 鈴の留袖売って、へそくり足しても足りない生活費。必要な道具代。福子は地主さんに頭を下げて借金をお願いし……女学校のお友達が嫁いだ縁で貸してくれましたけども。それ、何日分なのやら。
それに、毎日のおさんどんでへとへとの鈴さんだけでなく福子もきついでしょう……。男どものうち毎日交代でひとりふたり、家事に回したっていいと思うんですけど!

まったく、鈴さんの文句が正論に思える日が来るとはw それでも支える!と腹をくくった福子を描きつつも、改めて、加地谷さんの苦労が偲ばれましたw こんな風に振り回されてからの裏切りだったんでしょうねえ……。


それでも、目標をみつけた萬平は毎日うきうきで風呂で歌まで歌うほど(^^) 上郡村で『すまない』『情けない』と吠えていた頃を思えば、福子まで笑顔になろうというものですよね。夜の海でデート、作業に没頭する萬平をみつめる福子、両手を握りしめて謝意を伝える萬平と相変わらずまあ仲の良い夫婦で、腕枕で寝ますかそうですか、そちらもまんぷくです(^^;;;)
そして案外神部くんが、可愛い顔して部下の管理はばっちり、「旦那様」「社長」いや「親方」な萬平さんを立てつつ盛り立ててくれる有能な片腕で良かったです。


14人で小競り合いもあり、鈴さんが倒れてタカちゃん(浮世離れした美人のw)がヘルプに来たりと日々いろいろありつつ、ついに1回目の塩が完成!
歓声に沸く……かと思いきや「これぽっち?」とどんよりされて、鈴さんも「辞めましょう!」と畳み掛けてくるのですが(^^;;;) そのピンチをチャンスに変えて、『続けます!』と皆に言わせるのが萬平でなく福子だったところが、今週の真骨頂でした。普段は『大奥様』の迫力に隠れている『奥様』なんですけどw 大した量でないその初荷を、出荷でなく全員で、ラーメン屋に出向いてのお届けを思いついたのも与かったですよね。
それが泣くほど喜ばれて、 お礼にとラーメンおごられて、働く意義を胸に刻んだ従業員は、これからますます熱心に塩づくりに励んでくれることでしょう!

そして塩づくりは続く。←2週に渡って同じことしてるの初めてじゃない?

「まんぷく」25~30 ☆☆

終戦。
疎開先から東京に戻ったものの家も萬平の会社も実家も全焼、無事だった克子の家に身を寄せることになる3人です。

焼け残った根菜切断機や振袖を金に換え、竹の子生活(懐ワードw)をしつつも慈しみあう福子と萬平は、まあ一杯のらーめんを分け合っていちゃいちゃ、買い出しの満員電車でらぶらぶ、闇市を歩く時にも基本腕にしがみついていてお暑いことで、あてられっぱなしです。仲良きことは美しきかな(^^)
なのに、居候を嘆く鈴さんの八つ当たりは子供を作れ、萬平仕事しろw 自分の着物は売り渋るし、地方への買い出しも『誰にでもできること』とディスりつつ、早く何か考えろ!と責めまくりですよ。しかし、それを諌める福子の
『萬平さんなら、きっと何か大きなことを』
という盲信も、プレッシャー掛けてる点では同じなのかも。似た者親子に飴と鞭で追い詰められ、再会した世良にもはっぱをかけられる萬平さん。福子の世間話からついにピンときたのは…… 判子作りでした!
 

子供らが木を切り、福子が判面を平らに、鈴が字を書き、克子と長女タカ(岸井ゆきの)萬平の3人で字を彫る家内制手工業があっという間に誕生です。←正直、効率を重んじる萬平が手彫りかと発明不足を感じましたがw よーく見れば判木の固定や拡大鏡の据え付けが工夫されてますw
全てを失った人にも身分証明に必要だったハンコは、注文殺到。黙々作業の克子、文句たらたらの鈴に対し『画数が多い方が楽しい』と萬平、しりとりで場を和ませる福子とそれぞれを描写しつつ作業をこなし、やっと大所帯の食べ物をまかなえるようになったのでした~!

しかしそうなると、益々気になるのが夫の消息……と泣く克子を慰めてたら、なぜか「子供つくれ」と怒られる若夫婦w いや、お義母さんと枕並べててそれは、となると逆ギレる鈴さん、布団運んで一人アトリエで寝ることになり……そのアトリエに深夜、忍び込んだ人影は。
忠彦か?と思わせて、土足で上がり込んだのは泥棒神部(瀬戸康史)で。
後日またアトリエの鍵が開き……神部?と思わせて、今度は靴を脱いで上がったのは忠彦という2段落ちw それを連日鈴さんが発見、やっと本当に武士の娘らしく麺棒つきつけて凄むところは見所でしたねえ。それでも、神部を拘束出来たのは萬平という男手あったからで、女所帯だったら逃げられていたでしょうけど。

泥棒なのに愛嬌のある神部。しかも戦地帰り天涯孤独という彼を、萬平が無下にできないのは生来のお人好し故だけでなく、出征できなかった引け目からとは切ないですね……。たらふく食べさせ警察も呼ばず、一旦は追い出すものの、忠彦さん帰還祝いのどさくさで結局住みついちゃいますよw 突然二人も増えた人出でハンコ増産かと思いましたが、土曜にはもう同業林立ダンピングでそんな必要もなくなりましたねー。

闇市で加地谷に再会する萬平と福子。
死んだも同然と自嘲する加地谷に、それでも喰ってかかる福子を『憲兵に捕まったおかげで結婚できたようなもの』となだめて去る萬平です。いつか福子が恵さんに『ちっとも恨んでないって』と言っていたの、ここまで本気だったとは。恨みを力に生き抜くたちではない萬平。むしろ皆の、加地谷の、力になれたと思えることの方が彼には大事なのでしょうか、神様かなw
そんな萬平が、神部に託して届けさせたものは。
金じゃないんですよ『自分の人生を生きて』という励ましを添えた<加地谷>の判子なんです。やられたー、このための今週の判子騒動だったかと膝をポンと打ちましたね。そして3文字の変わった姓がそもそも、この伏線だったのかとw 自分を罠にはめた男の名が<田中>や<林>でなく、字数も画数も多くて、萬平さんたらちょっと楽しく彫ったのかと微笑ましい気持ちになったりします(^^)

真一さんも無事帰国。牧夫婦や同級生とも再会し、まんぷくファミリーは欠けずにハッピーに行くようでホッとします(缶詰の野呂さんや、工作社の竹原くん?も元気だといいですね~)
そして世良さんの斡旋で、怪しい倉庫を買った萬平。福子と二人で新天地……のはずが、鈴となぜか神部までついて来て、来週からの舞台は泉大津だそうですよ。

個人的に衝撃だったのは、4兄弟の勉強を誰がみる……の話題で候補にあがらず押し黙る萬平さん。発明して図面引いて賢い人なのに、学歴がないってこういうことなんですね(それを分かってるだろうに『うちの子はちゃんと進学させた』と胸を張る鈴さん。安定の無神経です) それと戦場で目をやられ、色が分からなくなった忠彦さん。もう描かないと鳥の絵を諦めたのにまた筆をとり、ではモノクロかそれとも光そのものを描くのか?と思いきや……描いたのは 魚 !(「もう絵は描かないの?」から、『やっとまともに働くのね』と言い出す鈴さんも凄かったですw)

そしてやたら風呂に入る萬平さん。眼福ですね(^^)
福子さんがまだまだ印象薄いので早くもっと活躍して欲しいです! 


「透明なゆりかご」~最終回 ☆☆☆☆

長く生きられる見通しのない子を、それでも産んで夫婦(鈴木杏、金井勇太)で見送る。もう涙、涙しかありませんでしょう……orz

胎内にいる間は問題ないのにね。心臓の異常で、手術する体力も見込めない我が子。ずっと生まれないでいてくれたらいいのに……って、ああ、駄目、書いていてまた涙が。
その夫婦に、いい病院だよと紹介したのが産後すぐに妻を亡くして暴れた、あの旦那さんだったことにも胸をうたれました。美月ちゃんもう一歳になるのねえ。そして、亡くなると分かっている子の誕生を祝って会いに来てくれる友人親子が、何一つ欠けず幸せいっぱい家族では辛すぎますから……。奥さんを亡くしているこの人だったことは救いだったのかも。

その前の回は、小学生への常習性的虐待。
母の再婚を壊すまいと言えなかった。辛い許せない胸糞悪い話ですが実際にあるわけで。産婦人科ってそんな役割もあるのだと改めて思いました。

他の妊産婦や家族と接触しないように、と気をつかっての診察。特に普段から不用意なアオイは関わるなと念をおされますが、実は元から仲良しだったアオイとの接触が、被害者の言葉が戻るきっかけになる展開も無理なく見ていられました。

14歳で妊娠した、明らかに男に騙されてる呑気な子が診察室で親子ゲンカを繰り広げたり。10年後挨拶に来るのはいいけど、息子(とアオイ)は由比先生を父親だと思ってたりw 看護婦だって妊娠したり(その旦那がおバカさんだったりw) 深刻なのに笑えることも。 自分で堕胎を決めたのに、産める女が憎くて突き飛ばす事件や、育てにくいアオイに悩んできた母とのすれ違いなど、理屈じゃない難しさも。どの話も見応えがありました。
特に旦那は、毎回手放しで絶賛。命と性を考える教材に全ての子に見せるべきだと息巻いております。私も概ね賛成(全ての子に加えて成人男性にも見てほしいですよ)w

ヒロインの発達障害も、応対に難があったりしつつ職業適性にはプラスな感じでしたよねw 
他人の気持ちが分からない、という自覚からむしろ奢ることなく『知りたい』『教えてほしい』と語りかけることが打開策になるの素晴らしかったです。それに、堕胎するべきか悩む妊婦と鉢合わせた時、手元の容器を(相手はそれが何か分からないのに)とっさに隠す、その気遣いにもアオイの成長が描かれていたと思います。

ところで、美しい由比先生の元妻(原田夏希)も美しかったですね。 このドラマの唯一の問題が、由比先生が映るたびに美しすぎてこの先生に内診はされたくないなとか、行くなと妬く夫が出るんじゃないかと、要らないことを考えてしまうところでした(^^;;;;) 正直産婦人科の先生は、男性なら顔なんて思い出せないぐらいの主張のないおじさんにしておいてほしいものですw


「透明なゆりかご」3、4 ☆☆☆☆

我が子を抱けぬまま逝った夫と、出産直後の急変から戻らなかった妻。避けられなかった悲しい死と、遺された配偶者と嬰児と。

3話では、不機嫌な妊婦安部(田畑智子)がアオイの何気ない励ましの言葉や、ささいなミスを責めて立てます。萎縮して益々ミスを連発するアオイ(検尿のコップ落とすとか嫌だー)
看護学校の研修で産院を離れ、老人病棟では誰も怒鳴らないとホッとしているとそこに、安部さんの姿が。旦那さんは、盲腸手術後から意識が戻らないまま入院中だったのです。

以来、邪険にされても食らいついていく様になるアオイ(^^;;;)

危篤のご主人に子供を合わせたい、と早すぎる分娩を望む安部さんを説得する由比先生。正常出産までなんとか永らえた旦那さんと赤ちゃんが対面を果たす時、瀕死のはずの旦那さんの目から一筋の涙が溢れるのでした。

4話では、サータアンダギー差入れ妊婦の真知子(マイコ)が出産。ずーっとラブラブしていた旦那(葉山奨之)も立ち会いで無事な出産を喜んで、いたって普通の分娩だったのに。出血は止まらず、意識は低下。いち早く搬送を手配し大学病院に送られ手術になるも……帰らぬ人に。出産ってそういうことがままあるんでしょうね。
夫の大暴れと母体死亡の影響で閑古鳥がなく由比クリニック。訴えると言われても、誰も悪くない。母体死亡は医師だって看護師だって悔しくて、二度と起こさない様にカンファレンスが行われ、由比クリニックでも対応マニュアルが作られるわけですが……だからって奥さんの死は諦めきれるものじゃありませんよね。
外で旦那さんに遭遇するアオイ。美月と命名された赤ちゃんを、一人で育て疲れ果てている旦那さんは、もう訴訟する気力もないそうです。帰宅後、美月ちゃんの泣く声に自殺を思いとどまる……のではなく。ミルクあげてから死のう、となる思考は傍目からは愉快でしたがw ミルクを作ろうとすれば湯沸かしに『冷水で冷ましてね』 布団に一緒に転がれば『添い寝は危険!』 その他家中に『無理しないでね』『泣いていいんだよ』と、亡き妻が残した大量のメッセージが、あまりにタイムリーに目に入る様子はもう半分旦那さんの夢なんじゃないかと思ったり。それとも奥さんは、実家にも頼れずに子育てするだろう未来の自分のためにあらかじめメモを張り巡らせていたんでしょうか。役にたちましたよ、それ。二人で育てているんですね……(涙)

どちらも涙なしには見られないエピソードでした。

そしてアオイの行動が、いいさじ加減に妙。不機嫌な安部さんがいくら怖くたって、萎縮もしすぎなら隠れ方もやりすぎでしょ。なぜ怒るのか、知りたいとは周囲に漏らしますが、いざ旦那さんの事情を知ったら知ったで、距離近すぎですよ(^^;;;;) そして、脳死の夫にも赤ん坊の声は聞こえるのかと問われると、戸惑いながらも

『聞こえません』

と教科書通りのお返事。そ、そこは『きっと聞こえますよ』と言ってあげるところでしょーと視聴者動揺しますが。あまりの嘘のなさに安部さんは苦笑して許してくれるのでした。

真知子さんの夫にも、悪気なくとんでもないものを手渡します。
出産直前、はしゃぎながら産院の壁を塗った日の旦那さんの注意書き&真知子さんのメモ。捨てずにとっておいた気持ちは素敵ですが、乳飲み子を抱えて、妻の死から立ち直ってない人に今見せるもんじゃないと、居合わせたアオイ母(酒井若菜)が顔をしかめますが、アオイは平然とメモを褒めるばかり。そこで泣いて同情するより、結果として旦那さんを救ったかもしれませんが……。

世間的には、大出血にショックを受けて辞めると言い出す看護婦さんや、『自分の子を産むのが怖い』とごちる沙也子先輩(水川あさみ)の方が共感力が高いと評されるのでは。器用に生きられず、世界は謎に満ちているアオイは今日も、瓶に入ったご遺体や、生まれてくる赤ん坊を前に
『命ってなんだろう』
と問いかけ続けるのでした。


「透明なゆりかご」2 ☆☆☆

自宅出産直後に自転車!前かごに嬰児!!
イタタタ…そりゃ予後が良くないわけです。産声をあげなかった赤ちゃん、もしかしてこの振動で息を吹き返したのでは……(^^;;;)

産院前に紙袋で置き去りにされていたのは、生まれたての赤ちゃん!とりあえず『しずか』ちゃんとアオイが命名し、世話する間に情が湧いてきてお母さん気取り。2週間後に、家族に連れられやってきた本当の母親(蒔田彩珠)が同じ女子高生と知り、しかも愛情も興味もない振る舞いに憤るのですが……。
思わず飛び出し、『しずか』ちゃんが妹として特別養子に引き取られた、その女子高生の家に向かいながら。案外遠いこと、途中で捨てられる場所なんかいくらでもあったことが流石のアオイにすら分かっていく場面ホッとしました。生きていて欲しかったから、遠い産院まで来たんだよね。
『望んでなくても、あの子は8ヶ月近くお腹の中でこの子を育ててきた。あなたはせいぜい2週間でしょ?』
と言い聞かせる先輩ナース(水川あさみ)も良かったです。
(しかし、大きな戸建の家。上品な両親。風呂場で産み落としてる、まさにその時にも母親在宅で声かけてるのに娘の出産に、てか臨月にも気づかず、相談もできなかったってそんな)

そして平岩紙は、芸名の由来にもなった色白を生かした持病持ち妊婦で蒼白。いろいろ悪化の可能性も指摘されつつ、妊娠を継続し……失明してしまった様ですが。透析はどうなったんでしょう。支える夫や義母に何かあったり、最悪生まれて来られない子だったらとか、授かった子に会いたい気持ちは分かりつつも、これ美談にしていいのかちょっと不安(^^;;;) 同じ状況で、産みたくない人が責められません様に。 

もう一人ザ・幸せな妊婦真知子(マイコ)が、誕生を楽しみにする夫と共にいつも幸せそうで、事情のある人たちの背景として描かれると対比で余計に可哀想に(^^;;;;) それともこの先、サータアンダギー妊婦に何か降りかかるんでしょうか。いやーん。
そして車の前に飛び出すアオイちゃん。妊婦の乗る車に急ブレーキ掛けさせちゃダメ!
命名に気を取られて、他の指示が聞こえない。作業中に肩を叩かれ、驚きすぎて周囲を驚かせる。そんな発達障害描写の一環の描写でしょうが、アレはお腹大丈夫だったか心配になりました(^^;;;;)
そしてJKの住所を知っていたのは、作中に描写なかったけどカルテ見たんでしょうねえ。それもダメ(^^;;;) 


「透明なゆりかご」1 ☆☆☆

原作既読。
看護科高校生アオイが、産婦人科でバイトし様々な人生の岐路に立ち会うのみならず、堕胎後の元胎児の処理までしちゃうという大変なお話で、ソース作者の実体験だとか(^^;;;)

原作のあのざっつい絵柄は、逆に作品をファンタジーにしていて細かいことは気にならないんですよね。実写ドラマになったらいろいろ印象違いましたw イケメン院長(瀬戸康史)が、妊婦の股間に頭突っ込んで処置って、産婦人科で何もおかしいことじゃないんですが。スタッフ大勢の大病院と違って、個人病院は生活感があるせいなのかも。
そして本職ナースでも神経やられる堕胎の補佐を、初日から引き受けちゃうアオイ。元胎児を凝視はするものの、泣きも失神もせず、専用ケースに液体と充填した後は『案外きれい』と陽にすかして鑑賞する肝の据わりっぷり。これが、初日から遅刻した理由『つい蝉を見てた』と相まって、原作者自身が公言している発達障害を裏付けるのかもしれませんが……。職場としては当たり引いたのではw
それ以外では、妊婦の体調も気遣えるし、「男の子が欲しかった」と言っていたから、と元胎児のラベルに「男」と書いてみたり。優しい子です。

未受診妊婦(安藤玉恵)が、不倫の子を出産。
直後に逃げたかと思ったら、不倫相手を連れてきて大騒ぎ。結局男には逃げられて、知らない、興味ないと世話も授乳もせずに赤ん坊はほったらかしに。ミルク係だったアオイは「(どうでも)いい」という母親の返事を誤解し、赤ん坊を連れてくるのですが……。不細工、と顔でもつつこうとした指をきゅうっと握られて、母性が芽生えていく。本当はそれ、ただの反射で誰でもなんでも掴むってだけ、とアオイも知っていたのに
『こんな私でも必要なの』
と喜んでるお母さんを前に、反射ですとか言わずに黙っていられたじゃないですか。満点です。

昨日は二人、今日は三人と堕胎後の元胎児を連日引き受けていく業者。日本人の死因のトップは、堕胎だよと嘯くイケメン医師。そ、そうなんですか?
そして笑顔で退院したものの、一ヶ月検診に来なかった母子。
授乳中の事故で死亡……という報道が本当なのか、故意にどうにかしちゃったのか。それは病院では知る由もないことですよね。それでも毎日生まれてくる、命ってなんだろうと海を見つめるアオイに届く答えはあるのか。

普通と少し違う娘に、苦労していそうなアオイ母(酒井若菜)の様子も気がかりです。

「海月姫」1 ☆☆

瀬戸康史が美人w

街中で、間違った飼育法からクラゲを救おうと必死なあまり、キモがられてしまうヒロイン月海(芳根京子) そこで助けてくれたデカイ美女を成り行きで泊めるも、翌朝びっくり。男!
以来、しげしげ訪ねてくるようになった女装の蔵之介(瀬戸康史)はどうやら、男子禁制ボロアパートの風変わりな面々が気に入った様子。月海を連れ回し、おしゃれもさせて、一目惚れしあった月海と弟、修(工藤阿須加)のデートまで仕掛けてくれるのですが……。

とにかく瀬戸康史が美人w
アパートの面々はまだ女性だと思っている様子ですが、多分男と分かってもそう態度は変わらないでしょう。笑顔で馴れ馴れしい蔵之介を嫌がったのは、相手が女装だからじゃなく
『おしゃれ人間』
だから。自分たちの好きなもの、くらげや列車や三国志でなく、自分たち自身のことをぐいぐい訊いてくる人種だから。
逆に政治家の不肖な息子の蔵之介には、そっちに興味ないオタクと鍋をつつくのは案外楽チンで楽しいことだったのかも。当初の塩対応は、特上肉持参でコロッとウェルカムになりましたし。オタクちょろいw

しかしその、オタク描写がねえ……。
派手すぎるリアクションに口で擬音、原作未読ながら元はコミカルな場面なことも、それを必死に再現しようとしているんだろうことも分かるのですが「のだめカンタービレ」の域には程遠くて見ているのが辛かったです。
そして、オシャレ人間の街は怖くて行かれないですと? おたくって…おたくって…、むしろ好きなものを見るためならジャージにドテラでも平気で渋谷を歩くんじゃねーの?もしくは、その好きなものに敬意を表した最大正装で甲冑でも十二単でも着ちゃうんじゃねーの? その時その時の流行に興味がないだけで、おたくだって自分なりの方向でおしゃれするのにね。

そして結局、美人なのかよヒロイン!
蔵之介が変身させた月海の姿に、修が一目惚れ。普段のすっぴんどてら姿では想い人とわからない程、変身後でしか認識してませんけど。一方の月海が修にハッとした理由はなんと、アマクサクラゲに似てるから……! クラゲそのものと人が、に、似ているというパワーワードはお流石ですw  でもデートをお膳立てしたくせに、月海にときめいてしまう蔵之介。こっちとくっつく?

アパート取り壊しだの生き別れた母との再会だの、あれこれ予測される事件のなかで皆それぞれに変わっていくのでしょう。うーん、そこに興味はわかないかな。変わらなくても別にいいし。
とにかく旦那が脱落、と思ったらなんと、エンドタイトルに旦那推しの松井玲奈発見!でもどこに? 多分ジャージかアフロのどっちかですよね……。そこ確認のために来週も見るでしょうwマジかw あの二人も、ちゃんと変身したら美人ですよねえ。
そうそう、木南晴夏もオタク役で出てました。奇声も発せず静かに変な人演じてて好感。


「先に生まれただけの僕」4 ☆☆☆

体育の先生がいない……!!

学園モノといえばつきものの、ジャージかランニングの呑気な兄貴が!そういえば京明館高校には居ませんよ。竹刀持った強面や笛下げた短髪ジャージ女史も。部活は野球や弓道の描写があるのに、体育ないんだ……。それともオール非常勤講師なのかw とにかく、体育教員である旦那が気づいて騒いでおります。

アクティヴラーニングの輪は順調に広がり、1年2年には大好評。混乱させないようにと従来通りの3年生は、見捨てられたと拗ねまくります。どんだけ授業好きなんですかw
仕方なく3年だけ集めて、これからの心得を指導する鳴海校長。
曰く、就職組には<理不尽な奴は山ほどいる、スルーも大事だけど嫌なら辞めていいんだよ>
専門学校組には<即戦力じゃない>うわー身も蓋もないw 
大学組には<君達が行く程度の学校はブランド力ないから、各自頑張れ> 更に身も蓋もないww

大人としては、常識も常識なことばかり。でもね、高3生が相手と思えば、誰もまとめては言ってくれなかったことかも。
「この勉強が何の役に立つんですか」
なんて言ってる奴、大学ではもっと狭い役に立たないことを沢山教えられるんですよ、だってそれが大学だもん。それでも、自分を磨いて人とのつながりを大事にすれば、仕事とめぐり合う……のかもしれない、のね。

『黒字にしろとは言ったが、改革しろとは言っていない』
と、鳴海の試みを全否定し罵倒する商社の上司(高嶋政伸) 社会に出ればいる、と生徒に語った理不尽の象徴な様な上司が、講話の途中に現れてまた不機嫌に去っていき……(何がしたかったんだい)これからまた、揉めそうです。
学校では慕われても商社での居場所は無くなっていくんでしょうか。

校長として赴任した時につけたままだった社章を、校内で外したと思ったら今度は社に報告に行く時に外しててネチネチ言われてしまう鳴海さんw TPOに合わせて着脱できない不器用さが嫌われているのか、秘書が言うように能力を認めたからこその圧迫なのか。

「先に生まれただけの僕」~3 ☆☆

ついに社員章を襟から外した新校長!(いや、最初から外して行きましょうよw)

会社員の正義と教師の日常をぶつけて問題を提起しつつ、物語的にはどちらも花をもたせているところがいいですね。

奨学金は借金だ、という校長の説明で怯えた生徒が欠席。
すわ不登校だ、あんなこと言ったから……と担任が駆け付けるも、実は生徒は校長の熱い説得を思い返してはいろいろ考えていたり。
デジタル万引き。
監視カメラ映像もあるのに、頭ごなしに叱ることはしない教師。生徒が撮った写真を消す猶予を与えてまで、生徒が口にした
「やってません」
が優先、「疑ってごめんなさい」と謝るパフォーマンスまでして! その結果、もう繰り返さなければそれでいいんですって。校長びっくり、見てる私もびっくりでしたよ。

副業に塾講師をする教師。生徒指導に消極的だと退職勧告!
これは……学校で最もされては困ることなのでは(^^;;;) 上から言われて辞めるなら学期の区切りも後任の手配も気にせず、しかも転職先も世話され給料アップなら万々歳ですよねえ……。授業の穴はどうすると皆に叱られるまで、校長そんなこと気づいてませんでしたよねえ。追い詰められて
「僕がやります!」
とはドラマ的にも美味しい展開。そしてニヤニヤと見守る教師がいる前で、生徒に丸投げの『相談しあって結果を出す授業』アクティヴラーニングが展開されて……案外いい線いっちゃいました。そしてまた、前校長には却下されていたと、他にもアクティヴラーニングを専門に学んだことのある若い教師(瀬戸康史の英語が見事)がいたりして。
「学校で◯◯を学んで、将来役に立つんですか?」
という生徒からの質問にもすらっといい回答。早くも、外からの新しい風が学校を良くした感じになって来ましたよ。早すぎて、すぐまた壁にぶちあたるんでしょうねえw

大体何が役に立つかは一人ずつ違うのだから。物理が、英語が役に立つんですかと聞くのは、私は何になるんでしょうと他人に聞くようなものでしょ、知るかいボケぇ~! アクティブラーニングへの本当に答えに困る疑問は
「これが受験の役に立つんですか」
なんじゃないでしょうかw 合格率も上げたいところですしね。

元々いた企業の方でも、新校長の活躍に難癖をつける上司がいて揉めそう。実は嫌われてたのかな、校長……。分かる気はするw
木南晴夏、荒川良々、森川葵、ら癖のある先生方がまだ全然そんなのもいたっけ状態なので早く見せ場が欲しいですねえ。 

「ブシメシ」1 ☆

最近よくあるグルメものに江戸や侍風俗を加味した新機軸!吉田沙保里も出演……なのはいいですけど、もっといい役はなかったのかと。あれ酷いわ。

参勤交代で江戸にきたものの、妻子を想って泣き暮らしている主人公伴四郎(瀬戸康史)
殿の腹痛騒ぎからなぜか伴四郎が料理をすることになり、愛妻がもたせてくれた覚書を参考に包丁を持てばほら、まるで妻と一緒にいるような幸せな時間が……w そして出来上がった茶粥を気に入った殿に呼び出されると、なんとそこには先日城下で行き合った猫舌の男が!

殿様(草刈正雄)は熱々が苦手なんですw 毒見役の後で冷めた食事ばかりだからか、出来立ての蕎麦や茶粥の中の方が熱いをご存じなくてアッチッチしてましたよー。そしてまさか本人の前とは思わない伴四郎に、『殿は飯を暖かく食えずに哀れ』と言われてよほどこたえたのでしょう。毒見など役に立たんと騒いで拒否!
また城を抜けてお忍びもあるのかも。江戸グルメ騒動にあれこれ首を突っ込んでくれそうで楽しみです。

しかし、伴四郎とお忍びの殿が出会うきっかけの吉田沙保里がひどすぎるんですw
他人が注文したシャモ鍋を、後から来てよこせよこせ。まだ箸をつけてないならいいだろう、の言い草もいい着物着たお嬢様のセリフじゃありませんが、それに続けて『私みたいにまだ誰のものでもない』ってコラコラ、余興で出演してくれてるメダリスト様にそんな下ネタ系!
そもそも狼藉者を叩き出す役ならかっこいいのにさ。その狼藉者の方にさせてどうするんですか(><)吉田沙保里も断ろうよ!


「HOPE」3 ☆☆

いやいやいや、紛失を疑われた書類を手に他の課で見つかったら、一番に疑われるのは、こっちに隠して紛失を押し付けようとした、ってことでしょ? 隠れて一人で夜動くなんて拙策ですよ。それとも、そんなことを思う私の心が汚れているのかしら(^^;;;;)

そんなわけで新入社員、本社配属4人。
でもお仕事してる感はインターンの時の方がありましたねえ。せっかくプレゼンさせて選んだというのに、香月さんはお茶汲みばかり。桐明くんや人見くんはもうちょっとましで書類作ってましたが、先輩の下働きばかりなのはご不満な様子(人見は特に、調子いい先輩が嫌いみたいですがそれ同族嫌悪でしょう、そっくりですよw)
唯一、インターン時代と同じ部署に配属になった一ノ瀬だけは足るを知る。不満なくコピー取ってます。彼だけ高卒なせいか、一人期限付き採用ですし。

そこへ、隣の課から書類がないと織田課長に難癖。
なにしろロビーに重要書類を落とした前科がある課ですから、って。ホラ、あの時真相を明らかにしておかないから! そして押し問答のついでに、部下を亡くしている織田課長の過去がちらっと。本人に聞くわけにもいかなくて、噂話や回想がちらちら…。でもどうせ織田さんは悪くない真実はそのうちわかることでしょう。
で、安芸さんが難癖野郎をつきとばしたことばかりが問題になり、織田課長はそっちを納めるために頭を下げますが、一ノ瀬はそもそもの発端、紛失書類を探そうとインターン仲間に打診。巻き込むな、と怒る桐明でしたが、実はあると知っていた香月さんはこっそりとキャビネットの暗証番号を教えてくれるのでした……。
だからさー、わざと隠して相手を困らそうとしてるならともかく、本当に棚でぐしゃっと見失ってるだけの莫迦に気づいてるなら課の中で処理しようよ。本人にこっそり言うのが揉めそうなら、課長に言えばいいじゃん「見ちゃったんです……」ってさ! 黙ってても状況から、他課に暗唱番号まで教えたのが誰か、バレバレですから。これからが針の筵だよね……。

そしてやっぱり、あんまり碁が関係無くてがっかりです。もっとこう、毎回、碁打ちゆえの視点がなにかを解決していくのかと……。 

「HOPE 期待ゼロの新入社員」2 ☆☆

もうプレゼン。
一ノ瀬が組んだ人見(桐山照史)くん。勝ちに行こう!と調子がいいだけで、じゃあ君が資料を作ってね☆と図々しいw
題材を『貿易と文化』って決めてあるなら、資料も自分で作るのが筋じゃないのかな……。挙句、スピーチはライブ感が大事と原稿もかかず時間も測らず。聴衆の顔を見て……って、講演会で喰ってる大御所がいうならともかく、学生ごときがいうことですか。案の定、本番で上がりまくって真っ白じゃーん。
仕方なくスピーチを代わる一ノ瀬でしたが、突然能弁になるはずありませんw 役を離れて落ち着いた人見に再タッチ、ここはスピーチの内容より『対局の流れは傍観者の方がわかるもの……』という囲碁あるあるを入れたかっただけの様な(^^;;;)

それにしても厳しいプレゼンでした。
役員、幹部が時間さいて勢揃い、酷評もしちゃうって、新人採用にそこまでしますか。じゃすみん新入社員だったバブル尻尾のころには同期100人、こんなの入社してからの宿泊研修でするもので、それも営業もプログラマも一緒だからもっとふわっとした感じだった様な。香月さんの発表では、鉄鋼原料の安定供給でしたっけ、具体的に突っ込まれてもサラッと仕入れはこ ちらで大丈夫~と即答ですよ。頼もしい以前に、こんな新入社員て使いにくくないんですか。織田課長や安芸さんがこれをくぐり抜けてきてる気がしませんよねーw


結果、桐明と香月は相棒は合格せず自分だけ通過w そのつもりもなく相棒を引き立て役にしちゃう優秀な人たちです。 そして一ノ瀬は見事、派手スーツ人見と共に合格し、4人で本社に配属になるのでした~。え、人見は何が評価されたの (^^;;;) 子持ちさんも受からなかったのね。
ここからやっと本当に新入社員編なので、囲碁打ちだったこともぼちぼち語っていくのでしょうか。織田課長の幼馴染だった温水社長との確執も、またぶり返すのかも。

しかし人見が一ノ瀬に贈るつもりだったスーツ、一応は好みを考えてか普段の一張羅と同じ紺一色で、ネクタイ以外なにが違うのかさっぱりです。拒絶から口論になって去る時、持ち去ったかもはっきりと描写されていなくて、さて当日は着たのか着ないのか。ま、いつもの着たんでしょうと思いつつはっきりしないじゃないですか。
どうせなら人見おすすめはド派手スーツだった方が分かりやすかったですよね。 「このスーツを売ります!」の時にも、更に皮肉でw そして後日それ着てる人見の場面があれば”自分で着るんかい!”とツッコミ入れつつ、無駄にならなかったねとホッとできますしね。さてさて。

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