ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら15年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村まさ彦推しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

泉谷しげる

「行列の女神 ラーメン才遊記」1、2 ☆☆☆

 え、鈴木京香の役って原作では男性なの?
この枠いつも興味深い実話が元なのに、手堅すぎて先が見えるわ初回2時間で後回しになるわで縁がなかったのですが。今作は思い切りマンガチックな人間関係の中でラーメン部分だけが地道でリアル。ギャップが面白くてワクワクしちゃってます。 オープニングのナレーションがかの美食戦闘アニメ「トリコ」なのも、遊んでますよね。

「ここで働かせてください!」
と、ラーメンコンサルティング「清流企画」社長芹澤(鈴木京香)のもとに押しかけてきた少女ゆとり(黒島結菜)は、正直すぎて失礼だけれど舌は確か。先輩ラーメン職人夏川(高橋メアリージュン)の嫌がらせにも負けず、もとい気づかずw 入社テストのラーメンアレンジをこなし、仮採用されたのみならず帰り道で勝手にコンサル案件を拾ってくる逞しさですw
 老夫婦が営む、がっかりラーメン屋の客足は戻るのか?しかも格安で?

 ドラマ予告のメインは鈴木京香ですが、物語を引っ張るのは大騒ぎで破天荒なゆとりちゃん。
「トボトボした味」
その心は、おじいちゃんが散歩しているような味、いやご臨終間近?いやお葬式? などと、独特なワードで不味さを表現しw  こうすれば美味しくなる!と改善策をあっという間に出してくるのですが芹沢社長は秒で却下。ずっとあのクソまずいラーメンを作ってきた店主(泉谷しげる)が、そんなもの習った通り続けられるわけがないそうですよ。確かにそんな顛末、お助けTV番組の後日談spで何回も見た見た!しかし、物事にはやり方があるのです。
ゆとりにはひたすら店の掃除をさせている間、社長が店長夫婦に授けた秘策とは。

 ラーメンをもやしめん1点に絞り今までと同じ味のまま、乗せる炒め肉もやしをどーんと増し増し! 
掃除の行き届いた古い店の、イチ押しラーメン。それなら美味しいはずという期待のみならず、その倍増の具の油で味にコクが出るわ、火の通りすぎも防げてもやしがシャキシャキ。簡単に良いことづくしですよw 結果客足は上々。結構な人気店になりました。まじか~!

 すると当初の値切ったコンサル料3万円じゃ申し訳ない…となる老店長でしたが、社長はその3万円も受け取りをお断り。新人研修をさせてもらったのと相殺ですって。看板や幟も無料で(倉庫にあった品だけど)プレゼント!なんて心温まる交流でしょう~。
 ところがその後、店長夫婦を「怠け者」とこき下ろし、コンサルの顧客は気軽に他人に頼る無能が多いとゆとりに釘を刺す芹澤社長。無料サービスも、はした金を受け取るより美談にした方が宣伝になるからよと悦に入ります。黒い! とはいえ店長夫婦がきいたメニューを絞る理由「店が忙しくなっても体が辛くないように』も嘘ではないでしょう。女神のよう、と顧客に喜ばれる芹澤社長のやり手っぷりが堂に行っています。さて、裏表なさすぎヒロインは、海千山千社長の片腕になれるのか? それともいつか決別して対決するのか?

 面接で「生まれて初めてラーメンを食べて感激して」と、聞き捨てならないことを口走っていたゆとりちゃんw 今時。帰国子女でもそれはない。どんな育ちなのかと思いきや2話で、母(高畑淳子)は著名料理研究家だと明らかになります。なるほどそれで美味しさに敏感、そしてラーメンはジャンクだと食べさせてもらっていなかったのねー。更にはその料理研究家と社長は因縁ある仲なんだとか。そっちの対決も派手にありそうですね。

 で、2話のコンサルタントは先輩担当案件。
せっかくのセレブエリアで普通の豚骨ラーメン屋を開き繁盛していなかった店を、おしゃれに改装してパスタ風メニューを提案。見学で試食したゆとりは、これまた正直に眉根を寄せて、うーんパラパラ、スカスカ、
「ガラガラの予感…」
と不吉な発言連続。再オープン当初は賑わった店も、あっという間に予言通りになってしまうのですが、この店は味は問題なく、フードライターさんも「3杯食べちゃった!」とまで言っていたのに何故? ←これがしっかり伏線でw 要は満腹感がないよーの意だったんですね。

セレブマダムだって実はがっつり食べたい。でもそれってギルティ。 社長の助言バーニャカウダをヒントに、野菜たっぷり、これならヘルシーで大丈夫!と言い訳できるようにしてあげました、って分かるわー。それに子供連れで来て人数分頼むのは、高いし余ると勿体無い。つけ麺タイプにしてシェアしやすいのもナイスです。

 実際を考えると、改装フェアからほぼ間のない再度の路線変更。それって人集まらない気もするんですけど、まあいいや…。またも締めは社長とゆとりちゃんとのやり取りで『計算通り』と種明かしをしてくれますよ。ゆとりが手柄を独り占めしても、先輩と新メニューを協力開発しても良し。どちらも会社には益になり、先輩は発奮するでしょ。それが蓋を開けたら第3案、2人の力ではダメで助言を求められた社長が力量の違いを見せつけられていい気分~ってw  そんな手の内を新入社員に隠さず披露してる時点で、やっぱりいい人かなとも思えてきましたよ! そして先輩、若くして苦労しているとのエピソードが最近知った高橋メアリージュンのリアル出自と重なって感慨深いです。
店が繁盛すれば店主も食べに来るお客さんも、報酬をもらえるコンサルも、全方位に嬉しい。いいお仕事ですねえ。そのうち失敗案件も出てきそうですが、それだってどうにか成功にこぎつけるでしょう? 飯テロ部分も、調理法や成分の解説だけでなく、ゆとりが繰り出す変な擬音説明が加わることでより納得感があっていいですね。

 フードライター有栖(石塚英彦)が「まいうー」でなく普通に「うまい!」と言うのが新鮮w

「ヒトヤノトゲ 獄の棘 」~最終回 ☆☆☆

見応えありました。泉谷しげるファンに大プッシュ!もちろん萩原聖人も小澤征悦も、窪田正孝もナイスでしたよw

刑務所内に横行する、裁判や面会人をネタにした賭け。組長(泉谷しげる)への便宜。
不正を一掃しよう!と燃える看守長(小澤征悦)が武島(窪田正孝)に頼む証拠探しだって、録音機器持ち込みは違法だったり、録音内容で武島も叱責されたりと詰めが甘いw 美人の面会人が通い詰めての獄中結婚は美談かと思ったら、実はそれもヤクザの差し金で夫のマンションを売り飛ばした金は組長の懐へと、もう怖い怖い。

でも、囚人と通じるような奴はみな不良看守だろうと思いきや、案外取り込まれるのって真面目な人でした。上からも気をつけろと重々言われてるのに、逆にそれが足枷になるんですね。見回り中、ちょっと雑誌を拾ってやっただけなのに、実はそれが不正持ち込み品。『違反に手を貸した』と言いがかりで脅され、バラされたくない一心で次は自ら差し入れをし、伝言を引き受け、気づけば組長の息のかかったタダ酒呑んで、ヤバい女と寝てしまっているという泥沼(^^;;;;)
それに気付きながら、もう止めろと助言だけして見逃した武島だって親も刑務官だったことも真面目なところも同じ。狙われるのは自分だったかもしれませんよね…。
しかし彼には、父の死という大きな反発が。真相を知っているげな組長に近づきたくもあり、殺人かと憤る気持ちもあり。取り入ろうとしたら、保身を捨てて告発しかねない彼の危うさを組長みたいな奴は見抜くのかも。

そんな中、看守長が強行した組長移送から暴動が起き、組長と手錠につながれたまま捕らえられてしまう武島。
手下たちの組長愛がすごいのですが、紛れ込んだ裏切り者が刃物を手に組長を狙い、乗り込んできた教育係(萩原聖人)が刺されてしまいます。そもそも、武島が賭博をばらして左遷されたんだから来なくてもいいし、組長を守る義理もないのに。土壇場で職務の真髄に迫るのがこの不良元看守なことが皮肉です。そして、どうせ先のないこんな暴動、どう納めようかと思ってるだろ?と痛いところをつくのもこういう柔軟な輩。
工具で、手錠より武島の腕を斬ってしまおうというチンピラを寸前で組長が止めてくれるまでの緊迫は印象的でした(手錠と窪田正孝、セットでよく見ますがコメディでも通常逮捕でもないのはレアではw)

そして明らかになる武島父殺しの犯人と真相と、証拠の在り処。
いやつくづく主人公は組長でしたしw これからの武島は誰の背を追って成長していくのか気になるエンディングでした。

「獄の棘 ヒトヤノトゲ」1 ☆☆☆

wowowドラマに字幕がついて幸せです。

父の務めていた刑務所に、同じ刑務官として勤務を始めた青年武島(窪田正孝)は、いじめや不正が見て見ぬ振りをされている腐敗ぶりに驚く。しかしいじめられている服役囚を助けようとした浅知恵は本人の犯罪者なりのプライドを傷つけ自殺騒ぎに。新任の看守長からは密偵を頼まれ、先輩刑務官からは不正なギャンブルに誘われ、父の死に裏があるのかとほのめかされる……。

場違いな好青年を窪田正孝が好演しています。明るいブルーの刑務官の制服と制帽も似合いでコスプレとしても必見w
牢名主の泉谷しげる、腐った先輩刑務官の萩原聖人、看守長に小澤征悦と豪華共演者で今後も見応えもありそうですねえ。ただし犯罪絡みはやはり不愉快。武島が助けようとした囚人も、芸術家肌のいいやつ風に見えてその実、収監された原因の犯罪は幼女ばかりをねらう性犯罪ですからね……orz 父の死の真相も重苦しい話になるのは間違いなく、気軽に見られる楽しいドラマではないのがなんとも悩ましいところです。


「三匹のおっさん」1 ☆☆☆

なんて時代劇w でもスカッとして面白かったですよ。


悪ガキだった3人も、もう還暦のおっさんに。
赤いちゃんちゃんこ贈られたって嬉しくないし。 なんか楽しいことがしたいなーと、子どもの頃していた「正義の味方ごっこ」に再トライ。こっそり夜回りで活躍しちゃいます。剣道師範のキヨさん(北大路欣也)、柔道ができるシゲさん(泉谷しげる)。武闘派でない電気屋のノリさん(志賀廣太郎)は電気ショックで戦うぞw

人物それぞれ、登場時に字幕で説明が入るだけでなく、建物にまでこっちが主人公の家、こっちは道場って矢印つきで説明が入って分かり易いw 更には心理描写まで、『バカみたい』『違うんだけどな』等々、吹き出しがついて……そこまでしなくてもと私は思うけど、あった方が分かり易い人がいるんでしょう。いっそ大河ドラマでも、何度も再放送する中にこんな説明モードの回をいれといたら受けるのでは。

孫が祖父母をジジイ、ババアと呼ぶのは大変不愉快ですが、愛情の絆はあるようなのでそのうち違う呼び方をするようになるのかも? キヨさん定年後の嘱託再就職先と、孫のバイト先がかぶるのはいかにもドラマで楽しめます。


しかし2時間は長過ぎ。

前半の痴漢事件が終わるところまでで終わらせて、以下来週でも良かったのに。

もちろん、仲間に入りかけた孫が本当にじいちゃんを見直したり、

「年寄りに思われたくないなら、まず格好から」

とお下がりの服をくれてイメチェン、というおっさん自警団のスタイルが出来上がるところまでを初回に入れたかったのは分かるんですけどねー。それとも、8時始まりのこのドラマを9時からTVつける人にも発見してほしいなーって目論みでしょうか。本来のターゲットを疲れさせて逃してないといいんですけど。こんなターゲットの狭いドラマ、どこで切ったからって見る層が変わるわけではないのではw



痴漢、ちゅーか強姦騒ぎで女子高生の服を破いたのに見えたのはブラでなく白肌着という演出には好感がもてました。うんうん。大事な大事な娘さんなんだもんね、視聴者にだって見せてやるもんかw それを助けたところから、高校生同士の恋愛が始まりそうなのも可愛くていいですよね。実際に倒したのはおっさん達でも、孫がみつけて知らせなきゃ間に合わなかったんだから感謝を受け取っておいていいよね

(キヨさんの孫と、ノリさんの娘が同じ年なのも、境遇が違えど幼なじみ同士今も友だちという感じがしていいわー)

さて来週は、老人狙いの悪徳商法だ〜 


「俺の空 刑事編」1 ☆☆☆

何これw


『富豪刑事」の男版、ヘリコプタデートから飛び降り、札束を撒いて人ごみを散らし、首相にちょっと電話して事件を収めちゃう。ゲラゲラゲラ

いかにも永井大がやりそうな熱血な役どころを、新人くん(庄野崎謙)が頑張っています。ああ永井大もライバル役で出演、変なヒゲ~w

その他ヤクザにしか見えない刑事など、本宮ひろ志原作だけあっていかにも漫画なキャラクターだらけです。ゴージャス?な婚約者(夏菜)もいて、常軌を逸したファッションには大笑い。

やだこれ面白いw


ただ事件は陰惨でイヤンな感じ。素人娘オークションだなんて、不愉快すぎます。

それに、そんな組織犯罪なら死体(焼き印入り!)が川に浮くのは杜撰すぎるし、マスコミに犯人だとリークした政治家の息子は少なくとも殺してないし……いろいろ酷いです。
(「俺の空」にしてはエロ成分も足りないのでは。猟銃ぶっ放した津田寛治も、原作では奥さん抱きながらだったそうなのにドラマでは1人で立てこもりw) 


次回はスッキリ出来るのかな?
気楽に酒の肴にしまーす。

「東京タワー」2・3 ☆☆☆

 こんのバカ息子がぁ〜 と、武田鉄矢の声でどこかから響いてきそうなバカっぷり!
そうか金は実家から湧いてくるのか現金書留で(><)

 お洒落な都会組に抱く違和感と劣等感。分かるけどさ。
会えば「ひさしぶりー」と声をかけてくれる優しい子達じゃないですか。逃げるなよ、見返してやれよ。勝手に墜ちて行くなよ!

 貧乏下宿は、あああんなところ私たちも住んでたよねーと、一緒に見てる彼と出会った頃を懐かしく思い出したりして楽しいです。今時みたいに1人でゲームじゃなくて、麻雀ってのも懐かしいですね。やったわ徹マン(ただの人数合わせでしたけど。親が知ったら泣くね)
 しかし素朴な疑問。何故もっと学校の近くに住まないのかね(歩いて5分でもサボる奴はサボりますけどさ)
 そしてもう、学生視点ではなく送金する親の気分で見るようになってしまうと、バカな理由で浪費される金が情けなくて口惜しくて。見栄が何だ。本分は何だ。

 でも若いってああいうことなのかもねぇ。と、ため息。

 そうそうもう一つ。
バカボン(柄本佑)の親は?送金したり心配したりしないの? まぁ話をすっきりさせるためカットでしょうかねぇ。

 とうとうホームレスまで墜ちたもこみち。
もう惚けちゃったお祖母ちゃんにまで心配されて、頼むから早く立ち直って欲しいです(><)

 関係ないけど3話、流れ出したテロップに、もう終わったのかと思いましたよっほら録画で観てるから。
こんなに短く感じるなんて、3話面白かったんだ?と思ってたらタイトルがっ

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」1 ☆☆☆

 麒麟:長すぎる。
ってのは違うかな。蛇でしたっけ?
とにかく、もこみち氏を観るたびに思い出すのはうっそりと佇む麒麟であって、鼻も首も手足胴も長すぎでスローモー。カッコイイと思ったことがありません。

 その彼が主役ってんで期待ゼロで見始めた「東京タワー」だったのですが、意外や引き込まれて観てしまいました。構成の妙かな。
 子供時代、高校時代、受験と上京。
その3つのパーツがしかも時間前後してパラパラと提示されるのに、不思議と混乱せずに観られます。
…その点では、視覚的に印象強烈な主人公は正解かも。服が替わっても、人混みでも麒麟、じゃなかったもこみちなら見間違えません。

 上京するんだ。まだ内緒なんだ。へぇこう育ったんだ。いつばれるんだろう。
そんな風に、ちょっとずつほぐれていく糸を辿るようにわくわくと見守るうちに家族にちょっと愛着が湧いたりして。倍賞さん演じるお母さん、可愛くってでも暑苦しくていいですねえ。泉谷しげる父さんも渋くていいんだ(……その子供がもこみち?? ^^;;;)

 貧しい筈なのに欠けた家族なのに、何故か満たされた暮らし。
そこから飛び出していく若い主人公。
自分も地方から上京している人ならばますます、当時の心細さなど思い出して主人公と自分を重ねられるでしょう。
 私も18才で寮で独り暮らし始めたときの、気負いとわくわく+ちょっと後悔と不安な気持ちを思い出しました。

 もうすぐ新タワーに道を譲る旧:東京タワーが、きらきらとそびえ立つ東京で、若者はどう暮らしていくんでしょう。
 恋愛話にならないほうが面白そうです。

「Drコトー診療所2006」〜7 ☆

 見てます。

 ・・って一応ご報告まで(^^;;;)
だって何も言うことないんですものー。家族が見るから見てるけど。コトーが万能スーパードクターなのは今に始まったことじゃないわけだし。
島の人が次々と怪我したり火傷したり大病したりするのを直してくれてますよ。

 漁協の泉谷しげるがコトーのところで眠り込んで
「オレの老後を頼むよ」と背中でつぶやいたりと、時々ある いい場面は結構グッと来ます。
(赤ん坊を抱いて「これが命の重さ」は、逆にやりすぎでは。余命宣告で不安定な人に新生児持たせるなんて。窓から投げちゃったらどうしようとドキドキしましたってば)

 東京で1人闘病するアヤカさんはどうなっちゃうんでしょう。
それとも最終回にはタケヒロ家か、ダークホースでコトー先生本人が癌で倒れちゃったり・・・しないか(^^;;;)

「電車男」1 ☆☆

 あれー、彼氏いるよエルメスに!!

 懐かしの曲「ミスターロボット」と共に秋葉原の濃い〜オタク事情が活写されて始まるドラマ版「電車男」。アラ電車君(伊藤淳史)、オタク友達いるんじゃないの。
 ・・・・それにワカゾー伊藤くんのルックスは「イケてない」んであって「=オタク」的じゃないよねぇ。この先服装をどうしたって、大した変身にはならない気がします。

 その他、いちいち映画版との違いが目についてしまいました(映画版電車男、山田孝之。友情出演で酔っ払い取り押さえてましたね!)

 映画版電車くんは、特に現実は辛くなかったよね。普通に会社いって仕事して。
 一方のドラマ版の、不幸てんこ盛り演出は・・・エルメスさん(伊東美咲)からのお礼の品に心底喜ぶ前フリと分かってはいても、甘えてるというか、可哀想な自分に酔っている様にみえて微妙な気分。

 でもまぁ、キャストから職種から違うわけですし、そこは割り切って見なくちゃね。

 エルメス嬢の変人度は確実にドラマ版の方が上で、この子なら普通にワカゾー君とつき合えちゃうかも、と思わされちゃいましたよ。
 最初のデートがどうなるのか、2人の会話の話題は何なのか??ゆっくりじっくり描いてくれるだろうこの先の展開がちょっと楽しみになってきました。

 しかし、お茶の間にたれ流されるアニメ萌えに秋葉原にメイド喫茶!!害毒じゃない?
そういうのに慣れない同居人が、オタクを面白がっちゃって大変でした。
 来週からはあまり、面白半分にオタク文化とりあげないでほしいなぁ・・・半端に変なイメージ広がっちゃ可哀想。

映画「電車男」レビュー

「めだか」最終回 ☆☆♪

 そっか、めだかが幸せなら私も嬉しいよ♪
素敵な最終回でした。

 途中、何回か「ええっ???」って思いましたよ。
会社にのりこむ、めだか!? 貴重な人材小山田!? 大学入り口でNYのビルの話!?

 それに、合格発表以前の問題として、桜木くんの生活費はどこから出てますか?お母さんはお元気??
 寡黙少年と彼女はどうなったんだ、とか。
 椎名先生が結婚を考えたこともあった、という話はどうなったのかしらとか。

 ・・・でもまあ、めだかの笑顔の前には、細かいことはいいやーって気にもなったりして(^^;;;)
「サクラギ、サク」
 これを見たら、合格することは最初っから決まってたのねと観念しましたよ。建築士目指してガンバレよ、桜木くん!

 ・・・・でね。周り中で「椎名先生のことが・・・」とめだかを洗脳しようとしてますが。
まだまだ桜木君だって、気持ちの整理つけるのは早すぎますよ。
 一緒に塩しょうがラーメン食べて、大学卒業する頃にまた口説いてみれば?

 小山田もいいパパになるだろうし。
刈谷さんは変わらず花屋さんなんだろうなぁ。

 4月、新しい先生の背中を押して、自分も新しい生徒達に挨拶をするめだか!ひとまわり大きくなりました。
 終わったって分かってるのに、つい、次回予告を期待して待ってしまう。そんな不思議に魅力のあるドラマでした。

「めだか」9.10 ☆☆☆

「結婚しよう」「うん」 即答に笑ったって!

 お酒も入る修学(慰安?)旅行だった9話は、一回休みな感じ。
その中で最大のエピソードは、プロポーズですよね!

 小山田と須藤姐さんをくっつけようと目論むめだか達。
 ほーんと余計なおせっかいだし、 ほんとありがちな展開なのですが、ツボなのは”めだかが嬉しそう”ということですね!デジカメに旅の栞揃えて、夜眠れないぐらい楽しみーと叫ぶあのほっぺた♪
 あの満面の笑顔で計画されたら私だって手伝うよっ・・・でも、どうせするならもちょっと上手くやらないと。
 バレバレな裏工作に姐さんはカンカンで、せっかく小山田と2人きりなのに怒りっぱなし・・・逆効果だったよダメだよーと、思わせておいてのプロポーズ→即答OKだったので、ホッとするやら嬉しいやらですよ!
(でもねぇ。まだ手も握ってなかったんじゃないの?? ^^;;;)
息子も快諾してくれて、良かった良かった。・・・と、思ったら10話の予告で大喧嘩してましたけど。さて?

 で、本筋。9話で失職した桜木瑛太。10話では母親が入院し家計がますます重く肩にのしかかります。受験どころじゃないってば。
 頑張って、夢を捨てないで、と励ますめだかに「ずっと頑張ってきたよ」これ以上どうしろっていうんだと叫ぶ桜木君。いつもクールな彼が見せた初めての動揺でした。

 一方で9話で元の学校から戻らないかと誘いを受け、転職をほとんど心に決めている椎名先生。
「辞めないでください」もっと一緒にいて教えて下さい、と懇願するめだか。

 このどちらの話も、一歩踏み出せば恋愛に。逆に言うと恋人でもないなら黙ってろな状況。
 もちろん、誰にだってそこまでのおせっかいを言ってきたのが今までのめだかですが。9話で瑛太からめだかにはっきりと「椎名先生が好きなんだろ?」と言わせた後ですから。オクテなりにそろそろ心決めるのかとハラハラ見守って・・・・・。
 でも全然色っぽくならなかったのでホッとしました(なんだそりゃ)

 荒れる桜木君に
「夢のある貴方はうらやましい、自分にはなにもない」
と吐露し、帰りの夜道で泣くめだか。しみじみ、無力を感じたんだろうなぁ。

 でも、翌日何かふっきれたらしい桜木君、そのきっかけをくれたのはめだかの励ましだよね。まずお母さんに正直にクビになったことを告げるところは爽やかでした。
 ウソを辞めるだけで、きっとずいぶん楽になったよね。

 椎名先生は「君は大丈夫」と太鼓判を押して、めだかを残して去っていくようですが。そのきっかけをくれたのもやっぱりめだか。あー、爽やかだわ(そうなると、やっぱり恋愛模様がまた気になる!どうなるの〜)

 しかし桜木君、「受験どころじゃない」と「東名大志望」の間に、「建築科があればどこでもいい」という選択肢があるはずで、どうしても東名大がいい理由を・・・多分国立だから「安い」かな。本人の口から訊きたかったんですけど。
 模試受験代だって無料じゃないのに。 ・・・まあそこは、もう支払い済みだったとかですかねぇ。

 個人授業チームが組まれ、クラスメートは差し入れし、とうとう国見先生までやってきて模試の成績は大UP。
 甘いなぁ。でも国見先生のアニマル消しゴムに免じて許しましょう(^^;;;)
 まさか合格しちゃったらどうしましょ。先生達で独立して塾開けますよー

「めだか」8 ☆☆☆

 ああ・・・・良かった生徒が死ななくて。

 なにしろ今回、お墓参りから始まります。
上の空かと思うと激昂する陰気な椎名先生に、「最近、変」とめだかちゃん。
 でも瑛太に言わせるとただ元に戻っただけで、
「めだかが来てからの椎名先生の方がよっぽど変」だったとか。
この辺り、そういえばめだかって新参者だったんだっけと思い出さされました。

 お墓の主は、椎名先生の昔の生徒でした。
自殺の前、相談をもちかけられたのに断ってしまったと今も悔やみ、責任を感じずにいられない。 生徒の私生活に一度踏み込んでおきながら、担任じゃなくなったら縁を切るというわけにはいかない。教師ってなんて大変な職業なんでしょう・・・。

 涙を見せながら、過去の事件を国見先生に語る椎名先生・・・。
「よく、打ち明けてくれました」…あれ?
てっきり国見先生は事情を知っているんだと思っていたのに。詳細を直接語るのはまた別ということでしょうか。

 ともあれ、昔の熱血を思い出した椎名先生がめだかちゃんと組んであたる某生徒の退学問題。やっと理事会から学費の貸しつけを承認された矢先・・・彼女が来ない、駆けつけたアパートには人だかりが。
 もうここで、心中か飛び降りしたかと思いましたよ?(^^;;;)ああ、良かった生きていて。

 深〜く考えると、椎名先生の立ち直り早すぎないか?とか。
 せっかく過去を打ち明けられてもめだか自身はかける言葉もなく、理事会の発言も椎名先生でめだかは成長したわけでもないよね?とか。
 嘘つき娘がもうウソをつかなくなったことは会話で保証されるだけ。彼女を信用できるエピソードが欲しかったよなとか。
 細かいことはいろいろあるのですが、私が「めだか」に期待する明るいテイストと爽快なラストがあったのでいいです。

 「あんたが殺した」と一度は椎名先生を責めた生徒も、分かってくれて。
「先生みたいな教師になりたい」という教え子の言葉は勲章ですよね。

「めだか」7 ☆☆

「あれはっ愛の告白だろう?」
ええっ????結婚止めただけで?あれで伝わったつもりだったのかい?小山田くんっそりゃ無理だっ

 でも、もう諦めて身を引くつもりの小山田くん。プロポーズ男に会っても、息子の友達だと強調して「なんでもありませんから」って、つらい台詞だよ、よく言ったよ。
 しかし、いい年して小学生のお友達ってそれも無理でしょう(^^;;;)

 まあ、念願の小山田エピソードが、ちゃんとプロポーズ断るカタチで描かれていたし。彼女が小山田が眼中に無い理由も
「若いのに、バツイチ子持ち相手なんて可哀想」
なんであって小山田のため。甲斐性がないからじゃなかったしね。満足・・・・だよね。

 ラブの方も、めだかのお泊まりを知った瑛太くんが椎名先生にガンつけたり!めだかに皮肉を言ってみたり。『誤解』じゃなくて、本当のことを知った上でそれでも心中穏やかじゃない男心を描いて楽しかったですよ。やっぱり満足・・・だよね。

 本筋の泉谷おやじ娘の結婚話もすっごくよかったのよ!
良縁だからこそ、こんなおやじが顔を出しちゃ娘に悪いと気が引けてしまうコンプレックス。そんなおやじさんを、そのまま愛して自慢している娘。2人が羨ましい、という美男子婚約者くん。
 また、おやじさんがちゃーんと会食に来るのか見守りにくるクラスメイト♪

 良い話じゃーん。いいドラマじゃーん。
なのにどうして、先週の免職とイジメの話が「椎名先生とやけ酒した理由」でしか出てこないの〜。国見先生もただの謎のヒトに逆戻り。
 なにかエピソードの順番が間違っていた気がします。ひしひしとします。もったいない(涙)

 小山田がまた職を代わっていたのと、小学生にまで「小山田」呼ばわりだったのが笑えました。ほんっと甲斐性ないんだよね。いい人なんだけどねー。
 来週は、元熱血教師・椎名先生の過去。

「めだか」6 ☆☆

 国見先生の恋が終わった・・・・・・かも。

 いじめにあっている、と唐突に相談し、めだかを連れて首謀者に会いに行く寡黙くん。
あ、逆か。先生に連れられて、か。でも全然めだかが貫禄ないんだもーん。

 彼はメダカに、何を期待したんだろう。『女に庇われて』なんて、余計まずくない? なので腹黒い私は、もっと非道なことをいろいろ・・・めだか拉致監禁の手引きか?とまで考えたのに。考えすぎでした。
 ただ単に笑いトバされ、その足で親と面談する2人。えーっ??

 めだか、免職か?? という後半の展開はハラハラだったんですよー。それも、判断をまかされたのはザ・プロ教師:国見先生。
 馴れきっていた自分の判断が、「教育者」として間違いかもしれないという揺らぎ。そして、つきあいの長い恋人といる時の、人間らしい彼女の一面。その恋人は、めだか免職側の人間ですよっ。
 理想と現実、どちらを選ぶのか国見先生は!!

 ・・・もちろん、めだかに決まってますけどね。
それとひきかえに多くを失ってしまう国見先生の、葛藤の引き金を引いたのが・・・こ、こんなくだらない事件だなんて(涙)
 いや、イジメはくだらなくないけどさ。めだか、変な行動力を発揮する前に上司に相談しなさい。

 恩師の死も、「大切なのは舞台に上がること」も、いい場面ではありましたが・・・感激には至らず。そういう出会いをしてこなかった自分の半生がちょっと哀しいです。残念だわ。

 それより恋がみたいです。
 椎名先生の「ボクに言ってね」に、ちょっとキュン♪
所帯持ちでもおかしくない落ち着きの椎名先生でしたが。大トラめだかをかつぎこんだアパートは、絵に描いたような独身男性のくつろぎ空間でしたね。ダーツだよ(喜)
 ベッドで目覚めちゃっためだかの顔は見物でしたが(^^;;;)、あまり動じてない椎名先生が大人でいいじゃないですか。もう2人は、夜明けのコーヒーを飲んじゃったのよっキャ〜!!!(違うし)

 でも本当にこのエピソード、せっかくなんだから誰かに観られるとか、何かの伏線になるとか、もっと話が広がってくれると嬉しかったのですが。

 小山田の恋もまたまたほったらかしですよ!! 来週のフォローにいい加減期待。そうそう、イジメの件も忘れず解決してよね。

「めだか」5 ☆☆

 「不思議な人ですね」・・・って、種田さんのことかと思ったらメダカちゃんでした。え、何もしてないじゃん(^^;;;)

 そんなわけで種田親子フューチャーの回でした。
同じ高校の全日と定時に通う父と息子。普通に想像できる軋轢以上に、ぎくしゃくさせる過去が語られていましたが・・・オーソドックスに解決(笑)
 でもね、「大事なクラスメートを悪く言うな」と啖呵を切る父をみて。息子がちょっと可哀想でした。そんな風に2年前、無条件にかばって欲しかったんだと思うと。

 この2週盛り上がってた小山田くんの恋は、ほったらかしで残念。寡黙くんの遊園地デート成功にからめてでも、ちょこっと何か入れてよっ!! プロポーズは断ってもいないみたいだしっっ
 瑛太は、メダカの取り乱し様に「からかっただけ」と一歩下がる大人の余裕をみせてます。
でも、メダカを見守る会に、椎名先生(泰造)だけじゃなく矢部先生(山本太郎)も参戦ですよ。うかうかできないぞ。

 職員室では、プロに徹する国見先生(浅野)が実は贔屓。来週は国見先生がクローズアップみたいで楽しみです♪
 
最新コメント



   
   

ドラマのあらすじはこちらでね


にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

インパルス関連本

「蟻地獄」文庫

ちなみにじゃすみん「蟻地獄」評はこちら

「月の炎」絶賛発売中!

ちなみにじゃすみん「月の炎」評はこちら

カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ