ドラマでポン

2004年4月に始めたブログ、いつの間にやら10年を超えびっくりです
相も変わらずドラマとインパルス板倉&西村雅彦押しのじゃすみんをよろしく!

ドラマの☆は最高が5つ。
好き勝手な覚え書きですがお楽しみいただけたら幸いです(^^)

松山ケンイチ

映画「GANTZ」☆☆☆

ひゅー、カッコイー!!
 

事前の原作チラ見で、もっとグロくてエロいのかと覚悟してたのですが。逆に抑えすぎで物足りないぐらい。冒頭の電車にはねられて死んだはずのくだり、インパクトの瞬間無しにアパート場面に切り替わられては、まるで撮影風景を見ている様じゃないですか。
『はーい、電車に当たる寸前ポーズ取ってくださーい』的な(笑)
裸体転送も、ニノもとい計ちゃんと一緒に固唾を呑んだのですが、たいして見えないやー。
 

実はエキストラに登録していたので、募集要項で撮影中の様子がちょこっと聞こえて来てました。汚れます、寒いです、捨ててもいいスーツで来られる方、的な。なるほどこんな風に、びしゃーぐちゃーだったんですね(笑) 

と、呑気な観客と違って登場人物はアリエナイ事態に巻き込まれて行きます。ナントカ星人と闘って勝て!
いやいや、もう死んじゃってるんだから。さっさと殺されてしまえば結果成仏出来るはずなのですが、アイデンティティがヒーローな主人公は『闘う』ことを選びます。人にはそれぞれ役割があって……。
就職よりも異星人退治だ!

これって、男性はやはり共感するんでしょうか。勝てそうな気がするんでしょうか。ツレもそうかもなあ。過去の成功体験で本質的に自分に自信があるタイプ。私ならサクッと殺されて終わりな方に自信がありますが。
でも、銃は撃つね。

星人と接近戦してる以外のメンバーが、銃持ってるのに使わないからイライラ。更に、近距離で狙いを定めて、でも引き金引けない場面も多すぎてイライラ。もう「撃てー!」と声に出そうになりました(笑)
といっても、競技射撃していた頃の私はたった60発を2時間半の持ち時間丸々かけて撃つというゆっくり射手で、確実を期す程に引き金引けない気持ちは分かるのですが……襲われてるなら撃とうよー!!あんな大きな的、手が震えている描写もなく撃たないなんて。アメリカでも封切り済みだそうで、彼らにはますます謎だろうなー銃を持ってるのに撃たないアクション映画。それとも
『日本人は銃に慣れてないから』
と納得かな(笑)

他にも、外人さんに計と加藤……ニノと松ケンの見分けはつくのだろうか?と余計な心配をしたりして(体格の大小はかなり違えど、同じ系統の顔ですよね)
ただ、ふたりのキャラの違いがだんだんと浮き彫りになっていく配置には膝を叩きました。俺様チビと弱気な大男。あなたはもっと出来るはずなのに、加藤!なんて。 
 

お話は4月公開の2を観ないと何も言えないので、とにかくGANTZスーツのナイスバディをひたすら鑑賞してきました。いいなあ。あれが着こなせる身体になってみたいものです。
(着こなせる人しか残らなかった、と書いてる方もあって笑いました。そういう基準もあり得る~) 

追記:続編「GANTZ perfect answer」のレビューはこちら) 

映画「カムイ外伝」☆☆☆

こういう伊藤英明、いいなあ。笑いながら向かってくるところはゾクゾクしました。

松山ケンイチ目当て+クドカン脚本に期待で鑑賞してきました「カムイ外伝」。結果、普通に面白いというか。
抜け忍カムイ。
その、忍者から抜けたことってものすごい決心だったはずなのに、そこは漫画とナレーションで納得させられて開始ですから。追われて逃げる、襲われるから闘うと終始受け身なカムイの本心は今ひとつ掴めず。
ラストもあまりに淡々としていて、来週に続くかの様でしたよね

つまらなかったわけじゃないです。
笑わせず無茶もしない脚本で、じゃあクドカンの意味無いじゃないかと言う声もありそうですが、他の誰かが書いた結果もっとダメダメになる可能性を考えれば、あれはいい仕事でしょう。アクションも楽しめました。松ケンも悪くなかった。うん。だから☆を3つつけたというのに、何故こんなに歯切れが悪いのか私。
ハッピーエンドじゃないからかなー。かといって復讐を誓うわけでもないし。
松ケンの美しい身体だって見放題だったというのに(駆け抜ける早さ、不動との戦いでの動き、素晴らしかった!役者はやっぱり運動神経良くてナンボですねー)

そもそも恋人と逃げたとか。ベタでも恋愛絡みにしてくれると気持ちが盛り上がったのかも(その辺、原作からしてカムイは誰にも心を動かされないのだとしたら、原作通りで仕方ないのかな)

月日貝、だっけ?2枚貝を月と太陽に見立てて、持ってるとまた会えるという贈り物。あれを渡されたときのカムイの顔を見せないし。あとで懐から出してサヤカ(大後)に見せるのも、家族と食事の最中に堂々と出して、それに対するサヤカの反応も見せないし。
あれは、演出次第でもっと、愛への戸惑いとか、わざと2人きりの秘密にしないことで娘の気持ちを拒否したのか、それとも受け止めたのか、見せられたのに。(あの貝、懐にずっと持ってるには危険な大きさだよね。てっきり刺されたけど大丈夫!となるかと思ってました)

さておき、追忍システムは不思議です。
伊賀忍者が何人いるか知りませんが、追っ手にあれだけの人数を割いていて本業は成り立つのでしょうか。スガルが14年経っても怯えていたように、疑心暗鬼にさせておくのはペナルティとして正しいと思いますが。
お前だけしあわせになるなんて許さない、とでも追っ手が言ってくれたら納得出来たかも。
(追記:原作「カムイ伝」を読めば、カムイ側にしつこく追われる理由があるそうです。ふむふむ)

背景に絵を合成したみたいな海は……まあいいや。

最後にこそっと。
「カムイ、死ね!」
「生きる!!」
FUJIWARAのネタかと(笑)

「銭ゲバ」最終回☆☆☆

走馬燈の様に……といえば、人生最期に今までの記憶が駆けめぐることの筈なのに。風太郎のそれは何故か妄想(笑)

野球チームの友達とディズニーランド、優しいパパに薬をちゃんと飲むママ。お小遣いを浪費!!して怒られたり。
財布を拾えばきちんと届け、お巡りさんにほめられ、大学に合格して茜と出会い、友達と出会い、バイト先で説教され、馴染みの洋食屋!でベラの煮付け食べて……デートして……結婚して子供ができて……。

今までの殺したり死んだり騙したり殺したり利用したり死んだり、という”本当の記憶”orzもはさみながら淡々と、平々凡々な生活が30分以上続くんですからもう目眩がしました。
ここだけうっかりみちゃった人もいるんじゃないのかな。
「あれ、こんなドラマあった?」
としばらくみていると、暢気な坊やと同じ顔の男が突然殺気だった目でよだれ垂らしながら呻いたりするんですよ(><)

確実に悪人だった風太郎だけど、金さえあったら、こんな人生だったのかも。
「お前らみんな銭ゲバだ」
私たちだって、金がなかったら風太郎になるのかも……ええー??それは納得できないなー(^^;;;; )少なくとも、可愛い我が子を小学校中退にはしないよう。

なので、ラストの巻き戻し、淡々と説教かましてた風太郎には一気に醒めてしまいました「じゃあな」じゃないよー。

もっとも、だからって風太郎が死んだことも、真っ向から何かに挑んだドラマの素晴らしさも変わりはしませんが(巻き戻る間、スーパーイリュージョンで逃げてたらどうしようかと思った)、一般化されたら困る。
風太郎は風太郎。

導火線がまだ長かった気がするので、あんな余裕だった男も間際には泣きわめいて死にたくなかった、とつながるんでしょうか??

亡き風太郎に酒を手向けてた父。彼の責任はもっと追及されるべきだと思う。
ハルちゃんがなにげに怖くなっててショック。犬がどっか掘り返していたのは白川くん…??

新聞記事じゃありませんが、謎を残しつつ若き社長は爆死。
このスッキリしない感も含めて銭ゲバなのかなと思いつつ……松山ケンイチの代表作にまた1つ伝説が加わったことは間違いありません。

さて、録画を残そうかどうしようか……(><)

8話 7話 6話 5話 4話 3話 2話 1話

「銭ゲバ」8☆☆☆☆☆

結婚指輪は、はめたままなのにね風太郎。

ぶら下がる茜にも冷静なまま。どうでもいいって言ったもん、てなもんです(口ではそう言いつつも、茜の死後ますます夜毎うなされていますけど)

霊安室で叫ぶわ、刃物抜くわ、とっくみあいだわ。
じたばたする緑と受けて立つ風太郎と。
「見届ける」
といいながら、警察に話をするでも毒を仕込むでもなく、同居を続ける2人。頼まれれば車もだして、どんどん仲間みたいになってきましたよ緑お嬢様(笑)
もう1人ハルちゃんが、別の仕事探す=出て行く気満々なのとはえらい違いです。
「真実」を聞きに来た元刑事さんの様に、包み隠さずにまんま悪事をさらされてしまったからこそ、緑は風太郎を受け入れていくのかも。


あのとんでもない親父も間近で見ちゃってるもんね……。
親父がああなった事情を知り、親父を愛した母を知る風太郎は父親を直接には殺せなかった。ということは、風太郎がああなった事情を知り、風太郎を愛した茜を知る緑はやっぱり、風太郎を殺せないんじゃないの??

もー、過去をみればみるほどクソ親父だというのに、現時点では結構まともなことを言うからまた腹が立ちます。何が金の有意義な使い方だよ!何が『親より先に死んじゃいけない』だよー(><)
でも不思議と、9億円弱を要らないと返された風太郎は心地よい目覚めを取り戻したのでした……(シーツの下に札束敷いたからじゃないよね 笑)

今までも突然横になってた画面が、とうとう逆さにまでなりましたよ!グルングルン。
また、実は視界が歪んでるなんて飛び道具もこの期に及んで飛び出して、回想シーンも更に悲惨で、悪行し放題なのにやっぱり可哀想で、でも味方にはなれなくて、ドウシタライイノヤラ。

定食屋のところは、また刃物向けられるのかーと。いくらツルンと優しげバージョンの顔で現れたからって、大男な風太郎相手にみんな無茶しすぎ。
それよりも、風太郎にセックスを拒否された女子高生のその後が気になって。まさかあのまま飛び降りたり自棄になって水商売にトライしたりしていないか心配なんですけど、そこは白川くんのその後みたいにどうでもいいことなの??
(もっとも、小遣いならともかく自分の身体で2千万円稼げると思う彼女もたいがいですよね。既婚のイケメン社長だよ?女子高生にそんなに飢えてないでしょ)

で、爽やかに死に場所に赴く風太郎。
もっと追い詰められて死を選ぶ方向かと最初は思っていたので、こんな自主的な自殺だとは。それにまさか胴体にダイナマイト巻くなんちゅーアナクロで派手な方法をとるとは思わなかったので最後の最後で吹きました。
ちゃんと見殺しにできるんですか、お嬢様は??

7話 6話 5話 4話 3話 2話 1話

「銭ゲバ」7☆☆☆☆

ついに刑事が”転んだ”か!!
ここ、奥さんが死んでしまったら金を借りる理由もないし恨みは強まるしで台無しな訳で、本当にギリギリ綱渡りな風太郎。
「全部俺がやりましたー」
告白も、録音されたら一発なのに……。”お金持ち”はそんなことしないのかしら……。

と、そこここに穴があるからこそハラハラと、もう最初から最後までクライマックス??
幼い風太郎は裏切られ、
ダーク緑は暴言を吐き、
食堂兄が金で動いたのも、早速家族にばれてるし。

今度は自分から風太郎の耳をふさぐ茜には、もう涙。
だって、風太郎が普通に聞こえていた様に見えたんだもの。ということは、茜も最初から全て聞こえていた……??
また茜の最期に出くわした時も。
「生きても死んでもどっちでもいい」
といった言葉通り、あわてず騒がず、関心なく眠り込んだように見えたのですが……衝撃のあまりの放心状態だと言う人も居るし。どちらなんだろう。
予告もなかったし、来週を待つしか。

そんな中、いちいち笑えるのが10億転がすオヤジ(笑)
金の力で人を侮辱し、
「世の中金だ」
とつぶやく姿はそのまんま風太郎で……この親にしてこの息子あり、な訳で……

本当に最終回どうなるんだろう。
三國社長が若い頃捨てた女が、風太郎の母だったとか言う路線だけは無しでお願いします。

それにしても松山ケンイチの二役、食堂兄をみていると時折”いや似てないよ”と思う瞬間があります。似てないも何も本人だっちゅーに、印象が揺らぐんですよね。不思議な役者です。


6話 5話 4話 3話 2話 1話

「銭ゲバ」6☆☆☆☆

いやもう、悪いことしかしてないよ風太郎(><)

社長としては、派遣を正社員にだの子供を雇う(??)だの、出自を活かしたパフォーマンスで好感度アップな様ですが、それを
「俺をもうけさせるためのエサずら」
といってる舞台裏、もとい社長室をこっちは観ちゃってますからー。
せっかく味方をしようとしている茜にも
「目障りだ」
と邪険だし、メイドのはるちゃんは夜の森で脅して訛りプレイだし(同郷なんだ!!)
刑事には奥さんの治療費だと、痛いところを狙って金を積む。受け取らずに殴ってきましたよ!!
(傷害で訴えたら、刑事クビじゃないのかなー ^^;;;;)
血まみれの笑顔がまた……前回のジョーカー笑いと並ぶ悪い顔。およそ主人公のする顔じゃありません。素敵すぎる!

かと思うと、お墓の前ではまるで子供の顔。
「お友達」に倣ったんだか、お母さんのお墓を建てて話しかけていましたが、天国にいる母と地獄行き決定の自分とはもう2度と会えないと泣く。もうせっかく金持ちになったのに幸せじゃないなんて、どうしたらいいのやら。

お母さん似のホームレスの世話を焼いてみたり。
……これが、緑似のキャバ嬢を囲うのなら抱けばいいんで話が早いのに。お母さんを求めているんじゃ、相手もこっちもどうしていいのやら隔靴掻痒。挙げ句、持たせた大金のせいでホラ、ろくなことになりゃしない。

お父さんにはなんと10億!!
ちゃんと使う暇を与えてやるところが優しい息子ですが……トンズラは許されない。さて、何日で死ねばいいんでしょう??

とその間、ずーっと惚けていた緑さん。
舐めるようにささやく風太郎がエロ素敵だったので、もうちょっとあのままでいて欲しかったです。
まさか演技にしては長すぎというか、ノープラン過ぎる(><)いいタイミングで警察来るから、連絡とってグルかと思ったら別件。バラした途端に逆上殺害、という事態もありありだというのにノープラン!!録音も無しですか??……だからこそ、みんな騙されたのかもしれませんが。
この先どうするんだろう??

刑事の奥さんを突き落としたのは、定食屋兄でしょう??
アリバイがすぐに分かって釈放になって、刑事が信用をなくして他の容疑もじゃあ違うねーな流れになるのかなーと思うのに、予告ではブタ箱場面が長いですね??
ああ今から来週が待ち遠しい!!
(全然ドラマみない友人が何故かこのブログを読んでくれていて、今季は「銭ゲバ」を一番熱心に書いてるね、ですって。そうなのよー!!)

5話 4話 3話 2話 1話

「銭ゲバ」5 ☆☆☆

お、お義父さーん(><)
そうだ!社長じゃなくて桔平パパを殺してもらえば良かったんじゃない?←既に善悪良く分からなくなってきています(^^;;;;)

結婚式はいつの間にか済んでしまっていました(笑)盛大にしたんだろうなー。
そしてちゃっかり、社長の右腕となってお仕事しちゃってるスーツ姿の風太郎くん。

素朴な疑問その1
「そのままじゃいけないの?」
は、視聴者も聞きたくて、さすがの桔平パパだって思ってることなんだけど。
駄目なんだろうなあ。いくら好かれても、息子扱いしてもらっても、
「金持ちの息子でいるのが嫌になって」
「金で買えない幸せもあるなあ」
なんて思っちゃった人間とは一緒に暮らせないんだろうなあ。定食屋での会話は、そこだけ見たらとても良い場面だというのに、殺人計画実行を止めるには全く逆効果だという悲しい場面でしたよ(><)
(そういえば先週の冒頭も、そこだけ見た友人が「清く貧しい青年のいい話」だと思ってたなー ^^;;;)

でも新妻は
「風太郎さんが人殺しでも全然構わない!」
と吹っ切れていて、ショックな緑さんには悪いけど、騙されている一方でなくてちょっとホッとしたかも……。

そして銃声が。

悪いピエロの様な最低の笑顔が、なかなか聞こえない二つ目を待ってまた歪む。あのダッシュ、何のために駆けつけるつもりだったの風太郎、「ともだち」を助ける為??それともとどめを刺す為??

風太郎に利用されながらも、彼なりに納得して死んでいったらしい元派遣くん(柄本時生)が哀れでした。
せっかくのあぶく銭ですることが、豪遊でも逃走でもなく。自分も入る両親の墓をたてて、「ともだち」の為に死ぬことだなんて……。

金を撒く場面はちと長すぎで、見つかっちゃうだろー(あの女子高生にみられたし)と思いつつ、鬼気迫るものはありました。
まさかの緑崩壊、もう社長就任。
たったの5話での早すぎる展開には、定食屋パパ同様戸惑いますが。本人にも止められない何かに突き動かされている様でもあります。

今回、”そんな大事なこと”を告白する場面がすっぽりなかった様に、このドラマ時々大きなことを省くんだけど(茜の時計話後半とか、白川くんの最期とか)、そこが逆に巧いなと思います。無理矢理なことを見せられてツッコミ入れるより、それを聞いた元派遣くんが納得した事実の方が大事な訳で。

来週一体どうなっちゃうんだろう……。

4話 3話 2話 1話

「銭ゲバ」4☆☆☆☆

埋めたの?ほんとに庭に???
「あのとき殺しておけば良かった」じゃないよー
現行犯だよ!!

以上、風太郎の犯行のあまりの杜撰さに目眩がしました(><)
でも確かに推理小説だ刑事ドラマだを娯楽で見ていたとも思えぬ生活。今まで2度があまりにラッキーだっただけで、鑑識だの解剖だのって知識やアリバイだの上手な遺体の隠し方だのって何も考えていないよね……。
覚えてきたのは、人間の心の動きとそれを手玉にとる方法だけなんでしょうか。

「私、風太郎さんと結婚する!」
という茜を、父親に怒らせたらもう本格的な拒絶。後がない。その前に自らが断り、卑下し、家を出て、まるで悪いことをしてしまったかの様な気持ちに陥らせ……。

待って、待って、ついに「金持ち」に頭を下げさせて迎え入れられ……。

でもそこに親父が居るのに驚愕(笑)
また親父が、心にもないことをペラペラと喋る様子が、どうしたって三國家での風太郎と重なるじゃないですか。ああ、親子だなと風太郎だって思ったに違いないです。なんて自らの鏡(><)

茜が文字通り”金に見える”様子が衝撃でしたけど、父の目には今や風太郎も金に見えて居るんでしょうね。

そうそう定食屋のバカ息子も松ケンでしたよ!
だったら事前に、「松山ケンイチ七変化!!」と誇大広告をババーンと打つ手があったじゃないですか?
スーツに作業着にグラサンに革ジャンにパン1に。
もちろん前宣伝で見ちゃってると衝撃も減るし、喋ってナンボな松ケン劇場という気もしますが……さっき「クロサギ」のwowow放映見てたから(^^;;;)

結局本当にどうやって田中圭を殺したのかとか、親父だって掘り返して引きずったら穴の回りに痕跡残しまくりだろう!とか、そんなことはどうでもいいらしくドンドン話が進みます。結婚だって、妊娠もしてないのにそんなにすぐに挙式な方が世間体悪いでしょう、お金持ちが!(三國家なら週刊新潮の結婚ページに載れるんじゃないの??)

それにしても、三國家朝の団らんは気持ち悪かったです。
同居さえしてればオッケーらしいパパさん、同じ屋根の下で可愛い娘があんなことそんなことされちゃっていいの??ほんとにいいの???正気の父親とは思えない……。

来週はそのパパさんに早速、魔の手が!?
匿名通報した家政婦も危険!! うう、ワクワク(通報したのは風太郎父?)

3話 2話 1話

「銭ゲバ」3☆☆☆☆

大袋を引きずって庭を横断し埋める風太郎。
芝生に痕が残るし、悪い足に無茶だし、その前にどれだけ広いの三國邸の庭は!とツッコミどころかと思いきや、予告からするとダミーな様ですね??
見られてもいいものを怪しく埋めておいて、また
「疑われても仕方がないですね…」
と金持ちの罪悪感にとどめをさすのか風太郎??

「あえて言うんだよ」
幼馴染みくん(田中圭)のこの台詞が耳につきました。

持たざる者ほど心がきれい、
障害を越えて妹を愛する人がいる、
そんな緑の考え方は美しいけれども甘い、そうズバッと斬る幼馴染みくん。
ほほう、正解!
500万円のしかも一期一会のアンティークを捨てられても怒れないほど三國姉妹と親しいお坊ちゃん。見かけによらず世慣れてました。しかも、暴漢の登場に怯えはしたもののちゃんと追いかけて、コインロッカーの金を出す様子から風太郎の依頼と当たりをつける。
これも正解!
しかしその後、面と向かって2人きりで話をしてしまうところは君も結局甘かったのよ……。

今日も楽しい定食屋で、
「人殺しだけは駄目だ」
と聞いてより絶望を深めたのでしょうか。
「もう2人殺してるんです」
と言いながら、坊ちゃんを殺した(だよね?)風太郎。(あんな人前で?白昼?その後どうしたの?等々謎は残ります)

今までの機を逃さない受け身な選択と違って、能動的に勝負に出ましたね!
三國家には入ったものの、結局食事は別。貧乏人でヨソ者なのを毎日思い知らされるだけだし、アカネが望むように一生一緒になんていられないし、いたくない……といった状況を打破、でしょうか。
”貧乏人”を雇って緑を襲わせ、自分が助けて信用を得る。
甘い”金持ち”緑はまんまと風太郎を信用し、朝食も同じテーブルでとるようになる……。

徹頭徹尾、自分からは低姿勢で、
”疑われて当然”
”すぐにも家を出ます”
と、心とは裏腹なことを言い続ける風太郎(ってことは、”派遣の仕事が好き”も嘘なんだな ^^;;;; あんな怪我した日ぐらい休めばいいのに)
アカネが望んだ誕生日祝い、結婚(笑)にも
”それは無理だよ”
と即答ですが。さてどちらに転ぶのか……。

今週もハラハラと前のめりで視聴です。
風太郎の親父の最低さには、言葉もない(><)奥さんが死んだのも知らなかったなんてー!
ポタポタと落ちる風太郎の涙が美しくて悶絶でした。
(刑事も、いっそ父親の首締めているところで捕まえてくれていれば、その後の殺人はなかったのにー)

「銭ゲバ」2☆☆☆☆☆

うわ。
キラッキラの笑顔で、愛ならぬ侮蔑の言葉をささやく風太郎。怖すぎる……!!

ヨットで金持ち妹と語らう時も、言動は邪悪なのにまあ目がきらきらして楽しそうなこと。かと思うと、
「僕、貧乏ですから」
な正直者トークを繰り広げている間の弱々しいほほえみorz
再会してしまった父を見る、蔑みに歪んだ顔。
部屋で1人で流す涙。

もう松ケン@風太郎のオンステージ!
前回の無口から一転、けっこう喋るのですがそれがまた警察にみどりにあかねに、心にもないことをしゃあしゃあとぬかしますから!
めまぐるしく表情を変える風太郎をハラハラと見守る濃いい1時間でした。疲れたわ。

当たり屋をきっかけに取り入る方法が
「友達にして下さい」
と唐突ですが、”変ですね””無理ですよね”と卑下し続けられると、加害者みどりお嬢様は断れない。もの凄いところを突いてきましたよ。
で、呼ばれた場違いの船上パーティーでは貧乏トーク、お嬢様がリアクションに困る話ばかり。そこに
「貧乏でも正直に生きたら、いつか幸せになれる」
なんて美しい言葉の感想をふられたら、そりゃあ答えるでしょう。そうね、きっとなれるわねって。
……その瞬間、空気が凍ります!!

てっきり、偽善者みどりを決定的に嫌った瞬間かと思いきや。
「俺は自分が醜いから、美しいものが好きなんだ」
という捻れた想いで、高嶺の花として焦がれてはいるわけだ。美しく、自分と相容れないからこそ好き。
一方の妹あかね(木南晴夏)の、アザがあって足が悪くて……という外見以上に、自分を卑下して未来を悲観して、他人の幸せに苛つく内面こそが、醜くて理解できるから大嫌い。でも利用したい。
怖い、怖いよー(><)

思えば、風太郎を目の当たりにして凍りついた社長はさすが上に立つ人間。
こいつは危ないと瞬時に見抜いたんでしょうねえ。
察して席を外す風太郎。
きちんと断って立ち、部屋を出る際に一礼。作法もしっかりしているのに非道い言われようでした。
顔を見て態度を変えた父を非難するみどりですが、そもそも本当に風太郎を蔑んでいないなら、傷や風体は特徴として告げておくべきことだったのでは。ああとことん偽善者(癒し系ミムラの笑顔に腹が立つ日が来ようとはー!)

そもそもアカネの「お願い」って、また会いたいだの彼を正社員にだのならともかく、同居って普通にあり得ないでしょー!!
それでも結局、家に迎え入れられた模様ですが(工場勤務は辞めるの?)とんだ毒蛇なのよー。妹と抱き合ってるのを微笑ましく見守ってる場合じゃないよ姉!!

金の匂いにうろつくお父さん(椎名桔平)殺されそうです。
お手伝いさんも危険。
食堂で間違われたのは、行方不明の不良の兄貴だそうでした。写真みたかったよ!!これはどんな伏線になるんでしょう。
うう、楽しみすぎる(><)

<追記>
この「銭ゲバ」直後に「神の雫」の宣伝を流すのは、ダメなのでは。
20億円の遺産を争って、高価なワインで対決する小ぎれいなな男達。500万円の時計してそう、そして置き忘れそう(><)
風太郎目線で ケーッ と思ってしまいます(^^;;)

「銭ゲバ」1 ☆☆☆☆

貧乏が憎い。いや本当に。
このところとんとコメディの添え物だった貧乏が、徹底して不幸に描かれていてどんどんへこみます。

派遣で暮らす主人公:風太郎(松山ケンイチ) 現在の彼の底辺生活と、幼少期の思い出が交互に描かれて辛くて仕方がありません。
だって、幼少時の主人公がひねた子供ならまだしも、笑顔が可愛いまっすぐな子じゃないですか。おかあさんも立派で、顔を上げて生きろと教え、肩を寄せ合って幸せに暮らしているじゃないですか。
なのに成長した暁には、こんなにねじ曲がって暗い目になって(><)

いきなり主人公が殺人。
「砂の器」的保身でも正当防衛でもなく、”金を守るため”ですよ!!
家宅侵入も先に暴力をふるったのも相手なんだから、警察に任せることだって出来たのに。笑ってキレ出す風太郎の病み具合はまともじゃありません。
これが初めてじゃない??
ならあの、いない方がマシだった父親を殺したの?と思いきやとんでもない。優しく遊んでくれた、盗難を咎めてくれた、「正しい大人」を、でしたよ!!
(ある意味、身近にいながら事態を放置し、自分だけ「正しい」場所にいたこと自体が非道くはあるけど)

社長令嬢との再会。
それだって、小学校時代に知り合って親切にお菓子もらって……と、美しい思い出だったのかと思ったらまたとんでもない。
蔑まれて別れ、貧乏な身が惨めで母に泣かれて。
恨んでますね??
「手に入れてやる」
と、巨大な工場を見上げてつぶやく風太郎(><)

そしてわざと車に轢かれ……(意識を取り戻す間に入る過去が”母の死、初めての殺人”で、それを夢に見ていたかの様に泣きながら目覚めるあたり、秀逸)……枕元で謝罪する令嬢(ミムラ)ににやりと笑う口元。
好意にとればほほえみ、悪意にとれば計画成功のほくそ笑み。

「もしかして、みどりさんですか?」
と、先制パンチな台詞で以下次週。さあこれって、昔お宅で菓子を盗んで追い出されましたと打ち明けるの??それとも、お父さんの会社で働いています、と??

顔に目立つ傷がありますから。知らんぷりもそう出来ないかも。
刑事(宮川大輔)も風太郎の名と傷をなにやら気にしていましたよ。

殺人現場はいつも雨。それは風太郎の涙を表してもいるでしょうが、鑑識作業を難しくするという強運も持ち合わせているのかも。
松山ケンイチ目当てにみたというのに、この主人公では応援していいのやら捕まった方がいいのやら。

どんよりとサスペンスが始まりそうな第1話でしたが、そういえば妙にコメディな食堂パートが5分ぐらい。
うっかり間違えるほど、風太郎に似ている人がいるらしいです。1人二役の伏線ですか?? 

映画「人のセックスを笑うな」☆☆☆

刺激的なタイトルにそぐわず、だらーっと脱力して口あけっぱみたいな不思議な映画でした。

20才も年上の人妻に翻弄される、19才の美大生みるめ(松山ケンイチ)くん。
…ってことで、脱がせたりぴちゃぴちゃとキスし続けたりとあからさまにセックスな場面もあるにはあるのですが肝心(?)の真っ最中はなし!!事後のイチャイチャが長かったりします。
更には、人妻と知って若者だけ傷ついたり悩んだりして会えずに苦しむすれ違いももっと長いです。
青春だねー。

原作では普通のオバサマだった美大講師ユリに、永遠の美少女@永作博美をキャスティングされている時点で、
『わ、私もこんな若い子とフフフ』
的妄想はさせてもらえないのですが(どこが温水さんと同期ダー!!あ、でもストッキングの上から靴下をはくババ臭さだけは親近感 笑)
みるめに片思いで報われぬエンちゃん(蒼井優)
そのエンちゃんを好きな男の子(忍成修吾)
と、巡る片思いの輪にまたまた、甘酸っぱい青春を満喫です。
「ハチクロ」といい、サークル片思いは青春の象徴ですかね。したことないんだよなあ片思い。残念なのかな。

それにしても早送りが出来ません。
だって、物語が会話で進まないから。

例えば誰かを待っている場面なら、「遅いなー待ったよ」じゃなくて、手持ちぶさたに待っている5分をじーっと見させられてこっちも登場人物と一緒にイライラ待たされる感じ。
不思議。でもきらいじゃないなあ。
(磯貝みるめ君が松ケンじゃなかったら。苦痛なのかも。というかそもそも、読んでないし観てないでしょう。)

映画「椿三十郎」☆☆

何十人無駄に死んだんだろう。金魚のフン共が莫迦なせいだぞー!!

近所の2本立て映画館でリバイバルされていたので見てきました。(旧作未見)
空調やオヤジさんのイビキがうるさくて居心地悪し。それでも、椿の花で合図といい、のんびり屋の母娘といい、最後の三十郎の不機嫌の苦さといい、話には引き込まれて最後まで飽きずに見られました。
勿論、松山ケンイチ目当てだったので、彼がずっと出ていただけで点が甘いです。……全然アップなくても。

ただねー。母娘のゆーっくりしたしゃべりが、わざとらしくてイライラ。(ユウコリンやDAIGO、大竹しのぶを思い出しても全音均等に引っ張ってるワケじゃないのに)
やっと登場した大目付さま藤田まことも、存在感はバッチリとはいえ別に馬面じゃなくてなんだかなー。

何しろ同じ脚本の「お手本」が存在するわけですから、ちょっと何か気になる度に、旧作はもっと面白いんじゃないか、こんなニセ椿使わないんじゃないか、馬面はどれだけ凄いんだろう?と、オリジナルへの期待ばかりがふくらむばかりでしたよ。
同脚本別監督といえば、三谷幸喜の「3番テーブルの客」。あんな風に、うわー全然違うよ!!と驚けるんでしょうか??
見なくちゃだわー、オリジナル。

織田くんは可もなく不可もなく。トヨエツは声がこういう役似合わない。

映画「デトロイト・メタル・シティ」☆☆☆☆

松ケン、俊足!
クラウザーさん姿のハイヒールで爆走だけじゃなく、根岸姿の内股チョコチョコも速い(笑)

というわけで、お下品ながら笑える原作漫画(長澤まさみお勧め)の映画化&松ケン主演!
絶対劇場で見る!……けど期待半分心配半分に、聖飢魔Ⅱ信者の友人と連れだって見てきました。笑った〜楽しかった〜。小型で持ちやすいパンフもお気に入り。

楽しさの8割はもうとにかくクネクネ根岸くんと白塗りクラウザーさまのギャップです。松ケンお見事!
何しろ根岸がウザイ(笑)
大分県から上京、部屋をオシャレに作って仲間と青い夢を語る根岸くん。4月に山口県から出てきた甥っ子と重なって、応援したい気持ちもあるのに……どうしてもウザイぞー(笑)
スリムな長い手足、カッコ良くモデルしてる中の人と何一つ部品は変わらない筈なのに、不思議な程ウザイ!!人間動き方って大事ナンデスネ……。

そのオシャレ(笑)な根岸くん、後輩の佐治くんみたいに甘々ポップスできゅるんきゅるんしていた筈が……何だってデスメタルで殺人鬼の魔王ってことになっちゃったのか??原作でも謎だった部分は映画でもすっ飛ばされたままでした。でも確かに、変に説明されるより各自で納得しておく方がいいのかも。
早変わり大混乱やヤマハ教室、トイレでセッション、「まるで農家の長男!!」に大爆笑してきました。

残り2割、脇役ながらここがダメならぶちこわしという部分を盛り上げてくれたのは、ファン役の大倉孝二と岡田義徳!DMC伝説のほとんどは彼らのムチャ解説で出来上がっていくンだし(笑)よくぞ引き受けて熱演してくれました。ありがとう。

しかしこの映画、時々字幕は必要ですよね。だって「ハギター」って耳にして「=歯ギター(歯でギター弾く技名)」って即、分かる??
カミュの脈絡ない「ブルマ」リスニングも無理無理!
その他、公然猥褻カットだの資本主義の豚だの、突然すぎる専門用語(笑)の数々。原作を知らない友人は勢いでスルーして楽しんでた様ですが、聴覚障害者向け上映や海外の映画祭など字幕付きでクッキリハッキリ分かった人の方が……楽しめたのかドン引きなのか、そこが問題(笑)

ドン引きといえば、社長&グリグラ(犬か!笑)による根岸くんの部屋リフォーム場面。
「コノ恨ミハラサデオクベキカ」につながると思えばそりゃ、あのぐらいしなくちゃでしょうが……過程が長いのと、ネギッチョの泣き声でもうドン引き。ていうか、レイプかと。
仕上げに可愛いあの子に目撃されちゃ、もう可哀想すぎて、場内ざわざわする程でしたよ(^^;;;)
なのに、「あれ大家さんで、家賃の取り立て!」という無茶な言い訳を「ア、ソウナンダ?」と軽く納得する相川さんに逆ドン引き(笑 ラストシーンといい、あの娘もKYだよねー)マイナス×マイナスで、結果オーライかな。

よーく考えると、素敵な松ケンを鑑賞出来る場面はほとんどないのですが(^^;;;)チャレンジャーな役者としてますます好きになりました!
コメディー好き、ダメ男好きとしても満足!メイキングがメチャ見たいです。
鏡に向かってさらさらと、額に「殺」って書いてましたよね。どんだけ練習したのかと。

映画「神童」☆☆☆

ザ・ベストオブ松山ケンイチ鑑賞映画フォーじゃすみん。
あんなに指が奇麗なのに、総合するとその辺にいそうな青年で可愛い〜。「ドルフィンブルー」に続いて、喧嘩の場面の彼が魅力的で嬉しくなります。大人しいだけじゃないところがまたいいのよね。ふふふ。

物語は、天才なのにピアノが嫌いな”うた”(成海璃子)と、技術はないのにピアノが大好きな”わお(松山ケンイチ)”の交歓。
もっとアマデウス的な展開もあるかと思っていたら、違いました。
”うた”は"わお"に「へたくそ」と言い放つし、”わお”も「うたはいいよなー」と言ってはばからない。そんな2人の関係には嫉妬や焦燥も、ついでにいうと中学生と音大生という年の差も感じられなくて、仲のいい兄妹のようでした。それでも同級生の恋人の前でも”うた”の事ばかり心配する様子は、真剣に三角関係かなっと。

そして不運にも難聴を発症する”うた”。
冬なのにこだまする蝉の声でその始まりが描かれるのですが……カナカナカナカナ(笑)
蝉は蝉でも、その音の選択は間違ってるらしいですよ。本当に突発性難聴から片方失聴している同居人が、もっとシャーシャーいう方の蝉の声なんだ、今もしてる(=本当にその音が映画で流れたら彼には聞こえない)と語りだし、しばらく難聴談義に。
この蝉=難聴っていう豆知識はそんなに一般的なものなんでしょうか?分かんなかった人もいるのかもね。

"うた"がどれだけ天才少女として世間に認知されていたのかは知りませんが、有名演奏家の代演まで勤めた挙げ句の失聴。
体育を休み手袋をして訓練の為に左手で食事までしてみる生活から、いきなりピアノが消えてしまう。日常への不安だけでなく、上手いと分かってた能力を(いくら嫌っていたとしても)無くすってどれだけか。
でもそこにはあまり尺が割かれず、わおに打ち明けるでもなく。
夢の世界に旅立って行く様な映画でしたけれども、なんかそこが逆に好きです。

えー、「ちりとてちん」にはまっているので、仏壇屋の菊江サン(わおの母役)や貫地谷しほり(声楽科の恋人役)の出演も嬉しかったのですが。歌う声のズレだけはありえない(><)

その他あちこちもったいないなーと思ったりもするのですが、息を詰めて全ての場面を見つめなくていい分、流しっぱなしで何度でも(いろんな表情のわおを)見たい映画かも。
もちろん、ヒロインの成海璃子ちゃんもハマってますよー。

うたの事故死した父親(やはりピアニスト)が西島さんで、映画ではわおに似て見えました。特に誰かがそう言う訳じゃないのですが、ピアノが嫌いだというくせに、ピアノがあるからとわおの部屋に入り浸るうたの描写には、父に似た青年を慕う気持ちが無意識にあるのかなーと思ったりもして。

作り込めていないぶん、妄想の余地があるのです。
例えばどこまでハッピーエンドなのか、も、それぞれに考えていいのかなって。
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